JP4255879B2 - ドア連結装置 - Google Patents

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本発明はドア連結装置に関し、特に車体の前後方向に連続した開口部を閉塞するフロントドアとリアドアとを連結するドア連結装置に関するものである。
車両の前後方向に連続して形成された開口部をフロントドアとリアドアとにより閉塞するいわゆるセンターピラーレス構造を有する車両が知られている。このセンターピラーレス構造を有する車両は、フロントドアとリアドアとを独立して開放可能とする一方、フロントドアとリアドアとが閉塞状態にあることを条件にフロントドアとリアドアとを互いに連結するドア連結装置によって車両の側面衝突に備えている。
ドア連結装置は、フロントドアとリアドアのいずれか一方に設けたストライカと、いずれか他方に設けたラッチ装置とにより、フロントドアとリアドアとを連結するものであり、ラッチ装置は、ストライカと噛合するラッチと、当該ラッチと噛合するラチェットとを有している。ラッチはクローズアクチュエータと連係し、フロントドアとリアドアの両方が閉塞状態にあることを条件にクローズアクチュエータがラッチを作用させてフロントドアとリアドアとを連結する。一方、ラチェットはリリースアクチュエータと連係し、フロントドアとリアドアのいずれか一方を開放操作した場合に、リリースアクチュエータがラチェットを作用させてラッチとストライカの噛合状態を解除してフロントドアとリアドアの連結状態を解除する(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−27557号公報
ところで、上述したドア連結装置は、クローズアクチュエータを作用させてフロントドアとリアドアとを連結する一方、リリースアクチュエータを作用させてフロントドアとリアドアとの連結状態を解除するため、クローズアクチュエータとリリースアクチュエータの二つのアクチュエータを必要とし、高価なドア連結装置となっていた。
本発明は、上記実情に鑑みて、安価なドア連結装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るドア連結装置は、車体の前後方向に連続して形成された開口部を閉塞する、前方ヒンジにより開口部前方に支承したフロントドアと前後方向にスライド可能に支承したリアドアのいずれか一方にストライカを備え、前記フロントドアと前記リアドアのいずれか他方にストライカが進入する進入溝を形成するとともに、進入溝を横切るようにラッチを移動可能に配設し、前記ストライカが前記進入溝に進入した場合に、前記進入溝前記ラッチが横切るとともに前記ストライカと前記ラッチとが噛合し、前記フロントドアと前記リアドアとを連結するドア連結装置において、車体の前後方向に回動可能であって、前記進入溝に対して出没可能なレバーを配設し、前記フロントドアと前記リアドアの少なくとも一方が開放状態にある場合には、前記レバーが前記進入溝に突出して前記ラッチを係止し、前記ラッチ前記進入溝を横切る事態を阻止する一方、前記フロントドアの閉塞後に前記リアドア閉塞状態に移行した場合、前記リアドアの閉塞後に前記フロントドアが閉塞した場合のいずれの場合にもストライカの進入にともなってストライカがレバーを押圧することにより、前記レバーが前記進入溝から没入し、前記ラッチ前記進入溝を横切る事態を許容することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るドア連結装置は、上記請求項1において、前記ストライカをリアドアに設ける一方、前記ラッチをフロントドアに設け、前記リアドア閉塞に続いて前記フロントドアを閉塞した場合ストライカが進入する進入方向に対して前記ラッチが迎え角を有することを特徴とする。
本発明に係るドア連結装置は、車体の前後方向に回動可能であって、進入溝に対して出没可能なレバーを配設し、フロントドアとリアドアの少なくとも一方が開放状態にある場合には、レバーが進入溝に突出してラッチを係止し、ラッチ進入溝を横切る事態を阻止する一方、フロントドアの閉塞後にリアドア閉塞状態に移行した場合、リアドアの閉塞後にフロントドアが閉塞した場合のいずれの場合にもストライカの進入にともなってストライカがレバーを押圧することにより、レバーが進入溝から没入し、ラッチ進入溝を横切る事態を許容するので、クローズアクチュエータを設けることなく、フロントドアとリアドアとを連結できる。したがって、安価なドア連結装置を提供できるという効果を奏する。
本発明に係るドア連結装置は、ラッチがストライカの進入方向に対して迎え角を有するので、悪戯等により、ラッチと進入溝とが交差していても、リアドアの閉塞に続いてフロントドアを閉塞する場合にはストライカやラッチを損傷することがないという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドア装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、実施例に係るドア連結装置の構成を説明する。なお、図1は本発明の実施例に係るドア装置を適用した車両の概要を示す側面図、図2は図1に示した車両のフロントドアとリアドアの継ぎ目を示す断面図、図3は図1に示したドア連結装置の後方外観図、図4は図1に示したドア連結装置の前方外観図、図5はカバープレートを取り外したドア連結装置の後方外観図、図6はバックプレートを取り外したドア連結装置の前方外観図、図7はドア連結装置の縦断側面図、図8はレバーを示した部分拡大図である。
実施例に係るドア装置は、前後方向に連続して形成された開口部を有する、いわゆる、センターピラーレスの車両1に適用するものであって、図1に示すように、フロントドア2は前方ヒンジにより開口部前方に支承し、リアドア3は車両1の前後方向にスライド可能に支承してある。このフロントドア2と、リアドア3とにより、車両の前後方向に連続して形成した開口部が閉塞可能となっている。
フロントドア2の後方部上方にはアッパーラッチ機構10が配設してあり、後方部下方にはロアラッチ機構11が配設してある。これらは公知のラッチ機構であって、車体本体に取り付けたストライカ(図示せず)と噛合してフロントドア2を閉塞するものである。
アッパーラッチ機構10とロアラッチ機構11とは、フロントドア2を閉ドア操作した場合に、フロントドア2の閉塞状態を維持する一方、当該フロントリモコン13の操作によりフロントドア2の閉塞状態を解除してフロントドア2を開放可能にするリリース機能を有している。
フロントドア2の室内側にはインサイドハンドル14が配設してあり、室外側にはアウターハンドル15が配設してある。インサイドハンドル14とアウターハンドル15はフロントリモコン13に接続してある。フロントリモコン13は、インサイドハンドル14またはアウターハンドル15の操作を条件に、アッパーラッチ機構10とロアラッチ機構11とを操作して、フロントドア2の閉塞状態を解除する。
また、フロントドア2の室内側には、フロントリモコン13と接続したロックアンロックノブ16が配設してある。ロックアンロックノブ16がロック状態にある場合には、フロントリモコン13がインサイドハンドル14およびアウターハンドル15からの操作を無効化し、インサイドハンドル14またはアウターハンドル15を操作してもアッパーラッチ機構10とロアラッチ機構11とはフロントドア2の閉塞状態を維持する。一方、ロックアンロックノブ16がアンロック状態にある場合には、インサイドハンドル14またはアウターハンドル15からの操作により、フロントリモコン13がアッパーラッチ機構10とロアラッチ機構11とを操作して、フロントドア2の閉塞状態を解除する。
リアドア3の前方上部と前方下部、および後方中央部にはリアドア3を支承するローラ(図示せず)が配設してある。ローラ(図示せず)は、車両本体に形成した開口部の上部と下部、および後方中央部に取り付けたレール部4を転動し、リアドア3は車両の前後方向に開閉可能となっている。
リアドア3の後方部略中央にはリアラッチ機構21が配設してある。リアラッチ機構21は、公知のラッチ機構であって、車両本体に取り付けたストライカ(図示せず)と噛合してリアドア3を閉塞するものである。
リアラッチ機構21はリアドア3を閉ドア操作した場合に、リアドア3の閉塞状態を維持する一方、当該リアリモコン22の操作によりリアドア3の閉塞状態を解除してリアドア3を開閉可能にするリリース機能を有している。
リアドア3の室内側にはインサイドハンドル23が配設してあり、室外側にはアウターハンドル24が配設してある。インサイドハンドル23とアウターハンドル24はリアリモコン22に接続してある。リアリモコン22はインサイドハンドル23またはアウターハンドル24の操作を条件に、リアラッチ機構21を操作してリアドア3の閉塞状態を解除する。
また、リアドア3の室内側には、リアリモコン22と接続したロックアンロックノブ25が配設してある。ロックアンロックノブ25がロック状態にある場合には、リアリモコン22がインサイドハンドル23およびアウターハンドル24からの操作を無効化し、インサイドハンドル23またはアウターハンドル24を操作してもリアラッチ機構21はリアドア3の閉塞状態を維持する。一方、ロックアンロックノブ25がアンロック状態にある場合には、インサイドハンドル23またはアウターハンドル24からの操作により、リアリモコン22がリアラッチ機構21を操作してリアドア3の閉塞状態を解除する。
図2に示すように、フロントドア2は、室外側から室内側に向けてやや車両前方に傾斜するように形成した後端面2aを有し、リアドア3はフロントドア2の後端面2aと略平行になるように室外側から室内側に形成した前端面3aを有している。そして、フロントドア2とリアドア3とを閉塞した場合に、リアドア3の前方とフロントドア2の後方とが重なるようになっている。
このように形成したフロントドア2の後端面にはラッチ装置40が配設してあり、リアドア3の前端面にはストライカ60が配設してある。これらラッチ装置40とストライカ60とがフロントドア2とリアドア3とを連結するドア連結装置を構成する。なお、ここで例示するドア連結装置は、四輪自動車の右側(運転席側)に配設されたフロントドア2とリアドア3とを連結するものであるが、左側(助手席側)に配設されたフロントドア2とリアドア3とに適用することも可能である。
図3〜図8に示すように、ラッチ装置40は、カバープレート41と、ハウジング42と、バックプレート43とを有している。図5に示すように、ハウジング42の車両後側となる面(カバープレート41で覆われる面)には、ラッチ機構収容部44が設けてある。ラッチ機構収容部44はその高さ方向のほぼ中央となる位置に、室内側から室外側に向けて略水平に延在する水平溝45を有している。水平溝45は、フロントドア2とリアドア3の両方を閉塞した場合に、ストライカ60が進入する進入溝であり、最初にフロントドア2を閉塞し、次にリアドア3を閉塞した場合には、ストライカ60が車両後方から車両前方に向けて水平溝45に進入する。また、最初にリアドア3を閉塞し、次にフロントドア2を閉塞した場合には、ストライカ60が室内側から室外側に向けて水平溝45に進入する。
また、ラッチ機構収容部44はその幅方向のほぼ中央となる位置に、上方から下方に向けて、水平溝45を横切る凹部46が形成してある。凹部46は略矩形を有し、凹部46の下端部には、ストッパゴム47が取り付けてある。また、凹部46の略中央部には、凹溝48が形成してあり、この凹溝48の略中央部には長孔49が形成してある。
凹部46には、ラッチ50が昇降可能に収容してある。ラッチ50は、矩形形状を有しており、その裏面にはラッチピン51が固着してある。ラッチピン51の外周面にはインサート成型により樹脂が被覆してある。このラッチピン51は長孔49に挿通し、ハウジング42を貫通している。また、凹溝48には、ラッチピン51を下方に付勢するように圧縮コイルバネ52が嵌挿してある。このため、ラッチ50は、水平溝45と交差する方向に付勢されている。
図6に示すように、ハウジング42の車両前側となる面(バックプレート43で覆われる面)には、レバー取付部53が凸設してある。レバー取付部53には、軸54によってレバー55が回動可能に取り付けてある。レバー55は、図8に示すように、扇形状を有しており、水平溝45に出没可能である。また、レバー55は捻りコイルバネ56によって、水平溝45に突出するように付勢してある。したがって、フロントドア2とリアドア3の少なくとも一方が開放状態にある場合には、レバー55が水平溝45から突出してラッチ50を係止する。したがって、図5−1に示すように、ラッチ50と水平溝45の交差を阻止する。
一方、フロントドア2とリアドア3の両方が閉塞状態に移行した場合に、ストライカ60の進入にともなってストライカ60とレバー55とが当接する。そして、捻りコイルバネ56の付勢力に抗してレバー55が水平溝45から没入し、ラッチ50と水平溝45の交差を許容する。そして、図5−2に示すように、ストライカ60のループ内にラッチ50が進入してフロントドア2とリアドア3とを連結する。
ラッチ50を収納したラッチ機構収容部44は、図3に示すように、車両の室内側と室外側をともに車両前側に折り曲げたコの字状のカバープレート41により隠蔽してある。カバープレート41は、たとえば、金属により形成してあり、ラッチ機構収容部44に形成した水平溝45にストライカ60を進入可能とするために、水平溝45と略同一形状の切欠溝41aを形成してある。
また、ハウジング42の車両前側となる面には、バックプレート43が配設してある。バックプレート43は、カバープレート41と同様に、例えば金属により形成してあり、ラッチピン51がバックプレート43から突出可能とするために、長孔49と略同一形状の長孔43aが形成してある。
そして、バックプレート43とカバープレート41とは協働して、ハウジング42をサンドイッチ構造とした後、これらを貫通するピン57をカシメ、一体構造にしてある。なお、ピン57に換えて、バックプレート43とカバープレート41のいずれか一方に貫通孔を設け、いずれか他方にネジ孔を設けることにより、ネジを貫通孔側から挿入してネジ孔にねじ込むことにより、カバープレート41、ハウジング42、バックプレート43を一体構造にしても良い。
バックプレートには、リリースアクチュエータ(図示せず)が配設してある。リリースアクチュエータ(図示せず)は、ラッチピン51と連係し、フロントドア2とリアドア3とが連結状態にある場合、すなわち、ストライカ60のループ内にラッチ50が進入し、ストライカ60とラッチ50とが噛合している場合に、ラッチピン51を上動させてラッチ50を上方に引き込み動作させて、ストライカ60とラッチ50との噛合状態を解除するものである。
次に、本発明の実施例に係るドア連結装置の作用を説明する。ロックアンロックノブ16,25がアンロック状態にあるときに、いずれかのドア2,3のインサイドハンドル14,23またはアウターハンドル15,24を操作すると、まず、リリースアクチュエータ(図示せず)に電力が供給され、フロントドア2に配設したラッチ装置40のラッチ50を上方に引き込み動作する。この結果、ラッチ50はリアドア3に配設したストライカ60との噛合状態を解除して、フロントドア2とリアドア3との連結を解除する。つづいて、操作したドア2,3のリモコン13,22からアッパーラッチ機構10とロアラッチ機構11、またはリアラッチ機構21にドアの開放操作がなされ、アッパーラッチ機構10とロアラッチ機構11、またはリアラッチ機構21はドアの閉塞状態を解除して当該ドアは開放可能となる。そして、ドアを開放すると、水平溝45からストライカ60が抜去され、捻りコイルバネ56の付勢力によって、水平溝45にレバー55が突出する。リリースアクチュエータ(図示せず)への電力供給を遮断すると、図5−1に示すように、レバー55とラッチ50とが係止して、ラッチ50と水平溝45の交差は阻止される。
一方、フロントドア2とリアドア3の両方を閉塞すると、ストライカ60が水平溝45に進入する。このストライカ60の進入にともなってストライカ60とレバー55とが当接する。そして、捻りコイルバネ56の付勢力に抗して、レバー55が水平溝45から没入し、ラッチ50が移動可能となって、ラッチ50と水平溝45との交差を許容する。そして、図5−2に示すように、ストライカ60のループ内にラッチ50が進入してフロントドア2とリアドア3とを連結する。
また、フロントドア2とリアドア3の閉塞にともなって、アッパーラッチ機構10とロアラッチ機構11、リアラッチ機構21は、それぞれ車両に設けたストライカ(図示せず)と噛合し、フロントドア2とリアドア3の閉塞状態を維持する。
本発明の実施例に係るドア連結装置によれば、フロントドア2とリアドア3を独立して開閉操作でき、フロントドア2とリアドア3の両方を閉塞すると、リアドア3に配設したストライカ60にフロントドア2に配設したラッチ50を挿入し、フロントドア2とリアドア3とを強固に連結するので、車両が側面衝突した場合にも、フロントドア2とリアドア3の継ぎ目で大きくへこむことがない。このため、乗員の安全を確保できる。
また、水平溝45に対して出没可能なレバー55を配設し、フロントドア2とリアドア3の少なくとも一方が開放状態にある場合には、レバー55が水平溝45から突出してラッチ50を係止し、ラッチ50と水平溝45の交差を阻止する一方、フロントドア2とリアドア3の両方が閉塞状態に移行した場合に、ストライカ60の進入にともなってレバー55が水平溝45から没入し、ラッチ50と水平溝45の交差を許容するので、クローズアクチュエータを設けることなく、フロントドア2とリアドア3とを連結できる。したがって、安価なドア連結装置を提供できる。
また、上述した実施例に係るドア連結装置は、ラッチ50を矩形のものとしたが、図9に示すように、ストライカ60の進入方向に対して迎え角αを設けるようにしても良い。このように、迎え角αを設けた場合には、悪戯等によってレバー55を水平溝45に没入させて、ラッチ50が水平溝45に対して交差した状態となっていても、リアドア3の閉塞に続いてフロントドア3を閉塞する場合には、ストライカ60やラッチ50が損傷することがない。
以上のように、本発明に係るドア装置は、車体の前後方向に連続した開口部を閉塞するフロントドアとリアドアとを連結するドア連結装置に有用であり、特に、リアドアをスライドドアとするドア連結装置に適している。
本発明の実施例に係るドア連結装置を適用した車両の概要を示す側面図である。 図1に示した車両のフロントドアとリアドアの継ぎ目を示す断面図である。 図1に示したドア連結装置の後方外観図である。 図1に示したドア連結装置の前方外観図である。 カバープレートを取り外したドア連結装置の後方外観図であって、ドアの開放状態を示した図である。 カバープレートを取り外したドア連結装置の後方外観図であって、ドアの閉塞状態を示した図である。 バックプレートを取り外したドア連結装置の前方外観図である。 ドア連結装置の縦断側面図である。 レバーを示した部分拡大図である。 カバープレートを取り外した他の例に係るドア連結装置の後方外観図であって、ドアの開放状態を示した図である。 カバープレートを取り外した他の例に係るドア連結装置の後方外観図であって、ドアの閉塞状態を示した図である。
符号の説明
1 車両
2 フロントドア
2a 後端面
3 リアドア
3a 前端面
4 レール部
10 アッパーラッチ機構
11 ロアラッチ機構
13 フロントリモコン
14 インサイドハンドル
15 アウターハンドル
16 ロックアンロックノブ
21 リアラッチ機構
22 リアリモコン
23 インサイドハンドル
24 アウターハンドル
25 ロックアンロックノブ
40 ラッチ装置
41 カバープレート
41a 切欠溝
42 ハウジング
43 バックプレート
43a 長孔
44 ラッチ機構収容部
45 水平溝
46 凹部
47 ストッパゴム
48 凹溝
49 長孔
50 ラッチ
51 ラッチピン
52 圧縮コイルバネ
53 レバー取付部
54 軸
55 レバー
56 捻りコイルバネ
57 ピン
60 ストライカ

Claims (2)

  1. 車体の前後方向に連続して形成された開口部を閉塞する、前方ヒンジにより開口部前方に支承したフロントドアと前後方向にスライド可能に支承したリアドアのいずれか一方にストライカを備え、
    前記フロントドアと前記リアドアのいずれか他方にストライカが進入する進入溝を形成するとともに、進入溝を横切るようにラッチを移動可能に配設し、
    前記ストライカが前記進入溝に進入した場合に、前記進入溝前記ラッチが横切るとともに前記ストライカと前記ラッチとが噛合し、前記フロントドアと前記リアドアとを連結するドア連結装置において、
    車体の前後方向に回動可能であって、前記進入溝に対して出没可能なレバーを配設し、 前記フロントドアと前記リアドアの少なくとも一方が開放状態にある場合には、前記レバーが前記進入溝に突出して前記ラッチを係止し、前記ラッチ前記進入溝を横切る事態を阻止する一方、
    前記フロントドアの閉塞後に前記リアドア閉塞状態に移行した場合、前記リアドアの閉塞後に前記フロントドアが閉塞した場合のいずれの場合にもストライカの進入にともなってストライカがレバーを押圧することにより、前記レバーが前記進入溝から没入し、前記ラッチ前記進入溝を横切る事態を許容することを特徴とするドア連結装置。
  2. 前記ストライカをリアドアに設ける一方、前記ラッチをフロントドアに設け、
    前記リアドア閉塞に続いて前記フロントドアを閉塞した場合ストライカが進入する進入方向に対して前記ラッチが迎え角を有することを特徴とする請求項1に記載のドア連結装置。
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