JP3561445B2 - ドアロック構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫のドア等への使用が好適なドアロック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大型の冷蔵庫には、開閉操作用のハンドルを動かないようにロックすることによって閉止されたドアが開かないようにする施錠装置が設けられていることがある。特に業務用の大型の冷蔵庫においては、人が無断で庫内に入り込むと危険であるため、および庫内の冷蔵品の盗難を防止するため、施錠装置が付設されているのが一般的である。かかる施錠装置は、ドアが閉じられた状態でキーをキー孔に差し込み、キー操作を行うことでドアの開放がロックされる一方、キーを逆操作することによって上記ロックが解除されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような施錠装置は、ハンドルとは全く別の位置に設けられる施錠専用のものと、ハンドルと共用されるものとがある。施錠専用のものは、ドアーにハンドルとは別に設けられることから、スペース的に余裕があるため、施錠装置が構造的に特に問題となることはないが、ハンドルと共用された施錠装置にあっては、狭隘なハンドル装置の中でロック時にハンドルを施錠装置の所定の部材に干渉させるように構成しなければならず、その分構造的に複雑になるとともに、強度的に頑丈なものにし難く、従って、確実なロック状態を得ることが困難になり、強くハンドル操作を行うことによって施錠装置が破損し、ドアが開放されてしまうことがあるという問題点を有している。
【0004】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構造でありながら、確実なドアのロック状態を確保することができるドアロック構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のドアロック構造は、ドアに固定されるケーシングと、このケーシング内を前後動することによってその一端部からロック片を出没し得るように内装され、かつ、上記ロック片が上記ケーシングから突出した状態でドアがロックされるロックブロックと、上記ケーシングに設けられ、かつ、上記ロック片の出没操作を行うハンドルと、上記ロック片の外部への突出状態をドアの外側から施錠する施錠手段とが備えられ、上記ケーシング内には、上記ロック片が外部に突出するように上記ロックブロックを付勢する付勢手段と、所定の動作により上記付勢手段の付勢力に抗して上記ロック片がケーシング内に没入するように上記ロックブロックを引き入れる操作片とが設けられ、この操作片は、上記ハンドルの操作でロックブロックが引き入れられるようにハンドルと連携されてなるドアロック構造において、上記ロックブロックを突出させる位置に位置設定されたハンドルのロックブロック側の端縁に対し干渉してハンドルの回動操作を阻止する干渉位置と、上記干渉が解除されることによりハンドルの回動操作を可能にする解除位置との間で位置変更可能にケーシングに内装された干渉部材が備えられ、この干渉部材は、干渉位置に位置設定された状態で、ハンドルのロックブロック側の端縁が当接する面と反対側の面が、ケーシングの対向壁面間に一体に架橋された隔壁に摺接状態で支持され、上記隔壁には、下縁部から上方に向かって切り込まれることによって形成した、ロックブロックを通すための切込み溝が設けられ、上記ロックブロックは、上記隔壁の後方で上記操作片に連結されていることを特徴とするものである。
【0006】
このドアロック構造によれば、施錠手段の施錠操作で干渉部材を干渉位置に位置設定することにより、干渉部材は、ハンドルのロックブロック側端縁に当接される面と反対側の面が、ケーシングの対向壁面一体に架橋された隔壁に支持されているため、施錠状態でハンドルを強く操作することによりその端縁が干渉部材に当接してそれを強く押圧しても、干渉部材は隔壁に支持されていることによってハンドル操作が確実に阻止され、これによって施錠状態でありながら強いハンドル操作で施錠機構が破壊されてドアーが開いてしまったり、その後施錠手段が使用不能になるような従来の不都合が確実に回避される。
【0007】
本発明の請求項2記載のドアロック構造は、請求項1記載のドアロック構造において、上記操作片は、上記ハンドルが上記施錠手段によって施錠された状態で上記ロックブロックを引き戻し得るように構成され、上記ケーシングの裏面側には上記操作片の操作をドアの内側から行うための操作孔が穿設されていることを特徴とするものである。
【0008】
このドアロック構造によれば、ハンドル操作でロックブロックのロック片をハウジング内に没入させた状態でドアを閉止することにより、ロックブロックは付勢手段の付勢力によってロック片を突出させる方向に移動し、これによってロック片がドア外部のフック部材に係止され、ドアがロックされた状態になる。また、ドアがロックされた状態でハンドルを所定の方向に操作することにより操作片の働きでロックブロックが引き戻されてロック片がケーシング内に没入するため、ドアのロック状態が解除され、ドアは開放し得るようになる。
【0009】
従って、ロック片がケーシングから外部に突出した状態でハンドルが施錠されてハンドル操作を行い得ない場合でも、ケーシングの裏面側の操作孔からの操作によって外操作片を操作することにより、ハンドル操作と独立してロックブロックをケーシング内に引き入れることができるため、ドアがロックされて施錠されていても、ドアの内側からの操作片の操作でロック状態を解除することができる。このドアロック構造を、例えば冷蔵庫に適用することにより、従来頻発していた冷蔵庫内への閉じ込め事故を確実に防止することができる。
【0010】
本発明の請求項3記載のドアロック構造は、請求項2記載のドアロック構造において、上記操作片および上記ハンドルは、いずれもケーシング内に設けられた支持軸回りに回動自在に軸支され、上記ロックブロックは、ハンドル操作に連動した操作片の支持軸回りの所定方向への回動によってロック片がケーシング内に没入するように操作片に連結され、上記操作片は、ハンドル操作と独立して上記所定方向への支持軸回りの回動を行い得るようにハンドルに当接されていることを特徴とするものである。
【0011】
このドアロック構造によれば、通常は、ハンドルを所定の方向に操作することにより、ハンドルは支持軸回りに回動するとともに、操作片はハンドルに同心で同伴回動してロックブロックをケーシング内に引き入れるため、ロック片がケーシング内に没入してドアロックが解除される。
【0012】
また、操作片は、それを直接操作することによってハンドルとは独立した状態で支持軸回りに回動してロックブロックをケーシング内に引き入れるように動作するため、たとえハンドルが施錠されていても操作片の操作のみでドアロックを解除することができる。
【0013】
そして、ハンドルと操作片とはいずれも一つの支持軸回りに回動自在に軸支されているため、ドアのロック状態を解除する機構を簡単な構造にすることが可能であり、これによって故障が起こり難くなるとともに、ロック解除操作が単純になり、緊急時に確実、かつ、迅速にロック解除を行い得るようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るドアロック構造が適用されたロック装置の一実施形態を示す分解斜視図であり、図2は、図1のロック装置の組み立て斜視図である。また、図3は、図2のA−A線断面図である。なお、これらの図において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向、Z−Z方向を上下方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方、−Z方向を下方、+Z方向を上方という。
【0015】
これらの図に示すように、ロック装置1は、冷蔵庫のドアD(図2)に取り付けられる、底部が開口したケーシング2と、このケーシング2の底部の開口を閉止する底蓋3と、摺動可能状態で上記ケーシング2に内装されるロックブロック4と、外部からの操作で上記ロックブロック4を摺動させる操作片5と、上記ケーシング2に設けられ、かつ、上記操作片5を介して上記ロックブロック4を操作するハンドル6と、このハンドル6の操作をロックするロックロッド7と、ハンドル6の操作を施錠する施錠手段8とを備えた基本構成を有している。
【0016】
上記ケーシング2は、中央部が凹没した幅方向一対の側壁21と、一対の側壁21間の前方に設けられた前面壁22および前方上部に設けられた天井板23とを備えて形成されている。上記前面壁22にはロックブロック4の先端部を外部に突出させるための切欠き溝22aが設けられている。
【0017】
そして、上記一対の側壁21に挟持された空間には、前側寄りの部分で天井板23から下方に延びた幅方向一対の前方隔壁24が設けられているとともに、後側寄りの部分には同様の後方隔壁25が設けられており、上記前方隔壁24と前面壁22との間に上記ロックブロック4を装着する前室2aが形成されているとともに、前方隔壁24と後方隔壁25との間に上記操作片5を装着する中間室2bが形成されている。また、後方隔壁25より後方に上記ロックロッド7を装着する後室2cが形成されている。
【0018】
また、ケーシング2には、各側壁21の中央部が凹没されて形成した凹没部27が設けられている。なお、図1には右方側の凹没部27のみが示されている。この凹没部27は、合成樹脂製のカバー28を装着するためのものであり、その下端縁部と上縁部には、それぞれ前後方向一対の装着孔27aが穿設されている一方、カバー28の上記各装着孔27aに対応した部分には、それぞれ装着爪28aが突設され、これらの装着爪28aを対応した装着孔27aに嵌入することによって、図2に示すように、カバー28がケーシング2に装着された状態になるようにしている。
【0019】
また、図4は、図3のB−B線断面図であるが、中間室2bの前方隔壁24よりも若干後方にはケーシング2の対向側壁間に架橋された、図4に示すような中央隔壁(隔壁)26が設けられている。この中央隔壁26の上縁部には、後述する干渉板(干渉部材)81を嵌め込むための嵌挿凹溝26aが凹設されているとともに、幅方向の両側部に下縁部から上方に向かって切り込まれて形成した一対の切込み溝26bが凹設されている。そして、これら一対の切込み溝26b間に舌片26cが形成されている。切込み溝26bの溝深さ寸法は、ロックブロック4の上下寸法より若干長めに設定されている。
【0020】
上記各側壁21には、中間室2bの前後方向略中央部の上方に互いに対向して幅方向に貫通した部分に軸支孔21aが穿設されているとともに、後室2cの上方部分に互いに対向した一対の係止孔21bが穿設されている。
【0021】
上記底蓋3は、ケーシング2の底部開口に略対応した形状の板状体によって形成されている。この底蓋3には、前後方向に長い長孔31が穿設されている一方、上記前方隔壁24および後方隔壁25の下端面には上記各長孔31に対応したねじ孔24a(図3)が螺設され、底蓋3でケーシング2の底部開口を閉止した状態でねじを各長孔31を通して各ねじ孔24aに螺着締結することにより、底蓋3がケーシング2に固定されるようになっている。
【0022】
また、底蓋3の前後方向中央部の幅方向両側には、一対の装着用ねじ孔32が螺設されており、この装着用ねじ孔32に裏側からドアDを貫通したボルトを螺着して締結することにより、ロック装置1がドアDに固定されるようになっている。なお、ボルトは、凹没部27側から螺着するようにしてもよい。また、底蓋3の後方の幅方向中央部には操作孔33が穿設され、ロック装置1がロック状態であっても、この操作孔33からの後述する所定の操作でロック状態を解除し得るようになっている。
【0023】
上記ロックブロック4は、角柱状のブロック本体41と、このブロック本体41の前端部に前方に延びるように延設されたロック片42とからなっている。上記ロック片42は、その幅寸法がケーシング前面壁22の切欠き溝22aの幅寸法より若干小さめに寸法設定されているとともに、上記ブロック本体41は上記切欠き溝22aより太幅に設定されている。このようなロックブロック4は、ロック片42が切欠き溝22a嵌まり込むとともに、ブロック本体41がケーシング2の前方隔壁24間の隙間に嵌まり込むことにより、その後方が中間室2bに没入した状態でケーシング2の前室2aに装着されるようになっている。
【0024】
また、ロックブロック4は、その後端部に幅方向一対の後方に延びるブラケット43を有しているとともに、各ブラケット43には、上記操作片5と連結するための幅方向に貫通した上下方向に長い連結孔44が穿設されている。また、ブラケット43より前方側のブロック本体41には、上記舌片26cが遊嵌される上下方向に貫通した角孔45が設けられているとともに、この角孔45の前方には、底部が開口した前後方向に延びるばね装着室46が設けられている。
【0025】
そして、ロックブロック4がケーシング2内に装着された状態でこのばね装着室46内にコイルばね(付勢手段)47を圧縮状態で装着することにより、コイルばね47は、その付勢力によってばね装着室46内で上記舌片26cとばね装着室46の前面壁とを押圧した状態になり、これによってロック片42が切欠き溝22aから外部に突出するようになっている。
【0026】
上記ロック片42は、下方側に円弧形状に形成された誘い面42aを有しており、ドアDを閉じるに際し、この誘い面42aが冷蔵庫のフック部材F(図2)に当ってロックブロック4を後方に向かわせる力が生じ、これによってロックブロック4はコイルばね47の付勢力に抗してケーシング2内に没入するとともに、誘い面42aがフック部材Fを通過した後は、コイルばね47の付勢力でロック片42が切欠き溝22aから外部に突出し、これによるロック片42のフック部材Fへの係止でドアDの閉止状態が維持されるようになっている。
【0027】
上記操作片5は、異型の六角形状の板状体によって形成され、後方が尖った三角形状の操作片本体51と、この操作片本体51の上端部から前方に向かって突設された梃子片52と、操作片本体51の前方で下方に向かって突設された軸受片53とからなっている。このような操作片5の操作片本体51には、梃子片52より若干後方部分に幅方向に貫通した上部軸支孔51aが穿設されているとともに、軸受片53における軸支孔51aの直下の部分には下部軸支孔53aが穿設されている。
【0028】
そして、操作片5がケーシング2の中間室2bに装入された状態で上部かしめ軸(支持軸)54が一対の側壁21の軸支孔21aおよび操作片5の上部軸支孔51aに挿通されてかしめられることにより、操作片5が中間室2b内で上部かしめ軸54回りに回動自在に軸支されるとともに、下部かしめ軸55が一対のロックブロック4のブラケット43の連結孔44および操作片5の下部軸支孔53aに挿通されてかしめられることにより、操作片5の上部かしめ軸54回りの正逆回動でロックブロック4が前後動するようになっている。
【0029】
上記操作片本体51の上縁部には、後下がりに傾斜した傾斜面51bが形成されているとともに、同下縁部には、操作縁面51cが形成されている。そして、上記底蓋3の操作孔33は、この操作縁面51cに対向するように穿設位置が設定され、これによって操作孔33を通して鉛筆の他の棒状体をケーシング2内に差し込むことによって棒状体の先端が操作縁面51cに当接し、これによって操作片5を押圧操作し得るようになっている。
【0030】
上記ハンドル6は、弓なりに湾曲されて形成した把手61と、この把手61から前方に向かって延設された断面視でコ字形状のコ字部材62とを備えて形成されている。上記コ字部材62は、幅方向一対の側板63とこれら一対の側板63上端縁間に架橋された天板64とから構成され、一対の側板63と天板64とに囲繞された空間によって上記操作片本体51が嵌まり込む逃げ空間6aが形成されている。上記各側板63の中央部分より若干前方に寄った部分には、上記ケーシング2の軸支孔21aに対応した貫通孔63aがそれぞれ穿設されている。
また、この貫通孔63aの前方側の天板64によって上記操作片5の梃子片52に当接する当接部64a(図3)が形成されている。
【0031】
また、ハンドル6の前端部には、下方に向かって折り曲げられた状態の当接突片65が設けられている。この当接突片65は、施錠手段8による施錠状態で先端部が後述の干渉板81に当止するものであり、これによってハンドル6の後述する上部かしめ軸54回りの回動が阻止されるようにようになっている。
【0032】
そして、各側板63をケーシング2の側壁21間に嵌め込んだ状態で操作片5の梃子片52をハンドル6の逃げ空間6a内に嵌め込み、この状態でケーシング2の軸支孔21aおよびコ字部材62の貫通孔63aに上部かしめ軸54を差し込んでかしめ止めすることにより、ハンドル6がケーシング2に装着された状態になるようにしている。そして、このようなハンドル6は、上部かしめ軸54回りの正逆回動操作によって、把手61がドアDと平行な平行姿勢と、ドアDに対して傾斜した傾斜姿勢との間で姿勢変更可能になっている。
【0033】
また、上記コ字部材62の後端部には、側板63を幅方向に貫通したロック孔62aが穿設されている。各ロック孔62aは、上記係止孔21bに対応して同一径寸法に設定され、把手61が平行姿勢に設定された状態で係止孔21bと同心で対向するように穿設位置が設定されている。
【0034】
上記ロックロッド7は、棒体71と、この棒体71の頂部に形成された頭部72とからなっている。上記棒体71は、径寸法が係止孔21bの内径寸法より若干小さめに設定されているとともに、上記頭部72は、径寸法が係止孔21bの内径寸法よりも大きく設定され、これによって、把手61が平行姿勢に設定された状態で、ロックロッド7を上部から軸支孔21aに差し通すことにより、棒体71が係止孔21bおよびロック孔62aを貫通して先端が下部に抜け出るようになっている。
【0035】
図5は、施錠手段の分解斜視図である。また、図6および図7は、施錠手段8を説明するためのロック装置1の部分切り欠き斜視図であり、図6は、施錠手段8による施錠が解除された状態、図7は、施錠手段8により施錠された状態をそれぞれ示している。これらの図並びに先の図1および図4に示すように、施錠手段8は、上記中央隔壁26の嵌挿凹溝26aに嵌め込まれる干渉板81と、この干渉板81を天井板23に取り付ける取付けねじ82と、干渉板81を付勢するコイルばね83と、干渉板81をケーシング2の前室2a内で前後動させるシリンダ錠84とからなっている。
【0036】
上記干渉板81は、平面視で矩形状に形成され、ケーシング2の前室2a内で前後動し得るように寸法設定されている。かかる干渉板81には、ハンドル6側に幅方向に長尺の操作孔81aが穿設されているとともに、この操作孔81aの前方(図6の左方)位置に操作孔81aと直交する方向に長尺の案内孔81bが穿設されている。
【0037】
一方、ケーシング2の天井板23の下面には、案内孔81bに対応した位置に有底のばね装着孔23aが穿設されているとともに、同下面の操作孔81aに対応した位置にはシリンダ錠装着孔23bが貫通穿設されている。そして、コイルばね83をばね装着孔23aに嵌挿し、かつ、干渉板81をロックブロック4のブロック本体41上面の前室2a内に嵌め込んだ状態で、筒状のスペーサー82aに挿通された取付けねじ82を干渉板81の裏面側から案内孔81bおよびコイルばね83に差し通し、コイルばね83の先端をばね装着孔23aの天井面に螺設された雌ねじに螺着して締結することにより、干渉板81は、がたつきが抑えられた状態で案内孔81bの範囲内において前後動し得るようになっている。
【0038】
なお、上記スペーサー82aは、取付けねじ82を装着孔23aの天井部に螺着したとき、取付けねじ82の頭部で干渉板81が締め付けられるのを防止するものであり、このスペーサー82aの存在で干渉板81の円滑な前後動が確保される。なお、図3および図6〜図8においては、図示の都合上、スペーサー82aを省略して描いている。
【0039】
かかる干渉板81は、その後端部(図6および図7の右方)が中央隔壁26の嵌挿凹溝26aに摺接状態で嵌まり込むように幅寸法および長さ寸法が設定されている。従って、干渉板81は、常に中央隔壁26に支持された状態で前後動することになる。
【0040】
上記シリンダ錠84は、圧入状態でシリンダ錠装着孔23bに嵌入されるものであり、外筒85と、この外筒85に同心かつ摺接状態で嵌め込まれた内筒86とからなっている。内筒86は、外筒85に対して摺接しながら回転可能になっている。かかる内筒86の底部には、上記干渉板81の操作孔81aに摺接状態で嵌まり込む操作突起86aが突設されているとともに、上面には所定のキーを差し込むキー孔86bが設けられている。
【0041】
このキー孔86bにキーを差し込んで回動操作することによる操作突起86aの軸心回りの回動によって、干渉板81が操作孔81aを介して前後動し、図7に示すように、後端縁がハンドル6の当接突片65と干渉する干渉位置と、図6に示すように、この干渉が解除された解除位置との間で位置変更し得るようになっている。
【0042】
そして、干渉板81が、図6に示すように、解除位置に位置設定された状態では、干渉板81の後縁部がハンドル6の当接突片65に干渉していないため、ハンドル6を、実線で示す平行姿勢と、二点鎖線で示す傾斜姿勢との間で上部かしめ軸54回りに回動操作することが可能になり、これによってロックブロック4は、そのロック片42が前室2aから出没可能になる。
【0043】
これに対し干渉板81が干渉位置に位置設定された状態では、図7に示すように、干渉板81の後縁部がハンドル6の当接突片65に干渉し、これによってハンドル6は、上部かしめ軸54回りの回動が阻止された状態になっているため、平行姿勢に姿勢設定されたハンドル6を傾斜姿勢に姿勢変更することができなくなっており、たとえハンドル6を握って手前に引いてもドアDは開けることができない。
【0044】
そして、干渉板81が干渉位置に位置設定された状態では、干渉板81は、その後縁部が嵌挿凹溝26aに嵌まり込んだ状態でケーシング2と一体の中央隔壁26に支持されているため、平行姿勢に姿勢設定されているハンドル6を強く手前に引いても、干渉板81は、変形したりすることなく、その干渉位置が確実に維持される。
【0045】
図8は、本発明の作用を説明するための説明図であり、(イ)はロック装置1がロックされた状態、(ロ)はハンドル6を操作することなくロック装置1のロックが解除された状態をそれぞれ示している。
【0046】
まず、図8の(イ)に示す状態においては、ハンドル6がドアDに平行な平行姿勢に設定されているとともに、ロックブロック4がコイルばね47の付勢力によって前方に移動し、これによってロック片42がケーシング2の切欠き溝22aから前方に突出して冷蔵庫本体のフック部材Fに係止された状態になっている。この状態で把手61を、二点鎖線で示すように、上方に向けて操作すると、ハンドル6は上部かしめ軸54回りに反時計方向に回動し、これによってコ字部材62の当接部64aが操作片5の梃子片52を下方に向かって押圧するため、操作片5は上部かしめ軸54回りにハンドル6と共回りする。
【0047】
そして、操作片5がハンドル6と共回りすると、操作片5の軸受片53に設けられた下部かしめ軸55は上部かしめ軸54回りの反時計方向に周回し、この周回が連結孔44を介してロックブロック4に伝達され、これによってロックブロック4は、後方に移動してロック片42がケーシング2の前室2a内に没入するため、ロック装置1のロック状態が解除され、操作したハンドル6をそのまま引いてドアDを開けることができる。
【0048】
また、ロック装置1のロック状態でロックロッド7をケーシング2の係止孔21bおよびハンドル6のロック孔62aの双方に差し通すことにより、または、シリンダ錠84の操作で干渉板81を干渉位置に位置設定することにより、図8の(ロ)に示すように、ハンドル6は、その上部かしめ軸54回りの回動ができなくなる施錠状態に設定されるため、ハンドル操作を行ってドアDを開けることができない。
【0049】
このハンドル6の施錠状態において、図8の(ロ)に示すように、冷蔵庫の内側から鉛筆その他の棒状体Rを底蓋3の操作孔33を通してケーシング2の中間室2b内に差し入れると、棒状体Rの先端部は操作片本体51の操作縁面51cに当接する。この状態で棒状体Rを上方に向けて押圧することにより、操作片5は上部かしめ軸54回りに反時計方向に回動し、これによる下部かしめ軸55の上部かしめ軸54回りの反時計方向への周回にってロックブロック4はコイルばね47の付勢力に抗して後方に向けて移動し、ロック片42がケーシング2内に没入したロック解除状態になる。
【0050】
従って、たとえ作業者が冷蔵庫の中に閉じ込められても、ロックブロック4を操作することによりロック装置1のロック状態が解除されるため、冷蔵庫の内側からドアDを開けることができ、冷蔵庫内への閉じ込め事故を確実に防止することができる。
【0051】
そして、本発明においては、干渉板81がケーシング2と一体の中央隔壁26によって支持されているため、ロックロッド7採用によるロック状態とされておらず、シリンダ錠84の施錠操作でハンドル6が干渉板81のみによっ回動阻止された状態になっている場合であっても、ハンドル6の上部かしめ軸54回りの回動は、当接突片65が干渉板81を介して中央隔壁26に受けられることにより確実に阻止される。
【0052】
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0053】
(1)上記の実施形態においては、ロック装置1は冷蔵庫のドアに適用されているが、本発明は、ロック装置1が冷蔵庫に適用されることに限定されるものではなく、通常の建造物のドア等、冷蔵庫以外の開閉ドアに適用してもよい。
【0054】
(2)上記の実施形態において、付勢手段として用いられるロックブロック4付勢用のコイルばね47を、二重コイルばねにしてもよい。二重コイルばねは、外側コイルばねの中に同一長さ寸法の内側コイルばねを挿入しものであり、こうすることによってコイルばねの径寸法を大きくすることなくコイルばねの弾性係数を大きくすることができる。そして、外側コイルばねと内側コイルばねとの巻き方向を異ならせておくことにより、両コイルばねが相互に噛み合うという不都合を回避することができる。
【0055】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載のドアロック構造によれば、施錠手段の施錠操作で干渉部材を干渉位置に位置設定することにより、干渉部材は、ハンドルのロックブロック側端縁に当接される面と反対側の面が、ケーシングの対向壁面架橋された隔壁に支持されるため、施錠状態でハンドルを強く操作することによりその端縁が干渉部材に当接してそれを強く押圧しても、干渉部材は隔壁に支持されていることによってハンドル操作が確実に阻止され、これによって施錠状態でありながら強いハンドル操作で施錠機構が破壊されてドアーが開いてしまうとともに、その後施錠手段が使用不能になるような従来の不都合を確実に回避することができる。
【0056】
本発明の請求項2記載のドアロック構造によれば、操作片を、ハンドルが施錠手段によって施錠された状態でロックブロックを引き戻し得るように構成し、しかも、ケーシングの裏面側には操作片操作用の操作孔を穿設したため、ハンドル操作でロックブロックのロック片をハウジング内に没入させた状態でドアを閉止することにより、ロックブロックは付勢手段の付勢力によってロック片を突出させる方向に移動し、これによってロック片がドア外部のフック部材に係止され、ドアをロックされた状態にすることができる。また、ドアがロックされた状態でハンドルを所定の方向に操作することにより操作片の働きでロックブロックが引き戻されてロック片がケーシング内に没入するため、ドアのロック状態が解除され、これによってドアを開放し得る状態にすることができる。
【0057】
そして、ロック片がケーシングから外部に突出した状態でハンドルが施錠されてハンドル操作を行い得ない状態になっても、ケーシングの裏面側の操作孔からの操作によって操作片を操作することにより、ハンドル操作と独立してロックブロックをケーシング内に引き入れることができ、ドアがロックされた状態で施錠されても、ドアの内側からの操作片の操作でロック状態を容易に解除することができる。
【0058】
従って、このドアロック構造を、例えば冷蔵庫に適用することにより、従来頻発していた冷蔵庫内への閉じ込め事故を確実に防止することができる。
【0059】
本発明の請求項3記載のドアロック構造によれば、操作片およびハンドルを、いずれもケーシング内に設けられた支持軸回りに回動自在に軸支し、またロックブロックを、ハンドル操作に連動した操作片の支持軸回りの所定方向への回動によってロック片がケーシング内に没入するように操作片に連結し、さらに操作片を、ハンドル操作と独立して所定方向への支持軸回りの回動を行い得るようにハンドルに当接させるようにしたため、通常は、ハンドルを所定の方向に操作することにより、ハンドルは支持軸回りに回動するとともに、操作片はハンドルに同心で同伴回動してロックブロックをケーシング内に引き入れ、これによってロック片がケーシング内に没入してドアのロック状態を解除することができる。
【0060】
また、操作片は、それを直接操作することによってハンドルとは独立した状態で支持軸回りに回動してロックブロックをケーシング内に引き入れるように動作するため、たとえハンドルが施錠されていても操作片の操作のみでドアのロック状態を解除することができる。
【0061】
そして、ハンドルと操作片とはいずれも一つの支持軸回りに回動自在に軸支されているため、ドアのロック状態を解除する機構を簡単な構造にすることができ、これによって故障が起こり難くなるとともに、ロック解除操作が単純になり、緊急時に確実、かつ、迅速にロック解除操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアロック構造が適用されたロック装置の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1のロック装置の組み立て斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】施錠手段の分解斜視図である。
【図6】施錠手段を説明するためのロック装置の部分切り欠き斜視図であり、施錠手段による施錠が解除された状態を示している。
【図7】施錠手段を説明するためのロック装置の部分切り欠き斜視図であり、施錠手段により施錠された状態を示している。
【図8】本発明の作用を説明するための説明図であり、(イ)はロック装置がロックされた状態、(ロ)はハンドルを操作することなくロック装置のロックが解除された状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 ロック装置 2 ケーシング
2a 前室 2b 中間室
2c 後室 21 側壁
21a 軸支孔 21b 係止孔
22 前面壁 22a 切欠き溝
23 天井板 23a ばね装着孔
23b シリンダ錠装着孔
24 前方隔壁 25 後方隔壁
26 中央隔壁(隔壁
26a 嵌挿凹溝
26b 切込み溝 26c 舌片
27 凹没部 27a 装着孔
28 カバー 28a 装着爪
3 底蓋 31 長孔
32 装着用ねじ孔 33 操作孔
4 ロックブロック 41 ブロック本体
42 ロック片 43 ブラケット
44 連結孔 45 角孔
46 ばね装着室 47 コイルばね
5 操作片 51 操作片本体
51a 軸支孔 51b 傾斜面
51c 操作縁面 52 梃子片
53 軸受片 53a 下部軸支孔
54 上部かしめ軸(支持軸)
55 下部かしめ軸 6 ハンドル
61 把手 62 コ字部材
62a ロック孔 63 側板
63a 貫通孔 64 天板
64a 当接部 7 ロックロッド
71 棒体 72 頭部
8 施錠手段 81 干渉板(干渉部材)
81a 操作孔 81b案内孔
82 取付けねじ 82a スペーサー
83 コイルばね 84 シリンダ錠
85 外筒 86 内筒86
86a 操作突起 86b キー孔
D ドア R 棒状体

Claims (3)

  1. ドアに固定されるケーシングと、このケーシング内を前後動することによってその一端部からロック片を出没し得るように内装され、かつ、上記ロック片が上記ケーシングから突出した状態でドアがロックされるロックブロックと、上記ケーシングに設けられ、かつ、上記ロック片の出没操作を行うハンドルと、上記ロック片の外部への突出状態をドアの外側から施錠する施錠手段とが備えられ、上記ケーシング内には、上記ロック片が外部に突出するように上記ロックブロックを付勢する付勢手段と、所定の動作により上記付勢手段の付勢力に抗して上記ロック片がケーシング内に没入するように上記ロックブロックを引き入れる操作片とが設けられ、この操作片は、上記ハンドルの操作でロックブロックが引き入れられるようにハンドルと連携されてなるドアロック構造において、
    記ロックブロックを突出させる位置に位置設定されたハンドルのロックブロック側の端縁に対し干渉してハンドルの回動操作を阻止する干渉位置と、上記干渉が解除されることによりハンドルの回動操作を可能にする解除位置との間で位置変更可能にケーシングに内装された干渉部材が備えられ、この干渉部材は、干渉位置に位置設定された状態で、ハンドルのロックブロック側の端縁が当接する面と反対側の面が、ケーシングの対向壁面間に一体に架橋された隔壁に摺接状態で支持され、上記隔壁には、下縁部から上方に向かって切り込まれることによって形成した、ロックブロックを通すための切込み溝が設けられ、上記ロックブロックは、上記隔壁の後方で上記操作片に連結されていることを特徴とするドアロック構造。
  2. 記操作片は、上記ハンドルが上記施錠手段によって施錠された状態で上記ロックブロックを引き戻し得るように構成され、上記ケーシングの裏面側には上記操作片の操作をドアの内側から行うための操作孔が穿設されていることを特徴とする請求項1記載のドアロック構造。
  3. 上記操作片および上記ハンドルは、いずれもケーシング内に設けられた支持軸回りに回動自在に軸支され、上記ロックブロックは、ハンドル操作に連動した操作片の支持軸回りの所定方向への回動によってロック片がケーシング内に没入するように操作片に連結され、上記操作片は、ハンドル操作と独立して上記所定方向への支持軸回りの回動を行い得るようにハンドルに当接されていることを特徴とする請求項2記載のドアロック構造。
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