JP3435480B2 - 冷蔵庫等における扉のストッパ装置 - Google Patents

冷蔵庫等における扉のストッパ装置

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JP3435480B2
JP3435480B2 JP09843794A JP9843794A JP3435480B2 JP 3435480 B2 JP3435480 B2 JP 3435480B2 JP 09843794 A JP09843794 A JP 09843794A JP 9843794 A JP9843794 A JP 9843794A JP 3435480 B2 JP3435480 B2 JP 3435480B2
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正 菅沼
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三洋昭和パネルシステム株式会社
佐伯金属株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば業務用の大型
冷凍・冷蔵庫、あるいはクリーンルーム等における扉の
ストッパ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば大型冷凍・冷蔵庫等におい
ては、品物の出し入れのために人が庫内に入って作業す
ることが多いが、そのさい、冷蔵庫内への人の閉込め事
故を防ぐために、庫外側より施錠しても、庫内からロッ
ク解除用押棒を押せば扉が開く安全機構を具備すること
が要求され、この点について従来から種々の工夫がなさ
れていた。例えば従来の扉のストッパ装置は、平面より
みて略コ形の把手の内側にレバーが備えられ、このレバ
ーを握って手前に引くことにより、扉が開けられるよう
になされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
扉のストッパ装置では、例えば両手に荷物を持っている
ような場合は、レバーを握って手前に引くことができな
いので、扉を開けるのが困難であった。また庫内から扉
を開ける場合は、通常、ロック解除用押棒を押して扉を
開けているが、このような押棒は意匠性に乏しく、とく
に扉を庫外と庫内を反対にして使用するような場合に
は、押棒が存在する側の扉面は見栄えが悪いという問題
があった。
【0004】また従来、例えば庫内側から扉を閉めると
き、ロック解除用押棒を引っ張ると壊れやすいので、こ
れとは別部材よりなる内側引き手を取り付けていた。と
いうのは、押棒はロック解除のために押すさいの強度し
か考慮されていないためであった。しかしこれでは、内
側引き手部材の取付けが面倒であるとともに、押棒と内
側引き手の2つが存在するため、扉面の見栄えが悪くな
り、意匠性がさらに劣るという問題があった。
【0005】なお、一般に建築で用いられるレバーハン
ドルは、右開き用と左開き用とがあるが、左右兼用はで
きないという不便があった。
【0006】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、冷蔵庫等の内外からレバーハンドルを揺動さ
せて扉を開けることができ、例えば荷物を持って両手が
塞がっているような場合でも、肘などでレバーハンドル
を揺動させて、扉を簡単に開けることができるため、非
常に便利であり、また庫内からのロック解除に従来の押
棒を用いることなく、庫外の場合と同様のレバーハンド
ルを用いるため、意匠性にすぐれており、例えば扉を庫
外と庫内を反対にして使用する場合にもデザイン面での
問題がなく、さらに庫内側のレバーハンドルは、従来の
押棒の場合とは異なり、扉を閉めるさい引っ張っても壊
れるといった心配がなく、さらに1つのストッパ装置で
右開き用と左開き用とを兼用することができるため、施
工性にもすぐれている冷蔵庫等における扉のストッパ装
置を提供しようとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、扉の一側縁部の庫外側表面に取り付
けられかつ内部にストッパ付き摺動体が収められた外部
レバーハンドル取付部材と、これに上下揺動自在に取り
付けられた外部レバーハンドルと、冷蔵庫等の庫壁の庫
口においてストッパに対応するように取り付けられたス
トッパ受け金具と、扉の同側縁部の庫内側表面に取り付
けられた内部レバーハンドルとを備え、ストッパ付き摺
動体がばね力によって常に扉の一側方に押し出されてス
トッパ受け金具に係り合うように付勢されている冷蔵庫
等における扉のストッパ装置において、外部レバーハン
ドル取付部材は庫内側に向かって開口した平たい箱形を
有しかつ取付基板を介して扉に取り付けられ、ハンドル
取付部材の頂壁の左側部に前方に突出した膨出部が設け
られ、膨出部の右側縁部に正面よりみて円弧状の案内部
が形成せられ、外部レバーハンドルの先端部に、この案
内部に嵌まり合う正面よりみて略円形の張出壁部が設け
られ、ハンドル取付部材の頂壁の中央部に貫通孔を有す
る円筒部が設けられ、板状外部揺動片の右側部前面に上
記貫通孔に嵌まり合う円形前方凸部が設けられ、この前
方凸部には係合孔が設けられ、これに対し、外部レバー
ハンドルの扉側先端部に、ハンドル取付部材頂壁の円筒
部の貫通孔に嵌まり合う円形後方凸部が設けられるとと
もに、この後方凸部の先端に係合凸部が設けられ、ハン
ドル取付部材頂壁の円筒部の貫通孔に、外部レバーハン
ドル側の円形後方凸部と板状外部揺動片側の円形前方凸
部とが嵌め合わせられて、円筒部内で互いに突き合わせ
られるとともに、レバーハンドル側の係合凸部が外部揺
動片側の係合孔に嵌め合わせられて、外部レバーハンド
ルの扉側先端部に 板状外部揺動片が固定され、外部揺動
片の先端部には、ストッパ付き摺動体を左右に摺動させ
るためのピンが設けられ、ストッパ付き摺動体の前後両
面には、正面よりみて略V形の上下カム面を有する略三
角形状の凹陥部がそれぞれ設けられていて、外部揺動片
の先端部のピンは、ストッパ付き摺動体の前面に設けら
れた略三角形状の凹陥部に嵌め入れられていて、摺動体
先端のストッパが庫壁側のストッパ受け金具に係り合っ
ている状態では、外部揺動片の先端部のピンは摺動体前
面の凹陥部の略V形の上下カム面の中央部に位置せしめ
られており、外部レバーハンドルが円形後方凸部の中心
点を中心として上下に揺動せしめられると、板状外部揺
動片も一緒に揺動し、これによって先端部のピンが凹陥
部の上側カム面または下側カム面に沿ってかつ摺動体を
ばね力に抗して後退させるように移動し、ストッパがス
トッパ受け金具から外れるようになされ、扉の左側縁部
の庫外側表面に取り付けられた取付基板の略中央部に
は、円形孔を有しかつ前方に膨らんだ膨出部が設けら
れ、庫内側の内部レバーハンドルは、扉の左側縁部の庫
内側表面に内部レバーハンドル取付部材固定され、該ハ
ンドル取付部材はその中央部に円形の貫通孔を有してお
り、内部レバーハンドルの先端部に正面よりみて略円形
の張出壁部が設けられているとともに、同先端部の前面
に係合凸部が設けられ、扉を構成する断熱パネルの貫通
孔に挿通された横断面略円形の連結部材の前端部は、上
記取付基板の膨出部の円形孔に嵌め入れられ、かつ同後
端部には係合孔が設けられていて、この係合孔に内部レ
バーハンドルの先端部の係合凸部が嵌め込まれて、内部
レバーハンドルと連結部材とが相互に結合され、連結部
材の前端部には係合孔が設けられていて、この係合孔
に、内部揺動片の後端寄り部分に設けられた係合凸部が
嵌め込まれて、連結部材を介して内部レバーハンドルと
板状内部揺動片とが相互に結合され、内部揺動片の先端
部には、ストッパ付き摺動体を左右に摺動させるための
ピンが設けられ、このピンは、ストッパ付き摺動体の後
面に設けられた略三角形状の凹陥部に嵌め入れられてい
て、摺動体先端のストッパが庫壁側のストッパ受け金具
に係り合っている状態では内部揺動片の先端部のピンは
摺動体後面の凹陥部の略V形の上下カム面の中央部に位
置しており、庫内側から内部レバーハンドルが連結部材
の円形後端部の中心点を中心として上下に揺動せしめら
れると、連結部材の他端部の板状内部揺動片も一緒に揺
動し、これ によって内部揺動片先端部のピンが凹陥部の
上側カム面または下側カム面に沿ってかつ摺動体をばね
力に抗して後退させるように移動し、ストッパがストッ
パ受け金具から外れるようになされて、外部レバーハン
ドルと内部レバーハンドルとが相互に独立して揺動する
ものとなされている、冷蔵庫等における扉のストッパ装
置を要旨としている。
【0008】上記冷蔵庫等における扉のストッパ装置に
おいて、外部レバーハンドル取付部材の右側壁の中央部
に先端に横断面略半円形の突起を対向状に有する上下一
対の左方突出壁部が設けられ、両突出壁部の中間に板ば
ね端部差込み用内部拡大凹溝が形成せられ、外部レバー
ハンドルおよび内部レバーハンドルと一緒に揺動する外
部揺動片および内部揺動片の右端部に内部拡大凹部がそ
れぞれ設けられ、これらの凹部にそれぞれ帯状の板ばね
の左端部が差し込まれて、外部揺動片および内部揺動片
の右端部に固定され、板ばねは、隔壁部の幅広の切欠き
をそれぞれ貫通して、それぞれの右端部がハンドル取付
部材右側壁の左方突出壁部同士の間の内部拡大凹溝に差
し込まれ、外部レバーハンドルが上下に揺動せしめられ
ると、外部揺動片は、これの右端部の板ばねのばね力に
抗して一緒に揺動するが、内部レバーハンドルと内部揺
動片は、板ばねのばね力によって揺動することなく、そ
のまま保持され、反対に、内部レバーハンドルが、上下
に揺動せしめられた場合は、内部揺動片は、これの右端
部の板ばねのばね力に抗して一緒に揺動するが、外部レ
バーハンドルと外部揺動片は、板ばねのばね力によって
揺動することなく、そのまま保持されるようになされ、
外部レバーハンドルと内部レバーハンドルのうち一方の
ハンドルが上下に揺動せしめられたさい、他方のハンド
ルは、板ばねもしくはの作用により揺動しないように、
両ハンドルが相互に独立して揺動するものとなされてい
る。 また、上記冷蔵庫等における扉のストッパ装置にお
いて、摺動体の略中央部の上下両側には段部がそれぞれ
設けられ、これらの段部にコイルばね取付バーがそれぞ
れ右方突出状に設けられ、ハンドル取付部材の上下壁の
右端寄り部分に内方凸部がそれぞれ設けられ、これらの
内方凸部に渡された隔壁板の左側面に、コイルばね取付
用突起がそれぞれ左方突出状に設けられていて、上下一
対のコイルば ねが、これらの取付バーと取付用突起とに
嵌め被せられて、摺動体の上下両段部と隔壁板の左側面
との間に介在されることにより、摺動体がばね力によっ
て常に扉の左側方に押し出されるように付勢され、摺動
体の右端部中央には、振止め棒が右方突出状に設けら
れ、これに対して隔壁板の対応箇所にガイド孔があけら
れていて、振止め棒が挿通されている。 さらに、上記冷
蔵庫等における扉のストッパ装置において、ハンドル取
付部材の頂壁の膨出部には、錠が貫通状に備えられ、こ
れの内端に結合片を介して係止ピンが取り付けられ、一
方、板状外部揺動片の先端部上側には、係止ピン嵌込み
用切欠き部が設けられており、錠の結合片が回動せしめ
られて、外部レバーハンドルが施錠(ロック)されるさ
い、結合片先端の係止ピンが揺動片の切欠き部に嵌まり
込むようになされ、かつ錠によって外部レバーハンドル
が庫外側より施錠(ロック)された状態であっても、庫
内側から内部レバーハンドルが揺動せしめられることに
より、ストッパが外れて、扉が開けられるようになされ
ている。
【0009】
【作用】上記冷蔵庫等における扉のストッパ装置によれ
ば、ストッパ付き摺動体の前後両面には、正面よりみて
略V形の上下カム面を有する略三角形状の凹陥部がそれ
ぞれ設けられていて、外部揺動片の先端部のピンは、ス
トッパ付き摺動体の前面に設けられた略三角形状の凹陥
部に嵌め入れられていて、摺動体先端のストッパが冷蔵
庫の庫壁側のストッパ受け金具に係り合っている状態で
は、外部揺動片の先端部のピンは摺動体前面の凹陥部の
略V形の上下カム面の中央部に位置せしめられており、
外部レバーハンドルが円形後方凸部の中心点を中心とし
て上下に揺動せしめられると、板状外部揺動片も一緒に
揺動し、これによって先端部のピンが凹陥部の上側カム
面または下側カム面に沿ってかつ摺動体をばね力に抗し
て後退させるように移動し、ストッパがストッパ受け金
具から外れるようになされ、内部揺動片の先端部には、
ストッパ付き摺動体を左右に摺動させるためのピンが設
けられ、このピンは、ストッパ付き摺動体の後面に設け
られた略三角形状の凹陥部に嵌め入れられていて、摺動
体先端のストッパが冷蔵庫の庫壁側のストッパ受け金具
に係り合っている状態では内部揺動片の先端部のピンは
摺動体後面の凹 陥部の略V形の上下カム面の中央部に位
置しており、冷蔵庫の内側から内部レバーハンドルが連
結部材の円形後端部の中心点を中心として上下に揺動せ
しめられると、連結部材の他端部の板状内部揺動片も一
緒に揺動し、これによって内部揺動片先端部のピンが凹
陥部の上側カム面または下側カム面に沿ってかつ摺動体
をばね力に抗して後退させるように移動し、ストッパが
ストッパ受け金具から外れるようになされて、外部レバ
ーハンドルと内部レバーハンドルとが相互に独立して揺
動するものとなされている。外部レバーハンドル取付部
材には、通常、錠が備えられていて、冷蔵庫等におい
て、品物の搬入および搬出以外のときは、盗難防止など
のため、錠により外部レバーハンドルがロックされてい
る。
【0010】しかしながら、このように外部レバーハン
ドルが庫外側より施錠(ロック)されたような状態であ
っても、庫内側から内部レバーハンドルを上下に揺動せ
しめると、板状内部揺動片が一緒に揺動して、その先端
部のピンが後側凹陥部の上側カム面または下側カム面に
沿って移動して、摺動体をコイルばねのばね力に抗して
後退せしめて、ストッパがストッパ受け金具から外れ、
扉を開けることができる。従って、例えば庫内に、誤っ
て人が閉じ込められたような場合であっても、内部レバ
ーハンドルを揺動させて、扉を開けることができるた
め、非常に安全性が高いものである。
【0011】なお、冷蔵庫等の内外から扉を開けるさい
には、レバーハンドルを上下に揺動させれば良いので、
例えば荷物を持って両手が塞がっているような場合で
も、肘などでレバーハンドルを上または下に揺動させ
て、扉を簡単に開けることができるため、非常に便利で
ある。
【0012】また庫内からのロック解除には、従来の押
棒を用いることなく、庫外の場合と同様のレバーハンド
ルを用いるため、例えば冷蔵庫の構造を知らないような
作業者でも、とまどいがなくレバーハンドルによる開閉
めができるため、非常に安心であり、また意匠性にもす
ぐれていて、例えば扉を庫外と庫内を反対にして使用す
る場合にもデザイン面での問題がない。
【0013】さらに庫内側のレバーハンドルは、従来の
押棒の場合とは異なり、扉を閉めるさい引っ張っても壊
れるといった心配がないし、さらに1つのストッパ装置
で右開き用と左開き用とを兼用することができるため、
施工性にもすぐれている。
【0014】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0015】この明細書において、前後、左右、および
上下は図1を基準とし、前とは図1の下側、後とは同上
側をいゝ、また左とは同図の左側、右とは同右側をい
ゝ、さらに上とは同図図面紙葉の表側、下とは同裏側を
いうものとする。
【0016】まず図5は、この発明のストッパ装置(4)
を取り付けた大型プレハブ冷凍・冷蔵庫(1) を示すもの
である。
【0017】同図において、冷蔵庫(1) の正面の庫壁
(2) に設けられた庫口(2a)に扉(3) が開閉自在に備えら
れ、扉(3) の左側縁部および庫壁(2) の対応部分とに、
この発明によるストッパ装置(4) が具備されている。
【0018】つぎに、図1〜図4において、この発明に
よるストッパ装置(4) は、扉(3) の左側縁部の庫外側表
面に取り付けられかつ内部にストッパ(7) 付き摺動体
(8) が収められた外部レバーハンドル取付部材(10)と、
これに上下揺動自在に取り付けられた外部レバーハンド
ル(5) と、冷蔵庫(1) の庫壁(2) の庫口(2a)においてス
トッパ(7) に対応するように取り付けられたストッパ受
け金具(9) と、扉(3) の同側縁部の庫内側表面に取り付
けられた内部レバーハンドル(6) とを備えている。
【0019】図1と図2に示すように、外部レバーハン
ドル取付部材(10)はアルミニウム鋳物製で、庫内側に向
かって開口した平たい箱形を有し、ステンレス鋼製の取
付基板(34)を介して扉(3) に取り付けられている。この
ハンドル取付部材(10)の頂壁(11)の左側部に前方に突出
した膨出部(14)が設けられ、膨出部(14)の右側縁部に正
面よりみて円弧状の案内部(15)が形成せられている。一
方、外部レバーハンドル(5) の先端部(5a)に、この案内
部(15)に嵌まり合う正面よりみて略円形の張出壁部(25)
が設けられている。
【0020】外部レバーハンドル(5) の先端部(5a)の扉
(3) 側に板状外部揺動片(44)が固定されている。すなわ
ち、ハンドル取付部材(10)の頂壁(11)の中央部に貫通孔
(16)を有する円筒部(17)が設けられ、板状外部揺動片(4
4)の右側部前面にこれの貫通孔(16)に嵌まり合う円形前
方凸部(48)が設けられ、この前方凸部(48)には正面より
みて四角形の係合孔(49)が設けられている。これに対
し、外部レバーハンドル(5) の先端部(5a)の扉(3) 側
に、ハンドル取付部材頂壁(11)の円筒部(17)の貫通孔(1
6)に嵌まり合う円形後方凸部(26)が設けられるととも
に、この後方凸部(26)の先端に正面よりみて四角形の係
合凸部(27)が設けられている。
【0021】そして、ハンドル取付部材頂壁(11)の円筒
部(17)の貫通孔(16)に、外部レバーハンドル(5) 側の円
形後方凸部(26)と板状外部揺動片(44)側の円形前方凸部
(48)とが嵌め合わせられて、円筒部(17)内で互いに突き
合わせられるとともに、レバーハンドル(5) 側の四角形
の係合凸部(27)が外部揺動片(44)側の同形の係合孔(49)
に嵌め合わせられ、外部揺動片(44)を貫通するねじ(60)
がレバーハンドル(5)側のねじ孔(28)にねじ込まれるこ
とにより、外部レバーハンドル(5) に板状外部揺動片(4
4)が固定されている。従って外部レバーハンドル(5) が
円形後方凸部(26)の中心点を中心として上下に揺動する
と、板状外部揺動片(44)も一緒に揺動する。
【0022】図1、図3と図4に示すように、外部揺動
片(44)の先端部には、ストッパ(7)付き摺動体(8) を左
右に摺動させるためのピン(45)が設けられている。
【0023】ここで、ストッパ(7) 付き摺動体(8) の前
後両面には、正面よりみて略V形の上下カム面(37)(38)
を有する略三角形状の凹陥部(35)(36)がそれぞれ設けら
れ、摺動体(8) がばね力によって常に扉(3) の左側方に
押し出されるように付勢されており、摺動体(8) 先端の
ストッパ(7) が冷蔵庫(1) の庫壁(2) 側のストッパ受け
金具(9) に係り合っている状態では、ピン(45)は略V形
の上下カム面(37)(38)の丁度中央部に位置している。
【0024】摺動体(8) の略中央部の上下両側には段部
(39)(39)がそれぞれ設けられ、これらの段部(39)(39)に
コイルばね取付バー(40)(40)がそれぞれ右方突出状に設
けられている。これに対し、ハンドル取付部材(10)の上
下壁(18)(18)の右端寄り部分に内方凸部(19)(19)がそれ
ぞれ設けられ、これらの内方凸部(19)(19)に渡された隔
壁板(21)の左側面に、コイルばね取付用突起(41)(41)が
それぞれ左方突出状に設けられていて、上下一対のコイ
ルばね(42)(42)が、これらの取付バー(40)(40)と取付用
突起(41)(41)とに嵌め被せられて、摺動体(8) の上下両
段部(39)(39)と隔壁板(21)の左側面との間に介在される
ことにより、摺動体(8) がばね力によって常に扉(3) の
左側方に押し出されるように付勢されている。
【0025】なお、この摺動体(8) 先端のストッパ(7)
は、ハンドル取付部材(10)の左壁(12)にあけられた開口
部(13)より出没自在となされており、摺動体(8) がばね
力によって扉(3) の左側方に押しされて、ストッパ(7)
が開口部(13)より突出したさい、その先端部がストッパ
受け金具(9) に係り合うようになされている。
【0026】また、摺動体(8) の右端部中央には、振止
め棒(43)が右方突出状に設けられ、これに対して隔壁板
(21)の対応箇所にガイド孔(22)があけられていて、振止
め棒(43)が挿通されている。
【0027】いま、外部レバーハンドル(5) が円形後方
凸部(26)の中心点を中心として上下に揺動せしめられる
と、板状外部揺動片(44)も一緒に揺動し、これによって
先端部のピン(45)が凹陥部(35)の上側カム面(37)または
下側カム面(38)に沿ってかつ摺動体(8) をコイルばね(4
2)(42)のばね力に抗して後退させるように移動し、スト
ッパ(7) がストッパ受け金具(9) から外れるようになさ
れている。
【0028】ところで、ハンドル取付部材(10)の頂壁(1
1)の膨出部(14)には、錠(51)が貫通状に備えられ、これ
の内端に結合片(52)を介して係止ピン(53)が取り付けら
れている。一方、板状外部揺動片(44)の先端部上側に
は、係止ピン嵌込み用切欠き部(50)が設けられており、
錠(51)の結合片(52)が回動せしめられて、外部レバーハ
ンドル(5) が施錠(ロック)されるさい、結合片(52)先
端の係止ピン(53)が揺動片(44)の切欠き部(50)に嵌まり
込む。
【0029】ハンドル取付部材(10)の取付基板(34)は扉
(3) の左側縁部の庫外側表面に図示しない止めねじによ
り取り付けられている。取付基板(34)の略中央部には、
円形孔(62)を有しかつ前方に膨らんだ膨出部(61)が設け
られ、また取付基板(34)の左右両端部には、上下一対ず
つの立上がり壁部(75)(76)が設けられ、これらの立上が
り壁部(75)(76)に設けられたねじ孔(77)(77)に、ハンド
ル取付部材(10)の前壁(12)を貫通したねじ(78)(78)がそ
れぞれねじ込まれて、ハンドル取付部材(10)と取付基板
(34)とが互いに結合せられている。
【0030】つぎに、図1に示すように、庫内側の内部
レバーハンドル(6) は、扉(3) の左側縁部の庫内側表面
に内部レバーハンドル取付部材(70)を介して取り付けら
れている。ここで、該ハンドル取付部材(70)はその中央
部に円形の貫通孔(71)を有しており、かつ同部材(70)の
鍔部(72)が所要数の止めねじ(73)によって扉(3) の庫内
側表面に固定されている。
【0031】内部レバーハンドル(6) は、外部レバーハ
ンドル(5) と略同形を有しているので、その先端部(6a)
に正面よりみて略円形の張出壁部(65)が設けられている
とともに、同先端部(6a)の前面に正面よりみて四角形の
係合凸部(66)が設けられている。
【0032】そして、この内部レバーハンドル(6) に、
扉(3) を構成する断熱パネルの貫通孔(69)に挿通された
横断面略円形の連結部材(63)を介して板状内部揺動片(5
4)が取り付けられている。すなわち、連結部材(63)の前
端部(63a) は、上記取付基板(34)の膨出部(61)の円形孔
(62)に嵌め入れられ、かつ同後端部(63b) には正面より
みて四角形の係合孔(64)が設けられていて、この係合孔
(64)に内部レバーハンドル(6) の先端部(6a)の四角形の
係合凸部(66)が嵌め込まれ、内部レバーハンドル(6) の
先端部(6a)の貫通孔(67)に挿通された長いねじ(74)の先
端部が連結部材(63)側の雌ねじ部(68)にねじ込まれるこ
とにより、内部レバーハンドル(6) と連結部材(63)とが
相互に結合されている。
【0033】また、連結部材(63)の前端部(63a) には、
正面よりみて四角形の係合孔(64)が同様に設けられてい
て、この係合孔(64)に、内部揺動片(54)の後端寄り部分
に設けられた正面よりみて四角形の係合凸部(58)が嵌め
込まれ、内部揺動片(54)とこれの係合凸部(58)とに共通
にあけられた貫通孔(59)に挿通されたねじ(60)が連結部
材(63)の前端部(63a) のねじ孔(68)にねじ込まれること
により、連結部材(63)を介して内部レバーハンドル(6)
と板状内部揺動片(54)とが相互に結合されている。従っ
て内部レバーハンドル(6) を連結部材(63)の円形後端部
(63b) の中心点を中心として上下に揺動すると、板状内
部揺動片(54)も一緒に揺動する。
【0034】図1と図4に示すように、内部揺動片(54)
の先端部には、ストッパ(7) 付き摺動体(8) を左右に摺
動させるためのピン(55)が設けられており、このピン(5
5)は、ストッパ(7) 付き摺動体(8) の後面に設けられた
略三角形状の凹陥部(36)に嵌め入れられていて、摺動体
(8) 先端のストッパ(7) が冷蔵庫(1) の庫壁(2) 側のス
トッパ受け金具(9) に係り合っている状態では、ピン(5
5)は略V形の上下カム面(37)(38)の丁度中央部に位置し
ている。
【0035】従って、例えば冷蔵庫(1) の内側から内部
レバーハンドル(6) を上下に揺動せしめると、上記外部
レバーハンドル(5) の場合と同様にストッパ(7) がスト
ッパ受け部材(9) より外れて、扉(3) を開けることがで
きる。
【0036】すなわち、冷蔵庫(1) の内側から内部レバ
ーハンドル(6) が連結部材(63)の円形後端部(63b) の中
心点を中心として上下に揺動せしめられると、連結部材
(63)の他端部(63a) の板状内部揺動片(54)も一緒に揺動
し、これによって内部揺動片(54)先端部のピン(55)が凹
陥部(36)の上側カム面(37)または下側カム面(38)に沿っ
てかつ摺動体(8) をコイルばね(42)(42)のばね力に抗し
て後退させるように移動し、ストッパ(7) がストッパ受
け金具(9) から外れるようになされている。
【0037】そしてこの場合、上記のようにして錠(51)
によって外部レバーハンドル(5) を庫外側より施錠(ロ
ック)した状態であっても、庫内側から内部レバーハン
ドル(6) を揺動せしめることにより、ストッパ(7) を外
すことができるものである。従って、例えば冷蔵庫(1)
内に、誤って人が閉じ込められたような場合であって
も、庫内より内部レバーハンドル(6) を揺動させて、扉
(3) を開けることができ、安全性が高いものである。
【0038】なお、この実施例では、図1、図3と図4
に示すように、外部レバーハンドル(5) と内部レバーハ
ンドル(6) のうち一方のハンドルが上下に揺動せしめら
れたさい、他方のハンドルは、板ばね(47)もしくは(57)
の作用により揺動しないように、従って両ハンドル(5)
(6)が相互に独立して揺動するものとなされている。
【0039】すなわち、外部レバーハンドル取付部材(1
0)の右側壁(30)の中央部に先端に横断面略半円形の突起
(33)(33)を対向状に有する上下一対の左方突出壁部(31)
(31)が設けられ、両突出壁部(31)(31)の中間に板ばね端
部差込み用内部拡大凹溝(32)が形成せられている。
【0040】そして、外部レバーハンドル(5) および内
部レバーハンドル(6) と一緒に揺動する外部揺動片(44)
および内部揺動片(54)の右端部に内部拡大凹部(46)(56)
がそれぞれ設けられ、これらの凹部(46)(56)にそれぞれ
帯状の板ばね(47)(57)の左端部(47a)(57a)が差し込まれ
て、外部揺動片(44)および内部揺動片(54)の右端部に固
定されている。板ばね(47)(57)は、隔壁部(21)の幅広の
切欠き(23)(23)をそれぞれ貫通して、それぞれの右端部
(47b)(57b)がハンドル取付部材右側壁(30)の左方突出壁
部(31)(31)同士の間の内部拡大凹溝(32)に差し込まれて
いる。
【0041】従って、例えば外部レバーハンドル(5)
が、上記のようにして上下に揺動せしめられると、外部
揺動片(44)は、これの右端部の板ばね(47)のばね力に抗
して一緒に揺動するが、内部レバーハンドル(6) と内部
揺動片(54)は、板ばね(57)のばね力によって揺動するこ
となく、そのまま保持される。反対に、内部レバーハン
ドル(6) が、上記のようにして上下に揺動せしめられた
場合は、内部揺動片(54)は、これの右端部の板ばね(57)
のばね力に抗して一緒に揺動するが、外部レバーハンド
ル(5) と外部揺動片(44)は、板ばね(47)のばね力によっ
て揺動することなく、そのまま保持される。
【0042】しかしながら、これらの板ばね(47)(57)の
取付けを省略して、外部レバーハンドル(5) と内部レバ
ーハンドル(6) のうち一方のハンドルを揺動させた場合
に、他方のハンドルが自重により一緒に揺動しても何ら
差し支えない。
【0043】というのは、外部レバーハンドル(5) と内
部レバーハンドル(6) には、ストッパ(7) 付き摺動体
(8) を常に扉(3) の左側方に押し出すように付勢してい
るコイルばね(42)(42)のばね力が、ピン(45)と外部揺動
片(44)(54)あるいはピン(55)と内部揺動片(54)と連結部
材(63)を介して作用しているので、例えば外部レバーハ
ンドル(5) あるいは内部レバーハンドル(6) の一方を手
で握って揺動させ、ストッパ(7) 付き摺動体(8) をコイ
ルばね(42)(42)のばね力に抗して後退させて、ストッパ
(7) を受け金具(9) から外したのち、外部レバーハンド
ル(5) あるいは内部レバーハンドル(6) を離すと、コイ
ルばね(42)(42)のばね力により元の水平状態に復帰する
からである。
【0044】また図1〜図4に示すように、ストッパ受
け金具(9) は、冷蔵庫(1) の庫壁(2) の庫口(2a)におい
てつぎのようにして取り付けられている。
【0045】すなわち、庫口(2a)の左側縁部の庫壁(2)
のストッパ(7) 対応箇所に、取付基部(81)と立上がり壁
部(82)とよりなる平面よりみて略T形の受け金具取付部
材(80)が頭部(91)付き取付棒(90)を介して固定されてい
る。ここで、受け金具取付部材(80)の取付基部(81)の右
半部には径大の貫通孔(83)があけられていて、この貫通
孔(83)に、庫壁(2) の同形同大の貫通孔(93)に挿通され
た取付棒(90)の前端部が嵌め入れられて、これの頭部(9
1)が貫通孔(83)周縁部の取付基部(81)に係り合わせられ
ることにより、庫壁(2) に受け金具取付部材(80)が固定
されているものである。
【0046】一方、ストッパ受け金具(9) には、庫内側
に張出状に伸びる脚部(98)が設けられていて、平面より
みて略L形となされている。また、これら受け金具取付
部材(80)とストッパ受け金具(9) とに、庫内側および右
方に開口した略箱形のカバー部材(84)が被せられ、カバ
ー部材(84)の頂壁(85)には、受け金具逃がし用切欠き部
(86)が設けられている。またカバー部材(84)の上下両側
壁(87)(87)の略中央部に張出壁(88)(88)が互いに対向し
て設けられている。そして、庫壁(2) の所要箇所に固定
された受け金具取付部材(80)の立上がり壁部(82)に対し
てストッパ受け金具(9) の脚部(98)とカバー部材(84)に
上下両張出壁(88)(88)が重ね合わせられて、立上がり壁
部(82)の貫通孔(92)(92)およびストッパ受け金具(9) の
脚部(98)の貫通孔(99)(99)を貫通した2本のねじ(94)(9
4)の先端部が、それぞれカバー部材(84)の上下両張出壁
(88)(88)のねじ孔(89)(89)にねじ込まれることにより、
三者が一体に結合されているものである。
【0047】庫壁(2) の貫通孔(93)に挿通された取付棒
(90)の後端部の固定手段の図示は省略したが、例えば冷
蔵庫(1) 内に、誤って人が閉じ込められたような場合に
は、その固定手段を外して、取付棒(90)を庫外側に押し
出せば、受け金具取付部材(80)およびカバー部材(84)と
一緒にストッパ受け金具(9) が庫壁(2) から取り除かれ
て、扉(3) を開けることができ、2重に安全が確保され
ている。このような取付棒(90)の押し出しによる扉(3)
の開放は、例えば内部レバーハンドル(6) が凍結により
作動不能となった場合などに有効である。
【0048】なお、上記実施例においては、冷蔵庫(1)
における扉(3) のストッパ装置(4)においては、外部レ
バーハンドル(5) のロック手段としては、外部レバーハ
ンドル(5) 側の外部揺動片(44)の先端部一側に係止ピン
嵌込み用切欠き部(50)が設けられ、外部レバーハンドル
取付部材(10)に備えられた錠(51)の係止ピン(53)が外部
揺動片(44)の切欠き部(50)に嵌まり込むことにより、外
部レバーハンドル(5)がロックされるようになされてい
るが、この点は限定されず、外部レバーハンドル取付部
材(10)に備えられる錠としては、南京錠等のその他のも
のを使用しても、勿論良いものである。
【0049】
【発明の効果】この発明による冷蔵庫等における扉のス
トッパ装置は、上述のように、扉の一側縁部の庫外側表
面に取り付けられかつ内部にストッパ付き摺動体が収め
られた外部レバーハンドル取付部材と、これに上下揺動
自在に取り付けられた外部レバーハンドルと、冷蔵庫等
の庫壁の庫口においてストッパに対応するように取り付
けられたストッパ受け金具と、扉の同側縁部の庫内側表
面に取り付けられた内部レバーハンドルとを備え、スト
ッパ付き摺動体がばね力によって常に扉の一側方に押し
出されてストッパ受け金具に係り合うように付勢されて
いる冷蔵庫等における扉のストッパ装置において、外部
レバーハンドル取付部材は庫内側に向かって開口した平
たい箱形を有しかつ取付基板を介して扉に取り付けら
れ、ハンドル取付部材の頂壁の左側部に前方に突出した
膨出部が設けられ、膨出部の右側縁部に正面よりみて円
弧状の案内部が形成せられ、外部レバーハンドルの先端
部に、この案内部に嵌まり合う正面よりみて略円形の張
出壁部が設けられ、ハンドル取付部材の頂壁の中央部に
貫通孔を有する円筒部が設けられ、板状外部揺動片の右
側部前面に上記貫通孔に嵌まり合う円形前方凸部が設け
られ、この前方凸部には係合孔が設けられ、これに対
し、外部レバーハンドルの扉側先端部に、ハンドル取付
部材頂壁の円筒部の貫通孔に嵌まり合う円形後方凸部が
設けられるとともに、この後方凸部の先端に係合凸部が
設けられ、ハンドル取付部材頂壁の円筒部の 貫通孔に、
外部レバーハンドル側の円形後方凸部と板状外部揺動片
側の円形前方凸部とが嵌め合わせられて、円筒部内で互
いに突き合わせられるとともに、レバーハンドル側の係
合凸部が外部揺動片側の係合孔に嵌め合わせられて、外
部レバーハンドルの扉側先端部に板状外部揺動片が固定
され、外部揺動片の先端部には、ストッパ付き摺動体を
左右に摺動させるためのピンが設けられ、ストッパ付き
摺動体の前後両面には、正面よりみて略V形の上下カム
面を有する略三角形状の凹陥部がそれぞれ設けられてい
て、外部揺動片の先端部のピンは、ストッパ付き摺動体
の前面に設けられた略三角形状の凹陥部に嵌め入れられ
ていて、摺動体先端のストッパが庫壁側のストッパ受け
金具に係り合っている状態では、外部揺動片の先端部の
ピンは摺動体前面の凹陥部の略V形の上下カム面の中央
部に位置せしめられており、外部レバーハンドルが円形
後方凸部の中心点を中心として上下に揺動せしめられる
と、板状外部揺動片も一緒に揺動し、これによって先端
部のピンが凹陥部の上側カム面または下側カム面に沿っ
かつ摺動体をばね力に抗して後退させるように移動
、ストッパがストッパ受け金具から外れるようになさ
、扉の左側縁部の庫外側表面に取り付けられた取付基
板の略中央部には、円形孔を有しかつ前方に膨らんだ膨
出部が設けられ、庫内側の内部レバーハンドルは、扉の
左側縁部の庫内側表面に内部レバーハンドル取付部材固
定され、該ハンドル取付部材はその中央部に円形の貫通
孔を有しており、内部レバーハンドルの先端部に正面よ
りみて略円形の張出壁部が設けられているとともに、同
先端部の前面に係合凸部が設けられ、扉を構成する断熱
パネルの貫通孔に挿通された横断面略円形の連結部材の
前端部は、上記取付基板の膨出部の円形孔に嵌め入れら
れ、かつ同後端部には係合孔が設けられていて、この係
合孔に内部レバーハンドルの先端部の係合凸部が嵌め込
まれて、内部レバーハンドルと連結部材とが相互に結合
され、連結部材の前端部には係合孔が設けられていて、
この係合孔に、内部揺動片の後端寄り部分に設けられた
係合凸部が嵌め込まれて、連結部材を介して内部レバー
ハンドルと板状内部揺動片とが相互に結合され、内部揺
動片の先端部には、ストッパ付き摺動体を左右に摺動さ
せるためのピンが設けられ、このピンは、ストッパ付き
摺動体の後面に設けられた略三角形状の凹陥部に嵌め入
れられていて、摺動体先端のストッパが庫壁側のストッ
パ受け金具に係り合っている状態 では内部揺動片の先端
部のピンは摺動体後面の凹陥部の略V形の上下カム面の
中央部に位置しており、庫内側から内部レバーハンドル
が連結部材の円形後端部の中心点を中心として上下に揺
動せしめられると、連結部材の他端部の板状内部揺動片
も一緒に揺動し、これによって内部揺動片先端部のピン
が凹陥部の上側カム面または下側カム面に沿ってかつ摺
動体をばね力に抗して後退させるように移動し、ストッ
パがストッパ受け金具から外れるようになされて、外部
レバーハンドルと内部レバーハンドルとが相互に独立し
て揺動するものとなされている。
【0050】また、上記、冷蔵庫等における扉のストッ
パ装置においては、外部レバーハンドル取付部材の右側
壁の中央部に先端に横断面略半円形の突起を対向状に有
する上下一対の左方突出壁部が設けられ、両突出壁部の
中間に板ばね端部差込み用内部拡大凹溝が形成せられ、
外部レバーハンドルおよび内部レバーハンドルと一緒に
揺動する外部揺動片および内部揺動片の右端部に内部拡
大凹部がそれぞれ設けられ、これらの凹部にそれぞれ帯
状の板ばねの左端部が差し込まれて、外部揺動片および
内部揺動片の右端部に固定され、板ばねは、隔壁部の幅
広の切欠きをそれぞれ貫通して、それぞれの右端部がハ
ンドル取付部材右側壁の左方突出壁部同士の間の内部拡
大凹溝に差し込まれ、外部レバーハンドルが上下に揺動
せしめられると、外部揺動片は、これの右端部の板ばね
のばね力に抗して一緒に揺動するが、内部レバーハンド
ルと内部揺動片は、板ばねのばね力によって揺動するこ
となく、そのまま保持され、反対に、内部レバーハンド
ルが、上下に揺動せしめられた場合は、内部揺動片は、
これの右端部の板ばねのばね力に抗して一緒に揺動する
が、外部レバーハンドルと外部揺動片は、板ばねのばね
力によって揺動することなく、そのまま保持されるよう
になされ、外部レバーハンドルと内部レバーハンドルの
うち一方のハンドルが上下に揺動せしめられたさい、他
方のハンドルは、板ばねもしくはの作用により揺動しな
いように、両ハンドルが相互に独立して揺動するものと
なされている。上記冷蔵庫等における扉のストッパ装置
においては、ハンドル取付部材の頂壁の膨出部に、錠が
貫通状に備えられ、これの内端に結合片を介して係止ピ
ンが取り付けられ、一方、板状外部揺動片の先端部上側
には、係止ピン嵌込み用切欠き 部が設けられており、錠
の結合片が回動せしめられて、外部レバーハンドルが施
錠(ロック)されるさい、結合片先端の係止ピンが揺動
片の切欠き部に嵌まり込むようになされ、かつ錠によっ
て外部レバーハンドルが庫外側より施錠(ロック)され
た状態であっても、庫内側から内部レバーハンドルが揺
動せしめられることにより、ストッパが外れて、扉が開
けられるようになされている。従って、例えば庫内に、
誤って人が閉じ込められたような場合であっても、内部
レバーハンドルを揺動させて、扉を開けることができる
ため、非常に安全性が高いものである。
【0051】なお、冷蔵庫等の内外から扉を開けるさい
には、レバーハンドルを上下に揺動させれば良いので、
例えば荷物を持って両手が塞がっているような場合で
も、肘などでレバーハンドルを上または下に揺動させ
て、扉を簡単に開けることができるため、非常に便利で
ある。
【0052】また庫内からのロック解除には、従来の押
棒を用いることなく、庫外の場合と同様のレバーハンド
ルを用いるため、例えば冷蔵庫の構造を知らないような
作業者でも、とまどいがなくレバーハンドルによる開閉
めができるため、非常に安心であり、また意匠性にもす
ぐれていて、例えば扉を庫外と庫内を反対にして使用す
る場合にもデザイン面での問題がない。
【0053】さらに庫内側のレバーハンドルは、従来の
押棒の場合とは異なり、扉を閉めるさい引っ張っても壊
れるといった心配がないし、さらに1つのストッパ装置
で右開き用と左開き用とを兼用することができるため、
施工性にもすぐれているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のストッパ装置を大型プレハ
ブ冷凍・冷蔵庫に取り付けた状態を示す要部拡大水平断
面図で、これは図2のAーA線に沿うものである。
【図2】同要部拡大正面図である。
【図3】図1のBーB線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のCーC線に沿う拡大断面図である。
【図5】この発明の実施例のストッパ装置を取り付けた
大型プレハブ冷凍・冷蔵庫の正面図である。
【符号の説明】
1 :大型冷凍・冷蔵庫 2 :庫壁 2a:庫口 3 :扉 5 :外部レバーハンドル5a:先端部 6 :内部レバーハンドル6a:先端部 7 :ストッパ 8 :摺動体 9 :ストッパ受け金具 10:外部レバーハンドル取付部材11:頂壁 14:膨出部 15:円弧状の案内部 16:貫通孔 17:円筒部 18:上下壁 19:内方凸部 21:隔壁部 22:ガイド孔 23:切欠き 25:張出壁部 26:円形後方凸部 27:係合凸部 30:右側壁 31:左方突出壁部 32:板ばね端部差込み用内部拡大凹溝 33:突起 34:取付基板 35:凹陥部 36:凹陥部 37:上側カム面 38:下側カム面39:段部 40:コイルばね取付バー 41:コイルばね取付用突起 42:コイルばね 43:振止め棒 44:外部揺動片 45:ピン46:内部拡大凹部 47:帯状の板ばね 47a:左端部 47b:右端部 48:円形前方凸部 49:係合孔 50:係止ピン嵌込み用切欠き部 51:錠52:結合片 53:係止ピン 54:内部揺動片 55:ピン56:内部拡大凹部 57:帯状の板ばね 57a:左端部 57b:右端部 58:係合凸部 61:膨出部 62:円形孔 63:横断面略円形の連結部材 63a:前端部 63b:後端部 64:係合孔 65:張出壁部 66:係合凸部 69:貫通孔 70:内部レバーハンドル取付部材 71:貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−4654(JP,U) 実開 昭55−61155(JP,U) 実開 昭59−54673(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05C 1/08 - 1/16 E25D 23/02 306 E05B 65/00 E05B 15/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉(3) の一側縁部の庫外側表面に取り付
    けられかつ内部にストッパ(7) 付き摺動体(8) が収めら
    れた外部レバーハンドル取付部材(10)と、これに上下揺
    動自在に取り付けられた外部レバーハンドル(5) と、冷
    蔵庫(1) 等の庫壁(2) の庫口(2a)においてストッパ(7)
    に対応するように取り付けられたストッパ受け金具(9)
    と、扉(3) の同側縁部の庫内側表面に取り付けられた内
    部レバーハンドル(6) とを備え、ストッパ(7) 付き摺動
    体(8) がばね力によって常に扉(3) の一側方に押し出さ
    れてストッパ受け金具(9) に係り合うように付勢されて
    いる冷蔵庫等における扉のストッパ装置において、外部
    レバーハンドル取付部材(10)は庫内側に向かって開口し
    た平たい箱形を有しかつ取付基板(34)を介して扉(3) に
    取り付けられ、ハンドル取付部材(10)の頂壁(11)の左側
    部に前方に突出した膨出部(14)が設けられ、膨出部(14)
    の右側縁部に正面よりみて円弧状の案内部(15)が形成せ
    られ、外部レバーハンドル(5) の先端部(5a)に、この案
    内部(15)に嵌まり合う正面よりみて略円形の張出壁部(2
    5)が設けられ、ハンドル取付部材(10)の頂壁(11)の中央
    部に貫通孔(16)を有する円筒部(17)が設けられ、板状外
    部揺動片(44)の右側部前面に上記貫通孔(16)に嵌まり合
    う円形前方凸部(48)が設けられ、この前方凸部(48)には
    係合孔(49)が設けられ、これに対し、外部レバーハンド
    ル(5) の扉側先端部(5a)に、ハンドル取付部材頂壁(11)
    の円筒部(17)の貫通孔(16)に嵌まり合う円形後方凸部(2
    6)が設けられるとともに、この後方凸部(26)の先端に係
    合凸部(27)が設けられ、ハンドル取付部材頂壁(11)の円
    筒部(17)の貫通孔(16)に、外部レバーハンドル(5) 側の
    円形後方凸部(26)と板状外部揺動片(44)側の円形前方凸
    部(48)とが嵌め合わせられて、円筒部(17)内で互いに突
    き合わせられるとともに、レバーハンドル(5) 側の係合
    凸部(27)が外部揺動片(44)側の係合孔(49)に嵌め合わせ
    られて、外部レバーハンドル(5) の扉側先端部(5a)に板
    状外部揺動片(44)が固定され、外部揺動片(44)の先端部
    には、ストッパ(7) 付き摺動体(8) を左右に摺動させる
    ためのピン(45)が設けられ、ストッパ(7) 付き摺動体
    (8) の前後両面には、正面よりみて略V形の上下カム面
    (37)(38)を有する略三角形状の凹陥部(35)(36)がそれぞ
    れ設けられていて、外部揺動片(44)の先端部のピン(45)
    は、ストッパ(7) 付き摺動体(8) の前面に設けられた略
    三角形状の凹陥部(35)に嵌め入れられていて、摺動体
    (8) 先端のストッパ(7) が庫壁(2) 側のストッパ受け金
    具(9) に係り合っている状態では、外部揺動片(44)の先
    端部のピン(45)は摺動体(8) 前面の凹陥部(35)の略V形
    の上下カム面(37)(38)の中央部に位置せしめられてお
    、外部レバーハンドル(5) が円形後方凸部(26)の中心
    点を中心として上下に揺動せしめられると、板状外部揺
    動片(44)も一緒に揺動し、これによって先端部のピン(4
    5)が凹陥部(35)の上側カム面(37)または下側カム面(38)
    に沿ってかつ摺動体(8) をばね力に抗して後退させるよ
    うに移動し、ストッパ(7) がストッパ受け金具(9) から
    外れるようになされ、扉(3) の左側縁部の庫外側表面に
    取り付けられた取付基板(34)の略中央部には、円形孔(6
    2)を有しかつ前方に膨らんだ膨出部(61)が設けられ、庫
    内側の内部レバーハンドル(6) は、扉(3)の左側縁部の
    庫内側表面に内部レバーハンドル取付部材(70)固定さ
    れ、該ハンドル取付部材(70)はその中央部に円形の貫通
    孔(71)を有しており、内部レバーハンドル(6) の先端部
    (6a)に正面よりみて略円形の張出壁部(65)が設けられて
    いるとともに、同先端部(6a)の前面に係合凸部(66)が設
    けられ、扉(3) を構成する断熱パネルの貫通孔(69)に挿
    通された横断面略円形の連結部材(63)の前端部(63a)
    は、上記取付基板(34)の膨出部(61)の円形孔(62)に嵌め
    入れられ、かつ同後端部(63b) には係合孔(64)が設けら
    れていて、この係合孔(64)に内部レバーハンドル(6) の
    先端部(6a)の係合凸部(66)が嵌め込まれて、内部レバー
    ハンドル(6) と連結部材(63)とが相互に結合され、連結
    部材(63)の前端部(63a) には係合孔(64)が設けられてい
    て、この係合孔(64)に、内部揺動片(54)の後端寄り部分
    に設けられた係合凸部(58)が嵌め込まれて、連結部材(6
    3)を介して内部レバーハンドル(6) と板状内部揺動片(5
    4)とが相互に結合され、内部揺動片(54)の先端部には、
    ストッパ(7) 付き摺動体(8) を左右に摺動させるための
    ピン(55)が設けられ、このピン(55)は、ストッパ(7) 付
    き摺動体(8) の後面に設けられた略三角形状の凹陥部(3
    6)に嵌め入れられていて、摺動体(8) 先端のストッパ
    (7) が庫壁(2) 側のストッパ受け金具(9) に係り合って
    いる状態では内部揺動片(54))の先端部のピン(55)は摺
    動体(8) 後面の凹陥部(36)の略V形の上下カム面(37)(3
    8)の中央部に位置し ており、庫内側から内部レバーハン
    ドル(6) が連結部材(63)の円形後端部(63b)の中心点を
    中心として上下に揺動せしめられると、連結部材(63)の
    他端部(63a)の板状内部揺動片(54)も一緒に揺動し、こ
    れによって内部揺動片(54)先端部のピン(55)が凹陥部(3
    6)の上側カム面(37)または下側カム面(38)に沿ってかつ
    摺動体(8) をばね力に抗して後退させるように移動し、
    ストッパ(7) がストッパ受け金具(9) から外れるように
    なされて、外部レバーハンドル(5) と内部レバーハンド
    ル(6) とが相互に独立して揺動するものとなされてい
    る、冷蔵庫等における扉のストッパ装置。
  2. 【請求項2】 外部レバーハンドル取付部材(10)の右側
    壁(30)の中央部に先端に横断面略半円形の突起(33)(33)
    を対向状に有する上下一対の左方突出壁部(31)(31)が設
    けられ、両突出壁部(31)(31)の中間に板ばね端部差込み
    用内部拡大凹溝(32)が形成せられ、外部レバーハンドル
    (5) および内部レバーハンドル(6) と一緒に揺動する外
    部揺動片(44)および内部揺動片(54)の右端部に内部拡大
    凹部(46)(56)がそれぞれ設けられ、これらの凹部(46)(5
    6)にそれぞれ帯状の板ばね(47)(57)の左端部(47a)(57a)
    が差し込まれて、外部揺動片(44)および内部揺動片(54)
    の右端部に固定され、板ばね(47)(57)は、隔壁部(21)の
    幅広の切欠き(23)(23)をそれぞれ貫通して、それぞれの
    右端部(47b)(57b)がハンドル取付部材右側壁(30)の左方
    突出壁部(31)(31)同士の間の内部拡大凹溝(32)に差し込
    まれ、外部レバーハンドル(5) が上下に揺動せしめられ
    ると、外部揺動片(44)は、これの右端部の板ばね(47)の
    ばね力に抗して一緒に揺動するが、内部レバーハンドル
    (6) と内部揺動片(54)は、板ばね(57)のばね力によって
    揺動することなく、そのまま保持され、反対に、内部レ
    バーハンドル(6) が、上下に揺動せしめられた場合は、
    内部揺動片(54)は、これの右端部の板ばね(57)のばね力
    に抗して一緒に揺動するが、外部レバーハンドル(5) と
    外部揺動片(44)は、板ばね(47)のばね力によって揺動す
    ることなく、そのまま保持されるようになされ、外部レ
    バーハンドル(5) と内部レバーハンドル(6) のうち一方
    のハンドルが上下に揺動せしめられたさい、他方のハン
    ドルは、板ばね(47)もしくは(57)の作用により揺動しな
    いように、両ハンドル(5)(6)が相互に独立して揺動する
    ものとなされている、請求項1記載の冷蔵庫等における
    扉のストッパ装置。
  3. 【請求項3】 摺動体(8) の略中央部の上下両側には段
    部(39)(39)がそれぞれ設けられ、これらの段部(39)(39)
    にコイルばね取付バー(40)(40)がそれぞれ右方突出状に
    設けられ、ハンドル取付部材(10)の上下壁(18)(18)の右
    端寄り部分に内方凸部(19)(19)がそれぞれ設けられ、こ
    れらの内方凸部(19)(19)に渡された隔壁板(21)の左側面
    に、コイルばね取付用突起(41)(41)がそれぞれ左方突出
    状に設けられていて、上下一対のコイルばね(42)(42)
    が、これらの取付バー(40)(40)と取付用突起(41)(41)と
    に嵌め被せられて、摺動体(8) の上下両段部(39)(39)と
    隔壁板(21)の左側面との間に介在されることにより、摺
    動体(8) がばね力によって常に扉(3) の左側方に押し出
    されるように付勢され、摺動体(8) の右端部中央には、
    振止め棒(43)が右方突出状に設けられ、これに対して隔
    壁板(21)の対応箇所にガイド孔(22)があけられていて、
    振止め棒(43)が挿通されている、請求項1記載の冷蔵庫
    等における扉のストッパ装置。
  4. 【請求項4】 ハンドル取付部材(10)の頂壁(11)の膨出
    部(14)には、錠(51)が貫通状に備えられ、これの内端に
    結合片(52)を介して係止ピン(53)が取り付けられ、一
    方、板状外部揺動片(44)の先端部上側には、係止ピン嵌
    込み用切欠き部(50)が設けられており、錠(51)の結合片
    (52)が回動せしめられて、外部レバーハンドル(5) が施
    錠(ロック)されるさい、結合片(52)先端の係止ピン(5
    3)が揺動片(44)の切欠き部(50)に嵌まり込むようになさ
    れ、かつ錠(51)によって外部レバーハンドル(5) が庫外
    側より施錠(ロック)された状態であっても、庫内側か
    ら内部レバーハンドル(6) が揺動せしめられることによ
    り、ストッパ(7) が外れて、扉(3) が開けられるように
    なされている、請求項1記載の冷蔵庫等における扉のス
    トッパ装置。
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