JP3946029B2 - フィルターユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、箱体内を換気するためのフィルターユニットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3及び図4に示すように箱体16内を換気するために箱体16の側板16aに形成した開口部16bに取り付けられるフィルターユニット11は、前面と背面を開口してその内部にフィルター(図示せず)を収納したフィルター収納部12aと、フィルター収納部12aの前面開口周縁に張設された枠部12bとを有する本体12と、本体12のフィルター収納部12aの前面開口を閉塞する多数のスリット孔13aが形成されたパネル13とで構成されている。枠部12bの四隅には前面からネジ14が挿通され、裏側のネジ14の先端に固定片15が螺合された固定手段が設けられている。フィルターユニット11のフィルター収納部12aを箱体16の開口部16bに挿通させ、枠部12bを開口部16bの周囲の側板16aに当接させた状態で、前面からネジ14を締め付けることにより、ネジ14に螺合した固定片15が回転して枠部12bの裏面に突設した回転規制片12fに当接し、固定片15の先端側は箱体16の側板16aの裏側に回り込む。それから更に締め付けることにより固定片15は回転規制片12fに回転が規制されているので枠部12b側に移動し、固定片15と枠部12bとで箱体の側板16aを挟持してフィルターユニット11は固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来技術では、フィルターユニット11を仮止めする構造がないのでフィルターユニット11を箱体15に取り付ける際にフィルターユニット11が手前側に倒れないように片手で押さえながら作業をしなければならず、非常に作業性が悪いという欠点があった。
【0004】
そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的は、フィルターユニットの取り付け時に簡単な操作で仮止めすることができ、取り付け作業性を大幅に向上させるフィルターユニットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、箱体内を換気するために箱体の側板に形成した開口部に取り付けられるフィルターユニットにおいて、開口部の周囲に当接する枠部裏面の上下に開口部の上辺に係止するための上側折曲片を上方向に突設して形成し、前記開口部の下辺に係止するための下側折曲片を下方向に突設して形成し、前記上側折曲片の先端から前記下側折曲片の先端までの寸法は前記開口部の縦寸法より大きくなるようにするとともに、前記上側折曲片の基端部から前記下側折曲片の先端までの寸法は前記開口部の縦寸法より小さくなるようにして前記開口部に仮止め可能にしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、箱体内を換気するために箱体の側板に形成した開口部に取り付けられるフィルターユニットにおいて、開口部の周囲に当接する枠部裏面の上下に開口部の上辺に係止するための上側折曲片を上方向に突設して形成し、前記開口部の下辺に係止するための下側折曲片を下方向に突設して形成し、前記上側折曲片の先端から前記下側折曲片の先端までの寸法は前記開口部の縦寸法より大きくなるようにするとともに、前記上側折曲片の基端部から前記下側折曲片の先端までの寸法は前記開口部の縦寸法より小さくなるようにして前記開口部に仮止め可能にしたことにより、簡単な構造でフィルターユニットを仮止めすることができ、取り付け作業性を大幅に向上させる。
【0007】
【実施例】
本発明に係るフィルターユニットの一実施例を図1及び図2の添付図面に基づいて説明する。
【0008】
フィルターユニット1は、前面と背面を開口してその内部にフィルター(図示せず)を収納したフィルター収納部2aと、フィルター収納部2aの前面開口周縁に張設された枠部2bとを有する本体2と、本体2のフィルター収納部2aの前面開口を閉塞する多数のスリット孔3aが形成されたパネル3とで構成されている。また、枠部2bの四隅には前面からネジ4が挿通され、裏側のネジ4の先端に固定片5が螺合された固定手段が設けられている。
【0009】
フィルターユニット1が取り付けられる箱体6は、側板6aに開口部6bが形成され、開口部6bはフィルターユニット1のフィルター収納部2aの寸法より大きく、枠部2bの寸法より小さく形成されている。
【0010】
フィルターユニット1の枠部2bの裏面の上下には、箱体6の開口部6bに係止するための上側折曲片2cと下側折曲片2dが形成されいる。上側折曲片2cは上方向に略直角に折曲形成され、下側折曲片2dは下方向に湾曲して折曲形成されている。上側折曲片2cの先端から下側折曲片2dの先端までの寸法は開口部6bの縦寸法より大きく、上側折曲片2cの基端部2eから下側折曲片2dの先端までの寸法は開口部6bの縦寸法より小さく形成されている。
【0011】
箱体6の開口部6bへの仮止め方法は、まず、図2(a)に示すようにフィルターユニット1の上側を斜めに少し倒して枠部2bの上部を箱体6の開口部6b上側の側板6aに当接させ、そのまま、フィルターユニット1を上方向に押し上げる。そうすると、箱体6の開口部6bの上辺が枠部2bの上側折曲片2cに嵌る。それから図2(b)に示すように枠部2bを押し上げた状態で開口部6bに枠部2bの下側折曲片2dを挿通させて枠部2bを開口部6b下側の側板6aに当接させ、手を離して下側折曲片2dを開口部6bの下辺に引っ掛ける。手を離しても上側折曲片2cは開口部6bの上辺に係止し、下側折曲片2dは湾曲しているので滑り落ちない。
【0012】
こうしてフィルターユニット1を仮止めした状態でフィルターユニット1の前面からネジ4を締め付けることにより、ネジ4に螺合した固定片5が回転して枠部2bの裏面に突設した回転規制片2fに当接し、固定片5の先端側は箱体6の側板6aの裏側に回り込む。それから更に締め付けることにより固定片5は回転規制片2fに回転が規制されているので枠部2b側に移動し、固定片5と枠部2bとで箱体の側板6aを挟持してフィルターユニット1は固定される。固定作業は両手が自由に使えるので非常に作業性が良い。
【0013】
尚、本実施例において、枠部の四隅にネジを挿通させて裏側に固定片を螺合し、前面からネジを締め付けることにより枠部と固定片とで箱体の側板を挟持して固定したが、フィルターユニットの固定手段について限定はなく、適宜変更可能である。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、箱体内を換気するために箱体の側板に形成した開口部に取り付けられるフィルターユニットにおいて、開口部の周囲に当接する枠部裏面の上下に開口部の上辺に係止するための上側折曲片を上方向に突設して形成し、前記開口部の下辺に係止するための下側折曲片を下方向に突設して形成し、前記上側折曲片の先端から前記下側折曲片の先端までの寸法は前記開口部の縦寸法より大きくなるようにするとともに、前記上側折曲片の基端部から前記下側折曲片の先端までの寸法は前記開口部の縦寸法より小さくなるようにして前記開口部に仮止め可能にしたことにより、簡単な構造でフィルターユニットを仮止めすることができ、取り付け作業性を大幅に向上させるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフィルターユニットを示す斜視図である。
【図2】 本発明に係るフィルターユニットの取り付け方法を示す側面図である。
【図3】 従来のフィルターユニットを示す斜視図である。
【図4】 従来のフィルターユニットの取り付け方法を示す側面図である。
【符号の説明】
1 フィルターユニット
2b 枠部
2c 上側折曲片
2d 下側折曲片
6 箱体
6a 側板
6b 開口部
Claims (1)
- 箱体内を換気するために前記箱体の側板に形成した開口部に取り付けられるフィルターユニットにおいて、前記開口部の周囲に当接する枠部裏面に前記開口部の上辺に係止するための上側折曲片を上方向に突設して形成し、前記開口部の下辺に係止するための下側折曲片を下方向に突設して形成し、前記上側折曲片の先端から前記下側折曲片の先端までの寸法は前記開口部の縦寸法より大きくなるようにするとともに、前記上側折曲片の基端部から前記下側折曲片の先端までの寸法は前記開口部の縦寸法より小さくなるようにして前記開口部に仮止め可能にしたことを特徴とするフィルターユニット。
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- 2001-10-31 JP JP2001335233A patent/JP3946029B2/ja not_active Expired - Fee Related
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