JP5495842B2 - 換気扇 - Google Patents

換気扇 Download PDF

Info

Publication number
JP5495842B2
JP5495842B2 JP2010036342A JP2010036342A JP5495842B2 JP 5495842 B2 JP5495842 B2 JP 5495842B2 JP 2010036342 A JP2010036342 A JP 2010036342A JP 2010036342 A JP2010036342 A JP 2010036342A JP 5495842 B2 JP5495842 B2 JP 5495842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
fixed frame
ventilation fan
opening
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010036342A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011169565A (ja
Inventor
寿剛 竹居
信幸 川又
拓也 清水
顕洋 大平
一也 岡山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010036342A priority Critical patent/JP5495842B2/ja
Publication of JP2011169565A publication Critical patent/JP2011169565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5495842B2 publication Critical patent/JP5495842B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、屋内外を隔てる板状部材の開口部分に設置される換気扇に関する。
建造物に換気扇を後付けするにあたって、換気扇の取り付け用の穴を新たに壁に開けることが困難である場合には、板状部材の開口部分に取り付け可能な換気扇が用いられる(特許文献1参照)。例えば、開口を備えたアルミパネル等を窓ガラスの代わりにサッシへ設置するなどした上で、アルミパネルの開口部に取り付けられる。
板状部材の開口部分に取り付ける換気扇の中には、換気流を生成する換気扇本体と雨水の浸入を防止するための屋外フードとを額状の固定枠に固定して一体化し、一体化したものを屋内側から設置できるようにしたものがある。
このような換気扇は、室内への雨水の浸入を防止するために、固定枠の屋外側には開口の上下左右にパッキンが設けられている。
特開2008−69995号公報
しかしながら、換気扇本体と屋外フードとを固定枠に固定して板状部材の開口部分に設置する従来の換気扇は、パッキンの合わせ目が直線状であって、この部分から雨水が浸入しやすいことに加えて、設置箇所では屋内外が薄い板状部材で隔てられているため、パッキンの合わせ目から浸入した雨水が室内にまで入り込みやすいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パッキンの合わせ目からの室内への雨水の浸入を防止した換気扇を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、屋内外を隔てる板状部材の開口部に設置される換気扇であって、板状部材の開口よりも小さい開口を備えかつ外形は該板状部材の開口よりも大きい略額状であり、一方の面側からは板状部材の開口を通過する換気流を生成する換気流生成装置が、他方の面側からは屋外フードがそれぞれ固定される固定枠と、固定枠の前記他方の面側に、該固定枠の開口を囲うように配置された複数のパッキンとを備え、パッキン同士の境界が凹凸の合わせ形状であることを特徴とする。
本発明によれば、屋内外を隔てる薄い板状の部材の開口部に取り付けた場合でも、パッキンの合わせ目からの室内への雨水の浸入を防止できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る換気扇の設置図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る換気扇の斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る換気扇の側面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る換気扇の上部側面の拡大図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る換気扇の固定枠の構成例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る換気扇の固定枠の別の構成例を示す図である。 図7は、従来の換気扇の固定枠の構成を示す図である。
以下に、本発明にかかる換気扇の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
本発明の実施の形態に係る換気扇50は、例えば、図1に示すように、窓サッシ30に設置されたアルミパネル20の開口部に装着される。
図2は、本実施の形態に係る換気扇50の構成を示す斜視図である。図3は、換気扇50の側面図である。図4は、換気扇50の上部側面の拡大図である。本実施の形態に係る換気扇50は、換気扇本体7、屋外フード8、固定枠10、固定金具9、及び板取付金具11、12を有する。
換気扇本体7は、不図示のファンやモータなどを備えており、アルミパネル20の開口部を通過する換気流を生成する。換気扇本体7は、固定枠10と当接するフランジ7aを備えている。
屋外フード8は、アルミパネル20の開口部に設置されて換気扇本体7を屋外側から覆う部材であり、固定枠10と当接する端部にフランジ8aを備えている。
固定枠10は、換気扇本体7と屋外フード8とを一体のユニットとするための部材であり、中央が開口した額状である。図5に示すように、固定枠10は、中央の開口を囲うように屋外側に設置されたパッキン10a〜10dを備えており、屋外フード8との隙間から雨水が浸入することが防止されている。パッキン10a〜10dは、アルミパネル20の開口よりも一回り大きい外形形状となるように固定枠10の開口の上下左右に設置されている。略平行に配置されたパッキン10aと10bとの間にパッキン10c、10dが挟み込まれており、上下のパッキン10a、10bと左右のパッキン10c、10dとの合わせ目は矩形の印籠形状(凹凸の合わせ形状)となっている。また、上下のパッキン10a、10b及び左右のパッキン10c、10dはそれぞれ同一形状であり、上側のパッキン10aは上下反転させる又は裏返すことで、下側のパッキン10bとして用いることが可能である。これにより、部品種類の増加を抑えられている。なお、ここでは上側のパッキン10aと下側のパッキン10bとが同一形状である構成を例としたが、これらが別形状であっても良い。なお、ここではパッキン10a〜10dの合わせ目が矩形の印籠形状となっている構成を例としたが、図6に示すように三角形の印籠形状であっても良い。また、半円や半楕円の印籠形状であっても良い。
固定金具9は、換気扇本体7と屋外フード8とを固定枠10に一体に固定するための雌ネジを備えた部材であり、固定枠10の開口部の上方及び下方において、フランジ8aの屋外側に配置され、フランジ7a、8a及び固定枠10とともにネジ止めされることによって換気扇本体7と屋外フード8とを固定枠10に一体化する。
板取付金具11、12は、固定金具9によって固定枠10に一体に固定された換気扇本体7及び屋外フード8をアルミパネル20の開口に設置するための金具である。板取付金具11、12は、板取付金具11は固定枠10の上枠の屋外側に、板取付金具12は固定枠10の下枠の屋外側にそれぞれ設置される。板取付金具11、12は、板取付金具11の上端側とパッキン10aとの間、及び板取付金具12の下端側とパッキン10bとの間に、アルミパネル20の開口縁部を挿入可能な幅の隙間が形成されるように、断面視略クランク状となっており、板取付金具11は上端側が、板取付金具12は下端側が屋外側に出っ張るように設置されている。なお、固定枠10との隙間が広がった部分の高さ方向の寸法は、板取付金具12の方が小さくなっている。
換気扇50をアルミパネル20の開口部に取り付ける際には、換気扇本体7、屋外フード8、固定枠10、固定金具9、及び板取付金具11、12を組み立てた後、屋外フード8側が下がるように換気扇50を全体的に傾けた状態で板取付金具11とパッキン10aとの隙間にアルミパネル20の開口縁部を差し入れる。そして、板取付金具11の段差部をアルミパネル20に開口縁部に当接させたまま屋外フード8側を持ち上げて換気扇50を略水平状態とする。その後、換気扇50を持ち上げる力を解除することにより、板取付金具12とパッキン10bとの隙間にアルミパネル20の開口縁部が板取付金具12と当接するまで挿入され、換気扇50がアルミパネル20の開口部分に設置される。換気扇50を取り外す際には、換気扇50を持ち上げて板取付金具12とパッキン10bとの隙間からアルミパネル20の開口縁部を抜き取った後に、屋外フード8側が下がるように換気扇50を全体的に傾けて、板取付金具11とパッキン10aとの隙間からアルミパネル20の開口縁部を抜き取ればよい。このように、本実施の形態に係る換気扇50は、屋内側からの作業で取り付け・取り外しが可能であるため、作業用の足場を屋外に設置することが困難な箇所(例えば、高層階の窓)にも容易に取付可能である。
比較のために、図7に従来の換気扇の固定枠15を示す。従来の換気扇の固定枠15に設置されるパッキン15a〜15dは、合わせ目が直線状となっているため、この隙間を介して固定枠15の外側から内側へ雨水が浸入しやすい。
本実施の形態に係る換気扇は、パッキンの合わせ目が印籠形状となっているため、固定枠の内側へ雨水が浸入することを防止することができる。
なお、上記の実施の形態においては、各パッキンの合わせ目に各々一つの印籠形状が形成される構成を例としたが、パッキンの合わせ目部分に2以上の印籠形状が形成される構成とすることで、雨水の浸入防止性能をさらに高めることもできる。このように、本発明は様々な変形が可能である。
以上のように、本発明にかかる換気扇は、パッキンの合わせ目からの雨水の浸入を防止点で有用であり、特に、窓のサッシに設置したアルミパネルなどの板状部材の開口部に取り付けるのに適している。
7 換気扇本体
7a、8a フランジ
8 屋外フード
9 固定金具
10 固定枠
10a、10b、10c、10d パッキン
11、12 板取付金具
20 アルミパネル
30 窓サッシ
50 換気扇

Claims (4)

  1. 屋内外を隔てる板状部材の開口部に設置される換気扇であって、
    中央が開口した額状であり、前記板状部材の開口部に固定される固定枠と、
    前記固定枠の屋内面側に固定される換気流生成装置と、
    前記固定枠の屋外面側の全面に配置されるパッキンと、
    前記パッキンを介して前記固定枠の屋外面側に配置される屋外フードと、
    前記換気流生成装置、前記パッキンおよび前記屋外フードが固定された固定枠の上部を前記板状部材の開口上縁部に設置するための第1の板取付金具と、
    前記固定枠の下部を前記板状部材の開口下縁部に設置するための第2の板取付金具と、
    を備え
    前記第1の板取付金具は前記パッキンを介して前記固定枠の屋外面側に固定され、前記第1の板取付金具は前記板状部材の開口上縁部を挿入可能な隙間が前記パッキンとの間に形成されるように屋外側に出っ張るクランク状となっており、
    前記第2の板取付金具は前記パッキンを介して前記固定枠の屋外面側に固定され、前記第2の板取付金具は前記板状部材の開口下縁部を挿入可能な隙間が前記パッキンとの間に形成されるように屋外側に出っ張るクランク状となっており、
    屋内側から設置可能であることを特徴とする換気扇。
  2. 前記パッキンは、前記固定枠の上部に配置される上パッキンと、前記固定枠の下部に配置される下パッキンと、前記固定枠の左部に配置される左パッキンと、前記固定枠の右部に配置される右パッキンとを有し、
    前記左パッキンおよび右パッキンは、前記上パッキンと下パッキンに挟み込まれるように配置され、
    前記左パッキンと上パッキンとの合わせ目、前記左パッキンと下パッキンとの合わせ目、前記右パッキンと上パッキンとの合わせ目および前記右パッキンと下パッキンとの合わせ目は、一方が上下方向の凸部または凹部を有し、他方が上下方向の凹部または凸部を有する凹凸形状であることを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
  3. 前記上パッキンと前記下パッキンとが同一形状であることを特徴とする請求項2に記載の換気扇。
  4. 前記上パッキンの合わせ目は下方に突出した凸部を有し、前記下パッキンの合わせ目は上方に突出した凸部を有し、前記左パッキンおよび右パッキンにおける上パッキンとの合わせ目は下側に凹んだ凹部を有し、前記左パッキンおよび右パッキンにおける下パッキンとの合わせ目は上側に凹んだ凹部を有することを特徴とする請求項3に記載の換気扇。
JP2010036342A 2010-02-22 2010-02-22 換気扇 Active JP5495842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010036342A JP5495842B2 (ja) 2010-02-22 2010-02-22 換気扇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010036342A JP5495842B2 (ja) 2010-02-22 2010-02-22 換気扇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011169565A JP2011169565A (ja) 2011-09-01
JP5495842B2 true JP5495842B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=44683868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010036342A Active JP5495842B2 (ja) 2010-02-22 2010-02-22 換気扇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5495842B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023150750A (ja) * 2022-03-31 2023-10-16 日本無機株式会社 エアフィルタ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60251327A (ja) * 1984-05-28 1985-12-12 Showa Shell Sekiyu Kk 通気装置及びその取付方法
JPH10103729A (ja) * 1996-09-27 1998-04-21 Mitsubishi Electric Corp 換気用フード装置
JP2000179695A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Nec Eng Ltd 防水パッキン
JP2002071179A (ja) * 2000-08-25 2002-03-08 Matsushita Electric Works Ltd 換気ユニットの配設構造
JP3946029B2 (ja) * 2001-10-31 2007-07-18 河村電器産業株式会社 フィルターユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011169565A (ja) 2011-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6208795B2 (ja) 笠木通気部品
JP2007247984A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP5495842B2 (ja) 換気扇
JP5389626B2 (ja) カーテンウォール及び建造物
JP4969898B2 (ja) 建物用換気装置およびその取付方法
JP5345088B2 (ja) 換気扇
JP6445317B2 (ja) カーテンウォールユニットおよびカーテンウォール
JP5264809B2 (ja) 改修サッシ
JP6962542B2 (ja) 笠木構造体
KR101721223B1 (ko) 갤러리 창호
JP6797530B2 (ja) パラペット換気構造及び換気金具
JP5316494B2 (ja) サッシ構造
JP5473980B2 (ja) 換気扇
JP4845870B2 (ja) サッシ外額縁
JP6982550B2 (ja) カーテンウォールユニット
WO2018076603A1 (zh) 控制面板的集成结构及洗碗机
JP6353358B2 (ja) 面格子の取付構造
JP4244950B2 (ja) 出窓
JP2012233340A (ja) 外壁構造
JP5224377B2 (ja) 改装サッシ
JP2005248575A (ja) 基礎への外壁パネル及び床パネルの取付け構造
JP4994348B2 (ja) 障子の取付構造及び建具
JP2006328949A (ja) 水切り及びその水切りを備えた窓
JP2011149217A (ja) 後付けサッシ
JP2010265723A (ja) 窓取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5495842

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250