JP2007247984A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】圧縮機室部前板の取り付け、取り外しが容易で、運転中の異常音や雨水の浸入のない空気調和機の室外ユニットを提供する。
【解決手段】圧縮機を内蔵した圧縮機室を有する外箱は、天板と、底面のユニットベースと、吹き出し口部前板5と、圧縮機室の前部を覆う圧縮機室部前板8と、側面部を覆う右側板から構成され、圧縮機室部前板8の両側端部に略L字状の係止爪10を複数設け、吹き出し口部前板5および側板9の端部に係止爪10に係合する係合穴11をそれぞれ複数設け、係合穴11に周囲を勘合させて保持する弾性体12を設け、弾性体12に係止爪10が貫通して係合する係止爪10の厚さより小さな細長い貫通穴12aを設けたもので、圧縮機室部前板8を取り付ける際、係止爪10が弾性体12の弾力により保持されるため、圧縮機室部前板8は下方へずれることがなく一人で確実に、しかも容易に取り付け、取り外し作業ができる。
【選択図】図2
【解決手段】圧縮機を内蔵した圧縮機室を有する外箱は、天板と、底面のユニットベースと、吹き出し口部前板5と、圧縮機室の前部を覆う圧縮機室部前板8と、側面部を覆う右側板から構成され、圧縮機室部前板8の両側端部に略L字状の係止爪10を複数設け、吹き出し口部前板5および側板9の端部に係止爪10に係合する係合穴11をそれぞれ複数設け、係合穴11に周囲を勘合させて保持する弾性体12を設け、弾性体12に係止爪10が貫通して係合する係止爪10の厚さより小さな細長い貫通穴12aを設けたもので、圧縮機室部前板8を取り付ける際、係止爪10が弾性体12の弾力により保持されるため、圧縮機室部前板8は下方へずれることがなく一人で確実に、しかも容易に取り付け、取り外し作業ができる。
【選択図】図2
Description
本発明は空気調和機の室外ユニットに関するもので、特に室外ユニットの外郭を形成する外箱構成に関するものである。
大能力タイプのルームエアコンの室外ユニットやパッケージエアコンの室外ユニットでは、室外ユニットの横連続設置に対応できるように、送風機の吹き出し口面側から作業ができるように、圧縮機室と圧縮機室の上部に設けられる制御基板を収納する電装部品室とを覆う圧縮機室部前板が設けられている。配管接続部も圧縮機室部に収納されているので、設置時の配管接続作業、冷媒追加充填作業また設置状態に応じて室外ユニット制御基板に設けられた種々の設定スイッチの操作を行うには、圧縮機室部前板を外して作業を行うようになっており、そのため圧縮機室部前板は、数本のネジを緩めることで簡単に取り外せる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。また、係合が容易な構成として、引掛け爪と引掛け穴の構成がある(例えば、特許文献2参照)。
以下に、従来の空気調和機の室外ユニットの外箱の構成を、図9、図10を用いて説明する。図9において、室外ユニット90の外箱90aは、周囲を上方に向かって折り曲げたユニットベース100、天面部を覆う天板101、前面部を覆い送風機(図示せず)の吹き出し口102aを設けた吹き出し口部前板102、圧縮機106を内蔵する圧縮機室106aと制御基板(図示せず)を収納する電装部品室104とを覆う断面略L字状の圧縮機室部前板103、右側面を覆う側板105a、105bから構成されている。圧縮機室部前板103は、前面側103aと右側面側103bとで形成され、さらに圧縮機室部前板103の上端及び下端はそれぞれネジ103dで天板101とユニットベース100に締結されている。
図10は、図9における圧縮機室部前板103の右側面側103bのD部と側板105bのE部を拡大した詳細図であり、(a)は要部水平断面図、(b)は要部正面図である。図10に示すように、圧縮機室部前板103の右側面側103b及び左側端部103cの各鉛直部には略L字状の係止爪110が、またこの係止爪110に対応して、吹き出し口部前板102および側板105bの鉛直端部に角形状の係合穴111がそれぞれ複数個設けられている。
室外ユニット90を横方向に連続設置する場合に、圧縮機室部前板103が室外ユニット90の手前方向に外せるようするために係止爪110は両端側ともに室外ユニット90の奥行き方向に突出して形成されており、対応する係合穴111は係止爪110に直交するように開口している。
以上の構成により、圧縮機室部前板103は、圧縮機室部前板103の右側面側103b、左側端部103cに設けられた複数個の係止爪110が係合穴111に水平方向に挿入された後、上方にスライドされ、さらに上端、下端をそれぞれ1本のネジ103dで締結することによって吹き出し口部前板102、側板105a、105bに固着できるため、多くのネジを使用する必要がなく、組立時の作業工数を低減できると共にネジ本数が少ないので見栄えもよい。
図11は、他の従来の空気調和機の室外ユニットを示すもので、図9に示された室外ユニットとほぼ同様な外箱構成となっているが、圧縮機室部前板の部分と右側の側板部分とが一体に形成され、しかも右側の側板は1枚で形成され合わせ目が省略されているところ
が異なる(例えば、特許文献3参照)。
特開平6−123446号公報
実開平5−69535号公報
特開平9−193989号公報
が異なる(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら上記従来の空気調和機の室外ユニットの外箱構成では、製造現場における圧縮機室部前板103の組立作業時や、設置時に圧縮機室部前板103を開けての作業、例えば室外ユニット90と室内ユニット(図示せず)をつなぐ際の冷媒配管接続、冷媒の追加充填や電線接続などの圧縮機室部前板103を取り外したり、再度室外ユニット90に取り付けたりする際に以下のような課題があった。
圧縮機室部前板103を室外ユニット90に取り付ける際は、側板105a、105b及び吹き出し口部前板102に設けた複数の係合穴111に圧縮機室部前板103の右側面側103b及び左側端部103cに設けた複数の係止爪110を挿入した後、圧縮機室部前板103を上方にスライドさせ上端、下端をネジ103dで締結するが、圧縮機室部前板103は金属製でしかも大きな表面積を持ち、そのため重量も重くなることから自重により下方へ下がろうとする力が働くため、ネジ穴がずれてしまう。
また、圧縮機室部前板103を取り外す際は、締結されたネジ103dを緩めて取り外すが、ネジ103dを取り外した瞬間に圧縮機室部前板103は自重により下方に下がり、係止爪110が係合穴111から外れ圧縮機室部前板103が落下してしまう。そのため、作業者はネジ穴がずれないように圧縮機室部前板103を押えていなければならず、取り付け、取り外し作業が非常に困難であった。
このため、製造現場や大規模設置工事など多人数で作業をしている場合には、一人が圧縮機室部前板103を押え、もう一人がネジを締結しなければならなかった。又、一人で設置作業する場合、あるいは、一人で作業を行うことが多いサービス時などでは、圧縮機室部前板103の再取り付けが極めて困難で、また多くの時間を費やし、さらに注意不足の場合には、係止爪110と係合穴111が外れてしまい、圧縮機室部前板103が室外ユニット90より落下しキズ付きや変形の原因となっていた。
また、圧縮機室部前板103と吹き出し口部前板102、側板105は、金属製であるため運転中等の新道により係止爪110と係合穴111が互いに擦れ合うことで、異常音が発生してしまう。さらには、悪天候による風雨により、吹き出し口部前板102、圧縮機室部前板103、側板105の合わせ目の隙間を伝って係合穴111より雨水が侵入し、内臓部品への悪影響の要因となっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、安価な構成で、見栄えを悪くすることもなく、一人で確実に、しかも簡単に圧縮機室部前板の取り付けができる空気調和機の室外ユニットを提供することを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機の室外ユニットは、圧縮機を内蔵した圧縮機室と送風機とを有する外箱を備え、外箱は、天面に配された天板と、送風機の風を吹き出す吹き出し口を設けた吹き出し口部前板と、圧縮機室の前部を覆う圧縮機室部前板と、側面部を覆う側板とから構成され、圧縮機室部前板の両側端部に略L字状の係止爪を複数設けるとともに、吹き出し口部前板および側板の端部に係止爪に係合する係合穴をそれぞれ複数設け、係合穴に周囲を勘合させて保持する弾性体を設け、弾性体に圧縮
機室部前板の係止爪を挿入して吹き出し口部前板と側板との最終取り付け位置にスライドさせた時に係止爪が貫通して係合する係止爪の厚さより小さな幅の貫通穴を形成したもので、圧縮機室部前板を吹出し口部前板及び側板に取り付ける際、圧縮機室部前板の両側端部に設けた係止爪を吹出し口部前板及び側板の端部の係合穴に設けた弾性体の貫通穴に挿入し、圧縮機室部前板を上方の最終取り付け位置までスライドさせることで、係止爪が弾性体の弾力により保持されるとともに、圧縮機室部前板を取り外す際も、ネジを取り外した状態でも圧縮機室部前板は下方へずれることがなく一人で確実に、しかも容易に前記圧縮機室部前板を取り付け、取り外しができる。
機室部前板の係止爪を挿入して吹き出し口部前板と側板との最終取り付け位置にスライドさせた時に係止爪が貫通して係合する係止爪の厚さより小さな幅の貫通穴を形成したもので、圧縮機室部前板を吹出し口部前板及び側板に取り付ける際、圧縮機室部前板の両側端部に設けた係止爪を吹出し口部前板及び側板の端部の係合穴に設けた弾性体の貫通穴に挿入し、圧縮機室部前板を上方の最終取り付け位置までスライドさせることで、係止爪が弾性体の弾力により保持されるとともに、圧縮機室部前板を取り外す際も、ネジを取り外した状態でも圧縮機室部前板は下方へずれることがなく一人で確実に、しかも容易に前記圧縮機室部前板を取り付け、取り外しができる。
本発明の空気調和機の室外ユニットは、安価な構成で、見栄えを悪くすることもなく、一人で確実に、しかも簡単に圧縮機室部前板の取り付けができるので、作業効率が非常に良く、運転中の異常音や風雨による影響のない品質が優れたものである。
第1の発明は、圧縮機を内蔵した圧縮機室と送風機とを有する外箱を備え、前記外箱は、天面に配された天板と、前記送風機の風を吹き出す吹き出し口を設けた吹き出し口部前板と、前記圧縮機室の前部を覆う圧縮機室部前板と、側面部を覆う側板とから構成され、前記圧縮機室部前板の両側端部に略L字状の係止爪を複数設けるとともに前記吹き出し口部前板および前記側板の端部に前記係止爪に係合する係合穴をそれぞれ複数設け、前記係合穴に周囲を勘合させて保持する弾性体を設け、前記弾性体に前記圧縮機室部前板の係止爪を挿入して前記吹き出し口部前板と前記側板との最終取り付け位置にスライドさせた時に前記係止爪が貫通して係合する係止爪の厚さより小さな幅の貫通穴を形成したもので、圧縮機室部前板を吹出し口部前板及び側板に取り付ける際、圧縮機室部前板の両側端部に設けた係止爪を吹出し口部前板及び側板の端部の係合穴に設けた弾性体の貫通穴に挿入し、圧縮機室部前板を上方の最終取り付け位置までスライドさせることで、係止爪が弾性体の弾力により保持され、圧縮機室部前板を取り外す際も、ネジを取り外した状態でも圧縮機室部前板は下方へずれることがなく一人で確実に、しかも容易に前記圧縮機室部前板を取り付け、取り外しができるとともに、弾性体により係止爪と係合穴が直接干渉することがないので異常音が発生することはなく、さらには弾性体により係止爪と係合穴の隙間がシールされることで雨水の侵入がなく、内臓部品への悪影響もなくなるものである。
第2の発明は、特に第1の発明の貫通穴の形状をスリット状に形成しているので、係止爪を挿入した後に圧縮機室部前板を所定の位置にスライドさせた状態でも、貫通穴の係止爪挿入部は開口していないため、シール性が向上する。
第3の発明は、特に第2の発明の貫通穴の係止爪を挿入する挿入口を手前に向かって広がるように傾斜させているので、係止爪を挿入する際の位置決めが可能となるとともに、係止爪の挿入位置がずれた場合でも、傾斜により係止爪が弾性体を押し付ける力が分散され弾性体を傷付けることがない。
第4の発明は、特に第1の発明の貫通穴を係止爪の挿入角度に対して係止爪の所定の位置から対称に傾斜させているので、係止爪を貫通穴に挿入した際、係止爪の位置が左右方向にずれた場合でも貫通穴の両側端部と係止爪の両側部との間に隙間が発生することなく確実に密着しているのでシール性が向上する。
第5の発明は、特に第2又は第3又は第4の発明の貫通穴の形状をI字状に形成しているので、圧縮機室部前板取り付け時に係止爪を貫通穴に挿入する際、係止爪の位置が所定の位置より左右にずれた場合でも弾性体の弾力により、弾性体は係止爪の挿入方向にスムーズに押し込まれ、弾性体が係合穴より外れ落ちたり破壊されたりすることはない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの外箱構成を示す分解斜視図で、図2は、同室外ユニットの圧縮機室部前板の取り付け部の要部斜視図で、図3は同取り付け部の要部断面図ある。
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの外箱構成を示す分解斜視図で、図2は、同室外ユニットの圧縮機室部前板の取り付け部の要部斜視図で、図3は同取り付け部の要部断面図ある。
図1、図2、図3において、室外ユニット1の外箱1aは、底部を形成するユニットベース2、天面部を覆う天板3、前面部を覆うとともに内蔵された送風機(図示せず)による風を吹き出す吹き出し口4を有する吹き出し口部前板5、圧縮機(図示せず)を内蔵する圧縮機室6や制御基板(図示せず)を収納する電装部品室7を覆う圧縮機室部前板8、右側面を覆う側板となる右側板9とから構成されている。圧縮機室部前板8は、前面に位置する前面部8aと右側部8bとで断面略L字状に形成され、左端部8cと右側部8bの端部のそれぞれに、後方に突出した略L字状の係止爪10が複数個設けられ、吹き出し口部前板5および右側板9のそれぞれの鉛直端部の係止爪10に対応する位置に角形状の係合穴11が設けられている。
係合穴11には、全周を勘合させて保持する弾性体12が配置され、弾性体12には、係止爪10と相対する位置に幅が係止爪10の厚さ寸法より小さく開口する細長い貫通穴12aが形成されている。
圧縮機室部前板8の室外ユニット1への取り付けは、圧縮機室部前板8の係止爪10を吹き出し口部前板5と右側板9の係合穴11に配置した弾性体12の貫通穴12aに挿入する。その後圧縮機室部前板8を上方にスライドさせることにより、係止爪10が弾性体12の弾力により保持されることから、圧縮機室部前板8が下方にずれないように押えておく必要がなく、ネジ13で圧縮機室部前板8の上端、下端を天板3、ユニットベース2にそれぞれネジ止めすることで圧縮機室部前板8の取り付けは完了する。同様に圧縮機室部前板8を取り外す際も、ネジ13を取り外した状態でも圧縮機室部前板8は下方へずれることはない。また、弾性体12により係止爪10と係合穴11が直接干渉することがないので異常音が発生することはなく、さらには弾性体12により係止爪10と係合穴11の隙間がシールされることで雨水の浸入がなく、内臓部品への悪影響もなくなるものである。
以上のように、本実施の形態によれば、一人でも簡単に、しかも確実に圧縮機室部前板8の取り付け、取り外しができるとともに、運転中の異常音や風雨による悪影響のないものである。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの要部斜視図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの要部斜視図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、貫通穴12aをスリット状に形成しているので、係止爪10を挿入した後に圧縮機室部前板8を所定の位置にスライドさせた状態でも、貫通穴12aの係止爪10挿入部は開口していないため、シール性が向上する。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの要部断面図で
ある。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図5は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの要部断面図で
ある。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、貫通穴12aの係止爪10を挿入する挿入口12bを手前に向かって広がるように傾斜させているので、係止爪10を挿入する際の位置決めが可能となるとともに、係止爪10の挿入位置がずれた場合でも、挿入口12bの傾斜により係止爪10が弾性体12を押し付ける力が分散され弾性体12を傷付けることがない。
(実施の形態4)
図6は、本発明の第4の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの要部断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第4の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの要部断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、貫通穴12aを係止爪10の挿入角度に対して係止爪10の所定の位置から対称に傾斜させているので、係止爪10を貫通穴12aに挿入した際、係止爪10の位置が左右方向にずれた場合でも貫通穴12aの両側端部12cと係止爪10の両側部10aとの間に隙間が発生することなく確実に密着しているのでシール性が向上する。
(実施の形態5)
図7は、本発明の第5の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの要部斜視図で、図8は、同取り付け部の要部断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図7は、本発明の第5の実施の形態における空気調和機の室外ユニットの要部斜視図で、図8は、同取り付け部の要部断面図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、貫通穴12aの形状をI字状に形成しているので、係止爪10を貫通穴12aに挿入する際、係止爪10の位置が所定の位置より左右にずれた場合でも弾性体12の弾力により、弾性体12は係止爪10の挿入方向にスムーズに押し込まれ、弾性体12が係合穴11より外れ落ちたり破壊されたりすることはない。
以上のように、本発明に係る空気調和機の室外ユニットは、安価な構成で、見栄えを悪くすることもなく、一人で確実に、しかも簡単に圧縮機室部前板の取り付け、取り外しができるとともに、運転中の異常音や雨水が浸入する恐れがないので、作業効率、品質が非常に良く、設置時、サービス時に着脱を要する板金製の扉、蓋などを有する各種機器、装置にも適用できるものである。
1 室外ユニット
1a 外箱
2 ユニットベース
3 天板
4 吹き出し口
5 吹き出し口部前板
6 圧縮機室
8 圧縮機室部前板
9 側板
10 係止爪
11 係合穴
12 弾性体
12a 貫通穴
1a 外箱
2 ユニットベース
3 天板
4 吹き出し口
5 吹き出し口部前板
6 圧縮機室
8 圧縮機室部前板
9 側板
10 係止爪
11 係合穴
12 弾性体
12a 貫通穴
Claims (5)
- 圧縮機を内蔵した圧縮機室と送風機とを有する外箱を備え、前記外箱は、天面に配された天板と、前記送風機の風を吹き出す吹き出し口を設けた吹き出し口部前板と、前記圧縮機室の前部を覆う圧縮機室部前板と、側面部を覆う側板とから構成され、前記圧縮機室部前板の両側端部に略L字状の係止爪を複数設けるとともに前記吹き出し口部前板および前記側板の端部に前記係止爪に係合する係合穴をそれぞれ複数設け、前記係合穴に周囲を勘合させて保持する弾性体を設け、前記弾性体に前記圧縮機室部前板の係止爪を挿入して前記吹き出し口部前板と前記側板との最終取り付け位置にスライドさせた時に前記係止爪が貫通して係合する係止爪の厚さより小さな幅の貫通穴を形成したことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
- 貫通穴の形状をスリット状に形成したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外ユニット。
- 係止爪を挿入する貫通穴の挿入口を手前に向かって広がるように傾斜させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機の室外ユニット。
- 貫通穴を係止爪の挿入角度に対して傾斜させたことを特徴とする請求項2記載の空気調和機の室外ユニット。
- 貫通穴の形状をI字状に形成したことを特徴とする請求項2〜4のうちいづれか一項に記載の空気調和機の室外ユニット。
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- 2006-03-16 JP JP2006072340A patent/JP2007247984A/ja active Pending
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