JP2957076B2 - 布線台への電線掛け具の取付構造 - Google Patents

布線台への電線掛け具の取付構造

Info

Publication number
JP2957076B2
JP2957076B2 JP5335009A JP33500993A JP2957076B2 JP 2957076 B2 JP2957076 B2 JP 2957076B2 JP 5335009 A JP5335009 A JP 5335009A JP 33500993 A JP33500993 A JP 33500993A JP 2957076 B2 JP2957076 B2 JP 2957076B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
wire hook
wiring board
nut
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5335009A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07192553A (ja
Inventor
由一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Sogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Sogyo KK filed Critical Yazaki Sogyo KK
Priority to JP5335009A priority Critical patent/JP2957076B2/ja
Publication of JPH07192553A publication Critical patent/JPH07192553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2957076B2 publication Critical patent/JP2957076B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布線台上に固定されて
配索された電線を支持する電線掛け具を布線台に取り付
ける布線台への電線掛け具の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、実開平4−206314号公報
等に記載された、いわゆるフォーク状の電線掛け具1
と、この電線掛け具1が固定される布線台3を示す。同
図において電線掛け具1は、U字状の電線掛け部5と、
一側に電線掛け部5を支持し他側に固定部7が形成され
た支持棒部9とからなる。固定部7には、ねじ部11が
形成されている。
【0003】そして、電線掛け具1を布線台3に固定す
るには、予めナット13をねじ部11に螺合させた状態
で、布線台3の表面側(図4において上面側)からねじ
部11を布線台3に設けた取付孔3a内に挿通させ、先
端部を裏面側(図4において下面側)に突出させる。次
に布線台3の裏面側に突出したねじ部11にナット15
を螺合し、電線掛け部5の高さ調節した後にナット13
を締め付ける。これにより、電線掛け具1が布線台3に
固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電線掛け部
5の向きは予め設定されており、布線台3の裏面側から
ナット15を締め付ける際に、電線掛け部5の位置がず
れないように、布線台3の表面側(図4において上面
側)で電線掛け具1を押さえながら締め付けるため、ど
うしても二人作業となっていた。
【0005】また、電線掛け具1を布線台3から取り外
す場合にも、裏面側のナット15をねじ部11から完全
に外した後に、固定部7を取付孔3a内から表面側へ引
き抜かなければならない。
【0006】従って、布線台3への電線掛け具1の取
付、取り外し作業に時間と手間がかかり、作業性が悪か
った。
【0007】本発明は上記事情を考慮し、簡単な構造
で、電線掛け具を布線台に一人作業で取り付けることが
出来、取付、取外し作業性を向上することが出来る布線
台への電線掛け具の取付構造の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明では、布線台上に配索された電線が
支持される電線掛け部を一側に有する電線掛け具の他側
を、布線台に設けた取付孔に挿入して取り付ける布線台
への電線掛け具の取付構造において、前記電線掛け具の
他側にナット螺合用のねじ部を形成し、このねじ部より
先端側に前記取付孔の直径寸法より長い棒状の止め部材
の中間部を、布線代に設けた取付孔の直径寸法より両端
部間が短くなる折り畳み位置と、電線掛け具の軸方向に
対して直交する方向に沿う止め位置との間で回動自在に
支持し、前記止め部材を折り畳み位置の状態で取付孔に
表面側から裏面側へ挿通させて、止め位置に回動した止
め部材とナットとの間で前記布線台を挟持することを特
徴としている。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明であって、前記止め部材の重心を電線掛け具への回
動中心から一方の端部側に設定したことを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、予めナットをねじ部
に螺合し、止め部材を折り畳み位置に折り畳んだ状態
で、布線台の取付孔内に表面側から挿入し、止め部材を
裏面側に挿通させる。止め部材を裏面側に挿通させる
と、止め部材が止め位置に回動する。この状態でナット
を締め付けることにより、ナットと止め部材との間で布
線台が挟持される。これにより、電線掛け具を布線台に
取り付けることが出来る。
【0011】電線掛け具を布線台から外す場合には、ナ
ットを緩めた後に、止め部材を折り畳み位置に回動させ
て、取付孔から表面側へ抜き出す。
【0012】請求項2の発明によれば、重心がある一側
が他側より高くなるように止め部材を折り畳み位置に折
り畳んだ状態で、取付孔に表面側から挿入して、裏面側
に挿通する。折り畳まれた状態の止め部材が布線台の裏
面側に挿通されると、止め部材は止め位置まで自然に回
動し、電線掛け具の軸方向に対して直交する。この状態
でねじ部に予め螺合してあるナットを締め付けることに
より、ナットと止め部材との間で布線台が挟持される。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る布線台への電線掛け具の
取付構造の実施例について図面を用いて説明する。図1
は、本発明が適用された電線掛け具の固定部を示す斜視
図、図2は、電線掛け具を布線台に固定する手順を示す
断面図である。
【0014】本実施例の電線掛け具17の固定部19に
は、ナット螺合用のねじ部21が形成されている。ま
た、固定部19の先端部には、端面から内側にスリット
23が形成されている。このスリット23は、ねじ部2
1の一部まで形成されている。スリット23内には、固
定部19の軸方向に対して交差する方向に沿って止め部
材25が挿入されており、この止め部材25の中間部を
貫通した支持ピン27により回動自在に支持されてい
る。
【0015】止め部材25は、図2に示すように、長さ
L2が布線台3に設けた取付孔3aの直径寸法L1より
長い棒状に形成され、両端部間の距離L3が取付孔3a
の直径L1より短くなる折り畳み位置と、固定部19の
軸方向に対して直交する止め位置との間で支持ピン27
により回動自在に支持されている。このため、止め部材
25は、折り畳み位置の状態では、取付孔3a内を挿通
可能とされ、止め位置では、取付孔3aの開口縁に両端
部が当接可能となっている。
【0016】このような固定部19を有する電線掛け具
17を布線台3に固定するには、予めねじ部21にナッ
ト29を螺合し、図2に示すように、止め部材25を折
り畳み位置に折り畳む。そして、取付孔3aに挿入し
て、止め部材25を布線台3の裏面側に挿通させる。次
に、ナット29を回転させて締め付けると、ナット29
側に位置する止め部材25の一端が布線台3の裏面側に
当接し、次第に止め部材25が回動して、電線掛け具1
7の軸方向に対して交差する方向に沿った止め位置にな
り、両端部が取付孔3aの開口周縁部に当接する。そし
て、ナット29を締め付けることにより、ナット29
と、止め部材25との間で布線台3が挟持され、電線掛
け具17が布線台3に固定される。
【0017】次に、電線掛け具17を布線台3から取り
外す場合には、ナット29を緩めた後に、裏面側の止め
部材25を折り畳み位置まで傾斜させ、表面側に引き抜
くことにより容易に取り外すことが出来る。この場合、
布線台の表面側でナット29を緩めても止め部材25が
取付孔3aの開口周縁に当たっているので、布線台3か
ら不用意に外れることがなく、ナット29を緩めた後
に、裏面側から止め部材25を折り畳み位置に折り畳ん
で、押し出せば一人作業で行うことが出来、止め部材2
5を容易に外すことが出来る。
【0018】従って、本実施例によれば、簡単な構造
で、電線掛け具を布線台に一人作業で取り付けることが
出来、取付、取外し作業性を向上することが出来る。
【0019】次に他の例について説明する。この実施例
では、止め部材の重心を電線掛け具17との回動中心か
ら一側に片寄った位置に設定した例である。
【0020】このように、重心を片寄った位置に設定す
ることにより、布線台3の取付孔3aに表面側から止め
部材25を挿入する際に重心側をナット29側に位置さ
せた状態で挿入すれば、取付孔3aを挿通後に自然に止
め部材3aが回動し、この状態のままナット29を締め
付けることにより、ナット29と止め部材25との間で
布線台3を挟持することが出来る。
【0021】なお、重心位置を一側に設定する場合、回
動中心を一側にずらすことにより、回動中心の両側の重
さを不均等にして重心位置を移動させても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、電線掛け具の他側に設けたナット螺合用のねじ部
より先端側に止め部材を回動自在に支持し、止め部材が
布線台の取付孔を挿通した後に、回動してナットと止め
部材とで布線台を挟持するようにしたので、簡単な構造
となり、電線掛け具を布線台に一人作業で取り付けるこ
とが出来、取付、取外し作業性を向上することが出来
る。
【0023】請求項2の発明によれば、止め部材の重心
を電線掛け具への回動中心から一側に設定したことによ
り、止め部材を布線台の裏面側に挿通させれば自然に回
動する。これにより、ナットを締め付けるだけで容易に
電線掛け具を布線台に取り付けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線掛け具の取付構造が適用され
た電線掛け具の固定部と布線台を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る電線掛け具の取付構造が適用され
た電線掛け具の固定部を布線台の固定部に挿入する前の
状態を示す側面図である。
【図3】本発明に係る電線掛け具の取付構造が適用され
た電線掛け具の固定部を布線台の固定部に挿入し、ナッ
トを締め付けた状態を示す側面図である。
【図4】従来の電線掛け具を示す側面図である。
【符号の説明】
3 布線台 17 電線掛け具 19 固定部 21 ねじ部 25 止め部材 29 ナット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布線台上に配索された電線が支持される
    電線掛け部を一側に有する電線掛け具の他側を、布線台
    に設けた取付孔に挿入して取り付ける布線台への電線掛
    け具の取付構造において、前記電線掛け具の他側にナッ
    ト螺合用のねじ部を形成し、このねじ部より先端側に前
    記取付孔の直径寸法より長い棒状の止め部材の中間部
    を、布線台に設けた取付孔の直径寸法より両端部間が短
    くなる折り畳み位置と、電線掛け具の軸方向に対して直
    交する方向に沿う止め位置との間で回動自在に支持し、
    前記止め部材を折り畳み位置の状態で取付孔に表面側か
    ら裏面側へ挿通させて、止め位置に回動した止め部材と
    ナットとの間で前記布線台を挟持することを特徴とする
    布線台への電線掛け具の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記止め
    部材の重心を電線掛け具への回動中心から一方の端部側
    に設定したことを特徴とする布線台への電線掛け具の取
    付構造。
JP5335009A 1993-12-28 1993-12-28 布線台への電線掛け具の取付構造 Expired - Lifetime JP2957076B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335009A JP2957076B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 布線台への電線掛け具の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335009A JP2957076B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 布線台への電線掛け具の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07192553A JPH07192553A (ja) 1995-07-28
JP2957076B2 true JP2957076B2 (ja) 1999-10-04

Family

ID=18283721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5335009A Expired - Lifetime JP2957076B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 布線台への電線掛け具の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2957076B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07192553A (ja) 1995-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2957076B2 (ja) 布線台への電線掛け具の取付構造
JP4330675B2 (ja) 機器支持用アームのデスク天板への取付装置
JPH078895Y2 (ja) 長尺部材用支持具
JPH0688596A (ja) 天井扇風機の取付装置
JP2529010Y2 (ja) 機器の傾斜状取付装置
JP2558140Y2 (ja) 可動部付押締端子台
JPH0333153Y2 (ja)
JPS603599Y2 (ja) フラツトケ−ブル固定具
JP3946029B2 (ja) フィルターユニット
JPS6215923Y2 (ja)
JP3151325B2 (ja) 壁板用取付押え金具の設置構造
JPH0743855Y2 (ja) 照明器具
JPH0438405Y2 (ja)
JP2599682Y2 (ja) 電子機器の取付け構造
JP2545429Y2 (ja) ミラーキャビネット
JPH09285341A (ja) デスク用アーム装置
JPS5824539Y2 (ja) 機器に於けるマイクロフオン取付装置
JPS5851633Y2 (ja) バツクミラ−におけるステ−とミラ−ハウジングとの取付構造
JPS5932018Y2 (ja) ト−ンア−ムパイプの取付機構
JPS6116716Y2 (ja)
JPS5918572Y2 (ja) 螢光ランプ支持装置
JPS5843046Y2 (ja) ヘツドシエルユニツト
JPH086336Y2 (ja) 布線治具
JP2586644Y2 (ja) ア−クホ−ン付碍子のホ−ン取付構造
JPH0644614Y2 (ja) コンセントボックス