JP3151325B2 - 壁板用取付押え金具の設置構造 - Google Patents

壁板用取付押え金具の設置構造

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JP3151325B2
JP3151325B2 JP01065093A JP1065093A JP3151325B2 JP 3151325 B2 JP3151325 B2 JP 3151325B2 JP 01065093 A JP01065093 A JP 01065093A JP 1065093 A JP1065093 A JP 1065093A JP 3151325 B2 JP3151325 B2 JP 3151325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取付け枠を介して配線
器具が取着される壁板用取付押え金具の設置構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、取付け枠1を介してコンセント等
の配線器具2が取着される壁板用取付押え金具3とし
て、本出願人は図5に示されるようなものを考えるに至
った。このものは、略ロ字状に形成された壁板用取付押
え金具3の一方の側枠部6aにパンタグラフ式に変形す
る折り曲げ片7が設けられており、また、壁板用取付押
え金具3の下枠部6dには連結突片15が設けられてお
り、図6(b)に示されるように壁板用取付押え金具3
を開口部5が設けられた壁板4の裏面側開口縁に沿って
配置した状態で折り曲げ片7の先部に設けられた係止片
8を開口部5の表面側開口縁に当接し、ドライバー等の
工具によって連結突片15を開口部5の内周面下端に突
き刺すことで開口部5に壁板用取付押え金具3が仮止め
状態で取付けられるようになっている。12はボックス
ねじ17が螺合されるねじ孔13を中央部に備えた連結
板であり、壁板用取付押え金具3の上枠部6cと下枠部
6dからそれぞれ対向するように内方に向けて突設され
ている。そして、仮止め状態の壁板用取付押え金具3に
は図6(c)に示されるようにコンセント等の配線器具
2が取付けられた取付け枠1がボックスねじ17によっ
て連結固定されるものであり、ボックスねじ17の先端
を連結板12に設けられたねじ孔13に螺合することで
壁板用取付押え金具3と取付け枠1とが相互に連結固定
され、壁板用取付押え金具3と取付け枠1とで開口部5
が設けられた壁板4の開口縁を挟持して壁板用取付押え
金具3が本固定されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、壁板用取付押え金具3は一方の側枠
部6aより突設された折り曲げ片7と下枠部6dより突
設された連結突片15によって片持ち状で開口部5に対
して取付けられているだけであり、締め込み方向である
右回りにボックスねじ17を回転させて取付け枠3を壁
板用取付押え金具3に取付ける作業を行なうと図7に示
されるように壁板用取付押え金具3が開口部5より脱落
してボックスねじ17と共に右方向に供回りしてしまう
という問題があった。このために、図8に示されるよう
な固定片20を一方の側枠部6aの上部及び他方の側枠
部6bの下部より突設するようになったものも提供され
ている。しかしながら、このものにおいても、壁板用取
付押え金具3を開口部5の表面側から見た状態では壁板
用取付押え金具3の左上側と右下側が固定片20によっ
て開口部5に取付けられた状態となっているために、ボ
ックスねじ17を締め込んでいくと図9に示されるよう
に壁板用取付押え金具3が開口部5より脱落してボック
スねじ17と共に右方向に供回りしてしまうという問題
があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、脱落したりするようなことなく確実に開口部
に取付けることができる壁板用取付押え金具の設置構造
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、取付け枠1を介して配線器具2が取着
される略ロ字状の壁板用取付押え金具3を壁板4に設け
られた開口部5の裏面側開口縁に配設し、少なくとも壁
板用取付押え金具3の両側の側枠部6を開口部5の裏面
側開口縁に当接し、壁板用取付押え金具3の一方の側枠
部6aより突設されたパンタグラフ式に変形する折り曲
げ片7を開口部5の内側面に沿って配置し、折り曲げ片
7の先部に設けられた係止片8を開口部5の表面側開口
縁に当接し、壁板用取付押え金具3の他方の側枠部6b
より折り曲げ可能な細帯状の固定片9を突設すると共に
固定片9の先端に指でつかむためのつかみ片10を設
け、つかみ片10を指でつかんで固定片9を折り曲げて
開口部5の内側面及び表面側開口縁に沿って当接したも
のである。
【0006】また、固定片9をつかみ片10よりも細巾
としてもよい。
【0007】
【作用】しかして、壁板用取付押え金具3の一方の側枠
部6aより突設されたパンタグラフ式に変形する折り曲
げ片7が開口部5の一方の内側面に沿って配置され、折
り曲げ片7の先部に設けられた係止片8が開口部5の表
面側開口縁に当接されるものであり、また、他方の側枠
部6bより突設された細帯状の固定片9を固定片9の先
端に設けたつかみ片10を指でつかんで固定片9を折り
曲げて開口部5の他方の内側面及び表面側開口縁に当接
ることで壁板用取付押え金具3開口部5の裏面
側開口縁に沿って取付けられるものである。そして、パ
ンタグラフ式に変形する折り曲げ片7が開口部5の一方
の内側面に当接されると共に固定片9が開口部5の他方
の内側面に当接されることで簡単な構成で壁板用取付押
え金具3は開口部5に対して回転防止ができて確実に
易に取付けられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図1に示されるように石膏ボード等によって
形成される壁板4の一部を矩形状に切り欠くことによっ
て壁板4には開口部5が設けられており、この開口部5
の裏面側開口縁に壁板用取付押え金具3が取付けられる
ようになっている。
【0009】薄金属板にて形成される壁板用取付押え金
具3は図3に示されるように中央部に開口部5の形状に
対応させた開口部を有する略ロ字状に形成されており、
上下で対向する上枠部6cと下枠部6d及び左右で対向
する側枠部6とで主体が構成されている。この壁板用取
付押え金具3の周縁部には約半周にわたって突条11が
設けられており、壁板用取付押え金具3の曲げ強度を向
上させるようになっている。上枠部6cと下枠部6dか
らはそれぞれL字状の連結板12が突設されており、連
結板12にはボックスねじ17が螺合されるねじ孔13
が設けられている。上記L字状の連結板12の基端には
壁板用取付押え金具3を開口部5の裏面側開口縁に当接
した場合に開口部5の内周面上端と内周面下端に当接さ
れる当接片12aが形成されている。下枠部6dより突
設された連結板12の側部からは一体に支持片14が突
設されており、支持片14の先端には下端が鋭角となっ
た連結突片15が一体に設けられている。16は支持片
14をマイナスドライバー等の工具aによって変形させ
て連結突片15を移動させる場合に工具aの端部が引っ
掛け係止される切り欠きである。
【0010】側枠部6のうち、一方の側枠部6aには引
き上げ操作した場合にパンタグラフ式に変形する折り曲
げ片7が設けられており、折り曲げ片7の先部には係止
片8が一体に設けられている。一方の側枠部6aの内端
からは内方に向けて一対の突片7aが一体に突設されて
おり、両突片7aからは一方の側枠部6aに沿って相対
向するように略U字状の突出片7bがそれぞれ延出さ
れ、この突出片7bにて折り曲げ片7が形成されてい
る。係止片8は各突出片7bの先端部間に一体に形成さ
れている。突出片7bは一方の側枠部6aよりも細巾の
細帯状に形成されており、係止片8を持って一方の側枠
部6aと直交する外方に向けて引き上げると突出片7b
はパンタグラフ式に変形するようになっている。
【0011】他方の側枠部6bの内端からは内側方に向
けて細帯状の固定片9が一体に突設されており、固定片
9の先端にはつかみ片10が一体に設けられている。固
定片9は他方の側枠部6bよりも細巾とされており、つ
かみ片10を手で持って容易に折り曲げることができる
ようになっている。つかみ片10は固定片9よりも太巾
とされており、指でつかんで固定片9を折り曲げ操作す
る場合につかみやすいようになっている。
【0012】しかして、壁板用取付押え金具3を壁板4
に設けられた開口部5の裏面側開口縁に取付けるにあた
っては、先ず、折り曲げ片7及び固定片9を側枠部6に
対して直交する方向に突出させ、上枠部6cに設けられ
た連結片12の基端の当接片12aを開口部5の内周面
上端に当接すると共に下枠部6dに設けられた連結片1
2の基端の当接片12aを開口部5の内周面下端に当接
するようにして図4(a)(b)に示されるように開口
部5内に収納配置し、次いで折り曲げ片7及び固定片9
を折り曲げて図4(c)に示されるように係止片8及び
固定片9を開口部5の表面側開口縁に当接する。次い
で、図4(d)に示されるようにマイナスドライバー等
の工具aによって支持片14を変形させて連結突片15
を開口部5の内周面下端に差し込むことで開口部5に壁
板用取付押え金具3が仮止め状態で取付けられるもので
ある。そして、開口部5を覆うようにコンセント等の配
線器具2が取着された取付け枠1を開口部5に配置し、
取付け枠1の外面より仮止め状態の壁板用取付押え金具
3の上枠部6c及び下枠部6dに設けられた連結片12
のねじ孔13にボックスねじ17を螺合して締め込むこ
とで壁板用取付押え金具3を介して開口部5に取付け枠
1と共に配線器具2が取付けられるものであり、壁板用
取付押え金具3と取付け枠1とが相互に連結されて壁板
用取付押え金具3と取付け枠1とで開口部5が設けられ
た壁板4の開口縁を挟持することで壁板用取付押え金具
3は本固定されるものである。
【0013】そして、開口部5の裏面側開口縁に沿って
仮止め状態で取付けられる壁板用取付押え金具3は、パ
ンタグラフ式に変形する折り曲げ片7が開口部5の一方
の内側面に当接されると共に固定片9が開口部5の他方
の内側面に当接され、上枠部6cに設けられた連結片1
2の基端の当接片12aが開口部5の内周面上端に当接
されると共に下枠部6dに設けられた連結片12の基端
の当接片12aが開口部5の内周面下端に当接されるこ
とで矩形状に形成された開口部5の各内周面に支持部材
が当接または連結された状態で開口部5の裏面側開口縁
に取付けられるものであり、回り止めが行なわれた状態
で開口部5に対して確実に仮止め状態で取付けられてお
り、配線器具2と共に取付け枠1を取り付けるためのボ
ックスねじ17を連結片12のねじ孔13に螺合する場
合に壁板用取付押え金具3が開口部5より脱落してボッ
クスねじ17の締め込みと共に供回りするようなことが
ないものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、取付け枠を介し
て配線器具が取着される略ロ字状の壁板用取付押え金具
を壁板に設けられた開口部の裏面側開口縁に配設し、少
なくとも壁板用取付押え金具の両側の側枠部を開口部の
裏面側開口縁に当接し、壁板用取付押え金具の一方の側
枠部より突設されたパンタグラフ式に変形する折り曲げ
片を開口部の内側面に沿って配置し、折り曲げ片の先部
に設けられた係止片を開口部の表面側開口縁に当接し、
壁板用取付押え金具の他方の側枠部より折り曲げ可能な
細帯状の固定片を突設すると共に固定片の先端に指でつ
かむためのつかみ片を設け、つかみ片を指でつかんで固
定片を折り曲げて開口部の内側面及び表面側開口縁に沿
って当接してあるので、一方の側枠部より突設されたパ
ンタグラフ式に変形する折り曲げ片が開口部の一方の内
側面に沿って当接され、他方の側枠部より突設された固
定片を固定片の先端に設けたつかみ片を指でつかんで固
定片を折り曲げて開口部の他方の内側面に沿って当接さ
ることとなり、折り曲げ片及び係止片とつかみ片を設
けた固定片とで簡単な構成で回転防止を図って壁板用取
付押え金具を開口部に容易に確実に取付けることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の取付状態を示すものであり、(a)は左
側断面図、(b)は右側断面図である。
【図3】壁板用取付押え金具を示すものであり、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は
底面図である。
【図4】(a)〜(e)は施工手順を説明する説明図で
ある。
【図5】従来例の正面図である。
【図6】(a)〜(c)は同上の施工手順を説明する説
明図である。
【図7】同上の作用を説明する説明図である。
【図8】他の従来例を示す部分斜視図である。
【図9】同上の作用を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 取付け枠 2 配線器具 3 壁板用取付押え金具 4 壁板 5 開口部 6 側枠部 6a 一方の側枠部 6b 他方の側枠部 7 折り曲げ片 8 係止片 9 固定片 10 つかみ片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け枠を介して配線器具が取着される
    略ロ字状の壁板用取付押え金具を壁板に設けられた開口
    部の裏面側開口縁に配設し、少なくとも壁板用取付押え
    金具の両側の側枠部を開口部の裏面側開口縁に当接し、
    壁板用取付押え金具の一方の側枠部より突設されたパン
    タグラフ式に変形する折り曲げ片を開口部の内側面に沿
    って配置し、折り曲げ片の先部に設けられた係止片を開
    口部の表面側開口縁に当接し、壁板用取付押え金具の他
    方の側枠部より折り曲げ可能な細帯状の固定片を突設す
    ると共に固定片の先端に指でつかむためのつかみ片を設
    け、つかみ片を指でつかんで固定片を折り曲げて固定片
    を開口部の内側面及び表面側開口縁に沿って当接して成
    ることを特徴とする壁板用取付押え金具の設置構造。
  2. 【請求項2】 固定片をつかみ片よりも細巾として成る
    ことを特徴とする請求項1記載の壁板用取付押え金具の
    設置構造。
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