JP2950492B2 - ミラーの固定構造 - Google Patents

ミラーの固定構造

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JP2950492B2 JP17961094A JP17961094A JP2950492B2 JP 2950492 B2 JP2950492 B2 JP 2950492B2 JP 17961094 A JP17961094 A JP 17961094A JP 17961094 A JP17961094 A JP 17961094A JP 2950492 B2 JP2950492 B2 JP 2950492B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はミラー保持体における
前面パネルに対してミラーを固定具を用いて固定する固
定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】洗面化粧台等におけるミラーの固定構造
として、従来図4に示すような固定構造が用いられてい
る。図において100はミラー102を保持体104に
対して固定するための固定具であって、ステンレス板材
(厚み0.5mm程度)にて構成されている。
【0003】この固定具100は、ミラー102の前面
に係止される曲げ片106と、ミラー裏面に位置し保持
体104に固定される固定片108と、それら曲げ片1
06,固定片108を連絡する連絡片110とから成
る、全体としてL字状の部材であって、固定片108に
形成された取付穴においてビスにより保持体104に止
め付けられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの固定
構造の場合、ミラー102が破損したような場合におい
てミラー102の付替えを容易に行えない問題があり、
また輸送中等に衝撃が加わったような場合に固定具10
0の曲げ片106が開き側に変形してしまい、ミラー1
02が脱落し、損傷するといった問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、ミラーをその保持体における前面パネルに対
し、該ミラー前面に係止される曲げ片と該ミラーの裏面
に位置し該保持体に固定される固定片及びそれら曲げ
片,固定片を連絡する連絡片を備えた固定具を用いて固
定するミラーの固定構造であって、前記保持体における
前面パネルに板厚方向の貫通孔を形成する一方、前記固
定具を、(イ)前記曲げ片,固定片及び連絡片を備え且
つ該固定片の背面に前記貫通孔を挿通するネック部及び
該ネック部の先端に形成された、該ネック部よりも広幅
の抜止爪を有する本体と、(ロ)前記パネルの裏面と該
抜止爪との間において該ネック部に嵌め合される部材で
あって、嵌込側の端部から他端側にかけて肉厚が漸次厚
くされるとともに、嵌込側の端部で開口し且つ嵌込方向
に延びる、前記抜止爪よりも幅の狭い嵌合凹部を有し、
且つ嵌込方向に沿って該嵌合凹部内面に互いに対向する
方向に突出し前記ネック部に係合する係止爪が所定間隔
で複数形成されて成る抜止部材とを含むように構成し、
該固定具を介して前記ミラーをその保持体に固定するよ
うに成したことを特徴とする。(請求項1)。
【0006】また本願の別の発明は、請求項1の固定構
造において、前記固定具が樹脂にて構成されていること
を特徴とする(請求項2)。
【0007】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、固定具を、本体と抜止部材とを含むように構成し、
そして本体の挿通部を保持体における前面パネルに形成
した貫通孔に挿通して抜止爪をパネル裏面側に突出させ
た上、ネック部に抜止部材を嵌め合せることによって、
固定具を前面パネルに固定するように成したもので、本
発明によれば前面パネルの裏面側において固定具の取付
け・取外しを行うことができ、またその際にビスのねじ
込み等の作業を必要としないので、ミラーが損傷したよ
うな場合にもこれを容易に取り替えることができる。
【0008】加えて本発明の固定具は、抜止部材が本体
におけるネック部への嵌込側の端部から他端側にかけて
肉厚が漸次厚くされているため、この抜止部材が楔とし
ての作用をなし、これにより本体をパネルの前面に対し
てしっかりと密着状態に固定でき、がたつきを生ぜしめ
ない利点がある。即ち本発明によれば、前面パネルの厚
み寸法のばらつきに拘らず確実に固定具を前面パネルに
密着状態に固定することができる。
【0009】請求項2の発明は上記固定具を樹脂にて構
成したもので、本発明によれば固定具の肉厚を厚くする
ことができ、これによりその強度を強いものとなし得
て、衝撃が加わったような場合にも変形を防止し、ミラ
ーの脱落を防ぐことができる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において、10は洗面化粧台であってミ
ラー12を有し、そのミラー12が固定具14により保
持体16(図3参照)に固定されている。
【0011】保持体16は、図3に示しているように保
持本体18と蓋体20とから成る内部中空形態のもので
あって、保持本体18の後面側の開口が蓋体20にて閉
塞されている。而して保持本体18における前面パネル
22に対して、ミラー12が固定具14にて固定されて
いる。
【0012】固定具14は樹脂製の部材であって、図1
に示しているように本体24と抜止部材26とから成っ
ている。本体24は全体としてL字状を成す部材であっ
て、ミラー12の前面に係止される曲げ片28と、ミラ
ー12の裏面に位置する固定片30と、それら曲げ片2
8及び固定片30を連絡する連絡片32を有しており、
それらの間にミラー12端部の嵌込溝34を備えてい
る。
【0013】また固定片30の背面からは抜止爪36が
ネック部38に続いて突出している。ここで抜止爪36
は、ネック部38よりも幅の広いものとされている。
尚、抜止爪36は平面形状が略半円形状をなしており、
ネック部38側の端部において幅が最も広くされてい
る。
【0014】前記抜止部材26は平面形状が矩形状の部
材であって、肉厚が図中下端から上端にかけて漸次厚く
されている。この抜止部材26には、下端で開口し且つ
上方に延びる嵌合凹部39が形成されており、また嵌合
凹部39の延びる方向に沿って互いに対向する側に突出
する係止爪40が所定間隔で複数対形成されている。
【0015】ここで嵌合凹部39の幅は、前記抜止爪3
6の幅よりも狭く且つネック部38の幅よりも広いもの
とされており、また互いに対向する各対の係止爪40
は、対向間隔がそれぞれネック部38の幅よりも若干狭
いものとされている。尚、上下方向の係止爪40と40
との間隔は、ネック部38の板厚よりも僅かに広くされ
ている。
【0016】本例においては、固定具14のネック部3
8及び抜止爪36を貫通孔42を挿通して前面パネル2
2の裏面に突出させ、そしてネック部38に抜止部材2
6を嵌め合せることによって固定具14を前面パネル2
2に固定することができる。しかもその固定作業は前面
パネル22の裏面側において行うことができ、その際に
ビスのねじ込み等の作業を必要としない。従ってミラー
12が損傷した場合にもこれを容易に取り替えることが
できる。
【0017】また固定具14の抜止部材26は嵌込側の
端部から他端側にかけて肉厚が漸次厚くされているた
め、楔としての作用を成し、本体24を前面パネル22
の前面に対してしっかりと密着状態に固定でき、がたつ
きを生ぜしめない。
【0018】更に固定具14は樹脂にて構成されている
ため、固定具14の肉厚を厚くすることができ、これに
よりその強度を強いものとなし得て、衝撃が加わったよ
うな場合にも変形を防止し、ミラー12の脱落を防ぐこ
とができる。
【0019】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明はミラー12を保持
本体18に対して固定する全ての固定具に対して適用し
ても良いし、或いは場合によって下側の固定具に対して
のみ適用するといったことも可能である。その他本発明
はその主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に
基づき様々な変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるミラーの固定構造の要
部である固定具の形状を表す斜視図である。
【図2】図1の固定具により洗面化粧台にミラーを取り
付けた外観図である。
【図3】図1の固定具を用いたミラーの固定構造をその
手順とともに示す図である。
【図4】従来のミラーの固定構造の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 洗面化粧台 12 ミラー 14 固定具 16 保持体 22 前面パネル 24 本体 26 抜止部材 28 曲げ片 30 固定片 32 連絡片 36 抜止爪 38 ネック部 39 嵌合凹部 40 係止爪 42 貫通孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーをその保持体における前面パネル
    に対し、該ミラー前面に係止される曲げ片と該ミラーの
    裏面に位置し該保持体に固定される固定片及びそれら曲
    げ片,固定片を連絡する連絡片を備えた固定具を用いて
    固定するミラーの固定構造であって前記保持体における
    前面パネルに板厚方向の貫通孔を形成する一方、前記固
    定具を (イ)前記曲げ片,固定片及び連絡片を備え且つ該固定
    片の背面に前記貫通孔を挿通するネック部及び該ネック
    部の先端に形成された、該ネック部よりも広幅の抜止爪
    を有する本体と (ロ)前記パネルの裏面と該抜止爪との間において該ネ
    ック部に嵌め合される部材であって、嵌込側の端部から
    他端側にかけて肉厚が漸次厚くされるとともに、嵌込側
    の端部で開口し且つ嵌込方向に延びる、前記抜止爪より
    も幅の狭い嵌合凹部を有し、且つ嵌込方向に沿って該嵌
    合凹部内面に互いに対向する方向に突出し前記ネック部
    に係合する係止爪が所定間隔で複数形成されて成る抜止
    部材とを含むように構成し、該固定具を介して前記ミラ
    ーをその保持体に固定するように成したことを特徴とす
    るミラーの固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の固定構造において、前記固定
    具が樹脂にて構成されていることを特徴とするミラーの
    固定構造。
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