JPH0526212Y2 - - Google Patents

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JPH0526212Y2
JPH0526212Y2 JP1987190495U JP19049587U JPH0526212Y2 JP H0526212 Y2 JPH0526212 Y2 JP H0526212Y2 JP 1987190495 U JP1987190495 U JP 1987190495U JP 19049587 U JP19049587 U JP 19049587U JP H0526212 Y2 JPH0526212 Y2 JP H0526212Y2
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plate
door
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glass
hinge
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えばガラス板扉をキヤビネツト
開口面に対し開閉可能に取付けるためのキヤビネ
ツト扉取付用ヒンジに関する。
(ロ) 従来の技術 第5図は、従来のキヤビネツト扉取付用ヒンジ
を示す斜視図である。
この扉取付用ヒンジ9は、水平板91の両側辺
に、それぞれ垂直状の側板92,93を平行状に
連続形成し、水平板91の一端部に取付ピン96
を上方へ突設している。そして、一方の側板93
面内には一定間隔を開いたネジ孔94を複数開設
している。ガラス板扉8は、この平行する両側板
92,93の対向間隙に対して嵌合させ、この嵌
合状態を保持してネジ軸95をネジ孔94に対し
螺着することで、ガラス板扉8を止着する。
このガラス板扉8は、第6図で示すように、キ
ヤビネツト本体7の開口面に開閉可能に取付けら
れる。取付けに際しては、例えばキヤビネツト本
体7の開口面側に設けた突出天板部72、及び突
出底板部73の端部に、それぞれ取付孔を開口し
(図示せず)、この取付孔にゴム筒71を嵌着す
る。そして、前記ヒンジ本体9の取付ピン96
を、このゴム筒71の内孔に嵌着する。これによ
り、ガラス板扉8が取付ピン96を支軸として回
動し、キヤビネツト7開口面を開閉する。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記、従来の扉取付用ヒンジでは、ガラス扉を
嵌着する両側板の対向間隔を、通常使用される各
種ガラス扉の最大厚み寸法より僅かに大きく設定
してある。従つて、大小厚みのガラス扉に汎用し
得る利点がある。
ところが、ガラス板扉の止着は一方の側板に設
けたネジ孔に対しネジ軸を挿し込み、ネジ軸先端
でガラス板扉を対向側板側へ押圧して固定する方
式である。このため、両側板間にガラス扉を嵌合
した状態を保持して、ネジ軸を螺着する作業が手
間であり、取付けに時間がかかる不利がある。ま
た、ガラス扉とネジ軸とは点接触であるため止着
力が弱く、仮にネジ軸を深く螺着(挿入)する時
は、この締め付け力でガラス扉が割れる等の欠点
があつた。
このため、現在は第5図で示すように、接着シ
ート98を備えた帯板状の緩衝板97を用いてい
る。つまり、予めこの緩衝板97をガラス扉8に
接着し、緩衝板97がネジ孔94側に対面する状
態で、ガラス扉8を両側板92,93間に嵌合す
ることが行われている。この場合、ネジ軸95先
端とガラス扉8面との間に緩衝板97が介在する
ため、ガラス扉8の毀損が少なくなる反面、余分
な緩衝板が別部材として要り高価となる許かりで
なく、取付作業に一層複雑な作業を要する等の不
利があつた。
この考案は、以上のような問題点を解消させ、
取付作業が簡便で、しかも大小厚みのガラス扉に
汎用し得、且つ強固に止着することの出来るキヤ
ビネツト扉取付用ヒンジを提供することを目的と
する。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この考案を達成させるために、この考案のキヤ
ビネツト扉取付用ヒンジでは、次のような構成と
している。
キヤビネツト扉取付用ヒンジは、一端部に取付
ピンを突設した水平板の両側辺にそれぞれ側板を
対向状に連続形成し、この両側板の対向間隙にキ
ヤビネツト扉を嵌着するヒンジであつて、前記対
向する側板の少なくとも一方を内向きに傾斜さ
せ、この傾斜側板の下部に外方へ弯曲状に屈曲す
るバネ板部を設けて構成されている。
このような構成を有する扉取付用ヒンジでは、
対向する両側板の一方を垂直状側板とし、他方を
内向きに傾斜した傾斜側板とし、且つ傾斜側板の
下部は弯曲状に外方へ屈曲させてバネ板部に設定
してある。つまり、両側板間の開口間口をやや広
くし、バネ板部の基端(傾斜側板とバネ板部との
接点部分)に対応する両側板間の対向間は、極端
に狭くなるように設定されている。このため、両
側板間の開口間口部では、垂直状側板がガラス扉
の嵌合用ガイドとなり、ガラス扉を容易に開口間
口部に当接挿入し得る。更に、ガラス扉を深く挿
入する時、バネ板部が外方へ押圧され、両側板間
の間隔が開く。つまり、バネ板部の基端に対応す
る両側板間の最も幅狭部分が開く。そして、ガラ
ス扉は両側板の内面に接面した状態で、上端(端
辺)が水平板お内面に当接するまで深く嵌入す
る。深く挿入されたガラス扉は、傾斜側板とバネ
板部との接点部分に対応する両側板間、つまり最
も幅の狭い部分で強固に挟み着け止着される。こ
の状態において、ガラス扉と両側板間(バネ板部
上端と傾斜側板との接点に対応する最も幅狭な部
分)は面接触しており、従来のネジ軸先端が点接
触であるのに比し、止着度合が強固となる。ま
た、単に垂直状側板とバネ板部を含む傾斜状側板
との対向間に対し、ガラス扉を挟入するだけであ
るから、扉の止着作業が簡易であり、各種ガラス
扉の厚みに対応して両側板対向間が開くこととな
り、ガラス扉毀損の虞れもない。
(ホ) 実施例 第1図は、この考案に係るキヤビネツト扉取付
用ヒンジを示す斜視図である。
ヒンジ本体1は、従来公知のように、一定長さ
を有する金属製水平板2の両側辺部を下方向へ屈
曲させ、対向状の側板3,4を連続形成してい
る。また、上記水平板2の一端部には、後述する
キヤビネツト本体7の取付孔に対し嵌合する取付
ピン6を上方へ突設している。
この考案の特徴は、前記対向する両側板3,4
の少なくとも一方の側板4を内向きに傾斜させ、
この傾斜側板4の下部にバネ板部5を設けた点に
ある。実施例では、側板3を垂直状とし、側板4
を内向き傾斜、つまり対向する垂直状側板3方向
へ傾斜させて、両側板3,4の対向間を下方向へ
向けて漸次幅狭となるように設定している。更
に、この傾斜状側板4の下部は外方へ弯曲状に屈
曲させ、バネ板部5を構成させている。従つて、
バネ板部5の基端(上端)、つまり傾斜状側板4
との接点部分Aに対応する両側板3,4間の対向
間隔は、両側板3,4間の上下空間に比較して最
も幅狭となるように構成されている。この最も幅
狭に設定されたバネ板部5の上端(傾斜状側板4
との接点部分A)に対応する両側板3,4間の対
向間隔は、通常使用される最も厚みの薄いガラス
板扉(例えば3mm厚み)8よりも幅狭となるよう
に設定してある。、また、バネ板部5の先端部
(下端部)と垂直状側板3との対向間は、バネ板
部5が外方へ弯曲しているため幅広になつてお
り、この開口間口Bの幅広性がガラス扉8の適正
な挿入と挿入作業の容易性とを図つている。
第3図は、扉取付用ヒンジの他の実施例を示す
斜視図である。
この実施例では、垂直状側板3を傾斜状側板4
に比し、下方へ長く延長させた例を示している。
この場合、垂直状側板3の延長部分31が、ガラ
ス扉8を嵌合する際のガイド作用を発揮する。ガ
ラス扉8は、この垂直状側板3の延長部分31に
接面した状態で、両側板3,4間の開口間口B方
向へ適正に案内される。従つて、バネ板部5の下
端が外方向へ屈曲し、垂直状側板3との対向間
(開口間口B)が広がつているため、ガラス扉8
の嵌着作業を一層容易に実行し得る。
第4図は、扉取付用ヒンジの更に他の実施例を
示す斜視図である。
この実施例では、傾斜側板4の長さ中央下部、
つまりバネ板部5中央に、一定幅・長さの切欠き
部41を設けている。この実施例によれば、バネ
板部5のバネ強度が一層強力となり、ガラス扉8
の挿入容易性と止着強度性を向上し得る。
このような構成を有するキヤビネツト扉取付用
ヒンジを使用して、キヤビネツト扉(ガラス板
扉)8をキヤビネツト本体7の開口面に開閉可能
に取付ける場合は、ガラス扉8の端部、上・下端
にそれぞれヒンジ本体1を取付ける。この取付け
は、ガラス扉8の上・下端に対し、垂直状側板3
とバネ板部5との対向開口端、つまり開口間口B
を当接させる。この時、ガラス扉8の端部が、幅
広の開口間口Bに対し僅か嵌入し、正確な位置決
めが達成される。ここで、ヒンジ本体1を押し込
む。この時、ガラス扉8の板厚みによりバネ板部
5が外方へ押圧され、ガラス扉8の侵入を許容す
る。つまり、垂直状側板3とバネ板部5を含む傾
斜状側板4ごの対向間が、侵入するガラス扉8の
厚みに対応して開く。ガラス扉8は、バネ板部5
と垂直状側板3との間において挟圧状態(強く接
面した状態)で、ガラス扉8の上端(或いは下
端)が水平板2の内面に当接するまで深く侵入す
る。この侵入状態において、ガラス扉8はバネ板
部5の上端部、つまり傾斜状側板4との接点部分
Aに対応する最も幅狭な、両対向側板3,4間で
強力に止着される。つまり、両側板3,4間へ嵌
入した状態において、ガラス扉8と両側板3,4
とは面接触しており、止着力が強固に発揮され、
嵌入状態の「ガタつき」がない。この状態で、第
2図で示すように、キヤビネツト本体7に備えた
取付孔のゴム筒71に対し、ヒンジ本体1の取付
ピン6を嵌着する。これにより、ガラス扉8は取
付ピン6を支軸として回動可能となり、キヤビネ
ツト本体7の開口面を開閉する。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、一方の垂直側板
の下部と他方の傾斜板の下部との対向距離を、通
常使用される最も厚みの薄いガラス板扉よりも幅
狭とすると共に、傾斜板の下部には垂直側板の下
部に対向し、且つ外方向へ弯曲するバネ板部を連
続形成することとしたから、垂直側板とバネ板部
下端との開口間口の大きい間隙に対しガラス板扉
が容易に侵入し、且つガラス板扉の厚みに対応し
てバネ板部が外方向へ開く。これにより、侵入す
るガラス板扉は対応するバネ板部と垂直側板との
間において強力に挟圧される。従つて、各種大小
厚みのガラス板扉を汎用的に使用し得る。また、
両側板の挟圧のみでガラス板扉を止着できるか
ら、部品点数が少なく安価で、挟入作業の簡易な
ヒンジを提供し得る等、考案目的を達成した優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例キヤビネツト扉取付用ヒンジ
を示す斜視図、第2図は、実施例キヤビネツト扉
取付用ヒンジにてガラス扉をキヤビネツト本体へ
取付けた状態を示す斜視図、第3図は、キヤビネ
ツト扉取付用ヒンジの他の実施例を示す斜視図、
第4図は、キヤビネツト扉取付用ヒンジの他の実
施例を示す斜視図、第5図は、従来のキヤビネツ
ト扉取付用ヒンジを示す斜視図、第6図は、従来
のキヤビネツト扉取付用ヒンジにてガラス扉をキ
ヤビネツト本体へ取付けた状態を示す斜視図であ
る。 1……ヒンジ本体、2……水平板、3……垂直
状側板、4……傾斜状側板、5……バネ板部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部に取付ピンを突設した水平板の両側辺に
    それぞれ側板を対向状に連続形成し、この両側板
    の対向間隙にガラス板扉を嵌着するヒンジにおい
    て、 前記対向する側板の少なくとも一方を内向きに
    傾斜させ、この傾斜側板の下部と他方の側板下部
    との対向距離を、最も厚みの薄いガラス板扉より
    も幅狭に設定すると共に、上記傾斜側板の下部に
    は他方の側板下部に対向し、且つ外方向へ弯曲状
    に屈曲したバネ板部を連続形成したことを特徴と
    するキヤビネツト扉取付用ヒンジ。
JP1987190495U 1987-12-14 1987-12-14 Expired - Lifetime JPH0526212Y2 (ja)

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JPH01148484U JPH01148484U (ja) 1989-10-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4822004B1 (ja) * 1969-10-15 1973-07-03
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