JPS6123184Y2 - - Google Patents

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JPS6123184Y2
JPS6123184Y2 JP1980179977U JP17997780U JPS6123184Y2 JP S6123184 Y2 JPS6123184 Y2 JP S6123184Y2 JP 1980179977 U JP1980179977 U JP 1980179977U JP 17997780 U JP17997780 U JP 17997780U JP S6123184 Y2 JPS6123184 Y2 JP S6123184Y2
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JP
Japan
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blade
vertical
flange
side plate
vertical part
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JP1980179977U
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JPS57101292U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は網戸付きがらり戸の羽根組付構造の改
良に関するものである。
従来のがらり戸の羽根組付構造として羽根の両
端を羽根保持材で保持し、この羽根保持材を竪框
に取付けるようにしたもの(例えば実公昭53−
39417号公報)、あるいは竪框自体に羽根の形状に
対応した切欠部を形成してこの切欠部に羽根の両
端を嵌合させた後押縁材を羽根の前面にビス止め
して羽根を押えつけるようにしたもの(例えば実
公昭55−24306号公報)等が知られている。しか
し、前者のものは竪框と別体の羽根保持材を必要
とするばかりでなく、羽根保持材は単に羽根を竪
框へ取付けるための補助材の機能を有するのみで
それ自体単独で框の役割を果すことができず、し
たがつてコストが高くなると共に羽根の弾性を利
用して堅框の溝に強制的に押し込むようにしてい
るため、竪框への組付けに大きな力を要し、組付
けに多大の労力を要するという欠点がある。又後
者のものは竪框に組付けた後押縁材をビス止めし
なければならないため、コスト、組付性の上で同
様の欠点がある。
本考案は上述の点に着目してなされたもので網
戸一体型のがらり戸において網のテンシヨンを利
用して竪牢かつ簡単に組付操作ができしかもがた
つきないがらり戸の羽根組付構造を提供すること
を目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図ないし第4図において、1は羽根、
2,2は該羽根1の両端を保持する一対の竪部
材、3は上部材、4は下部材である。羽根1は第
2図及び第4図に示すように中央に傾斜部5を有
し、またこの傾斜部5の上下端縁に上下垂直部
6,7が対称的に折曲形成され、さらに同垂直部
6,7の端縁に水平部8,9が折曲形成された形
状のものである。前記一対の竪部材2,2は本体
部10の一側端部附近に側板部12を、他側端部
にフランジ11を各々有する。該側板部12の長
手方向に沿つた端部には室内側に突出する凸部1
3を有し、この凸部13の室外側には網戸取付溝
14が形成されている。そして該凸部13の長手
方向に沿つた端部には前記羽根1の上垂直部6の
上縁面を含む表面から傾斜部5の下面を経て下垂
直部7の内面にわたる輪郭に対応した形状の切欠
部15を備えた係止板16がフランジ側寄りに向
けて一体に突設されている。前記フランジ11は
側板部12よりも短くなつており、これによりフ
ランジ11の先端と係止板16との間に適宜長さ
の開口部17が形成されている。
前記上部材3には上端の羽根1′が係止され、
下部材4には下端の羽根1″が一体に形成されて
いる。該上下部材3,4の外側には網戸取付溝1
4が形成されている。
次に羽根の組付方法を説明する。先ず第5図、
第6図のように両竪部材2,2の上下に上部材3
と下部材4とを長いビス18等で仮止めする。こ
の場合第6図に示すように両竪部材2,2間の間
隔を完全な組付状態(第8図)の場合よりも若干
大きくする。すなわち、両竪部材2,2のフラン
ジ11,11間の間隔が羽根1の長さよりも若干
広くなるような状態に仮止めしておく。そして羽
根1を開口部17から係止板16の各切欠部15
に羽根1の上垂直部6の上端面を含む表面から傾
斜部5の下面を経て下垂直部7の内面にわたつて
係止させて第5図、第6図の状態とする。
全ての羽根1の係止が完了するとビス18をね
じ込んで両竪部材2,2を上下部材3,4に完全
に固着する。ビス18をねじ込むと両竪部材2,
2は互いに接近する方向に移動せしめられ、フラ
ンジ11,11が羽根1の両端表面に係止し、こ
れによつて羽根1の両端は凸部13とフランジ1
1との間にゆるく嵌合されて第7図の状態とな
る。
第7図において、竪部材2の凸部13内面とフ
ランジ11内面間の間隔lは羽根1の最大厚み
(垂直部6,7の表面間の最短間隔)より若干大
きくなつており、これにより羽根1と凸部13間
にわずかのクリアランスができる状態となる。
次に網戸取付溝14に網押え19を介して網2
0を取付ける(第8図)網20は強く張つた状態
で取付けられるので網20のテンシヨンが側板部
12に働き、これによつて側板部12はその弾性
で羽根1の方向、すなわち矢印21方向に向けて
少し変位し、凸部13が羽根1の上垂直部6の表
面に圧接すると共に羽根1の下垂直部7の表面を
係止板16を介してフランジ11に係止される。
これにより羽根1はフランジ11と凸部13との
間で強固に挾持固定される。
上記実施例では羽根1が分割されている例を示
したが一枚板を折曲加工したパネル状のものでも
よい。その場合は必要に応じて前記水平部8,9
に相当する個所に切欠孔を形成する。又、前記一
対の竪部材2,2及び上下部材3,4は第1図な
いし第3図に示すように別体の竪框27及び上下
框28,29に取付けることもできるし、竪部材
2それ自体が竪框であつてもよい。竪部材が竪框
である場合は羽根と竪框の組付が一工程ですむか
らより簡単に組付けができる。
以上のように本考案によれば網戸一体型のがら
り戸において、網のテンシヨンを利用して側板部
を羽根の方向に変位させて羽根の上垂直部の表面
に圧接すると共に羽根の下垂直部の表面を係止板
を介してフランジに係止させて羽根を側板部とフ
ランジとの間で挾持固定するようにしたので、羽
根の上下及び前後の動きが規制されて羽根のがた
つきがなくなり、強固な取付構造が得られると共
に、羽根の堅部材へ嵌挿する際は所定のクリアラ
ンスがあるため嵌挿が容易であり、かつ羽根と竪
部材間に多少の寸法誤差があつても何等支障がな
い。又、網の取付操作のみで羽根の固定ができ、
他の固定手段が不要であるため組付作業も簡単で
あるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による完成されたがら
り戸の正面図、第2図及び第3図は各々第1図の
−線及び−線断面図、第4図は羽根と堅
部材の分解斜視図、第5図は組付途中の正面図、
第6図は第5図の−線断面図、第7図は網取
付前、第8図は網取付後の状態を示す断面図であ
る。 1:羽根、2:竪部材、5:傾斜部、6:上垂
直部、7:下垂直部、11:フランジ、12:側
板部、14:網戸取付溝、15:切欠部、16:
係止板、20:網。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央の傾斜部5と該傾斜部5の上下端縁に対称
    に折曲成形した上下垂直部6,7とから成る羽根
    1を一対の竪部材2,2間に組付けてなるがらり
    戸の羽根組付構造であつて、 前記一対の竪部材2,2それぞれの一側に側板
    部12,12を、他側にフランジ11,11を
    各々互いに対向して形成し、 前記各側板部12の長手方向に沿つた端部外側
    面に網戸取付溝14を形成すると共に、該網戸取
    付溝14の長手方向に沿つた端部に羽根1の上垂
    直部6の上縁面を含む表面から傾斜部5の下面を
    経て下垂直部7の内面にわたる羽根1の輪郭と同
    形の切欠部15を備えた係止板16を前記フラン
    ジ11側寄りに向けて突設し、 羽根1の両端部を前記切欠部15に羽根1の上
    垂直部6の上縁面を含む表面から傾斜部5の下面
    を経て下垂直部7の内面にわたつて係止させると
    共に、前記フランジ11と側板部12との間に羽
    根1の両端を嵌合し、前記網戸取付溝14に網2
    0を取付けることにより該網20のテンシヨンで
    側板部12を羽根1の方向に変位させて羽根1の
    上垂直部6の表面に圧接すると共に、羽根1の下
    垂直部7の表面を係止板16を介してフランジ1
    1に係止させて羽根1を係止板12とフランジ1
    1との間で挾持固定したことを特徴とするがらり
    戸の羽根組付構造。
JP1980179977U 1980-12-15 1980-12-15 Expired JPS6123184Y2 (ja)

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JP1980179977U JPS6123184Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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JPS57101292U JPS57101292U (ja) 1982-06-22
JPS6123184Y2 true JPS6123184Y2 (ja) 1986-07-11

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ID=29976158

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001032653A (ja) * 1999-07-19 2001-02-06 Kooa Giken Kk 防虫網付き格子戸
JP7023021B2 (ja) * 2021-01-22 2022-02-21 株式会社マイ・テクノス 網戸用ルーバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5918071Y2 (ja) * 1978-10-13 1984-05-25 株式会社日本アルミ 通気扉

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JPS57101292U (ja) 1982-06-22

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