JPH0126128Y2 - - Google Patents

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JPH0126128Y2
JPH0126128Y2 JP306582U JP306582U JPH0126128Y2 JP H0126128 Y2 JPH0126128 Y2 JP H0126128Y2 JP 306582 U JP306582 U JP 306582U JP 306582 U JP306582 U JP 306582U JP H0126128 Y2 JPH0126128 Y2 JP H0126128Y2
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JP
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plate
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mounting plate
casing
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JP306582U
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は支持部材に筐体の薄い背面板部をねじ
止めして固着する薄板筐体の固着構造の改良に係
るものである。
(b) 技術の背景 通信機器、電子機器においては筐体に収容され
たユニツトを、架を構成するスライド形の支持部
材上に挿着する構造が広く行なわれている。そし
てこれらの装置の小型、軽量化に伴い筐体も薄板
材で構成されたものが近年採用されている。
(c) 従来技術と問題点 このような薄板材よりなる筐体を支持部材に固
着する従来の構造を第1図に示す。
第1図のイは固着構造を示す支持部材の後方よ
り見た斜視図、ロはイの鎖線M−M部分の断面図
である。
同図において、1は薄い板材の背面板2を有す
る筐体で架(図示せず)を構成するスライド形の
支持部材3上をスライドして挿入され、支持部材
3の後方で、筐体1の挿入方向に直交して設けら
れた板状のストツパ4に背面板2が密着されてい
る。
背面板2は薄板で、そのままではねじ山が殆ん
ど形成されないので筐体1の内側にダボ2′を突
出して形成し、ダボ2′の内面にめすねじ山が螺
刻されている。ストツパ4のダボ2′に対向する
部分に、小ねじ7が挿入する孔5が穿設され、ス
トツパ4の後方より小ねじ7がダボ2′に螺着さ
れている。したがつて筐体1は支持部材3に固着
される。
しかし乍ら、このような固着構造では、ダボを
形成せしめ、さらにねじ山を螺刻するという煩雑
さがあり、また背面板2が薄いので、ダボ部はさ
らに薄くなり強度上弱く、かつねじ山も不完全に
なり勝ちであつた。
(d) 考案の目的 本考案の目的は、上記従来の問題点に鑑みねじ
孔を設けた支持板を使用することにより、薄板部
材にねじ山を螺刻する煩らわしさがなく、かつ薄
板の補強の効果がある薄板筐体の固着構造を提供
することにある。
(e) 考案の構成 この目的を達成するために、本考案は、筐体の
薄い背面板に形成された角窓と、支持部材側から
該角窓をとおして、該筐体内に挿入され、該背面
板の内側に密着される当て板部にねじ孔が設けら
れたほぼL形の板材よりなる取付板とより構成さ
れ、該支持部材の後方よりねじを螺着せしめ、該
背面板を挾着して該取付板が該支持部材に固着さ
れるようにしてなるものである。
(f) 考案の実施例 以下図示実施例を参照して本考案について詳細
に説明する。なお全図を通じ同一符号は同一対象
物を示す。
第2図は本考案の一実施例でイは支持部材の後
方よりみた斜視図、ロはイに使用した取付板の詳
細図、ハはイの鎖線N−N部分の断面図である。
第2図において、8は筐体1の薄い板材よりな
る背面板であつて、筐体1が支持部材3上をスラ
イドして挿入された時に、支持部材3の後方で、
筐体1の挿入方向に直交して設けられた板状のス
トツパ4に密着される。筐体1が支持部材3に挿
着された状態で、ストツパ4と背面板8とのそれ
ぞれには、対応した位置に、小ねじ16のねじ部
が貫通する孔11,10が穿設され、さらに背面
板8のストツパ4に密着する部を外れた横で所望
の部分に高さH1の角窓9が設けられている。ま
た角窓9の孔10側の側縁と孔10までの距離は
Lである。
板材よりなる平面視でL形の取付板12の折り
曲げられた一方の当て板部13の高さは、角窓9
の高さH1より低い所望の高さH2である。折り曲
げられた他方の部分である把持部14の一部は、
高さが角窓9の高さH1より高い高さに形成され
ている。把持部14を持つて、取付板12の当て
板部13を角窓9をとおして、当て板部13の内
側面を、背面板8の内側面に密着せしめた場合
に、背面板8の孔10に対応する位置に、小ねじ
16が螺着するねじ孔15が設けられている。
筐体1を支持部材3に挿入し背面板8をストツ
パ4に当接せしめた後に、取付板12の当て板部
13を背面板8の内側にあてがい、小ねじ16を
ストツパ4の後方(図では手前)よりねじ部を、
孔11,孔10に挿入し、ねじ孔15に螺着する
と、背面8はストツパ4と当て板部13によつて
挾着される。したがつて、筐体1を支持部材3に
固着せしめることが出来る。
以上の如く本考案は、比較的に厚い板材よりな
る取付板にねじ孔加工をするものであるから、所
望の山数のねじ孔を容易に加工することが出来、
大きな筐体1の背面板8にねじ孔を加工する煩ら
わしさがない。また比較的に広い面積を有する当
て板部13が背面板8に当接されているので、薄
い背面板8を補強する効果があり、従来のように
背面板8の螺着する部分が撓むおそれもなく、確
実に、筐体1を支持部材3に固着せしめることが
出来るものである。
なお、取付板12のねじ孔15を、角窓9より
孔10までの距離Lに等しく、取付板12の角よ
りLなる位置に設けておけば、ねじ孔15を孔1
0に位置合せすることが容易である。
さらにまた把持部14の高さが角孔9の高さ
H1より高いので取付板12の全体が筐体1内に
入込むことが阻止され、取付板12の取扱いが容
易である。
なお、第2図においては、2個のストツパ4の
一方にだけ取付板12を図示してあるが、図示し
てない他方のストツパ4にも取付板12を装着す
ることは言うまでもない。
図示実施例では角孔9を細長くして、1箇だけ
設けて、左右2個のストツパ4に共通にしてある
が、この角孔9は、短くして2個別々に設けても
良く、また角孔の位置はストツパの横に対向して
設けてあるが、ストツパーの上方に対向して設け
ても良い。
さらにまたL形の取付板の把持部をさらに折り
曲げ、全体の形状をZ形に変形せしめると、取付
板の把持部がストツパの後方(図では手前)に突
出する長さを短くすることが出来るものである。
(g) 考案の効果 以上説明したように本考案は、ねじ孔を設けた
取付板を薄板部材に当接せしめるものであつて、
筐体などの薄板部材にねじ山を螺刻する煩らわし
さがなく、かつ薄板の補強の効果があり、確実に
しつかりと筐体などを支持部材に固着することが
出来るなどといつた実用上すぐれた効果のある薄
板筐体の固着構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固着構造のイは支持部材の後方
よりみた斜視図、ロはイの鎖線M−M部分の断面
図、第2図は本考案の一実施例でイは支持部材の
後方よりみた斜視図、ロはイの取付板の詳細図、
ハはイの鎖線N−N部分の断面図である。 図中1は筐体、2,8は背面板、3は支持部
材、4はストツパ、7,16は小ねじ、9は角
窓、10,11は孔、12は取付板、13は当て
板部、14は把持部、15はねじ孔をそれぞれ示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持部材に筐体の薄い背面板部をねじ止めして
    固着する構造において、該背面板に形成された角
    窓と、該支持部材側から該角窓をとおして該筐体
    内に挿入され該背面板の内側に密着される当て板
    部にねじ孔が設けられたほぼL形の板材よりなる
    取付板とより構成され、該支持部材の後方よりね
    じを螺着せしめ、該背面板を挾着して該取付板が
    該支持部材に固着されてなることを特徴とする薄
    板筐体の固着構造。
JP306582U 1982-01-13 1982-01-13 薄板筐体の固着構造 Granted JPS58106991U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP306582U JPS58106991U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 薄板筐体の固着構造

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JP306582U JPS58106991U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 薄板筐体の固着構造

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Publication Number Publication Date
JPS58106991U JPS58106991U (ja) 1983-07-21
JPH0126128Y2 true JPH0126128Y2 (ja) 1989-08-04

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ID=30016015

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JP306582U Granted JPS58106991U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 薄板筐体の固着構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6356863B1 (ja) * 2017-04-28 2018-07-11 東芝インフラシステムズ株式会社 電力用盤

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JPS58106991U (ja) 1983-07-21

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