JP2867630B2 - テレビジョン受像機のスピーカ装置 - Google Patents
テレビジョン受像機のスピーカ装置Info
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- JP2867630B2 JP2867630B2 JP16334090A JP16334090A JP2867630B2 JP 2867630 B2 JP2867630 B2 JP 2867630B2 JP 16334090 A JP16334090 A JP 16334090A JP 16334090 A JP16334090 A JP 16334090A JP 2867630 B2 JP2867630 B2 JP 2867630B2
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- Japan
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- speaker box
- cabinet
- television receiver
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機におけるスピーカボック
スの取付構造に関するものである。
スの取付構造に関するものである。
従来の技術 近年、テレビジョン受像機においてはAV時代を迎え、
音への要求も高まってきた。そんな中においてテレビジ
ョン受像機のコンパクト性を損なうことなくいい音を出
すために第4図のような変則のホーン型スピーカボック
スが登場してきた。このスピーカボックスは正面が縦長
のスリットになっており、テレビジョン受像機に取付い
た状態の平面は第5図に示す通り側面の壁とブラウン管
5−1のすき間にスピーカボックス4−1は配置され
る。
音への要求も高まってきた。そんな中においてテレビジ
ョン受像機のコンパクト性を損なうことなくいい音を出
すために第4図のような変則のホーン型スピーカボック
スが登場してきた。このスピーカボックスは正面が縦長
のスリットになっており、テレビジョン受像機に取付い
た状態の平面は第5図に示す通り側面の壁とブラウン管
5−1のすき間にスピーカボックス4−1は配置され
る。
従来はスピーカボックス4−1に一体に成形されたス
ピーカボックス固定リブ44が、テレビキャビネット4−
2に貼付けられた接着ボス4−5に嵌合されビス5−2
で固定される。この時、接着ボス4−5に一体に設けら
れた爪4−9がスピーカボックス固定リブ4−4に設け
られた凹部4−8に嵌合し仮固定ができるようになって
いる。スピーカボックス4−1の後面はバックカバー4
−3に一体に成形された十字リブ4−6が、スピーカボ
ックス4−1に設けられた十字リブの受け4−7に嵌合
される。
ピーカボックス固定リブ44が、テレビキャビネット4−
2に貼付けられた接着ボス4−5に嵌合されビス5−2
で固定される。この時、接着ボス4−5に一体に設けら
れた爪4−9がスピーカボックス固定リブ4−4に設け
られた凹部4−8に嵌合し仮固定ができるようになって
いる。スピーカボックス4−1の後面はバックカバー4
−3に一体に成形された十字リブ4−6が、スピーカボ
ックス4−1に設けられた十字リブの受け4−7に嵌合
される。
発明が解決しようとする課題 従来の取付方法では第5図のように、キャビネットの
パンチングネット部5−2の幅寸法を小さくする為、キ
ャビネット4−2とスピーカボックス4−1とのすき間
を極力小さくしている。その為、取付のための接着ボス
4−5はスピーカボックス側面に設けた固定リブ4−4
部のくぼみにくるようにしている。この状態でスピーカ
ボックス4−1をまっすぐボックス後に引くと点線で示
す通りスピーカボックス4−1の前部分に接着ボス4−
5と当たる関係にある。よって、このスピーカボックス
4−1を取付ける際は斜めから押入し一旦、点線の状態
にしてから前方に押し込むことになり作業が不便であり
自動機を使うことも出来ないものである。
パンチングネット部5−2の幅寸法を小さくする為、キ
ャビネット4−2とスピーカボックス4−1とのすき間
を極力小さくしている。その為、取付のための接着ボス
4−5はスピーカボックス側面に設けた固定リブ4−4
部のくぼみにくるようにしている。この状態でスピーカ
ボックス4−1をまっすぐボックス後に引くと点線で示
す通りスピーカボックス4−1の前部分に接着ボス4−
5と当たる関係にある。よって、このスピーカボックス
4−1を取付ける際は斜めから押入し一旦、点線の状態
にしてから前方に押し込むことになり作業が不便であり
自動機を使うことも出来ないものである。
又、後面の固定はバックカバー4−3に設けられた十
字リブ4−6とスピーカボックス4−1に設けられた十
字リブの受け4−7の嵌合によっおこなわれるが、この
方式だと十字リブ先端部の傾斜寸法aが小さくしかとれ
ないため、作業時のガタや部品の誤差を吸収しきれず十
字リブ先端の平面部が受け4−7の中に設けられた十字
リブ押えリブ4−10に乗り上げてしまい作業がスムーズ
にいかないとか、リブ4−10を折ってしまうことがある
のが現状である。
字リブ4−6とスピーカボックス4−1に設けられた十
字リブの受け4−7の嵌合によっおこなわれるが、この
方式だと十字リブ先端部の傾斜寸法aが小さくしかとれ
ないため、作業時のガタや部品の誤差を吸収しきれず十
字リブ先端の平面部が受け4−7の中に設けられた十字
リブ押えリブ4−10に乗り上げてしまい作業がスムーズ
にいかないとか、リブ4−10を折ってしまうことがある
のが現状である。
課題を解決するための手段 スピーカボックス1−1をキャビネット1−6に取付
ける際の作業性を良くし自動機でも対応できるようにす
るためにスピーカボックス1−1の前後方向に略コ字の
凹溝1−2を形成し、その溝の途中にビス締め用の穴が
あいた固定リブ1−3を設ける。又、キャビネットには
この凹溝1−2に嵌合するボス1−8を一体に設ける。
このボスは別ピースの物を接着しても良い。前面にはス
ピーカボックス1−1の横方向の間口寸法よりも若干小
さめに間隔を設定したスピーカボックスの前面間口を挟
み込むサンドイッチリブ1−9を設ける。
ける際の作業性を良くし自動機でも対応できるようにす
るためにスピーカボックス1−1の前後方向に略コ字の
凹溝1−2を形成し、その溝の途中にビス締め用の穴が
あいた固定リブ1−3を設ける。又、キャビネットには
この凹溝1−2に嵌合するボス1−8を一体に設ける。
このボスは別ピースの物を接着しても良い。前面にはス
ピーカボックス1−1の横方向の間口寸法よりも若干小
さめに間隔を設定したスピーカボックスの前面間口を挟
み込むサンドイッチリブ1−9を設ける。
又、スピーカボックス1−1の後面には二段の角度か
らなるすりばち状の凹部1−4を設けると共に、この面
にはほぼ直角に相対向するような形で自動機チャック面
1−5を設ける。
らなるすりばち状の凹部1−4を設けると共に、この面
にはほぼ直角に相対向するような形で自動機チャック面
1−5を設ける。
バックカバー1−7にはスピーカボックスに設けたす
りばち状凹部1−4に嵌合する丸リブ1−10を設ける。
この丸リブは第3図に示す通り、その先端にスリット1
−11があってもなくても良い。
りばち状凹部1−4に嵌合する丸リブ1−10を設ける。
この丸リブは第3図に示す通り、その先端にスリット1
−11があってもなくても良い。
すりばち状の凹部のe寸法は丸リブ1−10の外径寸法
cより大きくする。又、すりばち状凹部の一部には丸リ
ブ1−10を押え変形させる為に押えリブ1−41を設けそ
の寸法dは丸リブ外径寸法Cよりも若干小さく設定す
る。
cより大きくする。又、すりばち状凹部の一部には丸リ
ブ1−10を押え変形させる為に押えリブ1−41を設けそ
の寸法dは丸リブ外径寸法Cよりも若干小さく設定す
る。
作用 キャビネット1−6に設けられたボス1−8に、スピ
ーカボックス1−1の略コ字凹溝1−2を沿わせなが
ら、まっすぐに押入し、スピーカボックスの先端間口を
キャビネット1−6に設けたサンドイッチリブ1−9に
無理嵌合し仮止めする。次にビス2−3で締付けを行
い。バックカバー1−7を取付ける。バックカバー1−
7に設けられた丸リブ1−10がスピーカボックスに設け
られたすりばち状の凹部に変形しながら嵌り込む。スピ
ーカボックスの前面も後面も樹脂の変形を利用しながら
固定するため、スピーカボックスの振動を吸収するもの
である。又、スピーカボックスをキャビネットに押入す
る際はスピーカボックス1−1に設けた自動機チャック
面1−5を自動機でチャックして真っすぐに押入しても
良い。
ーカボックス1−1の略コ字凹溝1−2を沿わせなが
ら、まっすぐに押入し、スピーカボックスの先端間口を
キャビネット1−6に設けたサンドイッチリブ1−9に
無理嵌合し仮止めする。次にビス2−3で締付けを行
い。バックカバー1−7を取付ける。バックカバー1−
7に設けられた丸リブ1−10がスピーカボックスに設け
られたすりばち状の凹部に変形しながら嵌り込む。スピ
ーカボックスの前面も後面も樹脂の変形を利用しながら
固定するため、スピーカボックスの振動を吸収するもの
である。又、スピーカボックスをキャビネットに押入す
る際はスピーカボックス1−1に設けた自動機チャック
面1−5を自動機でチャックして真っすぐに押入しても
良い。
実施例 本発明の実施例を第1図と第2図と第3図に示すもの
であり、第1図はスピーカボックス、キャビネット、バ
ックカバーの組立て分解図とその部分詳細を現わしてい
る。第2図はそれを組立てた際の状態を現わす平面断面
である。第3図は後面を押えるためのバックカバーの丸
リブ1−10とスピーカボックスのすりばち状凹部1−4
の詳細を現わすものである。
であり、第1図はスピーカボックス、キャビネット、バ
ックカバーの組立て分解図とその部分詳細を現わしてい
る。第2図はそれを組立てた際の状態を現わす平面断面
である。第3図は後面を押えるためのバックカバーの丸
リブ1−10とスピーカボックスのすりばち状凹部1−4
の詳細を現わすものである。
発明の効果 本発明により、従来できなかった自動機によるスピー
カボックスの取付が可能になり作業性が向上するととも
に、別ピースの接着ボスでしか固定できなかったものが
キャビネット一体のボスでいけることから、コストダウ
ンに絡がるものである。又、すりばち状凹部1−4の形
状により傾斜部寸法bが大きくとれるため、バックカバ
ー押入の際の作業性も一段と向上するものである。
カボックスの取付が可能になり作業性が向上するととも
に、別ピースの接着ボスでしか固定できなかったものが
キャビネット一体のボスでいけることから、コストダウ
ンに絡がるものである。又、すりばち状凹部1−4の形
状により傾斜部寸法bが大きくとれるため、バックカバ
ー押入の際の作業性も一段と向上するものである。
第1図は本発明の組立分解斜視図と部分詳細図である。
第2図は本発明の組立後の状態を示す平面断面図であ
る。第3図は本発明の後面嵌合部の詳細部分図である。
第4図は従来例の組立分解斜視図と部分詳細図である。
第5図は従来例の取付状態の平面断面図である。
第2図は本発明の組立後の状態を示す平面断面図であ
る。第3図は本発明の後面嵌合部の詳細部分図である。
第4図は従来例の組立分解斜視図と部分詳細図である。
第5図は従来例の取付状態の平面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】取付状態でテレビキャビネットの側壁側に
略コ字の溝を形成し、その溝の途中にビス締め用の穴を
有した面をもち、後面に二段の角度からなるすりばち状
の凹部と、このすりばち状の凹部面とほぼ直角で相対向
する面を有するテレビ内蔵型スピーカボックス。 - 【請求項2】前記第1請求項記載のスピーカボックスの
略コ字の溝に嵌合するボスが一体に成形され、且つ、ス
ピーカボックス前面の間口寸法より若干小さめ間隔に形
成された相対向するリブを有するテレビジョン受像機用
キャビネット。 - 【請求項3】前記第1請求項記載のスピーカボックス後
面のすりばち状の凹部に嵌合する丸リブを有するテレビ
ジョン受像機用バックカバー。 - 【請求項4】前記第1請求項記載のスピーカボックスを
前記第2請求項記載のキャビネットに取り付け、前記第
3請求項記載のバックカバーを取り付けてなるスピーカ
ボックス内蔵型テレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16334090A JP2867630B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | テレビジョン受像機のスピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16334090A JP2867630B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | テレビジョン受像機のスピーカ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0453372A JPH0453372A (ja) | 1992-02-20 |
JP2867630B2 true JP2867630B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=15772010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16334090A Expired - Fee Related JP2867630B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | テレビジョン受像機のスピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867630B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP16334090A patent/JP2867630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0453372A (ja) | 1992-02-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |