JPH0443612Y2 - - Google Patents

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JPH0443612Y2
JPH0443612Y2 JP15220686U JP15220686U JPH0443612Y2 JP H0443612 Y2 JPH0443612 Y2 JP H0443612Y2 JP 15220686 U JP15220686 U JP 15220686U JP 15220686 U JP15220686 U JP 15220686U JP H0443612 Y2 JPH0443612 Y2 JP H0443612Y2
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばキヤビネツト等の側板に、引
き出し用の桟木や棚板、あるいは幕板のような幅
の狭い板材を固定するのに用いて好適な連結金具
に関する。
〔従来の技術〕
従来、キヤビネツトの幕板や、引き出しの桟木
を側板に固定するための連結金具としては、第1
2図、第13図に示す如きものが知られている。
第12図に示したものは、予め相互に連結する
側板aと、幕板等の板材bの各内側にあつて、側
板aには穴cを設けておき、一方、板材bにはね
じ穴付押込杆dを押ち込み固定しておき、本体e
に直角方向にて設けてある押込杆fを上記穴cに
押ち込むことで側板aに本体eを固定した後、本
体eの貫通孔gから螺杆hを挿入して、上記押込
杆dのねじ穴に螺着し、これによつて側板aと板
材bとを直交状態にて突合せ固定する構成となつ
ている。
一方、第13図に示したものは、予め側板aの
内側に穴cを設けておき、桟木等の板材bの裏面
には凹穴iを設けておき、まず本体eから突設し
てある中空の差込筒f′を側板aの穴cに差し込ん
だ後、本体eの貫通穴gから上記差込筒f′を通し
て木ねじh′を側板aにねじ込んで本体eを側板a
に固定し、次いで板材bを本体e上に重ねるよう
にしてその凹穴iに本体eを嵌合する構成であ
る。
しかし、第12図のものは、左右の側板aに対
して板材bが左右1個づゝの連結金具で固定され
るので、本体eの打込杆fを中心として板材bが
図示の矢印j−j′方向へ回転してしまうことにな
り、このため、これを阻止するのに、別途カツタ
ー針k等で板材bの回り止めを行なつている。
また、第13図のもの、上述例と同様、板材b
が本体eの差込筒f′や木ねじh′を中心として回転
してしまい、この板材bが引き出しの桟木である
と、引き出しの出し入れに支障をきたすので、回
転防止のため上述例と同様にカツター針kを施す
ようにしている。
尚、引き出しの桟木用連結金具としては、機能
上、桟木の板面から突起物が露呈しないようにす
ることが必要である。
以上の従来例の問題点を解消するには、連結金
具を片側にそれぞれ2箇づゝ使用すれば回転を阻
止できることとなるが、加工、工数、取付工数、
部品が、すべて2倍となり、費用の点で問題とな
るばかりでなく、引き出しの桟木、幕板等が巾狭
で、数拾mm程度であるといつた場合には、実際上
連結金具を片側2箇宛取り付けることができな
い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題点に鑑みて検討の結果、板材
の裏面凹穴に嵌着可能に、かつ中空に形成した本
体にあつて、その前端部に設けた側板に対する突
合面部の内側に締付板を設け、該締付板を木ねじ
等により側板に締め付けることにより、当該締付
板に設けたスパイク状の爪を上記側板に食い込む
よう構成することによつて、上記爪により、側板
に対する板材の回転を防止できるようにすると共
に、両者の結合をより一層強固に行ない得るよう
にしたのが、その目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本考案は、側板などに幕板等の板材を固定
するための連結金具にあつて、本体は、板材の連
結端部裏面に設けた凹穴に嵌着可能にして、かつ
下部を開口した中空に形成され、その先端部を上
記側板等の突合面部となし、当該突合面部の内側
には、側部から前方へ突出するスパイク状の爪を
有する締付板が本体と一体もしくは別体にて設け
られ、該本体を上記凹穴に嵌着した状態で上記締
付板を木ねじ等により上記側板に締着することに
よつて同爪が上記突合面部に通孔を通して側板に
食い込むように構成することで、上記の問題点に
解決を与えようとしたものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれ
ば、第1図ないし第11図に示したように本体1
は、金属板をプレス加工して平面略横半円形状ま
たは円形状に形成してあり、その前端部には、側
板2の内面と安定良く突き合せできる平面状の突
合面部3が形成してある。
上記突合面部3の略中央部にあつて、上端寄り
にはガイド部4が筒形状にまたは板状等に前方へ
突出して本体と一体に設けてあり、これによつて
突合面部3には木ねじ6を挿通できる止孔5が設
けられている。
また、上記本体1は幕板、桟木等の板材7の連
結端部裏面に設けられる凹穴8に嵌合埋設可能に
して、かつ上下方向に開口する中空体として形成
されており、その突合面部3の内側には、下端か
ら本体1内部に上昇傾斜させた締付板9が設けら
れている。
上記締付板9は、上記突合面部3の下端から本
体1内に傾斜突出するよう本体1と一体に設ける
ようにしても、また第6図に明示した如く、本体
1とは別部材として、帯状金属板を側面略V字形
状に屈曲して形成するようにしてもよく、このよ
うに別部材とする場合は,その基板部9aに上記
止孔5に嵌着可能なガイド9bを前方へ突設し、
これを同孔5に嵌着することで上記突合面部3の
内側に基板部9aを重ね合せた状態で、本体1と
合体させ得るようにするのがよい。
この場合、もちろんガイド9bは筒状等に設け
て、その内部に木ねじ6が挿通できるようにす
る。
また、上記締付板9の略中央部には木ねじ6を
挿通する差入孔10が設けてあると共に、該締付
板9の左右両側縁から前方へ、それぞれ曲突して
形成した左右の側板11,11からは、スパイク
状の爪12,12がそれぞれ前方へ突設されてお
り、一方、上記突合面部3の左右両側部にあつ
て、上記各爪12,12と対向する位置には爪挿
入用の通孔13,13がそれぞれ貫通させてあ
る。
さらに、上記本体1の側部には複数箇のスパイ
ク状の爪14……が外向きに設けられている。
上記各爪14……は、本体1の側壁1aに切り
割を適当幅に、且つ縦方向に設けることによつて
得た帯状片14aの端部を、外側へ屈曲して形成
してあるもので、該爪14は第1図ないし第7図
に示した実施例では、上記締付板9が後述するよ
う木ねじ6にて締め付けられる際、その左右の側
板11,11にて外側へ押し出されるよう、予め
本体1内に傾斜して突出されており、しかも本体
1における側壁1aの前側部左右両側に各1箇宛
設けてあり、また、第8図ないし第11図に示し
た他の実施例では、後述の如く本体1内にカバー
15が嵌合され、該カバー15が上記締付板9の
締め付けによつて本体1に嵌着される際、当該カ
バー15の外周面によつて外側へ押し出されるよ
うに本体1内に傾斜して突出され、かつ計4箇設
けるようにしてある。
第8図ないし第11図に示した他の実施例は、
上記カバー15を本体1内に嵌合可能に構成され
ており、その本体1は前述の実施例と同様に形成
してあつて、一方、上記カバー15は、本体1内
に対して前後方向には移動可能にして、かつ左右
方向には密に嵌合可能な外形および寸法に形成さ
れていると共に、下面の略中央部にあつて、前端
部を除いた後方には前後方向に長い凹所16が設
けてあり、該凹所16の前端には、上記締付板9
を重積状態で係合可能な係合突縁16aが設けら
れており、該係合突縁16aにも、木ねじ6が挿
通される凹溝16bが設けられている。
ここで、上記カバー15は確質のプラスチツク
にて成形されている。
また、上記側板2の内面にあつて、板材7の突
合せによる取付位置には、上記本体1のガイド部
4を差し込むための位置決め穴2aを設けてお
く。
上記構成のものを用いて側板2と板材7を固定
するときには、側板2の位置決め穴2aにガイド
部4を差し込んで本体1を支持させておき、次い
で板材7を本体1上に重ねるようにし、これによ
り凹穴8に本体1を嵌合させ第3図、第4図、ま
た第9図に示す如き状態とする。
次いで、本体1の下部から締付板9の差込孔1
0に木ねじ6を差し込み、ガイド部4の止孔5に
挿通し、該木ねじ6を側板2にねじ込んで締付板
9を締め付けていくことにより、該締付板9は第
5図、第10図にそれぞれ示した如く、突合面部
3の内面側へ向け押し曲げられるので、当該締付
板9の側板11,11に設けてある爪12,12
は、突合面部3の通孔13,13から外側へ突出
し、側板2に食い込み、板材7は側板2に固定さ
れる。
また、この時、第1図ないし第7図に示した実
施例では、締付板9の左右の側板11,11によ
つて本体1の側壁1aに設けた爪14、14が外
側へ押し出されるので、該爪14,14は板材7
における凹穴8の内壁に第7図の如く食い込む。
一方、第8図ないし第11図に示した他の実施
例では、予めカバー15を本体1に嵌合して、そ
の係合突縁16aを締付板9を係合しておくので
あり、このときのカバー15は第9図に示した如
く傾斜状態にある。
次いで、締付板9を木ねじ6にて上述と同様に
締め付けると、爪12,12は側板2に食い込
み、一方、カバー15は第10図に示した如く本
体1内に嵌合固定されるから、このとき、カバー
15の側壁で爪14……は外側へ押し出され、第
11図に示した如く、板材7における凹穴8の内
壁面に食い込む。
従つて、上記爪12,12は側板2に対する板
材7の回転を阻止し、一方、爪14……は本体1
が板材7から抜出するのを阻止するので、側板2
と板材7とは回転することなく、かつ強固に結合
される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る連結金具は構
成したものであるから、締付板9を木ねじ6等に
て側板2にねじ込んで締め付けることにより、該
締付板9の爪12,12が側板2に食い込み、こ
れによつて側板2と板材7とを片側1箇宛の使用
で回転することなく結合できることとなり、ま
た、本体1、傾斜板2は構造簡潔でプレスにより
製作することもできるので安価に製造できるのみ
ならず、両者の結合を一本の木ねじ6等によつて
容易に行なうことができ、従来例の如く、後工程
に回り止めのタツカー打ち等を行う必要もないか
ら、従来例に比べて大巾に生産性を向上でき、コ
ストダウンできる。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本考案に係る連結金具の実施例を示
した斜視図、同図ロは同実施例を一部切欠して示
した斜視図、第2図は同実施例の本体におけるガ
イド部の変形例を示した斜視図、第3図、第4図
は同実施例において、側板と板材とを仮止めした
状態のそれぞれ縦断側面図と、底面図、第5図は
同実施例の使用状態を示した縦断側面図、第6図
は同実施例の変形例を示した使用状態の縦断側面
図、第7図は第5図の−線矢視断面図、第8
図ないし第11図は同連結金具の他の実施例を示
したもので、第8図イ、ロはその各斜視図、第9
図はその側板と板材の仮止め状態を示す縦断側面
図、第10図、第11図はその使用状態の縦断側
面図と底面図、第12図、第13図は従来例の説
明図である。 1……本体、1a……側壁、2……側板、3…
…突合面部、4……ガイド部、6……木ねじ、9
……締付板、12,14……爪、13……通孔、
15……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側板などに幕板等の板材を固定するための連
    結金具にあつて、本体は板材の連結端部裏面に
    設けた凹穴に嵌着可能にして、かつ下部を開口
    した中空に形成され、その前端部を上記側板等
    の突合面部となし、当該突合面部の内側には、
    側部から前方へ突出するスパイク状の爪を有す
    る締付板が本体と一体もしくは別体にて設けら
    れ、該本体を上記凹穴に嵌着した状態で上記締
    付板を木ねじ等により上記側板に締着すること
    によつて同爪が上記突合面部の通孔を通して側
    板に食い込むよう構成してなる連結金具。 (2) 本体が、その側面部に締付板もしくはカバー
    によつて外側へ押し広げられるスパイク状の爪
    を具備している実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の連結金具。 (3) 本体が、その突合面部から前方へ突出する筒
    状もしくは板状のガイド部を一体に具有してい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の連結金
    具。 (4) 本体が、締付板の締着によつて嵌着されるカ
    バーを有している実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の連結金具。 (5) 締付板が、本体の前端下部から一体に本体内
    へ傾斜突設されている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の連結金具。 (6) 締付板が、本体と別体に設けられて、該本体
    に組み付けられている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の連結金具。
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