JP2010121387A - 終端用外壁材取付金具、終端用外壁材取付構造および終端用外壁材の取付方法 - Google Patents

終端用外壁材取付金具、終端用外壁材取付構造および終端用外壁材の取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の外壁材を建物の躯体に並べて取り付ける際、接続列の最後の外壁材の取り付け作業を容易にし、かつ取付強度を大きくする。
【解決手段】最後の外壁材1は、終端側端部に溝部4を設け、この溝部4の両側に前面側凸部5および裏面側凸部6が形成されるようにする。終端用外壁材取付金具7は、ビス挿通穴12または釘穴を有する取付金具本体8に、係合部17を有する可動部材を移動可能に取り付けてなる。取付金具本体8と係合部17との間に裏面側凸部6を係合させるとともに、係合部17とビス挿通穴12または釘穴との間の距離を適切に調整した位置で、可動部材固定雄ねじ10を締め付け、取付金具本体8に対し可動部材を固定するとともに外壁材1に取付金具本体8を取り付ける。次に、取付金具本体8をビス挿通穴12または釘穴を用いて建物躯体側材にビス留めまたは釘留めする。
【選択図】図17

Description

本発明は、複数の外壁材を建物の躯体に並べて取り付ける際に、これらの外壁材の接続列の最後の外壁材を建物の躯体に取り付けるための終端用外壁材取付金具、終端用外壁材取付構造および終端用外壁材の取付方法に関する。
従来より、平板状の建物の外壁材を、胴縁または間柱等の下地材を介して、または直接、建物の躯体に取り付ける際には、外壁材同士の接続を確実にでき、かつ見栄えをよくすることができる等の理由から、多くの場合、相じゃくり方式により、外壁材の端部同士を互いに突き合わせた状態で取り付けている。このような外壁材取付構造において、外壁材を釘で直接、躯体側材に取り付けると、釘の頭部が外部に露出し、それを隠す処理が必要になったり、釘が錆を発生して見苦しくなったり、外壁材が脆い材質の場合は釘打ちの際に外壁材が割れてしまったり、外壁材を支持しながら釘打ちをしなければならないので、作業性が悪い等の種々の問題を生じる。
このため、現在では、取付金具を、外壁材同士の突き合わせ部に介装される状態で、釘やビスで建物躯体側材(下地材または躯体自体)に取り付け、外壁材が前記取付金具を介して躯体側材に取り付けられるようにする工法が一般化している。前記相じゃくり方式の具体的態様としては、1つの外壁材の一端部に雄実部、他端部に雌実部を設け、隣り合う外壁材の雌実部と雄実部とが互いに嵌合されるようにする工法が一般的に採用されている(例えば特許文献1参照)。
そして、外壁材の接続列の終端部以外の場所では、前記取付金具を建物躯体側材に取り付けるとき、作業者は外壁材および取付金具の双方を手で押さえながら取付金具を建物躯体側材にビス留めまたは釘留めしていた。
しかしながら、建物の端部、窓回り、玄関回り等における外壁材の接続列の終端部においては、そのような作業を行うことができる十分なスペースは存在しないので、最後の外壁材の裏面側に下穴を明けた上、予め最後の外壁材の裏面側に取付金具をビス留めするか、または予め外壁材の裏面側に取付金具を接着して取り付け、しかる後に取付金具を建物躯体側材にビス留めすることにより、最後の外壁材を取付金具を介して建物の躯体に取り付けていた(この場合、一般には、最後の外壁材の終端側端部には雄実部も雌実部も設けられていなかった)。
実開平4−86838号公報
しかし、前記従来の終端部における外壁材の取付方法では、最後の外壁材に対し取付金具の取付位置を位置決めしてから、外壁材に下穴を明けて取付金具をビス留めする作業や、外壁材に取付金具を接着する作業(通常、粘着テープと接着剤とを併用する必要があった)に非常に手間が掛かるという問題があった。
また、作業現場において、一旦、最後の外壁材に取付金具をビス留めまたは接着してから、最後の外壁材を建物躯体に取り付けようとしたものの、寸法が合っていないことが判明したときは、外壁材に対し取付金具を再度取り付け直す作業が非常に面倒であるという問題もあった。
さらに、取付金具は外壁材の裏面側に単にビス留めまたは接着されるだけで、外壁材の実部に係合されないので、建物躯体に対する外壁材の取り付け強度が小さくなるという問題があった。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、本発明の目的の一つは、建物の躯体に対する接続列の最後の外壁材の取り付け作業を非常に容易にすることができる終端用外壁材取付金具および終端用外壁材の取付方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、建物の躯体に対する接続列の最後の外壁材の取り付け強度を大きくすることができる終端用外壁材取付金具および終端用外壁材の取付方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、前面側凸部の先端面と裏面側凸部の先端面との間の距離が本来の規格寸法と異なる外壁材に対しても対応できる終端用外壁材取付金具および終端用外壁材の取付方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。
本発明による終端用外壁材取付金具は、
複数の外壁材を建物の躯体に並べて取り付ける際に、これらの外壁材の接続列の最後の外壁材を前記建物の躯体に取り付けるための終端用外壁材取付金具において、
前記最後の外壁材は、終端側端部に溝部を設けられており、この溝部と前面との間に前面側凸部、該溝部と裏面との間に裏面側凸部がそれぞれ形成されていることを前提とする外壁材取付金具であって、
ビス挿通穴または釘穴を有し、このビス挿通穴または釘穴を用いて建物躯体側材にビス留めまたは釘留めされる金具本体と、
この金具本体に、該金具本体に対し前記ビス挿通穴または釘穴との間の距離が変化する方向に所定範囲内で移動可能に取り付けられた可動部材と、
前記可動部材に、前記金具本体より前方に突出するように設けられた係合部と、
前記係合部に設けられた、前記外壁材の前記裏面側凸部の先端面に当接されるようになっている立ち上がり部と、
前記係合部に設けられた、前記立ち上がり部から屈曲され、前記外壁材の前記溝部に侵入させられるようになっている前方移動阻止部と、
前記金具本体および前記可動部材に挿通されており、締め付けられることにより、前記所定範囲中の任意位置にて前記金具本体に対し前記可動部材を固定可能とする可動部材固定雄ねじとを有してなるものである。
本発明による終端用外壁材取付構造は、
複数の外壁材を建物の躯体に並べて取り付ける際に、これらの外壁材の接続列の最後の外壁材を終端用外壁材取付金具を介して前記建物の躯体に取り付ける終端用外壁材取付構造において、
前記最後の外壁材は、終端側端部に設けられた溝部と、この溝部と前面との間に形成された前面側凸部と、前記溝部と裏面との間に形成された裏面側凸部とを有し、
終端用外壁材取付金具は、ビス挿通穴または釘穴を有し、このビス挿通穴または釘穴を用いて建物躯体側材にビス留めまたは釘留めされた取付金具本体と、この取付金具本体に、該取付金具本体に対し前記ビス挿通穴または釘穴との間の距離が変化する方向に所定範囲内で移動可能に取り付けられた可動部材と、前記可動部材に、前記取付金具本体より前方に突出するように設けられた係合部と、前記係合部に設けられており、前記外壁材の前記裏面側凸部の先端面に当接された立ち上がり部と、前記係合部に設けられており、前記立ち上がり部から屈曲され、前記外壁材の前記溝部に侵入させられた前方移動阻止部と、前記取付金具本体および前記可動部材に挿通されており、締め付けられることにより、前記所定範囲中の適所にて前記取付金具本体に対し前記可動部材を固定している可動部材固定雄ねじとを有してなるものである。
本発明による終端用外壁材の取付方法は、
複数の外壁材を建物の躯体に並べて取り付ける際に、これらの外壁材の接続列の最後の外壁材を前記建物の躯体に取り付けるための終端用外壁材の取付方法において、
終端側端部に溝部を設けられ、この溝部と前面との間に前面側凸部、該溝部と裏面との間に裏面側凸部がそれぞれ形成されている前記最後の外壁材を用意する段階と、
ビス挿通穴または釘穴を有する金具本体と、この金具本体に、該金具本体に対し前記ビス挿通穴または釘穴との間の距離が変化する方向に所定範囲内で移動可能に取り付けられた可動部材と、前記金具本体および前記可動部材に挿通されている可動部材固定雄ねじと、この可動部材に設けられた係合部と、前記係合部に設けられた、前記外壁材の前記裏面側凸部の先端面に当接されるようになっている立ち上がり部と、前記係合部に設けられた、前記立ち上がり部から屈曲され、前記外壁材の前記溝部に侵入させられるようになっている前方移動阻止部とを有してなる外壁材取付金具を用意する段階と、
前記溝部に前記前方移動阻止部が侵入し、前記立ち上がり部に前記裏面側凸部の先端面が当接されるようにして、前記金具本体と前記係合部との間に前記裏面側凸部を係合させるとともに、前記可動部材と前記ビス挿通穴または釘穴との間の距離を適切に調整した位置で、前記可動部材固定雄ねじを締め付けることにより、該位置で前記金具本体に対し前記可動部材を固定するとともに前記外壁材に前記金具本体を取り付ける段階と、
前記外壁材に取り付け済みの前記金具本体を前記ビス挿通穴または前記釘穴を用いて建物躯体側材にビス留めまたは釘留めする段階とを有してなるものである。
本発明の終端用外壁材取付金具および終端用外壁材の取付方法によれば、終端用外壁材取付金具の取付金具本体と係合部との間に最後の外壁材の裏面側凸部を係合するとともに、取付金具本体に対し可動部材を移動して可動部材とビス挿通穴または釘穴との間の距離を適切に調整し、可動部材固定雄ねじを締め付けるだけで、最終的に最後の外壁材が建物の躯体に適切に取り付けられるように、外壁材に対し取付金具を固定できるので、最後の外壁材に対する終端用外壁材取付金具の取付作業が非常に容易となる。
なお、この場合、前述のように取付金具本体に対し可動部材を移動して可動部材とビス挿通穴との間の距離を調整するのは、現場の状況に応じて、外壁材の裏面側凸部の先端面とビス挿通穴と間の距離が変わってくるので、調整しないと、外壁材の取り付けを行うことができなくなるからである。
また、本発明によれば、終端用外壁材取付金具の取付金具本体と係合部との間に最後の外壁材の裏面側凸部が係合されるので、建物躯体に対する接続列の最後の外壁材の取り付け強度を大きくすることができる。
さらに、可動部材とビス挿通穴または釘穴との間の距離を適切に調整することにより、前面側凸部の先端面と裏面側凸部の先端面との間の距離が本来の規格寸法と異なる外壁材に対しても対応できる。
本発明は、
(イ)建物の躯体に対する接続列の最後の外壁材の取り付け作業を非常に容易にすることができる、
(イ)建物の躯体に対する接続列の最後の外壁材の取り付け強度を大きくすることができる、
(ハ)前面側凸部の先端面と裏面側凸部の先端面との間の距離が本来の規格寸法と異なる外壁材に対しても対応できる、
等の優れた効果を得られるものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、本実施例において用いられる接続列の最後の外壁材1を示しており、幅方向の一端部(この端部が終端側と反対側の端部となる)には雄実部2、他端部(この端部が終端側の端部となる)に雌実部3が設けられている。前記雌実部3は、外壁材1の厚さ方向中間部において外壁材1の幅方向に陥没する溝部4と、この溝部4と外壁材1の前面1aとの間に形成された前面側凸部5と、溝部4と外壁材1の裏面1bとの間に形成された裏面側凸部6とを有している。前記溝部4の前面1a側の側面4aは傾斜されていないが、溝部4の裏面1b側の側面4bは裏面側凸部6が先細となるように傾斜面とされている。本発明における外壁材1としては、木質系、窯業系、金属系、その他の種々の材質のものが使用できる。
なお、一般に、平板状の外壁材1の施工方法には、外壁材1の長手方向を上下方向として躯体側に張り付けていく縦張り工法と、外壁材1の長手方向を水平方向として躯体側に取り付けて行く横張り工法とがあるが、本実施例は縦張り工法を行う場合を示している。
図2〜7は本実施例における終端用外壁材取付金具7を示しており、この取付金具7は取付金具本体8と、可動部材9と、可動部材固定雄ねじ10とを有してなる。図8〜11は取付金具本体8、図12〜15は可動部材9ををそれぞれ単独で示している。
前記取付金具本体8は、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム合金板等からなる1枚の金属板をプレス加工により成形してなり、図8〜11によく示されるように、全体に大略四角形状をなしており、周縁部を除くその大部分は同一高さに隆起されていて平面状の主面部11を形成している。前記取付金具本体8の幅方向の一端部付近の中央部には、ビス挿通穴12が貫通されている。前記取付金具本体8の上下方向中央部には、四角形状の隆起ガイド部13が設けられており、この隆起ガイド部13は主面部11よりさらに隆起されていて、幅方向に延びている。前記隆起ガイド部13の上下方向中央部には、幅方向に延びる長穴14が貫通されている。前記隆起ガイド部13の上下方向両側には、主面部11の表裏を貫通する可動部貫通穴15が設けられている。
前記可動部材9は、やはり鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム合金板等からなる1枚の金属板をプレス加工により成形してなり、図12〜15によく示されるように、基部16と、上下1対の屈曲した係合部17とを一体的に有している。前記基部16はさらに、該基部16の中央部に位置し、取付金具本体8の前面側において隆起ガイド部13に嵌合できるように屈曲された跨ぎ部18と、該基部16の上下方向両端部に位置し、取付金具本体8の主面部11に裏面側から当接することとなる裏面側部19とを有している。前記跨ぎ部18の中央部には、内周に雌ねじ部を有するねじ穴22が設けられている。前記係合部17は、前記裏面側部19から屈曲して前方に立ち上がる立ち上がり部20と、この立ち上がり部20からさらに屈曲する前方移動阻止部21とを有している。
図2〜7に示されるように、取付金具本体8と可動部材9とは、裏面側部19が主面部11の裏面側に当接し、跨ぎ部18が取付金具本体8の前面側から隆起ガイド部13に嵌合し、係合部17が取付金具本体8より前方に突出し、裏面側部19と跨ぎ部18の間の部分および係合部17が可動部貫通穴15を貫通するようにして、互いに組み合わされている。そして、可動部材9は、隆起ガイド部13および可動部貫通穴15に案内されて、取付金具本体8に対しビス挿通穴12との間の距離が変化する方向(取付金具本体8の幅方向)に所定範囲内で移動可能となっている。前記長穴14には、軸部10aの一端に頭部10bを有する可動部材固定雄ねじ10が取付金具本体8の裏面側から貫通されており(これにより、頭部10bは取付金具本体8の裏面側に位置されている)、軸部10aはねじ穴22に螺合されている。
図16〜19は、建物の端部において、接続列の最後の外壁材1を取付金具7で下地材23(建物躯体側材)を介して建物躯体(図示せず)に取り付ける様子を示している。建物の端部には、外壁材1より先に出隅材24が取り付けられる。出隅材24と接続列の最後の外壁材1との間の目地25には、外壁材1の取付終了後に目地材(図示せず)が装填されるが、防火等の観点から目地幅Aは所定の許容範囲内の寸法とされなければならない。
接続列の最後の外壁材1を建物躯体に取り付ける場合は、まず、係合部17の前方移動阻止部21を溝部4に侵入させ、取付金具本体8の主面部11と係合部17との間に最後の外壁材1の裏面側凸部6を係合させるとともに、取付金具本体8に対し可動部材9を、係合部17とビス挿通穴12との間の距離が適切な距離となる位置に移動させた状態で、可動部材固定雄ねじ10を締め付けることにより、取付金具本体8に対し可動部材9を固定すると同時に外壁材1に対し取付金具7を固定する。なお、取付金具本体8の主面部11と係合部17との間に外壁材1の裏面側凸部6を係合させたとき、係合部17の立ち上がり部20は外壁材1の裏面側凸部6の先端面に当接される。
次に、従来公知の取付金具(図示せず)を用いて既に下地材23に取り付け済みとなっている、その前の外壁材(図示せず)の雌実側の端部に、接続列の最後の外壁材1の雄実部2側の端部(図16〜19には図示されていない)を相决り方式で突き合わせた後、前面側からビス挿通穴12にビス26を挿通して下地材23にビス26をねじ込み、取付金具7を介して接続列の最後の外壁材1を下地材23ひいては建物躯体に取り付ける。この取付状態においては、係合部17の立ち上がり部20は外壁材1の幅方向かつ出隅材24側への移動を阻止する一方、前方移動阻止部21は外壁材1の前方への移動を阻止することとなる。
さて、図16は、使用する外壁材1が取付金具7に対応した本来の規格寸法の外壁材1であって、外壁材1の前面側凸部5の先端面と裏面側凸部6の先端面との間の距離がBsであり、かつ外壁材1の前面側凸部5の先端側を切り落とすことなく、そのまま用いても、目地幅Aを所定の大きさとすることができる場合を示している。この場合は、取付金具本体8に対し可動部材9を、係合部17とビス挿通穴12との間の距離(ここでは、ビス挿通穴12の中心と可動部材9の立ち上がり部20との間の距離で代表している)が基準距離Csとなる位置に固定して、前述のように外壁材1を取り付ける。
しかしながら、外壁材の接続列の終端では種々の誤差が累積して来る等の原因により、本来の規格寸法の外壁材1をそのまま取り付けると、目地幅Aが所定値とならないことが多い。図17は、本来の規格寸法の外壁材1をそのまま取り付けると、目地幅Aが所定値より小さくなってしまう場合を示している。この場合は、図17の一点鎖線で示すように、外壁材1の前面側凸部5の先端側を適当な幅だけ切り落とすことにより、前面側凸部5の先端面と裏面側凸部6の先端面との間の距離を基準距離Bsより小さい距離B1とし、目地幅Aが所定値となるようにしてから、前述のように外壁材1に取付金具7に取り付けるが、その際、取付金具本体8に対し可動部材9を、係合部17とビス挿通穴12との間の距離が基準距離Csより小さい距離C1となる位置に移動させてから可動部材固定雄ねじ10を締め付け、当該位置で取付金具本体8に対し可動部材9を固定すると同時に外壁材1に対し取付金具7を固定した上、前述のように外壁材1を下地材23に取り付ける。
なお、この場合、係合部17とビス挿通穴12との間の距離を基準距離Csより小さい距離C1となるように調整するのは、この距離が大きいと、取付金具7の終端側端部(ビス挿通穴12の端部)が出隅材24にぶつかってしまって外壁材1の取り付けを行うことができないからである。
また、外壁材1には種々のサイズのものがある。図18は、前面側凸部5の先端面と裏面側凸部6の先端面との間の距離B2が取付金具7が本来対応する側壁材1の基準距離Bsより大きい外壁材1を、前面側凸部5を切り落とすことなく、そのまま取り付ける場合を示している。この場合は、取付金具本体8に対し可動部材9を、係合部17とビス挿通穴12との間の距離が基準距離Csより大きい距離C2となる位置に移動させてから可動部材固定雄ねじ10を締め付け、当該位置で取付金具本体8に対し可動部材9を固定すると同時に外壁材1に対し取付金具7を固定した上、前述のように外壁材1を取り付ける。これにより、規格寸法ではない外壁材1も、目地幅Aを所定の大きさとして取り付けることができる。
なお、この場合、係合部17とビス挿通穴12との間の距離を基準距離Csより大きい距離C2となるように調整するのは、この距離が小さいと、ビス挿通穴12が外壁材1の前側凸部5の後方に隠れてしまい、外壁材1の取り付けを行うことができなくなるからである。
図19は、前面側凸部5の先端面と裏面側凸部6の先端面との間の距離B3が図18の場合とは逆に基準距離Bsより小さい外壁材1を、前面側凸部5を切り落とすことなく、そのまま取り付ける場合を示している。この場合は、取付金具本体8に対し可動部材9を、係合部17とビス挿通穴12との間の距離が基準距離Csより小さい距離C3となる位置に移動させてから可動部材固定雄ねじ10を締め付け、当該位置で取付金具本体8に対し可動部材9を固定すると同時に外壁材1に対し取付金具7を固定した上、前述のように外壁材1を取り付ける。
本発明によれば、前述のように、取付金具7の取付金具本体8と係合部17との間に最後の外壁材1の裏面側凸部6を係合するとともに、係合部17とビス挿通穴12との間の距離を適切に調整してから可動部材固定雄ねじ10を締め付けるだけで、最終的に外壁材1が建物の躯体に適切に取り付けられるように、外壁材1に対し取付金具7を取り付けることができるので、最後の外壁材1に対する取付金具7の取付作業が非常に容易となる。
また、終端用外壁材取付金具7の取付金具本体8と係合部17との間に最後の外壁材1の雌実部3の裏面側凸部6が係合されるので、建物躯体に対する接続列の最後の外壁材1の取り付け強度を大きくすることができる。
また、係合部17とビス挿通穴12との間の距離を適切に調整することにより、前面側凸部5の先端面と裏面側凸部6の先端面との間の距離が本来の規格寸法と異なる外壁材に対しても対応できる。
また、この取付金具7においては、可動部材9は、裏面側部19(取付金具本体8の裏面側に位置する部分)と、係合部17を含む取付金具本体8の前面側に位置する部分と、可動部貫通穴15を取付金具本体8の裏面側から前面側へ貫通する部分とを有しており、可動部材9の取付金具本体8の裏面側部19は外壁材1と下地材23(建物躯体側材)との間に収容されることになるので、万一可動部材固定雄ねじ10が緩んでも可動部材9が取付金具本体8から脱落してしまうことがなく、安全である。
さらに、本実施例の取付金具7においては、取付金具本体8の側に可動部材9の移動方向に延びる長穴14が設けられるとともに、可動部材9のうちの取付金具本体8の前面側に位置する部分(跨ぎ部18)にねじ穴22が設けられており、可動部材固定雄ねじ10は、取付金具本体8の裏面側から長穴14に挿通されるとともにねじ穴22に螺合されているので、可動部材固定雄ねじ10を締め付けて行くと、可動部材9の係合部17の前方移動阻止部21が取付金具本体8に近づく向きに移動して行くので、係合部17と取付金具本体8との間に外壁材1の裏面側凸部6を確実に挾持させ、外壁材1に取付金具7が確実に固定されるようにすることができる。また、これにより、裏面側凸部6の形状・寸法が多少違っても、外壁材1に取付金具7が確実に固定されるようにすることができるので、同一の取付金具7で、種々の形状・寸法の裏面側凸部6を有する種々の外壁材1に対応できるという効果も得られる。
図20〜22は、本発明の実施例2を示す。本実施例においては、可動部材9の基部16全体が裏面側部19(取付金具本体8の裏面側に位置する部分)になっており、この裏面側部19に長穴14が設けられるとともに、取付金具本体8にねじ穴22が設けられているので、可動部材固定雄ねじ10を締め付けて行くと、可動部材9の係合部17の前方移動阻止部21が取付金具本体8から遠ざかる向きに移動して行くことになるので、実施例1の場合とは異なり、可動部材固定雄ねじ10の締め付けのみによっては、係合部17と取付金具本体8との間に外壁材1の裏面側凸部6を確実に挾持させ、外壁材1に取付金具7が確実に固定されるようにすることができない。
ただし、係合部17の前方移動阻止部21の傾斜をなくすか、その傾斜を外壁材1の溝部4の側面4bの傾斜より小さくするか、または取付金具本体8の主面部11と前方移動阻止部21との間の隙間が小さめになるようにすることにより、取付金具本体8の主面部11と係合部17との間に外壁材1の裏面側凸部6を挿入したとき、係合部17の前方移動阻止部21が裏面側凸部6に押されて前方に弾性変形するようにしておけば、本実施例のような構成でも、係合部17と取付金具本体8との間に外壁材1の裏面側凸部6を確実に挾持させ、外壁材1に取付金具7が確実に固定されるようにすることができる。
なお、前記実施例は、建物の端部において出隅材24に隣接するように外壁材1を取り付ける例であるが、本発明は建物の端部以外の、窓回り、玄関回り等の外壁材の接続列の終端部においても適用できるものである。
また、前記実施例では、終端用外壁材取付金具7を下地材23を介して建物躯体に取り付けているが、本発明においては、終端用外壁材取付金具を建物躯体に直接取り付けるようにしてもよい。
また、前記実施例では、可動部材9または取付金具本体8にねじ穴22を設け、このねじ穴22に可動部材固定雄ねじ10を螺合して締め付けを行っているが、ねじ穴22を設けないで、可動部材9および取付金具本体8とは別体のナットを使用し、このナットに可動部材固定雄ねじ10を螺合するようにしてもよい。すなわち、この場合、可動部材9または取付金具本体8にねじ穴22の代わりに雌ねじが形成されていない雄ねじ貫通穴を設け、取付金具本体8および可動部材9が可動部材固定雄ねじ10の頭部10bとナットとの間に位置されるようにし、可動部材固定雄ねじ10を長穴14および雄ねじ貫通穴に挿通するとともにナットに螺合するようにする。
また、前記実施例では、終端用外壁材取付金具7を建物躯体側材(下地材23)にビス留めするようになっているが、本発明においては、終端用外壁材取付金具7を建物躯体側材に釘留めしてもよい。その場合は、終端用外壁材取付金具7にビス挿通穴12の代わりに釘穴を設けるか、ビス挿通穴12と釘穴との両方を併設すればよい。
以上のように本発明による終端用外壁材取付金具、終端用外壁材取付構造および終端用外壁材の取付方法は、接続列の終端における外壁材の取り付けに有用である。
本発明の実施例1における外壁材を示す断面図である。 本発明の実施例1における終端用外壁材取付金具を示す斜視図である。 本発明の実施例1における終端用外壁材取付金具を示す正面図である。 本発明の実施例1における終端用外壁材取付金具を示す側面図である。 本発明の実施例1における終端用外壁材取付金具を示す平面図である。 図3のVI−VI線における断面図である。 図3のVII−VII線における断面図である。 本発明の実施例1における終端用外壁材取付金具のうちの取付金具本体のみを示す斜視図である。 本発明の実施例1における終端用外壁材取付金具のうちの取付金具本体のみを示す正面図である。 図9のX−X線における断面図である。 図9のXI−XI線における断面図である。 本発明の実施例1における終端用外壁材取付金具のうちの可動部材のみを示す斜視図である。 本発明の実施例1における終端用外壁材取付金具のうちの可動部材のみを示す正面図である。 図13のXIV−XIV線における断面図である。 図13のXV−XV線における断面図である。 本発明の実施例1において、本来の規格寸法の外壁材を調整のための切断を必要とすることなく、可動部材を基準位置に位置させて、外壁材取付金具を用いて取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施例1において、本来の規格寸法の外壁材を切断し、可動部材の位置を調整して、外壁材取付金具を用いて取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施例1において、本来の規格寸法より前面側凸部が長い外壁材を、可動部材の位置を調整して、外壁材取付金具を用いて取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施例1において、本来の規格寸法より前面側凸部が短い外壁材を、可動部材の位置を調整して、外壁材取付金具を用いて取り付けた状態を示す断面図である。 本発明の実施例2における終端用外壁材取付金具を示す正面図である。 図20のXXI−XXI線における断面図である。 図20のXXII−XXII線における断面図である。
符号の説明
1 外壁材
1a 外壁材の前面
1b 外壁材の裏面
1c 外壁材の切断された端面
4 溝部
5 前面側凸部
6 裏面側凸部
7 終端用外壁材取付金具
8 取付金具本体
9 可動部材
10 可動部材固定雄ねじ
10a 軸部
10b 頭部
12 ビス挿通穴
14 長穴
15 可動部貫通穴
17 係合部
18 跨ぎ部
19 裏面側部(取付金具本体8の裏面側に位置する部分)
20 立ち上がり部
21 前方移動阻止部
22 ねじ穴
23 下地材(建物躯体側材)
24 出隅材
25 目地
26 ビス

Claims (11)

  1. 複数の外壁材を建物の躯体に並べて取り付ける際に、これらの外壁材の接続列の最後の外壁材を前記建物の躯体に取り付けるための終端用外壁材取付金具において、
    前記最後の外壁材は、終端側端部に溝部を設けられており、この溝部と前面との間に前面側凸部、該溝部と裏面との間に裏面側凸部がそれぞれ形成されていることを前提とする外壁材取付金具であって、
    ビス挿通穴または釘穴を有し、このビス挿通穴または釘穴を用いて建物躯体側材にビス留めまたは釘留めされる取付金具本体と、
    この取付金具本体に、該取付金具本体に対し前記ビス挿通穴または釘穴との間の距離が変化する方向に所定範囲内で移動可能に取り付けられた可動部材と、
    前記可動部材に、前記取付金具本体より前方に突出するように設けられた係合部と、
    前記係合部に設けられた、前記外壁材の前記裏面側凸部の先端面に当接されるようになっている立ち上がり部と、
    前記係合部に設けられた、前記立ち上がり部から屈曲され、前記外壁材の前記溝部に侵入させられるようになっている前方移動阻止部と、
    前記取付金具本体および前記可動部材に挿通されており、締め付けられることにより、前記所定範囲中の任意位置にて前記取付金具本体に対し前記可動部材を固定可能とする可動部材固定雄ねじとを有してなる終端用外壁材取付金具。
  2. 前記取付金具本体は、該取付金具本体の表裏を貫通する可動部貫通穴を有し、
    前記可動部材は、前記取付金具本体の裏面側に位置する部分と、前記係合部を含む、前記取付金具本体の前面側に位置する部分と、前記可動部貫通穴を前記取付金具本体の裏面側から前面側へ貫通する部分とを有している請求項1記載の終端用外壁材取付金具。
  3. 前記取付金具本体に設けられた、前記可動部材の移動方向に延びる長穴と、
    前記可動部材のうちの前記取付金具本体の前面側に位置する部分に設けられたねじ穴とを有してなり、
    前記可動部材固定雄ねじは、前記取付金具本体の裏面側から前記長穴に挿通されるとともに前記ねじ穴に螺合されている請求項2記載の終端用外壁材取付金具。
  4. 前記取付金具本体または前記可動部材に設けられた長穴と、
    前記取付金具本体または前記可動部材のうちの前記長穴が設けられていないものの方に設けられたねじ穴とを有してなり、
    前記可動部材固定雄ねじは、前記長穴に挿通されるとともに前記ねじ穴に螺合されている請求項1または2記載の終端用外壁材取付金具。
  5. 前記取付金具本体または前記可動部材に設けられた長穴と、
    前記取付金具本体または前記可動部材のうちの前記長穴が設けられていないものの方に設けられた雄ねじ貫通穴と、
    ナットとを有してなり、
    前記可動部材固定雄ねじは、前記長穴および前記雄ねじ貫通穴に挿通されるとともに前記ナットに螺合されており、前記可動部材固定雄ねじの頭部と前記ナットとの間に前記取付金具本体および前記可動部材が挟まれている請求項1または2記載の終端用外壁材取付金具。
  6. 複数の外壁材を建物の躯体に並べて取り付ける際に、これらの外壁材の接続列の最後の外壁材を終端用外壁材取付金具を介して前記建物の躯体に取り付ける終端用外壁材取付構造において、
    前記最後の外壁材は、終端側端部に設けられた溝部と、この溝部と前面との間に形成された前面側凸部と、前記溝部と裏面との間に形成された裏面側凸部とを有し、
    前記終端用外壁材取付金具は、ビス挿通穴または釘穴を有し、このビス挿通穴または釘穴を用いて建物躯体側材にビス留めまたは釘留めされた取付金具本体と、この取付金具本体に、該取付金具本体に対し前記ビス挿通穴または釘穴との間の距離が変化する方向に所定範囲内で移動可能に取り付けられた可動部材と、前記可動部材に、前記取付金具本体より前方に突出するように設けられた係合部と、前記係合部に設けられており、前記外壁材の前記裏面側凸部の先端面に当接された立ち上がり部と、前記係合部に設けられており、前記立ち上がり部から屈曲され、前記外壁材の前記溝部に侵入させられた前方移動阻止部と、前記取付金具本体および前記可動部材に挿通されており、締め付けられることにより、前記所定範囲中の適所にて前記取付金具本体に対し前記可動部材を固定している可動部材固定雄ねじとを有してなる終端用外壁材取付構造。
  7. 複数の外壁材を建物の躯体に並べて取り付ける際に、これらの外壁材の接続列の最後の外壁材を前記建物の躯体に取り付けるための終端用外壁材の取付方法において、
    終端側端部に溝部を設けられ、この溝部と前面との間に前面側凸部、該溝部と裏面との間に裏面側凸部がそれぞれ形成されている前記最後の外壁材を用意する段階と、
    ビス挿通穴または釘穴を有する取付金具本体と、この取付金具本体に、該取付金具本体に対し前記ビス挿通穴または釘穴との間の距離が変化する方向に所定範囲内で移動可能に取り付けられた可動部材と、前記取付金具本体および前記可動部材に挿通されている可動部材固定雄ねじと、この可動部材に設けられた係合部と、前記係合部に設けられた、前記外壁材の前記裏面側凸部の先端面に当接されるようになっている立ち上がり部と、前記係合部に設けられた、前記立ち上がり部から屈曲され、前記外壁材の前記溝部に侵入させられるようになっている前方移動阻止部とを有してなる外壁材取付金具を用意する段階と、
    前記溝部に前記前方移動阻止部が侵入し、前記立ち上がり部に前記裏面側凸部の先端面が当接されるようにして、前記取付金具本体と前記係合部との間に前記裏面側凸部を係合させるとともに、前記係合部と前記ビス挿通穴または釘穴との間の距離を適切に調整した位置で、前記可動部材固定雄ねじを締め付けることにより、該位置で前記取付金具本体に対し前記可動部材を固定するとともに前記外壁材に前記取付金具本体を取り付ける段階と、
    前記外壁材に取り付け済みの前記取付金具本体を前記ビス挿通穴または前記釘穴を用いて建物躯体側材にビス留めまたは釘留めする段階とを有してなる終端用外壁材の取付方法。
  8. 前記最後の外壁材の終端位置を調整するために、前記最後の外壁材の前記前面側凸部の先端側を必要な大きさ切り落とす段階を有する請求項7記載の終端用外壁材の取付方法。
  9. 前記取付金具本体は、該取付金具本体の表裏を貫通する可動部貫通穴を有し、
    前記可動部材は、前記取付金具本体の裏面側に位置する部分と、前記係合部を含む、前記取付金具本体の前面側に位置する部分と、前記可動部貫通穴を前記取付金具本体の裏面側から前面側へ貫通する部分とを有している請求項7または8記載の終端用外壁材の取付方法。
  10. 前記取付金具本体に設けられた、前記可動部材の移動方向に延びる長穴と、
    前記可動部材のうちの前記取付金具本体の前面側に位置する部分に設けられたねじ穴とを有してなり、
    前記可動部材固定雄ねじは、前記取付金具本体の裏面側から前記長穴に挿通されるとともに前記ねじ穴に螺合されている請求項9に記載の終端用外壁材の取付方法。
  11. 前記取付金具本体または前記可動部材に設けられた長穴と、
    前記取付金具本体または前記可動部材のうちの前記長穴が設けられていないものの方に設けられたねじ穴とを有してなり、
    前記可動部材固定雄ねじは、前記長穴に挿通されるとともに前記ねじ穴に螺合されている請求項7乃至9のいずれかに記載の終端用外壁材の取付方法。
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