JP2513639Y2 - サニタリ―ル―ムユニットの壁・水平状パネル連結構造 - Google Patents

サニタリ―ル―ムユニットの壁・水平状パネル連結構造

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JP2513639Y2
JP2513639Y2 JP279291U JP279291U JP2513639Y2 JP 2513639 Y2 JP2513639 Y2 JP 2513639Y2 JP 279291 U JP279291 U JP 279291U JP 279291 U JP279291 U JP 279291U JP 2513639 Y2 JP2513639 Y2 JP 2513639Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井梁が露出した室内
に設置されるサニタリールームユニットにおける天井梁
逃げ部での本体側壁と水平状パネルとの連結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、天井梁が露出した室内に設置
されるサニタリールームユニットにあっては、設置室内
に露出した天井梁を避けるべくユニット本体の天井側一
辺部分をその内側に向かって張り出させることが行われ
ている。
【0003】例えば、図6に示すように、ユニット本体
の天井側一辺部分に天井梁50に対応した断面ほぼL字
形の天井梁逃げ部51が設けられており、この天井梁逃
げ部51に水平状パネル52と垂直状パネル(図示省
略)が取り付けられるようになっている。
【0004】このような天井梁逃げ部51における水平
状パネル52とそれの取付対象となるサニタリールーム
ユニットの本体側壁53とは、一般的に、双方に垂直立
ち上がり部を設けてそれらをねじで結合することで連結
されるが、この方式ではねじ締め作業が煩しい。そこ
で、水平状パネル52と本体側壁53とを連結するにあ
たって、本件出願人は、下記する金具54を用いること
を考えている。
【0005】この金具54は、図7に示すように、長方
形状の金具本体54aの上端に断面ほぼ逆さV字形の屈
曲部54bが一体形成されているとともに、金具本体5
4aにいわゆるダルマ孔54cが形成されたものであ
る。この金具54は、そのダルマ孔54cの大孔部分を
本体側壁53の外枠フレーム55に取り付けられた皿ビ
ス状のジョイントビス56にはめ入れながら、屈曲部5
4bを水平状パネル52の外端部に設けられた垂直立ち
上がり部57に引っかけておいて、この屈曲部54bを
木づちなどでたたいてダルマ孔54cの傾斜長孔部分を
ジョイントビス56の頭に食い込ませるようにして用い
られる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな金具54を用いた方式によれば、作業を比較的簡単
にかつ迅速に行えるものの、金具54をたたき込む際に
木づち等の工具を振り上げるのに十分な上下スペースが
天井梁50と天井梁逃げ部51との間に必要となり、こ
のスペースが狭い場合には作業が行いにくくなるもので
あり、ここに改良の余地があった。
【0007】本考案は、このような事情に鑑みて創案さ
れたもので、上記改良された連結構造の利点を活かしな
がら、上下方向スペースが狭い現場でも容易に施工でき
るようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、サニタリール
ームユニットの天井側一辺部分に設けられる断面ほぼL
字形の天井梁逃げ部での本体側壁と水平状パネルとの連
結構造において、次のような構成をとる。
【0009】本考案のサニタリールームユニットの壁・
水平状パネル連結構造では、前記本体側壁の上縁にほぼ
垂直な取付片が設けられ、この取付片に先端へ向けて外
拡がり形状とされた凸部が設けられており、前記水平状
パネルの外端部に前記本体側壁の取付片と平行な垂直立
ち上がり部が設けられ、この垂直立ち上がり部に前記凸
部の通過を簡単に許容する大孔部が設けられており、か
つ、前記取付片の凸部に垂直立ち上がり部の大孔部を通
過させて前記取付片と前記垂直立ち上がり部とを重ね合
わせた状態において、前記垂直立ち上がり部内面側で前
記凸部に横方向から金具が掛止されていることに特徴を
有する。
【0010】
【作用】取付手順としては、水平状パネルをその垂直立
ち上がり部側を前にして本体側壁の取付片へ向けて押し
つけることにより、垂直立ち上がり部の大孔部を取付片
の凸部に通過させるとともに取付片に垂直立ち上がり部
を重ね合わせておいて、金具を前記凸部に横方向から掛
止させる。
【0011】このようにねじ締め作業が不要なので作業
が簡単になる。しかも、水平状パネルの押し込み操作や
金具の掛止操作についてはほぼ横方向の動きとなるか
ら、作業に必要な空間は上下にあまり必要にならなくな
る。
【0012】
【実施例】本考案を具体化した実施例を図1ないし図5
に基づいて詳細に説明する。図1はサニタリールームユ
ニットの壁・水平状パネル連結部を示す縦断側面図、図
2は同外観斜視図、図3は同分解斜視図、図4および図
5は取付手順を示す説明図である。
【0013】図中、1は天井梁、2は天井梁1に対応し
た断面ほぼL字形の天井梁逃げ部、3は天井梁逃げ部2
の水平部分に取り付けられる水平状パネル、4はサニタ
リールームユニット本体において水平状パネル3の取付
対象となる本体側壁、5は本体側壁4の上端辺外側に横
方向に取り付けられた外枠フレーム、6は外枠フレーム
5にねじ止めされたL字形のブラケット(請求項に記載
の取付片に相当)、7はブラケット6の上端に螺着固定
された皿ビス状のジョイントビス(請求項に記載の凸部
に相当)、8は金具、9はパッキングである。なお、図
には天井梁逃げ部の垂直部分に取り付ける垂直状パネル
を示していない。
【0014】水平状パネル3の一端辺部には、断面ほぼ
L字形の垂直立ち上がり部10が上方に延出するよう一
体に設けられており、この垂直立ち上がり部10には前
記のジョイントビス7の通過を簡単に許容する大孔部1
1が設けられている。金具8は、長方形状の金具本体1
2の上端に断面ほぼL字形の屈曲部13が一体形成され
ているとともに、金具本体12にいわゆるダルマ孔14
が形成されたものである。
【0015】以下、水平状パネル3の取付手順を説明す
る。
【0016】まず、図4に示すように、水平状パネル3
をその垂直立ち上がり部10側を下げた斜め姿勢として
天井梁1と天井梁逃げ部2との間の空間からさし入れ
る。そして、垂直立ち上がり部10の大孔部11を本体
側壁4のジョイントビス7にはめ入れながら、水平状パ
ネル3の後ろ側を天井梁逃げ部2に落とし込む。これに
より、垂直立ち上がり部10がブラケット6に重なり合
う。
【0017】こうしてから、金具8を天井梁1と天井梁
逃げ部2との間の空間からさし入れ、金具8のダルマ孔
14の大孔部分を垂直立ち上がり部10の大孔部11か
ら突出しているジョイントビス7の頭部にはめ入れた
後、金具8を少し横に動かして、ジョイントビス7にダ
ルマ孔14の長孔部分を掛止させる。この掛止によっ
て、金具8から手を離しても金具8が脱落することはな
くなる。この状態は単なる仮止め状態であり、金具8の
金具本体12が垂直立ち上がり部10に対して重なり合
っただけとなっている。
【0018】次に、木づちなどを持って、金具8の屈曲
部13を横方向(図4における矢印方向)にたたき、ダ
ルマ孔14の長孔部分をジョイントビス7に深く食い込
ませると同時に、水平状パネル3の垂直立ち上がり部1
0を本体側壁4のブラケット6に圧接させ、水平状パネ
ル3と本体側壁4とを強力に固定連結する。なお、たた
き込む際には、金具8を手で支えておく必要がなく、片
手作業が行える。
【0019】なお、本考案は上記実施例で説明したもの
に限定されるものでない。例えば上記実施例において、
本体側壁4とブラケット6とを一体に形成してもよい
し、ジョイントビス7についても円錐形状の突起として
もよい。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、本考案では、水平
状パネルを斜め姿勢で入れて、金具を横方向にたたくだ
けで水平状パネルを本体側壁に取り付けできるようにし
て、ねじ締め作業を廃止するとともに、上下方向の作業
動作を少なくしたから、水平状パネルを連結固定する際
の作業の簡略化を図ることができるとともに、天井梁と
サニタリールームユニットの天井梁逃げ部との間に十分
な上下方向スペースが無くとも作業が容易かつ迅速に行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサニタリールームユニットの壁・水平
状パネル連結部を示す縦断側面図である。
【図2】図1の外観斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】水平状パネルの取付形態を示す側面図である。
【図5】金具の取付形態を示す要部の正面図である。
【図6】従来例のサニタリールームユニットの壁・水平
状パネル連結部を示す縦断側面図である。
【図7】図6の正面図である。
【符号の説明】
1 天井梁 2 天井梁逃げ部 3 水平状パネル 4 本体側壁 6 ブラケット(取付片) 7 ジョイントビ
ス(凸部) 8 金具 10 水平状パネル
の垂直立ち上がり部 11 垂直立ち上がり部の大孔部 14 金具のダ
ルマ孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サニタリールームユニットの天井側一辺部
    分に設けられる断面ほぼL字形の天井梁逃げ部での本体
    側壁と水平状パネルとの連結構造であって、前記本体側
    壁の上縁にほぼ垂直な取付片が設けられ、この取付片に
    先端へ向けて外拡がり形状とされた凸部が設けられてお
    り、前記水平状パネルの外端部に前記本体側壁の取付片
    と平行な垂直立ち上がり部が設けられ、この垂直立ち上
    がり部に前記凸部の通過を簡単に許容する大孔部が設け
    られており、かつ、前記取付片の凸部に垂直立ち上がり
    部の大孔部を通過させて前記取付片と前記垂直立ち上が
    り部とを重ね合わせた状態において、前記垂直立ち上が
    り部内面側で前記凸部に横方向から金具が掛止されてい
    ることを特徴とするサニタリールームユニットの壁・水
    平状パネル連結構造。
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