JP2667651B2 - 入隅カバー取付構造 - Google Patents

入隅カバー取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入隅カバー取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図19に示すように、一対の外壁
パネル50,50の入隅部には入隅カバー51を取付け
ている。この入隅部カバー51は、下地材52とこれに
取付けられる外装材53とからなる。下地材52は、入
隅部に沿った長尺の鉄板からなり、両側縁に表面側へ折
曲げた一対の取付部52a,52aが形成されている。
また、一対の外壁パネル50,50の枠50a,50a
が、柱54の隣接する側面に各々対向している。
【0003】施工時には、予め外装材53を表面に取付
けた下地材52を入隅部に配置して、一対の取付部52
a,52aを枠50a,50aに両面テープで取付けて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の入隅カバー取付構造では、両面テープを使用してい
るので、下地材52を一度取付けると移動させることが
できず、入隅カバー52の位置調整が困難であった。ま
た、このような両面テープによる取付けでは、両面テー
プが火災等において焼失すると下地材52が脱落するの
で、入隅部を通じて類焼する虞れがあり、防火上の問題
がある。
【0005】したがって、この発明の目的は、位置調整
が可能で、機械的に容易に取付けることができる入隅カ
バー取付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の入隅カバ
ー取付構造は、柱の隣接する側面に一対の外壁パネルの
枠を各々対向させて前記一対の外壁パネルを略直角に配
置し、これらの一対の外壁パネルの入隅部に入隅カバー
を取付けた入隅カバー取付構造において、前記入隅カバ
ーが、前記入隅部に沿った長尺で幅方向の略中央にねじ
が裏面側へ貫通し両側に表面側へ傾斜した一対の取付部
が形成された下地材と、この下地材の裏面側へ突出した
前記ねじに螺着されこのねじに関して対称となるように
一対の取付片を裏面側へハの字形に折曲げた取付金物
と、前記下地材の表面に前記ねじに重なる部位を除き固
定された外装材とを備え、前記入隅部にて対向する前記
枠の角部の一片に前記下地材の一対の取付部を当接さ
せ、前記ねじを前記柱に当接させて締め付けて前記一対
の取付片を前記枠の角部の他片に圧着したことを特徴と
するものである。
【0007】請求項2記載の入隅カバー取付構造は、柱
の隣接する側面に一対の外壁パネルの枠を各々対向させ
て前記一対の外壁パネルを略直角に配置し、これらの一
対の外壁パネルの入隅部に入隅カバーを取付けた入隅カ
バー取付構造において、前記入隅カバーが、前記入隅部
に沿った長尺で幅方向の略中央にねじが裏面側へ貫通し
両側に裏面側へ折曲した一対のガイド部が形成されると
ともにその外側に表面側へ傾斜した一対の取付部が形成
された下地材と、この下地材の裏面側へ突出した前記ね
じに螺着されこのねじに関して対称となるように一対の
取付片を裏面側へハの字形に折曲げかつ前記一対の取付
片が水平状態で前記一対のガイド部に嵌合してガイドさ
れる一対の突片が表面側へ突設された取付金物と、前記
下地材の表面に前記ねじに重なる部位を除き固定された
外装材とを備え、前記入隅部にて対向する前記枠の角部
の一片に前記下地材の一対の取付部を当接させ、前記ね
じの回転により前記一対のガイド部と前記一対の突片を
嵌合させた状態で前記ねじを前記柱に当接させて締め付
け、前記一対の取付片を前記枠の角部の他片に圧着した
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の入隅カバー取付構造は、請
求項1または2において、前記一対の取付片が上下方向
を向いた状態で、前記ねじの回転に対して逆方向への前
記取付金物の回転を規制する回転規制片を前記下地材に
形成したものである。請求項4記載の入隅カバー取付構
造は、請求項1または2において、前記下地材の前記ね
じの両側に、前記一対のガイド部に隣接して前記取付金
物の前記一対の突片が挿入可能な一対の開口部を形成し
たものである。
【0009】
【作用】請求項1では、一対の取付片を上下方向に向け
て取付金物を一対の外壁パネルの枠の間に挿入させると
ともに、一対の取付部を入隅部にて対向する枠の角部の
一片に当接させて下地材を入隅部に配置する。この状態
でねじを90度回転させると、一対の取付片が枠と柱の
間に入り込む。この取付姿勢を保持してさらにねじを回
転させて締め付けるとねじの先端が柱に当接して移動し
ないので、取付金物が手前に引き寄せられる。これに伴
い、一対の取付片が枠の角部の他片に圧着し、下地材を
入隅部に固定できる。
【0010】請求項2では、一対の取付片を上下方向に
向けて取付金物を一対の外壁パネルの枠の間に挿入させ
るとともに、一対の取付部を入隅部にて対向する枠の角
部の一片に当接させて下地材を入隅部に配置する。この
状態でねじを90度回転させると、一対の取付片が枠と
柱の間に入り込み、一対の突片が一対のガイド部に嵌合
する。これにより、一対の取付片は水平状態が保持さ
れ、さらにねじを回転させて締め付けるとねじの先端が
柱に当接して移動しないので、一対の突片が一対のガイ
ド部に案内されて取付金物が手前に引き寄せられる。こ
れに伴い、一対の取付片が枠の角部の他片に圧着し、下
地材を入隅部に固定できる。
【0011】請求項3の構成によれば、ねじをで逆方向
に回転させることにより、取付金物が回転規制片に当接
して一対の取付片を挿入姿勢である上下方向に容易に保
持しておくことができるので、一対の取付片が柱に当接
して回転不能となることはなく、作業性が良好となる。
請求項4の構成によれば、下地材のねじの両側に、一対
のガイド部に隣接して取付金物の一対の突片が挿入可能
な一対の開口部を形成したので、ねじの締め付けにより
取付金物が下地材に干渉することはない。また、この開
口部により取付金物が回転して取付姿勢である水平状態
になったことを確認できる。
【0012】
【実施例】この発明の第1の実施例の入隅カバー取付構
造を図1ないし図14に基づいて説明する。柱2の隣接
する側面に一対の外壁パネル1,1の枠3,3を各々対
向させて一対の外壁パネル1,1を略直角に配置し、こ
れらの一対の外壁パネル1,1の入隅部に入隅カバー4
を取付けている。この入隅カバー4は、下地材5、取付
金物6および外装材7とを備えている。
【0013】下地材5は、図2および図3に示すよう
に、入隅部に沿った長尺の鋼板で形成され、幅方向の略
中央に間隔をおいて複数のねじ挿通穴8…が設けてあ
る。これらのねじ挿通穴8…には裏面側へ貫通したねじ
14が挿入される(図7)。また、長手方向に沿った両
側に裏面側へ略90度折曲した一対のガイド部9,9が
折曲げ形成されるとともにその外側に表面側へ略45度
傾斜した一対の取付部10,10が折曲げ形成されてい
る。一対のガイド部9,9の間の表面には後述の外装材
7が取付けられる。さらに、この外装材7の取付けの際
の位置決めとなる位置決め部11が取付部10より延出
した部分を表面側へ折曲げて形成してある。
【0014】また、所定のねじ挿通穴8の両側に一対の
ガイド部9,9に隣接して一対の開口部12,12が設
けられる。これらの開口部12,12は打抜き等により
形成されるが、図3に示すように、一方の開口部12の
一部を裏面側へ切り起こして回転規制片13が形成して
ある。この回転規制片13は、ねじ14の回転に対して
逆方向への取付金物6の回転を規制する。
【0015】取付金物6は、図9および図10に示すよ
うに、下地材5の裏面の一対の開口部12,12が設け
られた位置に配設される。そして、図4および図5に示
すように、下地材5の裏面側へ突出したねじ14に螺着
されるねじ穴17が略中央に設けてある。このねじ穴1
7(ねじ14)に関して対称となるように一対の取付片
18,18を裏面側へ略直角をなすようにハの字形に折
曲げてある。
【0016】また、一対の取付片18,18が水平状態
で一対のガイド部9,9に嵌合してガイドされる一対の
突片19,19が表面側へ突設してある。これらの突片
19,19は、図11に示すように、下地材5の一対の
開口部12,12に挿入可能である。図6および図7は
取付金物6を下地材5に取付けた状態を示している。一
対の取付片18,18を上下方向にした状態でこの取付
金物6は、下地材5の回転規制片13に当接して位置決
めされる。
【0017】外装材7は、図9ないし図12に示すよう
に、周囲の外壁パネル1の外装材と同様の材質で形成さ
れ、ねじ14の位置で分断されるように下地材5の表面
に取付けられる。すなわち、図11に示すように、下地
材5の表面に外装材7を配置して、タッピンねじ20を
ねじ挿通穴8に挿通して外装材7にねじ込んで取付けて
いる。
【0018】つぎに、上記のように構成された入隅カバ
ー4の施工手順について説明する。図6および図7に示
すように、一対の取付片18,18を挿入姿勢である上
下方向に向けて取付金物6を一対の外壁パネル1,1の
枠3,3の間に挿入させるとともに、一対の取付部1
0,10を入隅部にて対向する枠3,3の角部の一片3
a,3aに当接させて下地材5を入隅部に配置する。こ
のとき、取付金物6はねじ14の先端側へ移動させてお
く。また、ねじ14をドライバー等の工具で逆方向に回
転させることにより、取付金物6が回転規制片13に当
接して一対の取付片18,18を上下方向に保持してお
くことができる。また、図8に示すように、一対の取付
片18,18が上下方向を向いた状態で、回転方向に柱
2の角部があると干渉して回転不能となるため、二点鎖
線で示すように回転方向に角部がないようにしておく。
なお、図8では下地材5を省略した。
【0019】この状態でねじを90度回転させると、図
13に示すように、一対の取付片18,18が枠3,3
と柱2の間に入り込み、一対の突片19,19が一対の
ガイド部9,9に嵌合する。これにより、一対の取付片
18,18は取付姿勢である水平状態が保持される。さ
らに、ねじ14を回転させて締め付けるとねじの先端が
柱2に当接して移動しないので、図14に示すように、
一対の突片19,19が一対のガイド部9,9に案内さ
れて取付金物6が手前に引き寄せられて一対の開口部1
2,12に挿入される。これに伴い、一対の取付片1
8,18が枠3の角部の他片3b,3bに圧着し、下地
材5を入隅部に固定できる。この後、外装材7と外壁パ
ネル1の外装材の間にコーキング材22を設ける。
【0020】この実施例では、上記のように取付金物6
およびねじ14を用いて下地材5を入隅部に取付けたの
で、下地材5の位置調整が簡単に行える。また、このよ
うに機械的な構造による取付けなので、従来の両面テー
プのように焼失することがなく、火災時に入隅部を通じ
て類焼することを防止できる。また、下地材5の表面に
ねじ14に重なる部位を除き外装材7を固定したので、
外装材7がねじ14を締め付ける作業の支障になること
はない。さらに、一対の取付片18,18が枠3と柱2
の間に入り込んだときに、一対の突片19,19が一対
のガイド部9,9に嵌合するので、一対の取付片18,
18を水平状態に保持することができる。このため、取
付金物6は一対の突片19,19が一対のガイド部9,
9に案内されて円滑に手前に移動し施工性が向上する。
【0021】また、ねじ14をドライバー等の工具で逆
方向に回転させることにより、取付金物6が回転規制片
13に当接して一対の取付片18,18を挿入姿勢であ
る上下方向に容易に保持しておくことができる。このた
め、取付片18が柱2に当接して回転不能となることは
なく、作業性が良好となる。また、この回転規制片13
は、開口部12を切り起こすときに同時に形成できるの
で手間がかからない。
【0022】また、突片19が開口部12に挿入される
ので、ねじ14の締め付けにより取付金物6が下地材5
に干渉することはない。また、この開口部12により取
付金物6が回転して取付姿勢である水平状態になったこ
とを確認でき、確実に施工できる。さらに、下地材5に
位置決め部11を形成したので、外装材7の位置決めが
容易になる。また、下地材5は、ガイド部9、取付部1
0、位置決め部11が形成されているので、断面2次モ
ーメントが高くなり強度が向上する。
【0023】第2の実施例を図15ないし図18に基づ
いて説明する。この実施例では、下地材35にガイド部
が設けられておらず、これに伴い取付金物36に突片が
設けられていない。すなわち、下地材35は、図15に
示すように、両側に表面側へ略45度傾斜した一対の取
付部30,30が折曲げ形成されている。また、外装材
7の取付けの際の位置決めとなる位置決め部31が取付
部10より延出した部分を表面側へ折曲げて形成してあ
る。また、開口部32および回転規制片33も第1の実
施例と同様に設けられる。
【0024】また、取付金物36は、図16および図1
7に示すように、下地材35の裏面側へ突出したねじ1
4に螺着されるねじ穴37が略中央に設けてある。この
ねじ穴37(ねじ14)に関して対称となるように一対
の取付片38,38を裏面側へ略直角をなすようにハの
字形に折曲げてある。この実施例でも第1の実施例と同
様の手順で施工できるが、ガイド部と突片を設けていな
いので、ねじ14の締め付け時において取付金物36が
取付姿勢で保持しておく必要がある。その他の構成効果
は、第1の実施例と同様である。
【0025】
【発明の効果】請求項1の入隅カバー取付構造によれ
ば、一対の取付片を上下方向に向けて取付金物を一対の
外壁パネルの枠の間に挿入させるとともに、一対の取付
部を入隅部にて対向する枠の角部の一片に当接させて下
地材を入隅部に配置し、ねじを90度回転させると、一
対の取付片が枠と柱の間に入り込み、この取付姿勢を保
持してさらにねじを回転させて締め付けるとねじの先端
が柱に当接して移動しないので、取付金物が手前に引き
寄せられ、一対の取付片が枠の角部の他片に圧着して下
地材を入隅部に固定できる。
【0026】このように、取付金物およびねじを用いて
下地材を入隅部に取付けたので、下地材の位置調整が簡
単に行える。また、このように機械的な構造による取付
けなので、容易に取付けることができ、かつ従来の両面
テープのように焼失することがなく、火災時に入隅部を
通じて類焼することを防止できる。また、下地材の表面
にねじに重なる部位を除き外装材を固定したので、外装
材がねじを締め付ける作業の支障になることはない。
【0027】請求項2の入隅カバー取付構造によれば、
請求項1と同様の効果が得られるが、さらに一対の取付
片が枠と柱の間に入り込んだときに、一対の突片が一対
のガイド部に嵌合するので、一対の取付片を水平状態に
保持することができる。このため、取付金物は一対の突
片が一対のガイド部に案内されて円滑に手前に移動し施
工性が向上する。また、下地材はガイド部および取付部
が形成されているので、断面2次モーメントが高くなり
強度が向上する。
【0028】請求項3では、ねじをで逆方向に回転させ
ることにより、取付金物が回転規制片に当接して一対の
取付片を挿入姿勢である上下方向に容易に保持しておく
ことができるので、一対の取付片が柱に当接して回転不
能となることはなく、作業性が良好となる。請求項4で
は、下地材のねじの両側に、一対のガイド部に隣接して
取付金物の一対の突片が挿入可能な一対の開口部を形成
したので、ねじの締め付けにより取付金物が下地材に干
渉することはない。また、この開口部により取付金物が
回転して取付姿勢である水平状態になったことを確認で
き、確実に施工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の入隅カバー取付構造
の断面平面図である。
【図2】下地材の正面図である。
【図3】図2のA−A拡大断面図である。
【図4】取付金物の正面図である。
【図5】図4の底面図である。
【図6】取付金物を下地材に取付けた背面図である。
【図7】図6の底面図である。
【図8】取付金物の向きを示す説明図である。
【図9】入隅カバーの側面図である。
【図10】入隅カバーの背面図である。
【図11】図10のB−B拡大断面図である。
【図12】図10のC−C拡大断面図である。
【図13】ねじを締め付ける前の作用説明図である。
【図14】ねじを締め付けた後の作用説明図である。
【図15】第2の実施例の下地材の断面平面図である。
【図16】第2の実施例の取付金物の正面図である。
【図17】図16の底面図である。
【図18】第2の実施例の入隅カバー取付構造の断面平
面図である。
【図19】従来例の断面平面図である。
【符号の説明】
1 外壁パネル 2 柱 3 枠 4 入隅カバー 5,35 下地材 6,36 取付金物 7 外装材 9 ガイド部 10,30 取付部 12,32 開口部 13,33 回転規制片 14 ねじ 18,38 取付片 19 突片

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱の隣接する側面に一対の外壁パネルの
    枠を各々対向させて前記一対の外壁パネルを略直角に配
    置し、これらの一対の外壁パネルの入隅部に入隅カバー
    を取付けた入隅カバー取付構造において、 前記入隅カバーが、前記入隅部に沿った長尺で幅方向の
    略中央にねじが裏面側へ貫通し両側に表面側へ傾斜した
    一対の取付部が形成された下地材と、この下地材の裏面
    側へ突出した前記ねじに螺着されこのねじに関して対称
    となるように一対の取付片を裏面側へハの字形に折曲げ
    た取付金物と、前記下地材の表面に前記ねじに重なる部
    位を除き固定された外装材とを備え、 前記入隅部にて対向する前記枠の角部の一片に前記下地
    材の一対の取付部を当接させ、前記ねじを前記柱に当接
    させて締め付けて前記一対の取付片を前記枠の角部の他
    片に圧着したことを特徴とする入隅カバー取付構造。
  2. 【請求項2】 柱の隣接する側面に一対の外壁パネルの
    枠を各々対向させて前記一対の外壁パネルを略直角に配
    置し、これらの一対の外壁パネルの入隅部に入隅カバー
    を取付けた入隅カバー取付構造において、 前記入隅カバーが、前記入隅部に沿った長尺で幅方向の
    略中央にねじが裏面側へ貫通し両側に裏面側へ折曲した
    一対のガイド部が形成されるとともにその外側に表面側
    へ傾斜した一対の取付部が形成された下地材と、この下
    地材の裏面側へ突出した前記ねじに螺着されこのねじに
    関して対称となるように一対の取付片を裏面側へハの字
    形に折曲げかつ前記一対の取付片が水平状態で前記一対
    のガイド部に嵌合してガイドされる一対の突片が表面側
    へ突設された取付金物と、前記下地材の表面に前記ねじ
    に重なる部位を除き固定された外装材とを備え、 前記入隅部にて対向する前記枠の角部の一片に前記下地
    材の一対の取付部を当接させ、前記ねじの回転により前
    記一対のガイド部と前記一対の突片を嵌合させた状態で
    前記ねじを前記柱に当接させて締め付け、前記一対の取
    付片を前記枠の角部の他片に圧着したことを特徴とする
    入隅カバー取付構造。
  3. 【請求項3】 前記一対の取付片が上下方向を向いた状
    態で、前記ねじの回転に対して逆方向への前記取付金物
    の回転を規制する回転規制片を前記下地材に形成した請
    求項1または2記載の入隅カバー取付構造。
  4. 【請求項4】 前記下地材の前記ねじの両側に、前記一
    対のガイド部に隣接して前記取付金物の前記一対の突片
    が挿入可能な一対の開口部を形成した請求項1または2
    記載の入隅カバー取付構造。
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