JP2500030Y2 - 柱カバ― - Google Patents

柱カバ―

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JP2500030Y2
JP2500030Y2 JP2235493U JP2235493U JP2500030Y2 JP 2500030 Y2 JP2500030 Y2 JP 2500030Y2 JP 2235493 U JP2235493 U JP 2235493U JP 2235493 U JP2235493 U JP 2235493U JP 2500030 Y2 JP2500030 Y2 JP 2500030Y2
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JP
Japan
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curtain plate
wall panel
cover
pillar cover
curtain
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JP2235493U
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JPH0679947U (ja
Inventor
泰人 松浦
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、下階外壁パネルと上階
外壁パネル間の幕板に隣接して配設される柱カバーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、幕板用柱カバー40には、図
14に示すように、上下両端S1 〜S4 の計4箇所にビ
ス締め部9を備えた下地金物50が取着され、幕板用柱
カバー40を下階用柱カバー1Aと上階用柱カバー1B
との間の隙間に取り付けるにあたっては、図13に示す
ように、最初に下階外壁パネル2と上階外壁パネル3と
の間の隙間に幕板4を配設しておき、次いで、幕板用柱
カバー40の上記下地金物50の両サイドを隣接する幕
板4の後面側に夫々挿入して仮固定し、この状態で、下
地金物50の上部両端S1 ,S2 の各ビス締め部9を上
階外壁パネル3の下枠7の側端部7aに夫々ビス締めす
ると共に、下地金物50の下部両端S3 ,S4 の各ビス
締め部9を下階外壁パネル2の上枠8の側端部8aに夫
々ビス締めすることにより、幕板用柱カバー40の本固
定を行なっていた。
【0003】一方、例えばバルコニーなどのコーナ部A
に取付けられる幕板用柱カバー40′は、図16に示す
ように平面視L字状に形成され、その裏面に上下両端S
1 〜S4 の計4箇所にビス締め部9を備えた平面視L字
状の下地金物50′が取着されている。この幕板用柱カ
バー40′をコーナ部Aの下階用柱カバー1Aと上階用
柱カバー1Bとの隙間に取り付けるにあたっては、図1
5に示すように、最初に幕板4を配設しておき、次いで
幕板用柱カバー40′の下地金物50′の両サイドを隣
接する幕板4の後面側に夫々挿入して仮固定し、この状
態で、上部両端S1 ,S2 と下部両端S3 ,S4 の計4
箇所をビス締めすることにより幕板用柱カバー40′の
本固定を行なっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に幕板用柱カバー40,40′を計4箇所でビス締めす
るものでは、1枚当たりのビス締め本数が増加し、ビス
締め作業に手間がかかる。そのうえ隣接する幕板4を納
めなければ幕板用柱カバー40,40′を仮固定できな
いため、幕板4よりも先に幕板用柱カバー40,40′
を取付ける場合にあっては、ビス締めの際に幕板用柱カ
バー40,40′を手でずっと支えておかなければなら
ないという面倒さがあり、幕板用柱カバー40,40′
の取付け施工性が低下していた。
【0005】本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ビス締めの本数が
少なくて済み、しかも幕板が納められていなくても幕板
用柱カバーを仮固定でき、取付け施工性の向上を図るこ
とができる柱カバーを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、隣合う下階外壁パネル2,2間の隙間G
2 に下階用柱カバー1Aが配設され、隣合う上階外壁パ
ネル3,3間の隙間G3 に上記下階用柱カバー1Aの延
長線上に位置するように上階用柱カバー1Bが配設さ
れ、下階外壁パネル2と上階外壁パネル3との間の隙間
4 には幕板4が夫々配設され、上記下階外壁パネル2
と上階外壁パネル3との間の隙間G1 には上記各幕板4
に隣接して配設される幕板用柱カバー1Cが取り付けら
れ、上記幕板用柱カバー1Cの上部両端S1 ,S2
は、上階外壁パネル3の下枠7の側端部7aに下方から
差し込まれて係止される差し込み部6が夫々設けられ、
上記幕板用柱カバー1Cの下部両端S3 ,S4 には、上
記差し込み部6による係止状態で下階外壁パネル2の上
枠8の側端部8aにビス締めされるビス締め部9が夫々
設けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案によれば、幕板用柱カバー1Cの上部両
端S1 ,S2 に設けた差し込み部6を上階外壁パネル3
の下枠7の側端部7aに下方から差し込んで係止するこ
とにより、隣接する幕板4が納められていなくても幕板
用柱カバー1Cを仮固定でき、従って、幕板4が納めら
れている場合はもとより、幕板4が納められていない場
合であっても、ビス締めの際に幕板用柱カバー1Cを手
でずっと支えておく必要がない。また、上記仮固定の状
態で、幕板用柱カバー1Cの下部両端S3,S4 のビス
締め部9を下階外壁パネル2の上枠8の側端部8aにて
ビス締めするだけで幕板用柱カバー1Cを本固定でき、
従って、幕板用柱カバー1Cの1枚当たりのビス締め本
数が2本で済み、ビス締め作業に手間がかからなくな
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例に用いられる柱カバー1は、図2に示
すように、隣合う下階外壁パネル2,2間の隙間G
2 (図9)に配設される下階用柱カバー1Aと、隣合う
上階外壁パネル3,3間の隙間G3 (図9)に上記下階
用柱カバー1Aの延長線上に位置するように配設される
上階用柱カバー1Bと、下階外壁パネル2と上階外壁パ
ネル3との間の隙間G1(図9)において幕板4に隣接
して配設される幕板用柱カバー1Cとを備えている。な
お、下階外壁パネル2、上階外壁パネル3、下階用柱カ
バー1A及び上階用柱カバー1Bの各構成は従来と夫々
同様であり、対応する箇所には同一符号を付して詳しい
説明を省略する。
【0009】幕板用柱カバー1Cの裏面には、図3及び
図4に示すように、幕板用柱カバー1Cの両サイドから
外方に夫々突出するように下地金物5が取着されてお
り、この下地金物5の上部両端S1 ,S2 の2箇所に差
し込み部6が夫々形成されている。各差し込み部6は、
本実施例では、下地金物5の一部を後方に向けて隙間d
(図3(a))をあけて切起した切起片6aと、切起片
6aに対向する下地金物5の後面部6bとから成り、こ
の差し込み部6を上階外壁パネル3の下枠7の側端部7
aに下方から差し込むことにより、幕板用柱カバー1C
の上部両端S1 ,S2 を前後方向に仮固定できるように
なっている。また、下地金物5の下部両端S3 ,S4
2箇所にはビス締め部9が夫々形成され、上記差し込み
部6による係止状態で上記ビス締め部9を下階外壁パネ
ル2の上枠8の側端部8aにビス締めできるようになっ
ている。
【0010】ここで、上記幕板用柱カバー1Cを下階外
壁パネル2と上階外壁パネル3の間の隙間G1 に取り付
けるにあたっては、図1(a)(b)に示すように、幕
板用柱カバー1Cの下地金物5の上部両端S1 ,S2
設けた各差し込み部6を上階外壁パネル3の下枠7の側
端部7aに下方から差し込んで係止し、この状態で、図
5に示すように、幕板用柱カバー1Cの下部両端S3
4 のビス締め部9を下階外壁パネル2の上枠8の側端
部8aにてビス締めする。このように、幕板用柱カバー
1Cの差し込み部6を上階外壁パネル3の下枠7の側端
部7aに差し込むだけで幕板用柱カバー1Cを仮固定で
きるので、幕板4が納められている場合はもとより、幕
板4が納められていない場合であってもビス締めの際に
幕板用柱カバー1Cを手でずっと支えておく必要がな
く、ビス締め作業が容易となる。しかも、ビス締め本数
は幕板用柱カバー1Cの1枚当たり2本で済み、ビス締
め本数が4本である従来と比較して、ビス締め作業にも
手間がかからず、取付け施工性が一層良くなるという利
点がある。
【0011】次に、幕板4を下階外壁パネル2と上階外
壁パネル3の間の隙間G4 に設置する方法を図6乃至図
9に示す。外壁パネルジョイント間に架け渡される幕板
目地下地材12は、図6及び図7に示すように、上端部
にU字溝11が設けられ、このU字溝11を上階外壁パ
ネル3の下枠7に下方から差し込み、幕板4を下枠7を
支点に矢印方向Pに回動させて幕板目地下地材12の下
端部に設けたL字片13を下階外壁パネル2の上枠8に
係止させてビス固定することにより、幕板目地下地材1
2を外壁パネル2,3間に架け渡すことができ、図8及
び図9に示すように、複数の幕板4を幕板目地下地材1
2に夫々設置できるようになっている。かかる幕板4の
設置は前述した幕板用柱カバー1Cの取り付け前、或い
は取り付け後のいずれであってもよい。
【0012】一方、バルコニーなどのコーナ部Aにおい
て、下階外壁パネル2と上階外壁パネル3の間の隙間に
取り付けられる幕板用柱カバー1C′を図10乃至図1
2に示す。幕板用柱カバー1C′は、図11に示すよう
に、平面視L字状に形成され、この幕板用柱カバー1
C′の裏面には、平面視L字状の下地金物5′が取着さ
れ、下地金物5′の上部両端S1 ,S2 の2箇所に差し
込み部6、下部両端S3,S4 の2箇所にビス締め部9
が夫々形成されている。この幕板用柱カバー1C′を該
コーナ部Aに取り付けるにあたっては、幕板用柱カバー
1C′の下地金物5′の上部両端S1 ,S2 に設けた差
し込み部6を上階外壁パネル3の下枠7の側端部7aに
下方から差し込むだけで、幕板4が納められていなくて
も幕板用柱カバー1C′を仮固定できる。しかも、上記
仮固定状態で、図12に示すように、幕板用柱カバー1
C′の下地金物5′の下部両端S3 ,S4 のビス締め部
9を下階外壁パネル2の上枠8の側端部8aにて夫々ビ
ス15で締結することにより、幕板用柱カバー1C′を
本固定できるので、幕板用柱カバー1C′の1枚当たり
のビス締め本数は2本で済み、コーナ部Aでの取付け施
工性もまた向上するものである。なお図12中、70は
連結部材、80は連結ねじ具である。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述のように、下階外壁パネル
と上階外壁パネルとの間の隙間に取り付けられる幕板用
柱カバーの上部両端に、上階外壁パネルの下枠の側端部
に下方から差し込まれて係止される差し込み部を夫々設
け、上記幕板用柱カバーの下部両端に、上記差し込み部
による係止状態で下階外壁パネルの上枠の端部にビス締
めされるビス締め部を夫々設けたものであるから、幕板
が納められているかどうかに関係なく幕板用柱カバーを
仮固定でき、しかも、幕板用柱カバー1枚当たりのビス
締め本数が従来より減り、ビス締め作業にかかる手間が
省かれる結果、幕板用柱カバーの取付け施工性が大幅に
向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の一実施例の幕板用柱カバーと
上階外壁パネルとの分解斜視図、(b)は要部断面図で
ある。
【図2】同上の幕板用柱カバーと幕板とを配設した外壁
パネルの正面図である。
【図3】(a)は同上の幕板用柱カバーの正面図、
(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図4】(a)は同上の下地金物の正面図、(b)は平
面図である。
【図5】同上の幕板用柱カバーの下部付近の平断面図で
ある。
【図6】同上の幕板目地下地材と外壁パネルの分解斜視
図である。
【図7】同上の幕板目地下地材の取付け状態の説明図で
ある。
【図8】同上の幕板と外壁パネルの分解斜視図である。
【図9】同上の柱カバーが取付けられる前の状態の正面
図である。
【図10】本考案の他の実施例の正面図である。
【図11】(a)は図10の幕板用柱カバーの正面図、
(b)は幕板用柱カバーの平面図、(c)は下地金物の
正面図、(d)は下地金物の平面図である。
【図12】図10の幕板用柱カバーの下部付近の平断面
図である。
【図13】従来の幕板用柱カバーと幕板とを配設した外
壁パネルの正面図である。
【図14】(a)は従来の幕板用柱カバーの正面図、
(b)は幕板用柱カバーの平面図、(c)は下地金物の
正面図である。
【図15】他の従来の正面図である。
【図16】(a)は図15の幕板用柱カバーの正面図、
(b)は幕板用柱カバーの平面図、(c)は下地金物の
正面図、(d)は下地金物の平面図である。
【符号の説明】
1 柱カバー 1A 下階用柱カバー 1B 上階用柱カバー 1C 幕板用柱カバー 2 下階外壁パネル 3 上階外壁パネル 4 幕板 6 差し込み部 7 下枠 7a 側端部 8 上枠 8a 側端部 9 ビス締め部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合う下階外壁パネル間の隙間に下階用
    柱カバーが配設され、隣合う上階外壁パネル間の隙間に
    上記下階用柱カバーの延長線上に位置するように上階用
    柱カバーが配設され、下階外壁パネルと上階外壁パネル
    との間の隙間には幕板が夫々配設され、上記下階外壁パ
    ネルと上階外壁パネルとの間の隙間には上記各幕板に隣
    接して配設される幕板用柱カバーが取り付けられ、上記
    幕板用柱カバーの上部両端には、上階外壁パネルの下枠
    の側端部に下方から差し込まれて係止される差し込み部
    が夫々設けられ、上記幕板用柱カバーの下部両端には、
    上記差し込み部による係止状態で下階外壁パネルの上枠
    の側端部にビス締めされるビス締め部が夫々設けられて
    いることを特徴とする柱カバー。
JP2235493U 1993-04-27 1993-04-27 柱カバ― Expired - Lifetime JP2500030Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0679947U JPH0679947U (ja) 1994-11-08
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Effective date: 19960116