JPH09242236A - カーテンウオール - Google Patents

カーテンウオール

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JPH09242236A
JPH09242236A JP4871896A JP4871896A JPH09242236A JP H09242236 A JPH09242236 A JP H09242236A JP 4871896 A JP4871896 A JP 4871896A JP 4871896 A JP4871896 A JP 4871896A JP H09242236 A JPH09242236 A JP H09242236A
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JP
Japan
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wall
bolt
arm
wall body
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP4871896A
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English (en)
Inventor
Koichiro Nawa
孝一郎 縄
Tomoyuki Kurata
知行 倉田
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YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Publication date
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Publication of JPH09242236A publication Critical patent/JPH09242236A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物躯体に固着した壁体支持部材のアームに
壁体をガタつくことなしに取付けできるようにする。 【解決手段】 建物躯体に固着した壁体支持部材5のア
ーム17の透孔19に、壁体6に取付けたボルト40を
挿通し、このボルト40に螺合した第1・第2締付ナッ
ト41,42をアーム17の面外方向両側面に押しつけ
て壁体を取付ける。前記ボルト40にロックナット43
を螺合して第1・第2締付ナット41,42の弛みを防
止し、壁体6を壁体支持部材5にガタつくことなしに取
付けできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物躯体に壁体支
持部材を設け、ガラスパネルや金属パネルあるいは石板
等の壁体の四隅に固着部材を設け、この固着部材を壁体
支持部材に固着することで壁体を建物躯体に取付けたカ
ーテンウオールに関する。
【0002】
【従来の技術】建物躯体に壁体を取付けたカーテンウオ
ールとしては、例えば特開平7−27042号公報に示
すものが知られている。このカーテンウォールは、建物
躯体に壁体支持部材を設け、壁体の四隅に固着具を設
け、その固着具を壁体支持部材に固着して壁体を建物躯
体に取付けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるカーテンウオー
ルにおいては、固着具の面外方向室外側部分を壁体支持
部材のアームの透孔に挿通し、その固着具の面外方向室
内側部分のねじ部に一対のナットを螺合して一対の滑り
材でアームの透孔周縁を挟持して固着具を壁体支持部材
のアームに固着している。
【0004】このために、振動などによりナットが弛
み、固着具がガタついて壁体が動くことがあり、隣接す
る壁体間をシールするシール材が損傷することがある
し、最悪の場合には壁体が脱落することがある。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウオールを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、面外方向の透
孔を有するアームを備えた壁体支持部材を建物躯体を取
付け、壁体に壁体保持部を取付け、この壁体保持部に面
外方向室内側に向けて突出するよう取付けたボルトを前
記アームの透孔に挿通し、このボルトに螺合した第1締
付ナットと第2締付ナットをアームの面外方向両側面に
それぞれ押しつけてボルトをアームに固着して壁体を建
物躯体に取付け、前記ボルトに螺合したロックナットを
第2締付ナットに押しつけて弛み止めし、このロックナ
ットよりも室内側に突出したボルト部分にエンドキャッ
プを取付けてロックナットとボルトの突出部分をカバー
したことを特徴とするカーテンウオールである。
【0007】
【作 用】壁体を壁体支持部材のアームに固着するた
めのボルトに螺合した第1・第2締付ナットが弛むこと
をロックナットで防止する。これによって、壁体が壁体
支持部材に対してがたつくことがなく、隣接する壁体間
のシール材が損傷することがない。また、ボルトにおけ
るアームよりも室内側に突出した部分とロックナットが
エンドキャップでカバーされて室内から見えない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、図示し
ない建物躯体に方立1が面内方向に間隔を置いて複数取
付けてある。この方立1は室外側縦材2と室内側縦材3
とに亘って複数のラチス材4を斜めに連結したトラス方
立であり、その室外側縦材2の上部、下部が建物躯体に
それぞれ固着してある。このトラス方立もカーテンウオ
ールを構成する壁体を支持する建物躯体を構成してい
る。このトラス方立に代えて鉄筋等の建物躯体としても
良い。
【0009】前記各方立1の室外側縦材2には壁体支持
部材5が固着してある。ガラス板である壁体6の四隅に
は固着具7がそれぞれ設けてあり、上下・左右に隣接す
る4つの壁体6の1つの隅に設けた4つの固着具7が前
記1つの壁体支持部材5に固着してある。
【0010】前記壁体支持部材5は図3と図4に示すよ
うにベース部材10と壁体固定部材11を備えている。
前記ベース部材10は、方立1の室外側縦材2の凹条溝
8に長手方向からスライドして挿入されボルト12で固
着される矩形断面で長尺の取付部13と、この取付部1
3に一体的に設けた縦板状の連結部14を備えている。
【0011】前記壁体固定部材11は図3と図4に示す
ように、前記連結部14が嵌合する嵌合凹部15を有す
る基部16と、この基部16の上下に面内方向左右に向
けて一体的に設けたアーム17とを備えている。前記各
アーム17の端部には突部18が一体的に設けられて面
外方向の寸法を大きくしてあり、その部分に面内方向に
向う矩形状の透孔19が形成してある。
【0012】前記壁体固定部材11はベース部材10に
図3と図4に示すように連結してある。方立1の室外側
縦材2にベース部材10を前述のようにして上下方向に
位置して取付ける。ベース部材10の連結部14に壁体
固定部材11の嵌合凹部15を嵌合して仮保持すると共
に、その嵌合凹部15の底部から連結部14に螺合した
面外方向のボルト20と面内方向のボルト、ナット21
で連結する。これにより、壁体固定部材11は面外方向
と面内方向にガタつきなく位置決めして連結される。
【0013】前記固着具7は図3、図4に示すように、
壁体保持部30と固着部31とを備えている。前記壁体
保持部30は図5に示すように、ホルダー32とナット
33を備え、このホルダー32は壁体6の孔6aに挿通
し、かつ一端寄りにテーパ状の押付部34を有し、他端
寄りにネジ部35を有している。このホルダー32の一
端寄り外面にはアルミ製のスペーサ36が嵌合してあ
る。
【0014】前記スペーサ36をホルダー32とともに
壁体6の孔6aに室外側から挿入し、そのホルダー32
のネジ部35にナット33を螺合する。このナット33
をシリコーンゴム等のシール材37を介して壁体6の室
内側面に押しつけ、ホルダー32の押付部34をスペー
サ36を介して壁体6の孔6aにおけるテーパ部6bに
押しつける。これによって、壁体6に壁体保持部30を
取付ける。このように、スペーサ36、シール材37を
介してホルダー32を壁体6の孔6aに取付けてあるの
で、壁体6がガラス板であってもガラス板を損傷せずに
取付けできる。
【0015】前記固着部31は図5に示すように、前記
ホルダー32に揺動自在に支承したボルト40と、この
ボルト40に螺合した第1締付ナット41、第2締付ナ
ット42、ロックナット43、エンドキャップ44を備
えている。
【0016】前記ボルト40はアーム17に形成した透
孔19に挿通し、第1締付ナット41と第2締付ナット
42が透孔19の両端開口縁に締付けられてボルト40
がアーム17に連結してある。ロックナット43は第2
締付ナット42に押しつけられて第2締付ナット42の
弛みを防止している。なお、第1締付ナット41はボル
ト40の段部40aに押しつけてあるので、第2締付ナ
ット42が弛まなければ弛むことがない。
【0017】前記エンドキャップ44は筒状部45の一
端開口部を端部壁46で閉塞し、その端部壁46にネジ
部47を一体的に設けてある。このネジ部47をボルト
40の突出部に螺合して筒状部45の他端開口縁を第2
締付ナット42に押しつけてある。これによってボルト
40の突出部とロックナット43をエンドキャップ44
で閉塞している。
【0018】前記アーム17に形成した透孔19には凹
部48が形成してあり、この凹部48にブラケットライ
ナー49の突部50を嵌合してブラケットライナー49
を透孔19の下部に取付けてある。前記ボルト40の第
1締付ナット41と第2締付ナット42との間の部分に
はブッシュ51が図5と図6に示すよう挿入して取付け
てあり、このブッシュ51がブラケットライナー49の
上面に接してある。これによってボルト40を上下方向
に位置決めすると共に、水平となるようにしてある。
【0019】次に壁体6の取付け作業を説明する。前述
のように壁体支持部材5を取付ける。固着具7のホルダ
ー32を壁体6に前述のように取付ける。ホルダー32
に取付けたボルト40に第1締付ナット41を螺合して
段部40aに押しつけて取付けると共に、ボルト40に
ブッシュ51を挿入して取付ける。壁体6とともに、ボ
ルト40をアーム17の透孔19に挿入してブッシュ5
1をブラケットライナー49の上面に接する。
【0020】前記ボルト40の透孔19より突出した部
分に第2締付ナット42を螺合し、ロックナット43で
弛み止めする。この後にエンドキャップ44のネジ部4
7にボルト40の突出部に螺合して取付ける。
【0021】このようであるから、第2締付ナット42
が弛むことがなく、壁体6がガタついて隣接する壁体6
間のシール材9が切れたりすることがない。
【0022】また、ボルト40の室内側に突出した部分
とロックナット43がエンドキャップ44でカバーされ
ているので、それらが室内から見えないので見栄えが良
い。特に、前述のトラス方立を建物の1階部分と3階部
分とに亘って固着して吹き抜け部を有する場合には、ト
ラス方立よりもアーム17が面内方向に突出して室内か
ら見えるので、前述のようにボルト40の室内側に突出
した部分とロックナット43をエンドキャップ44でカ
バーすれば室内から見えないので見栄えが良くなる。
【0023】また、ボルト40はブラケットライナー4
9によって水平に支持されるから壁体6を正しい姿勢に
取付けできるし、そのボルト40に嵌挿したブッシュ5
1がブラケットライナー49に接しているのでボルト4
0のネジ部が損傷することがない。
【0024】また、ボルト40はホルダー32に揺動自
在に取付けてあるから、壁体6と建物躯体の相対変位を
吸収できる。
【0025】以上の実施例ではベース部材10を方立1
の室外側縦材2に固着したが、ベース部材10の取付部
13を建物躯体に埋込みボルト等で固着しても良い。
【0026】
【発明の効果】壁体を壁体支持部材のアームに固着する
ためのボルトに螺合した第1・第2締付ナットが弛むこ
とがないので、壁体が壁体支持部材に対してがたつくこ
とがなく、隣接する壁体間のシール材が損傷することが
ない。また、ボルトにおけるアームよりも室内側に突出
した部分とロックナットがエンドキャップでカバーされ
て室内から見えないので、見栄えが良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すカーテンウオールの一部
正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】壁体取付部の縦断面図である。
【図4】壁体取付部の横断面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【符号の説明】 1…方立、2…室外側縦材、5…壁体支持部材、6…壁
体、7…固着具、8…凹状溝、10…ベース部材、11
…壁体固定部材、13…取付部、14…連結部、15…
嵌合凹部、16…基部、17…アーム、19…透孔、3
0…壁体保持部、31…固着部、32…ホルダー、33
…ナット、34…押付部、40…ボルト、41…第1締
付ナット、42…第2締付ナット、43…ロックナッ
ト、44…エンドキャップ、47…ネジ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面外方向の透孔を有するアームを備えた
    壁体支持部材を建物躯体を取付け、 壁体に壁体保持部を取付け、この壁体保持部に面外方向
    室内側に向けて突出するよう取付けたボルトを前記アー
    ムの透孔に挿通し、このボルトに螺合した第1締付ナッ
    トと第2締付ナットをアームの面外方向両側面にそれぞ
    れ押しつけてボルトをアームに固着して壁体を建物躯体
    に取付け、 前記ボルトに螺合したロックナットを第2締付ナットに
    押しつけて弛み止めし、このロックナットよりも室内側
    に突出したボルト部分にエンドキャップを取付けてロッ
    クナットとボルトの突出部分をカバーしたことを特徴と
    するカーテンウオール。
JP4871896A 1996-03-06 1996-03-06 カーテンウオール Pending JPH09242236A (ja)

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JP4871896A JPH09242236A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 カーテンウオール

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103526865A (zh) * 2013-10-31 2014-01-22 无锡王兴幕墙装饰工程有限公司 一种幕墙节点
CN105544818A (zh) * 2015-12-13 2016-05-04 重庆触视科技有限公司 带led显示功能的安全幕墙
CN110409140A (zh) * 2019-06-12 2019-11-05 青岛海尔洗衣机有限公司 一种壁挂式衣物处理设备的安装结构及壁挂式衣物处理设备
CN110409140B (zh) * 2019-06-12 2024-05-31 上海海尔洗涤电器有限公司 一种壁挂式衣物处理设备的安装结构及壁挂式衣物处理设备

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