JP2887649B2 - 建築用外装板の取付構造およびその取付金具 - Google Patents

建築用外装板の取付構造およびその取付金具

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JP2887649B2
JP2887649B2 JP22417394A JP22417394A JP2887649B2 JP 2887649 B2 JP2887649 B2 JP 2887649B2 JP 22417394 A JP22417394 A JP 22417394A JP 22417394 A JP22417394 A JP 22417394A JP 2887649 B2 JP2887649 B2 JP 2887649B2
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勝夫 伊藤
勝志 中西
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Koyo Kizai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建屋の壁板や屋根板とし
て用いられる建築用外装板の取付構造およびその取付金
具に関する。
【0002】
【従来の技術】建築板にビス孔を穿孔することなく、こ
れらを相互に接合して下地材に取り付ける構造として、
従来、例えば図7に示されるものがある。これは、隣接
する一方の建築板5の突条51内に位置するようにビス
11によって下地材7上に固定された取付金具aによ
り、他方の建築板5の嵌合部5aの端部を固定するよう
にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合、図
示左側の建築板5のみが、その受け台cと固定具bに固
定されており、右側の建築板5はその係合片5bが左側
の建築板5の嵌合部5aに係止されているのみであり、
取付金具aに対しては何ら固定されていない。
【0004】一般に、建築板5の板厚は比較的薄い
(0.5mm程度)ので、上述のような接合構造では、
建築板5の下地材7に対する取付強度が弱く、強風等に
よって負圧が作用した場合や、強い内圧を受けると建築
板5が外方に外れてしまうようなトラブルの発生が懸念
される。
【0005】あるいは、その取付金具aが別々に構成さ
れた2部材よりなることから、組付作業自体が煩瑣であ
り、また、ビス11の締め加減によっては受け台cが変
形してしまうことも懸念される。さらに、その受け台c
と固定具bよりなる取付金具aを下地材7に対して精度
よく整列させて取り付けるのは容易でなく、現地での施
工性に難点があった。
【0006】しかも、建築板5,5の接合部の形状が、
その他の各突条51,51間の凹部の形状と異なるた
め、整合性がなく、美観に欠ける難点もあった。
【0007】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
下地材に対する取付強度が大で、組付作業性がよく、コ
スト安に施工できる外観の良好な建築用外装板の取付構
造およびその取付金具を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項1に記載の発明では、例えば図1に示すよう
に、上板部3の幅方向の一端部には係合凹溝4が、他端
部にはその係合凹溝4に係合する係合端部9が、その上
板部3の長手方向に向けてそれぞれ形成されている建築
用外装板5を、取付金具6を用いて下地材7に固定する
建築用外装板5の取付構造にあって、前記建築用外装板
5の係合凹溝4はその両側部に金具係止部8が外方に向
けて折曲形成されるとともに、前記係合端部9は前記金
具係止部8に弾性嵌合される形状に形成されており、前
記取付金具6が、帯板材16と補助金具17よりなり、
その帯板材16には、締結具11によって下地材7に固
定される第1取付部12と、その第1取付部12の両側
から切り起こされて上方に延び、その上端で内方に折り
返される折返部13を有する側壁部14とを備えた複数
の取付部分15,…が所定間隔おきに形成され、前記補
助金具17には、前記取付部分15の第1取付部12の
上面に重合されて前記締結具11によって前記下地材7
に固定される第2取付部18と、その第2取付部18の
両側で折曲されて斜め上方に延びる斜面部19と、その
斜面部19の上端で内方に折曲され、その外側20a
が、前記取付部分15の折返部13の下端に係合する一
方、その内側20bに前記建築用外装板5の金具係止部
8を係合させる係合部20が設けられていることを特徴
としている。
【0009】請求項2に記載の発明では、例えば図1お
よび図3に示すように、上板部3の幅方向の一端部には
係合凹溝4が、他端部にはその係合凹溝4に係合する係
合端部9が、その上板部3の長手方向に向けてそれぞれ
形成されている建築用外装板5を、下地材7に固定する
ための取付金具6にあって、前記取付金具6が、帯板材
16と補助金具17よりなり、その帯板材16には、締
結具11によって下地材7に固定される第1取付部12
と、その第1取付部12の両側から切り起こされて上方
に延び、その上端で内方に折り返される折返部13を有
する側壁部14とを備えた複数の取付部分15,…が所
定間隔おきに形成され、前記補助金具17には、前記取
付部分15の第1取付部12の上面に重合されて前記締
結具11によって前記下地材7に固定される第2取付部
18と、その第2取付部18の両側で折曲されて斜め上
方に延びる斜面部19と、その斜面部19の上端で内方
に折曲され、その外側20aが、前記取付部分15の折
返部13の下端に係合する一方、その内側20bに前記
建築用外装板5の金具係止部8を係合させる係合部20
が設けられていることを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の発明では、例えば図6
(A)または(B)に示すように(なお、図1をも参照
のこと)上板部3の幅方向の一端部には係合凹溝4
が、他端部にはその係合凹溝4に係合する係合端部9
が、その上板部3の長手方向に向けてそれぞれ形成され
ている建築用外装板5を、取付金具6を用いて下地材7
に固定する建築用外装板5の取付構造にあって、前記建
築用外装板5の係合凹溝4はその両側部に金具係止部8
が外方に向けて折曲形成されるとともに、前記係合端部
9は前記金具係止部8に弾性嵌合される形状に形成され
ており、前記取付金具6が、締結具11によって下地材
7に固定される第1取付部12と、その第1取付部12
の両側から切り起こされて上方に延びる側壁部14と、
その側壁部14の上端で内方に折り返される折返部13
と、その折返部13の下端から外方に突出して前記建築
用外装板5の金具係止部8を係合させる係合部20と、
その係合部20から斜め下方に延びる斜辺部21と、そ
の斜辺部21の先端で前記第1取付部12の上に重ねら
れる重合部22,23とが帯板材16に一体的に形成さ
れてなることを特徴としている。
【0011】請求項4に記載の発明では、例えば図6
(A)または(B)に示すように(なお、図1をも参照
のこと)、上板部3の幅方向の一端部には係合凹溝4
が、他端部にはその係合凹溝4に係合する係合端部9
が、その上板部3の長手方向に向けてそれぞれ形成され
ている建築用外装板5を、下地材7に固定するための取
付金具6にあって、前記取付金具6が、締結具11によ
って下地材7に固定される第1取付部12と、その第1
取付部12の両側から切り起こされて上方に延びる側壁
部14と、その側壁部14の上端で内方に折り返される
折返部13と、その折返部13の下端から外方に突出し
て前記建築用外装板5の金具係止部8を係合させる係合
部20と、その係合部20から斜め下方に延びる斜辺部
21と、その斜辺部21の先端で前記第1取付部12の
上に重ねられる重合部22,23とが帯板材16に一体
的に形成されてなることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1および請求項2に記載の発明では、締
結具11によって帯板材16を下地材7に固定し、その
帯板材16の各取付部分15に予め一体化されている補
助金具17の係合部20に、一方の建築用外装板5の係
合凹溝4を嵌め込んでその両側部に形成された金具係止
部8,8を係合させれば、その建築用外装板5を安定か
つ強固に下地材7に対して固定することができる。
【0013】そして、他方の建築用外装板5の係合端部
9を、すでに取り付けている一方の建築用外装板5の係
合凹溝4に係止させれば、その他方の建築用外装板5を
一方の建築用外装板5に接合させた状態で安定かつ強固
に下地材7に対して固定することができる。
【0014】上述の帯板材16には複数の取付部分1
5,…が予め一体的に配列形成されていることから、各
取付部分15は補助金具17とともに下地材7に対して
精度よく整列させた状態にて作業性よく取り付けること
ができる。
【0015】請求項3および請求項4に記載の発明で
は、取付金具6が、帯板材16に一体的に形成されてい
ることから、部品点数が少なくなり、部材コストを低減
することができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は建築用外装板の取付構造の一実施例
を示す断面図で、その建築用外装板5は鋼板よりなり、
平坦な底部1の両側に側部2,2が折曲連設されてなる
係合凹溝4が間隔をおいて平行に形成されてなり、その
係合凹溝4が取付金具6に嵌入係止され、かつその係合
凹溝4に、他方の建築用外装板5の係合端部9が嵌入係
止されるようになっている。
【0017】より詳しくは、建築用外装板5の係合凹溝
4の側部は外方に向けて折曲形成され、その外面に取付
金具6を係止させ、かつその内面には他方の建築用外装
板5の端部に形成された係合端部9を係止させるように
なっており、その係合端部9は係合凹溝4と略同様の形
状に形成されているため、その係合凹溝4に係止された
状態では、外観が他の係合凹溝4と同じで(図2、図4
参照)、整合性がとれ、すっきりした美観を呈してい
る。
【0018】一方、その建築用外装板5を下地材7に固
定するための取付金具6は、長尺な帯板材16と補助金
具17とよりなり、その帯板材16には、締結具11に
よって下地材7に固定される第1取付部12と、その第
1取付部12の両側から切り起こされて上方に延び、そ
の上端で内方に折り返される折返部13とを有する側壁
部14とを備えた複数(5つ)の上開き状の取付部分1
5,…が所定間隔おきに形成されている(図4参照)。
【0019】補助金具17には(図3参照)、帯板材1
6の各取付部分15の第1取付部12の上面に重合され
て締結具11によって下地材7に固定される第2取付部
18と、その第2取付部18の両側で折曲されて斜め上
方に延びる斜面部19と、その斜面部19の上端で内方
に折曲され、その外側20aが取付部分15の折返部1
3の下端に係合する一方、その内側20bに建築用外装
板5の金具係止部8を係合させる係合部20とが形成さ
れている。なお、帯板材16の第1取付部12と第2取
付部18には、共通のボルト孔12a,18aが開設さ
れている。
【0020】この補助金具17は、帯板材16の各取付
部分15に予め嵌合一体化されているため個々に墨出し
が不要で、現地での施工性がきわめて良好となり、下地
材7に対して各取付部分15をその補助金具17ととも
に精度よく整列させた状態にて作業性よく取り付けるこ
とができる。
【0021】現地での葺成作業について説明すると(図
3、図4参照)、まず、補助金具17を取り付けた帯板
材16を締結具11,…によって下地材7に対して固定
し、次いで、その補助金具17の係合部20に、一方の
建築用外装板5の係合凹溝4を嵌め込んでその両側部に
形成された金具係止部8,8を係合させれば、その建築
用外装板5を安定かつ強固に下地材7に対して固定する
ことができる。
【0022】そして、他方の建築用外装板5の係合端部
9を、すでに取り付けている一方の建築用外装板5の係
合凹溝4に係止させれば、その他方の建築用外装板5を
一方の建築用外装板5に接合させた状態で安定かつ強固
に下地材7に対して固定することができる。
【0023】この両方の建築用外装板5の取付金具6へ
の取り付け作業は、ワンタッチ動作で嵌め込めるきわめ
て作業性のよいものであり、その建築用外装板5の係合
凹溝4が取付金具6の係合部20に係止された状態で
は、その係合部20が、外方に向けて折曲形成された金
具係止部8を抜け止め状態に下方に向けて押圧係止して
いるため、その係止状態が安定し、負圧や内圧あるいは
振動等によっても建築用外装板5が外方に外れるような
ことがなく、充分な取付強度が発揮される。
【0024】しかも、その係止状態では、両折返部1
3,13の上に一方の建築用外装板5の係合凹溝4の両
外側部分が対接するため、金具係止部8,8に対する係
止状態がより一層安定なものとなり、強い風によって外
力を受けたり振動が作用してもガタ付くことなく建築用
外装板5は安定に保持される。
【0025】そして、他方の建築用外装板5の端部に形
成された係合端部9は、前述のように、一方の建築用外
装板5の係合凹溝4と略同様の形状をしているので、そ
の係合端部9が係合凹溝4に嵌め込まれた状態ではその
弾性力によって両者が重合一体化された安定な係合状態
となり、両者共に、取付金具6の係合部20によって安
定に固定されることとなる。つまり、他方の建築用外装
板5の係合端部9は、一方の建築用外装板5の両金具係
止部8,8を介して取付金具6の両係合部20,20に
安定かつ強固に係止され、両建築用外装板5,5が互い
に強固に接合されて、下地材7に安定に取り付けられ
る。
【0026】なお、通常、建築用外装板5の裏面に不陸
を発生させないようにするために、接合部以外の係合凹
溝4をも取付金具6を介して下地材7に取り付けてい
る。
【0027】ちなみに、上述の建築用外装板の取付構造
は、建屋の側壁のみならず屋根にも適用できるのはいう
までもない。
【0028】図5(A)〜(C)は、取付金具6の帯板
材16の変形例を示し、(A)に示すものは帯板材16
の両側縁部を内方に折り返すことによって補強効果を得
られるようにしたものである。
【0029】(B)に示すものは、帯板材16をコ字状
に折曲させることによって剛性の向上を図るとともに下
地材7に対して嵌め込むことにより施工性を向上させる
ことができる。なお、帯板材16をL字状に折曲したも
のであってもよい。
【0030】(C)に示すものは、帯板材16と下地材
とを一体化させたもので、部品点数の削減を図ることが
でき、かつ施工性を一層向上させることができる。
【0031】図6(A)および(B)は一体的に形成し
た取付金具6の例を示し、(A)に示すものは、締結具
によって下地材に固定される第1取付部12と、その第
1取付部12の両側から切り起こされて上方に延びる側
壁部14と、その側壁部14の上端で内方に折り返され
る折返部13と、その折返部13の下端から外方に突出
して建築用外装板5の金具係止部8を係合させる係合部
20と、その係合部20から斜め下方に延びる斜辺部2
1と、その斜辺部21の先端で前記第1取付部12の上
に互いに重ねられる重合部22,23とが帯板材16に
一体的に形成されている。なお、その両重合部22,2
3には、共通のボルト挿通孔sが開設されている。
【0032】この場合、取付金具6が、帯板材16に一
体的に形成されていることから、部品点数が少なくな
り、部材コストを低減できる利点がある。
【0033】(B)に示すものは、第1取付部12の上
に重ねられる重合部22,22を互いにラップさせるこ
となく、若干のすき間をおいてつき合わせるように配置
し、第1取付部12に開設したボルト挿通孔sと対応さ
せてその両重合部22,22の端縁を半円弧状に切り欠
いている。
【0034】このような取付金具6によっても、図1に
示す実施例と同様に、作業性よく、コスト安に建築用外
装板を施工でき、かつ下地材に対して充分な取付強度で
建築用外装板を葺成することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の建築用外
装板の取付構造およびその取付金具によれば、長尺な帯
板材に形成した複数の取付部分に補助金具を一体化させ
て、その帯板材を下地材に取り付け、その各取付部分に
建築用外装板の係合凹溝を嵌め込み固定するので、墨出
しが不要でその各取付部分を精度よく整列させた状態で
下地材に対して取り付けられるとともに、ワンタッチ動
作で作業性よく建築用外装板を取り付けることができ
る。
【0036】取り付けられた状態では、一方の建築用外
装板の一端部に形成された係合凹溝の金具係止部の内側
に、他方の建築用外装板の他端部に形成された係合端部
が弾性嵌合されてその金具係止部の外側が、取付金具の
係合部に係合されるので、建築用外装板同士を強固に接
合させた状態で下地材に安定に保持させることができ、
負圧や内圧あるいは振動等によっても外れやガタ付きが
生じない。また、その接合部の凹溝が他の係合凹溝と外
観が略同一であり、スッキリとした整合美を呈する。
【0037】また、取付金具を帯板材に一体的に形成す
ることによって、部品点数を少なくして、部材コストの
低減化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築用外装板の取付構造の要部拡大断
面図である。
【図2】同部分断面図である。
【図3】同取付金具の斜視図である。
【図4】同施工作業の説明図である。
【図5】(A)〜(C)は取付金具の帯板材に補強効果
を持たせた例を示す断面図である。
【図6】(A),(B)は帯板材に一体的に形成した取
付金具の例を示す斜視図である。
【図7】従来の建築用外装板の取付構造の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
3…上板部、4…係合凹溝、5…建築用外装板、6…取
付金具、7…下地材、8…金具係止部、9…係合端部、
11…締結具、12…第1取付部、13…折返部、14
…側壁部、15…取付部分、16…帯板材、17…補助
金具、18…第2取付部、19…斜面部、20…係合
部、20a…外側、20b…内側、21…斜辺部、2
2,23…重合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 3/363 E04D 3/362 E04F 13/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上板部の幅方向の一端部には係合凹溝
    が、他端部にはその係合凹溝に係合する係合端部が、そ
    の上板部の長手方向に向けてそれぞれ形成されている建
    築用外装板を、取付金具を用いて下地材に固定する建築
    用外装板の取付構造であって、前記建築用外装板の係合
    凹溝はその両側部に金具係止部が外方に向けて折曲形成
    されるとともに、前記係合端部は前記金具係止部に弾性
    嵌合される形状に形成されており、前記取付金具が、帯
    板材と補助金具よりなり、その帯板材には、締結具によ
    って下地材に固定される第1取付部と、その第1取付部
    の両側から切り起こされて上方に延び、その上端で内方
    に折り返される折返部を有する側壁部とを備えた複数の
    取付部分が所定間隔おきに形成され、前記補助金具に
    は、前記取付部分の第1取付部の上面に重合されて前記
    締結具によって前記下地材に固定される第2取付部と、
    その第2取付部の両側で折曲されて斜め上方に延びる斜
    面部と、その斜面部の上端で内方に折曲され、その外側
    が、前記取付部分の折返部の下端に係合する一方、その
    内側に前記建築用外装板の金具係止部を係合させる係合
    部が設けられていることを特徴とする建築用外装板の取
    付構造。
  2. 【請求項2】 上板部の幅方向の一端部には係合凹溝
    が、他端部にはその係合凹溝に係合する係合端部が、そ
    の上板部の長手方向に向けてそれぞれ形成されている建
    築用外装板を、下地材に固定するための取付金具であっ
    て、前記取付金具が、帯板材と補助金具よりなり、その
    帯板材には、締結具によって下地材に固定される第1取
    付部と、その第1取付部の両側から切り起こされて上方
    に延び、その上端で内方に折り返される折返部を有する
    側壁部とを備えた複数の取付部分が所定間隔おきに形成
    され、前記補助金具には、前記取付部分の第1取付部の
    上面に重合されて前記締結具によって前記下地材に固定
    される第2取付部と、その第2取付部の両側で折曲され
    て斜め上方に延びる斜面部と、その斜面部の上端で内方
    に折曲され、その外側が、前記取付部分の折返部の下端
    に係合する一方、その内側に前記建築用外装板の金具係
    止部を係合させる係合部が設けられていることを特徴と
    する取付金具。
  3. 【請求項3】 上板部の幅方向の一端部には係合凹溝
    が、他端部にはその係合凹溝に係合する係合端部が、そ
    の上板部の長手方向に向けてそれぞれ形成されている建
    築用外装板を、取付金具を用いて下地材に固定する建築
    用外装板の取付構造であって、前記建築用外装板の係合
    凹溝はその両側部に金具係止部が外方に向けて折曲形成
    されるとともに、前記係合端部は前記金具係止部に弾性
    嵌合される形状に形成されており、前記取付金具が、締
    結具によって下地材に固定される第1取付部と、その第
    1取付部の両側から切り起こされて上方に延びる側壁部
    と、その側壁部の上端で内方に折り返される折返部と、
    その折返部の下端から外方に突出して前記建築用外装板
    の金具係止部を係合させる係合部と、その係合部から斜
    め下方に延びる斜辺部と、その斜辺部の先端で前記第1
    取付部の上に重ねられる重合部とが帯板材に一体的に形
    成されてなることを特徴とする建築用外装板の取付構
    造。
  4. 【請求項4】 上板部の幅方向の一端部には係合凹溝
    が、他端部にはその係合凹溝に係合する係合端部が、そ
    の上板部の長手方向に向けてそれぞれ形成されている建
    築用外装板を、下地材に固定するための取付金具であっ
    て、前記取付金具が、締結具によって下地材に固定され
    る第1取付部と、その第1取付部の両側から切り起こさ
    れて上方に延びる側壁部と、その側壁部の上端で内方に
    折り返される折返部と、その折返部の下端から外方に突
    出して前記建築用外装板の金具係止部を係合させる係合
    部と、その係合部から斜め下方に延びる斜辺部と、その
    斜辺部の先端で前記第1取付部の上に重ねられる重合部
    とが帯板材に一体的に形成されてなることを特徴とす
    付金具。
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