JP3520127B2 - 簡易屋根の骨組み構造 - Google Patents

簡易屋根の骨組み構造

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JP3520127B2
JP3520127B2 JP08754595A JP8754595A JP3520127B2 JP 3520127 B2 JP3520127 B2 JP 3520127B2 JP 08754595 A JP08754595 A JP 08754595A JP 8754595 A JP8754595 A JP 8754595A JP 3520127 B2 JP3520127 B2 JP 3520127B2
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隆雄 南
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サンルームや簡易屋
根の骨組み構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サンルームやテラス、或いは車庫等にお
ける簡易屋根の骨組みとして、例えば母屋材と前桁の両
端間に、側桁を取付ける骨組みを構成し、骨組みに側桁
と平行に垂木を取付けるか、降雪地帯における簡易車庫
の屋根骨組みの様に、側桁と垂木の間、及び左右の垂木
間に野縁を取付けるもので、これらの母屋材と前桁、及
び野縁の横部材、側桁や垂木の縦部材は、何れもアルミ
合金等の軽金属材より押出し成形するものである。
【0003】簡易屋根の骨組みに横部材を取付けるに
は、図11と図12の如く適宜間隔で平行する縦部材A
の下部に広幅の支持部aを設け、左右縦部材Aの支持部
aに凹欠部bを相対設し、左右縦部材間に取付ける横部
材Hの両端部を、縦部材支持部aの凹欠部bに嵌挿し、
これをビス止め固定するか、横部材Hの両端下部に切欠
部hを設け、一方の切欠部hを左縦部材の支持部aに、
他の切欠部hを左縦部材の支持部aに嵌合し、これをビ
ス止め固定していた。(例えば実開昭54-51444号公報、
実開昭55-46649号公報、実開昭62-11996号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】簡易屋根の骨組みに横
部材を取付ける場合、予め縦部材の支持部に凹欠部を切
欠加工したり、横部材の両端下部に切欠部を形成する必
要があり、その切欠加工を簡易屋根の組立て現場で行う
には、専用の加工機械を作業現場まで運んで切欠する
か、簡易な加工具で切欠しなければならないが、専用の
加工機械は高価で持運びが不便である問題点があるし、
簡易加工具による切欠加工には高度の熟練を要するの
で、それにより作業能率も悪くなる問題点があった。
【0005】特に、縦部材の支持部に形成した凹欠部の
位置や、横部材の両端下部に形成した切欠部の大きさ
は、寸法誤差等により変更が生じても、簡単に修正した
り変更し得ない問題点があった。そこでこの発明は、従
来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、切欠加工を省略し、
しかも組立ての容易な簡易屋根の骨組み構造を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の簡易屋根の骨組み構造は、簡易屋根の骨組
みを構成する縦部材の相対向側面に連結具を対設し、該
連結具を利用して横部材を取付けるもので、連結具は縦
部材に取付ける垂直板と、垂直板の下端部より水平に突
出する水平板、水平板より上方に突出する末広楔爪から
成り、該楔爪を横部材下壁の端部に穿設した係止孔に挿
入係止するものである。
【0007】
【作用】骨組みを構成する縦部材の相対向側面に連結具
を取付け、その連結具に向けて横部材を嵌挿して取付け
るものであるから、寸法誤差等により取付け位置に変更
が生じても、変更位置に確実に取付け得るし、切欠加工
が不要であるから、現場で簡単に横部材を取付け得る。
【0008】
【実施例】次に本発明による簡易屋根の骨組み構造を図
1乃至図3に基づき説明すれば、簡易屋根の骨組みF
は、前桁材と後桁材の間に縦部材1,1' を適宜間隔で
取付け、左右縦部材1,1' の相対向側面に連結具5,
5' を夫々取付け、該連結具5,5' を利用して横部材
3を取付けるものである。縦部材1は矩形筒部1aの左右
より上方に、縦部材1の長手方向に平行する係止爪2a,
2bを突設し、中央部に係止爪2a,2bより少なくともパネ
ル厚さt以上に高い支持部1bを設けるもので、この縦部
材1を適宜間隔で並列するものである。
【0009】横部材3は図7の如く、縦部材1の矩形筒
部1aより小さい角筒部3aの上部に、角筒部3aの長手方向
に平行する係止爪4aを設け、角筒部3aの下部に係止爪4a
と平行する下向溝4bを形成するもので、角筒部下壁3bの
両端部に連結具5,5' の係止孔13を穿設するものであ
る。この横部材3と前記縦部材1,1' は、横部材Hと
同様にアルミ合金等の軽金属材より押出し成形するもの
である。
【0010】連結具5は図4の如く、横部材3の高さに
略等しい垂直板5aと、垂直板5aの下端部より水平に突出
する水平板5b、及び水平板5bより上方に突出する末広が
りの楔爪6から成り、垂直板5aに貫通孔15を穿設し、合
成樹脂にて形成される。連結具5の楔爪6は図6の如
く、水平板5bより突出する先細筒体6aの一部に、筒体6a
の先部より基部に向けて肉厚となる爪片6bを相対設し、
該爪片6bが末広がりに筒体6aより外側に突き出て、且つ
内部方向に湾曲可能となり、横部材3の係止孔13に挿入
係止するものである。
【0011】本発明における簡易屋根の骨組み構造は上
記構造であるから、予め横部材3の下壁3bの両端部に、
連結具5の楔爪6に対応する係止孔13を穿設する一方、
左右縦部材1,1' の相対向側面に連結具5の取付孔11
を夫々穿設しておき、先ず連結具5の垂直板5aを左縦部
材1の矩形筒部1aに当接し、垂直板5aの貫通孔15より縦
部材1の取付孔11にビスNを螺入して固定すると共に、
左縦部材1と相対する右縦部材1' の矩形筒部1aにも連
結具5' を同様にビスN止め固定し、左右縦部材1,
1' に連結具5,5' を相対設する。
【0012】次に左右縦部材1,1' に相対設した連結
具5,5' の間に、横部材3を上向より嵌挿すれば、横
部材3の下向溝4に連結具5,5' の水平板5bが嵌挿す
ると共に、水平板5bより突出している楔爪6が、横部材
下壁3bの係止孔13に挿入係止し、離脱不能となる。即
ち、横部材3の係止孔13に楔爪6が挿通する際、楔爪6
の筒体6aより外側に突出している爪片6bが内部に押込ま
れ、係止孔13より爪片6bが抜け出ると同時に弾発力で復
帰し、水平板5bの上に係止する。
【0013】左右縦部材1,1' の間に連結具5,5'
を利用して横部材3を取付け、簡易屋根の骨組みFを組
立てた後、先ず縦部材1,1' の係止爪2a,2bと横部材
3の係止爪4aにシール材Sを夫々嵌合し、該シール材S
の上にパネルPを載置する。次に縦部材1,1' の支持
部1bに押え板7を重ね、これを支持部1bにビスN止め固
定し、縦部材1,1' と押え板7でパネルPの縁部を離
脱不能に挟持すると共に、横部材3でパネルPを下から
支持するものである。
【0014】図5の連結具5は、垂直板5aの内面に肉厚
部5dを形成するもので、該連結具5を用いる場合、図9
の如く肉厚部5dに横部材3の端面が当接する。図8の縦
部材1は、矩形筒部1aの外面に縦部材1の長手方向と平
行する凹溝1cを形成するもので、該縦部材1を用いる場
合、連結具垂直板5aの背面に図5の如く縦部材1の凹溝
1cに嵌挿する凸条5eを突設しておけば、矩形筒部1aに取
付孔11を穿設する際、凹溝1cを利用して簡単に穿設し得
るし、縦部材1に連結具5を取付ける際、凹溝1cに凸条
5eを嵌挿して簡単に位置決めし得る。
【0015】図10の横部材3は、角筒部3aの上部に、
角筒部3aの長手方向と平行する係止爪4aを設け、下向溝
4bを省略し、角筒部下壁3bの両端部に係止孔13を穿設す
るもので、該横部材3を用いる場合、横部材3を左右縦
部材1,1' に相対設した連結具5,5' の間に上方よ
り嵌挿し、横部材下壁3bの係止孔13に連結具5,5'の
水平板5bより突出する楔爪6を挿入係止するものであ
る。
【0016】尚、本発明における簡易屋根の骨組み構造
は上記実施例に限定されるものではなく、例えば連結具
5の水平板5bに補強リブ5cを設け、横部材3の支持力を
向上することも可能であるし、縦部材1と横部材3に、
図8の如く係止爪2a,2b,4aに代わる嵌合溝2c,4cを設
けても同様の目的を達成する。また縦部材1と横部材
3、及び連結具5の形状構造、並びに連結具5と横部材
3の取付け手順は、本発明の要旨に反しない限り適宜変
更可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明における簡易屋根の骨組み構造は
上記構造のとおりであるから、次に記載する効果を奏す
る。骨組みを構成する縦部材の相対向側面に連結具を取
付け、その連結具に向けて横部材を嵌挿して取付けるも
のであるから、寸法誤差等により連結具の取付け位置に
変更が生じても、変更位置に連結具を確実に取付け得
る。しかも縦部材や横部材に切欠加工する必要がないた
め、現場で簡単に簡易屋根の骨組みを組立て構成し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における簡易屋根の骨組み構造を示す斜
視図である。
【図2】使用例を示す断面図である。
【図3】(A)(B)連結具と横部材の取付け例を示す
一部切欠側面図である。
【図4】(A)(B)連結具の形状例を示す正面図と縦
断面図である。
【図5】(A)(B)肉厚部付き連結具の正面図と縦断
面図である。
【図6】(A)(B)係止爪の平面図と図4のX−X線
断面図である。
【図7】(A)(B)横部材の形状例を示す側面図と、
その取付け参考図である。
【図8】(A)(B)横部材と縦部材の形状例を示す側
面図である。
【図9】(A)(B)肉厚部付き連結具の取付け例を示
す一部切欠側面図と正面図である。
【図10】(A)(B)連結具の取付け例を示す一部切
欠側面図と正面図である。
【図11】(A)(B)従来横部材の取付け例を示す要
部側面図である。
【図12】(A)(B)その要部正面図である。
【符号の説明】
1,1',A 縦部材 3,H 横部材 2a,2b,4a 係止爪 5,5' 連結具、5a 垂直板、5b 水平板 6 末広楔爪 7 パネル押え板 11 取付孔、13 係止孔、15 貫通孔 F 骨組み P パネル、N ビス、S シール材 a 支持部、b 凹欠部、h 切欠部 t パネル厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/343 E04B 1/00 502 E04B 1/00 506 E04H 1/12 E04H 6/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 簡易屋根の骨組み(F)を構成する左右
    縦部材(1,1´)の相対向側面に連結具(5,5´)
    を夫々取付け、該連結具(5,5´)を利用して横部材
    (3)を取付ける簡易屋根の骨組み構造であって、連結
    具(5)は、縦部材(1)に取付ける垂直板( 5a )と、
    垂直板( 5a )の下端部より水平に突出する水平板( 5
    b )、水平板( 5b )より上方に突出する末広楔爪(6)
    から成り、横部材(3)は、下壁に設けた下向溝( 4b
    と、下壁( 3b )の両端部に設けた係止孔( 13 )とを有
    し、横部材(3)を適宜間隔で並列する左右縦部材の連
    結具(5,5´)間に上方より嵌挿して、横部材の下向
    溝( 4b )に連結具の水平板( 5b )を嵌挿すると共に、横
    部材の係止孔( 13 )に連結具の末広楔爪(6)を挿入係
    止したことを特徴とする簡易屋根の骨組み構造。
  2. 【請求項2】 簡易屋根の骨組み(F)を構成する左右
    縦部材(1,1´)の相対向側面に連結具(5,5´)
    を夫々取付け、該連結具(5,5´)を利用して横部材
    (3)を取付ける簡易屋根の骨組み構造であって、縦部
    材(1,1´)は、外面に長手方向と平行する凹溝( 1
    c )を有し、連結具(5)は、縦部材(1)に取付ける
    垂直板( 5a )と、垂直板( 5a )の下端部より水平に突出
    する水平板( 5b )、水平板( 5b )より上方に突出する末
    広楔爪(6)から成り、垂直板( 5a )の背面に縦部材の
    凹溝( 1c )に嵌挿する凸条( 5e )を突設してあり、横部
    材(3)は、下壁( 3b )の両端部に設けた係止孔( 13
    を有し、横部材(3)を適宜間隔で並列する左右縦部材
    の連結具(5,5´)間に上方より嵌挿して、横部材の
    係止孔( 13 )に連結具の末広楔爪(6)を挿入係止した
    ことを特徴とする簡易屋根の骨組み構造。
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