JP3200567B2 - 換気部材 - Google Patents

換気部材

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JP3200567B2
JP3200567B2 JP34228796A JP34228796A JP3200567B2 JP 3200567 B2 JP3200567 B2 JP 3200567B2 JP 34228796 A JP34228796 A JP 34228796A JP 34228796 A JP34228796 A JP 34228796A JP 3200567 B2 JP3200567 B2 JP 3200567B2
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信二 山脇
智栄 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、換気部材に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、施工性に
優れた換気部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の建物においては、小
屋裏換気などのために、たとえば図8に示したように、
軒天井(101)に換気部材(102)が設けられてき
ている。換気部材(102)にはこれまでに各種のもの
が提供されている。図9は、その一例を示した要部斜視
図であるが、この換気部材(102)は、吸気口(10
3)が複数開口形成された平板部(104)を備えてい
る。平板部(104)の両側端部には、その裏面に、断
面略L字形の第1及び第2の接合部(105)(10
6)が下方に向けて設けられている。そして、この換気
部材(102)では、軒先の鼻隠し板(107)の所定
部位に形成された切込み(108)に第1の接合部(1
05)を差し込み、一方、第2の接合部(106)には
軒天井材(109)の一側端部を差し込んで、軒先に取
付固定されるようにしている。
【0003】図10は、換気部材の別の例を示した断面
図であり、この換気部材(102)は、壁際への設置を
可能とし、見切り部材を兼用したものである。換気部材
(102)は、断面略コ字形で、中空状とした躯体(1
10)を有し、その上下面には吸気口が複数形成されて
いる。そして、換気部材(102)は、躯体(110)
の下面から上面に向かう通気路(111)が形成される
ように、軒天井材(109)の壁(112)側の側端部
に取り付けられ、軒天井(101)の壁際に納められ
る。このように、図11に示した換気部材(102)
は、軒天井(101)の壁(112)の際に取り付けら
れるため、見切り部材も兼ねることができる。
【0004】また、換気部材(102)については、こ
れら図9及び図10に示した軒先及び壁際に設置される
ものの他に、たとえば図11に示したような軒天井(1
01)の中程に設置されるものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこれらの図9から図11に代表される従来の換気部材
(102)については、全般に、施工性の面で大きな問
題があった。すなわち、図9に示した換気部材(10
2)の場合には、軒先への取付けのために、鼻隠し板
(107)に予め切込み(108)を入れておく必要が
あり、下準備に多くの労力と時間を費やす。
【0006】また、この換気部材(102)では、裏面
に設けられた第2の接合部(106)に軒天井材(10
9)の一側端部を差し込むようにしているため、換気部
材(102)の取付けは、軒天井材(109)の施工と
同時に行わなければならない。しかも、軒天井材(10
9)に厚みの制約を課すことにもなる。軒天井材(10
9)には、一般に厚さ 5.5〜9mm程度の珪酸カルシウム
板が使用されることが多いが、最近では、外装材を軒天
井(101)に適用することもしばしばある。外装材に
ついては、その厚みは、最大で18mm以上のものが知ら
れている。また、防火地区においては、珪酸カルシウム
板の場合にも、厚さ12mm以上のものの使用が義務付け
られている。図9に示した換気部材(102)は、この
ような多岐にわたる種類の軒天井材(109)に対して
使用可能な程自由度は高くない。
【0007】図10に示した換気部材(102)につい
ても、その設置は、軒天井材(109)の施工と同時に
行わなければならない。そして、図11に示した換気部
材(102)の場合には、設置のために軒天井(10
1)に開口(113)を形成する必要がある。この開口
(113)の形成にともなって、軒天井(102)に
は、強度を確保するために下地材(114)を設け、補
強する必要もあり、施工が煩雑となっていた。
【0008】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の小屋裏換気などのために軒天
井に設置される換気部材の欠点を解消し、より簡便に軒
天井に施工することのできる施工性の向上した換気部材
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、幅方向に延びる長穴状の吸気口
が複数形成された底板部の両側端縁に第1及び第2の立
上がり板部が立設され、これら第1及び第2の立上がり
板部の各々に、内側に向かう当たり片部がその上端縁に
接続された換気部材本体と、この換気部材本体の幅寸法
に略等しい幅寸法とされ、本体内にその長さ方向にスラ
イド自在として内装される躯体部を有し、躯体部は、少
なくとも前記吸気口付近の本体底板部に当接可能とした
固定片部を備え、この固定片部に、本体底板部に形成さ
れた任意の吸気口に部分的に一致可能とした固定穴が形
成されるとともに、換気部材本体の第1及び第2の立上
がり板部の高さに略等しい高さとした支持片部が固定片
部の両側端縁に接続された固定部材とからなることを特
徴とする換気部材を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、この発明の
換気部材についてさらに詳しく説明する。図1及び図2
は、各々、この発明の換気部材の一例を示した要部斜視
図及び断面図である。これら図1及び図2に示したよう
に、換気部材は、本体(1)と固定部材(2)の二部材
から構成されている。固定部材(2)は、換気部材本体
(1)の幅寸法と略等しい幅寸法を有する躯体部(3)
を備えている。そして、この躯体部(3)が換気部材本
体(1)内に、その長さ方向、すなわち、図1図中に示
した矢印方向にスライド自在として内装されるようにし
ている。
【0011】図3<a><b>は、各々、図1に示した
換気部材本体の断面図及び下面図である。換気部材本体
(1)は、底板部(4)を備え、その両側端縁には、第
1及び第2の立上がり板部(5)(6)が立設されてい
る。これら第1及び第2の立上がり板部(5)(6)
は、底板部(4)から延設するのが好ましい。
【0012】底板部(4)には、図3<a><b>に示
したように、たとえば、一段上がった平板部(7)を設
けることができ、ここに、小屋裏などを外気と連通可能
とするための吸気口(8)を複数形成することができ
る。吸気口(8)は、底板部(4)の幅方向に延びる長
穴状の形状を有しており、所定間隔で配置されている。
この平板部(7)の配設により、吸気口(8)の開口形
成にともなう底板部(3)の強度低下を抑制することが
できる。もちろん、平板部(7)は必要に応じて設けら
れるものであり、これを省略する場合には、吸気口
(8)は、底板部(4)に直接開口形成することとな
る。
【0013】このような換気部材本体(1)は、たとえ
ば鋼板の板金やアルミニウム材の押出成形などによって
作製することができる。一方、第1及び第2の立上がり
板部(5)(6)には、その上端縁に換気部材本体
(1)の内側に向かう当たり片部(9)が接続されてい
る。この当たり片部(9)は、好ましくは、第1及び第
2の立上がり板部(5)(6)の上端縁から延設する。
この当たり片部(9)は、換気部材本体(1)の強度保
持に一役を担うとともに、たとえば図1に示したよう
に、軒天井(51)に換気部材を設置する際に、その下
地材であるたとえば野縁(52)の下面に当接すること
ができ、換気部材の取付固定を容易とする。また、この
当たり片部(9)は、固定部材躯体部(3)のスライド
をガイドする機能をも合わせ持ち、同時に、固定部材
(2)による換気部材本体(1)の支持を可能としても
いる。
【0014】図4は、図1に示した固定部材の斜視図で
あり、図5<a><b>は、各々、その具体例を示した
断面図及び平面図である。固定部材(2)は、前記の通
り、換気部材本体(1)の幅寸法に略等しい幅寸法とし
た躯体部(3)を備えている。そして、この躯体部
(3)には、図1及び図2に示したように、少なくとも
換気部材本体(1)の吸気口(8)付近の底板部(4)
に当接可能とした固定片部(10)が設けられている。
吸気口(8)が、上記したように、底板部(4)の平板
部(7)に設けられる場合には、この固定片部(10)
は、平板部(7)の全部又は一部に当接可能とすること
ができる。
【0015】固定片部(10)には、本体吸気口(8)
の任意のものと部分的に一致可能とした固定穴(11)
が開口形成されている。この固定穴(11)について
は、丸穴、角穴、長穴等の形状をはじめとして、単数又
は複数など各種の態様が可能であるが、たとえば、この
図4に示したような固定片部(10)の長さ方向に延び
る長穴状とするのが好ましく例示される。長穴状の固定
穴(10)は、同じく長穴状とした本体吸気口(8)と
直交し、複数に跨がって配置可能であり、吸気口(8)
の選択の自由度を拡大し、部分的な一致を容易とする。
【0016】また、固定部材(2)の躯体部(3)に
は、換気部材本体(1)内でのスライドを容易に実現す
るとともに、換気部材本体(1)の支持を可能とするた
めに、次のような構成が採用されてもいる。すなわち、
躯体部(3)では、固定片部(10)の両側端縁に、換
気部材本体(1)の第1及び第2の立上がり片部(5)
(6)の高さに略等しい高さとした支持片部(12)が
設けられている。この支持片部(12)は、たとえば断
面コ字形の形状とすることができ、固定片部(10)の
両側端縁に上に凸として設けることができる。このよう
な支持片部(12)は、固定片部(10)の両側端縁か
ら延設するのが好ましく、その下端縁に固定片部(1
0)に向かう縁片部(13)を設けるのがより好まし
い。縁片部(13)についても、支持片部(12)から
延設するのが好ましい。こうすることにより、固定部材
(2)を、たとえば鋼板の板金やアルミニウム材の押出
成形などによって作製することができ、その製造が簡便
かつ容易となる。
【0017】たとえば以上の構成とすることにより、図
1及び図2に示したように、固定部材(2)を換気部材
本体(1)に内装したときに、支持片部(12)の外側
端部が、換気部材本体(1)の底板部(4)、第1及び
第2の立上がり板部(5)(6)、そして当たり片部
(9)の内面に過不足なく当接し、固定部材(2)を換
気部材本体(1)内の長さ方向に、抜けはずれることな
く、また、ガタつかせることなく、円滑にスライドさせ
ることが可能となる。しかも、換気部材本体(1)を固
定部材(2)によりその両側端部において支持すること
ができる。さらに、躯体部(3)の強度が十分に確保さ
れ、固定部材(2)の強度を所定のものとすることもで
きる。縁片部(13)を設ける場合には、これらの機能
の実現がより確実となる。
【0018】また好ましくは、固定部材(2)には、図
4に示したように、換気部材を軒天井に固定する際に躯
体部(3)に変形が発生するのを防止するために、補強
片部(14)を固定片部(10)に立設することができ
る。補強片部(14)の高さは、前記した支持片部(1
2)と同様に、換気部材本体(1)の第1及び第2の立
上がり片部(5)(6)の高さに略等しくする。
【0019】補強片部(14)には、たとえばこの図4
に示したように、固定片部(10)の長さ方向に延びる
断面略コ字形の部材(15)を採用することができる。
この場合、断面略コ字形の部材(15)は、固定片部
(10)の一方の側端縁部に片寄せされて設けられるの
が好ましい。こうすることにより、固定穴(11)の上
方の空間を大きく取ることができ、換気部材の軒天井へ
の設置施工を断面略コ字形の部材(15)が阻害せずに
済む。また、断面略コ字形の部材(15)は、その内側
に形成される中空部(16)が、片寄せされた側に位置
する支持片部(12)との間に配置されるように、固定
片部(10)に立設されるのが好ましい。固定部材
(2)の変形防止が、この配置により一層効果的なもの
となる。
【0020】このような補強片部(14)としての断面
略コ字形の部材(15)を固定片部(10)に接合する
方法は、これらの部材を形成する材料の選択に応じて適
宜なものとすることができる。たとえば、溶着、溶接、
接着や固着具の使用などの適宜なものを採用することが
できる。たとえば、これら両部材がともに金属材から形
成される場合には、図5<a><b>に示したように、
リベット(17)を用い、断面略コ字形の部材(15)
を固定片部(10)にリベット留めすることができる。
【0021】また、補強片部(14)は、図6に示した
ような上方に延びるリブ片(18)であってもよい。リ
ブ片(18)は、上記した断面略コ字形の部材(15)
と同様に、換気部材本体(1)の第1及び第2の立上が
り板部(6)に略等しい高さとし、これを固定片部(1
0)の前後両端縁に接続することにより、断面略コ字形
の部材(15)と同等の機能を果たすことができる。こ
のリブ片(18)は、好ましくは、固定片部(10)か
ら上方に向けて延設する。
【0022】固定部材(2)には、この他、たとえば図
7に示したような構成を採用することもできる。この図
7に示した固定部材(2)は、躯体部(3)が上記した
躯体部(3)を裏返した構成を採用している。すなわ
ち、この躯体部(3)では、断面略コ字形の支持片部
(12)が、固定片部(10)の両側端縁に下に凸とな
るように下方に向けて設けられている。したがって、縁
片部(13)は、支持片部(12)の上端縁に設けられ
ており、その端縁より内側に向かって延びている。この
ような構成を有する固定部材(2)は、前述した固定部
材(2)と同じ機能を有し、同様な効果が実現される。
【0023】なお、この図7に示した固定部材(2)の
場合には、固定部材(2)が換気部材本体(1)に内装
されたときに、支持片部(12)の外面全面が、換気部
材本体(1)の底板部(3)及び第1、第2の立上がり
板部(5)(6)に当接し、縁片部(13)が設けられ
た場合には、縁片部(13)が当たり片部(9)の内面
に当接する。このような接触であっても、固定部材
(2)は、換気部材本体(1)内をその長さ方向にガタ
つくことなく、円滑にスライドし、かつ、換気部材本体
(1)を支持可能とする。
【0024】また、図7には図示してはいないが、この
固定部材(2)にも、図4及び図6に示した補強片部
(14)を固定片部(10)に立設して、換気部材施工
に際しての固定部材(2)の変形を防止することができ
る。たとえば以上に例示することのできるこの発明の換
気部材は、次のようにして軒天井に設置することができ
る。その施工は、図1、図7に示したいずれの換気部材
にも共通している。
【0025】軒天井(51)に取り付けるに当たって
は、まず、固定部材(2)を換気部材本体(1)内に内
装し、軒天井(51)に設けられた野縁(52)等の下
地材のピッチに仮位置決めする。次いで、固定部材
(2)の位置を微調整し、野縁(52)等の下地材の位
置に合わせる。前述の通り、この発明の換気部材におい
ては、躯体部(3)は、換気部材本体(1)内に内装さ
れたときにその長さ方向にスライド自在とされているた
め、固定部材(2)の位置決め調整を簡便かつ容易に行
うことができる。
【0026】位置決め終了後には、固定部材固定片部
(10)に形成された固定穴(11)が、換気部材本体
底板部(4)の吸気口(8)に部分的に一致する。固定
穴(11)が固定片部(10)の長さ方向に延びる長穴
状の場合には、この吸気口(8)への部分的一致は容易
に実現する。そして、換気部材本体(1)を野縁(5
2)等の軒天井下地材に下からあてがい、釘、木ねじ、
ビス等の適宜な固着具(19)を吸気口(8)側から挿
入し、固定部材固定片部(10)の固定穴(11)を貫
通させて野縁(52)等の軒天井下地材に打入、ねじ込
み等する。換気部材本体(1)は、固定部材(2)とと
もに野縁(52)等の下地材に接合され、軒天井(5
1)に設置固定される。同時に、換気部材本体(1)
は、その両側端部において固定部材(2)により支持さ
れる。
【0027】なお、このとき、換気部材本体(1)の野
縁(52)等の軒天井下地材との当接部、すなわち、当
たり片部(9)にはその上面にシール材(20)を介在
させることができる。このシール材(20)によって、
換気部材接合部における防水性が確保される。また、図
2に示したように、防火仕様の場合には、防炎カバー
(21)を介在させることができる。この防炎カバー
(21)は、固定部材(2)の支持片部(12)間に形
成される領域内に挿入することができる。
【0028】この発明の換気部材においては、以上から
明らかなように、その取付けに際して、建物躯体側に何
ら加工を加える必要がない。換気部材本体(1)は固定
部材(2)とともに、固着具(19)によって軒天井
(51)の野縁(52)等の下地材に直付けされる。固
定部材(2)の位置決めは、前述の通り、固定部材
(2)が換気部材本体(1)内にスライド自在に内装さ
れているために簡便で、容易である。また、換気部材本
体(1)は、軒天井(51)に設置される軒天井材(5
3)を直接接合するものではないので、換気部材の設置
は、軒天井材(53)の施工と全く独立して行うことが
できる。しかも、固着具(19)による接合に、換気部
材本体(1)の底板部(4)に形成された吸気口(8)
を利用することができ、固着具(19)を打入、ねじ込
み等するための穴を新たに開口形成する必要がない。換
気部材本体(1)の強度低下の防止にも寄与する。
【0029】このように、この発明の換気部材は施工性
に優れており、軒天井(51)への施工を簡便かつ容易
なものとすることができる。また、軒天井材(52)に
その厚みについて何ら制約を与えない。軒天井材(5
3)への外装材の使用並びに防火仕様に対して柔軟に対
応することができる。この発明の換気部材は、施工性に
おいて従来品よりも格段と進歩している。
【0030】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。軒天井の構成及び構造、換気部
材の材質、また、固定に使用する固着具の種類等の細部
については様々な態様が可能であることは言うまでもな
い。
【0031】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、施工性に優れた換気部材が提供される。軒天井へ
の換気部材の施工が簡便かつ容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の換気部材の一例を示した要部斜視図
である。
【図2】図1に示した例の断面図である。
【図3】<a><b>は、各々、図1に示した換気部材
本体の断面図及び下面図である。
【図4】図1に示した固定部材の斜視図である。
【図5】<a><b>は、各々、固定部材の具体例を示
した断面図及び平面図である。
【図6】固定部材の別の例を示した斜視図である。
【図7】この発明の換気部材の別の例を示した要部斜視
図である。
【図8】軒天井への換気部材の設置について示した要部
断面図である。
【図9】従来の換気部材の一例を示した要部斜視図であ
る。
【図10】従来の換気部材の別の例を示した断面図であ
る。
【図11】従来の換気部材のまた別の例を示した断面図
である。
【符号の説明】
1 換気部材本体 2 固定部材 3 躯体部 4 底板部 5 第1の立上がり板部 6 第2の立上がり板部 7 平板部 8 吸気口 9 当たり片部 10 固定片部 11 固定穴 12 支持片部 13 縁片部 14 補強片部 15 断面略コ字形の部材 16 中空部 17 リベット 18 リブ片 19 固着具 20 シール材 21 防炎カバー 51 軒天井 52 野縁 53 軒天井材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−292904(JP,A) 実開 平8−218579(JP,U) 実開 平5−52055(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/15 - 13/17 E04B 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に延びる長穴状の吸気口が複数形
    成された底板部の両側端縁に第1及び第2の立上がり板
    部が立設され、これら第1及び第2の立上がり板部の各
    々に、内側に向かう当たり片部がその上端縁に接続され
    た換気部材本体と、この換気部材本体の幅寸法に略等し
    い幅寸法とされ、本体内にその長さ方向にスライド自在
    として内装される躯体部を有し、躯体部は、少なくとも
    前記吸気口付近の本体底板部に当接可能とした固定片部
    を備え、この固定片部に、本体底板部に形成された任意
    の吸気口に部分的に一致可能とした固定穴が形成される
    とともに、換気部材本体の第1及び第2の立上がり板部
    の高さに略等しい高さとした支持片部が固定片部の両側
    端縁に接続された固定部材とからなることを特徴とする
    換気部材。
  2. 【請求項2】 固定部材には、固定片部に、換気部材本
    体の前記立上がり板部と略等しい高さの補強片部が立設
    されている請求項1記載の換気部材。
  3. 【請求項3】 補強片部は、固定片部の長さ方向に延び
    る断面略コ字形の部材である請求項2記載の換気部材。
  4. 【請求項4】 補強片部は、固定片部の前後両端縁から
    起立延設されたリブ片である請求項2記載の換気部材。
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