JPH02161057A - 軒樋 - Google Patents
軒樋Info
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- JPH02161057A JPH02161057A JP31599488A JP31599488A JPH02161057A JP H02161057 A JPH02161057 A JP H02161057A JP 31599488 A JP31599488 A JP 31599488A JP 31599488 A JP31599488 A JP 31599488A JP H02161057 A JPH02161057 A JP H02161057A
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、建物の軒先に取り付けられる軒樋に関する。
(従来の技術)
金属製の樋に比べて、大量生産性、意匠の自由性等の点
で有利であることから、合成樹脂製(非発泡合成樹脂製
)の樋が多く用いられている。
で有利であることから、合成樹脂製(非発泡合成樹脂製
)の樋が多く用いられている。
ところで、このような合成樹脂製軒樋の一般的な形状と
しては、例えば、実開昭61−144127号公報に記
載されているように、一方の側壁が外方にやや傾斜し、
他方の側壁が底部に対して直角に立設されたものが知ら
れている。
しては、例えば、実開昭61−144127号公報に記
載されているように、一方の側壁が外方にやや傾斜し、
他方の側壁が底部に対して直角に立設されたものが知ら
れている。
一方、これらの軒樋を取り付ける建物の被取付面(鼻隠
し板や、垂木の先端面等)は、必ずしも垂直ではなく、
屋根勾配に応じて傾斜している場合もしばしばある。
し板や、垂木の先端面等)は、必ずしも垂直ではなく、
屋根勾配に応じて傾斜している場合もしばしばある。
(発明が解決しようとする課題)
このような従来の軒樋を、建物の被取付面に取り付ける
際、傾斜した側壁を前方に向け、垂直な側壁を建物に向
けて取り付けると、建物の被取付面が垂直な場合には、
後側壁と被取付面とが近づくので、その間の隙間を狭く
見せることができるものの、建物の被取付面が傾斜して
いる場合には、軒樋の後側壁と建物の被取付面とが離れ
てしまう。即ち、軒樋の後側壁と建物の被取付面との間
に広く隙間ができ、その隙間によって軒樋と建物との一
体感が損なわれるし、隙間から取付具が露出して軒先の
外観が悪くなるという問題があった。
際、傾斜した側壁を前方に向け、垂直な側壁を建物に向
けて取り付けると、建物の被取付面が垂直な場合には、
後側壁と被取付面とが近づくので、その間の隙間を狭く
見せることができるものの、建物の被取付面が傾斜して
いる場合には、軒樋の後側壁と建物の被取付面とが離れ
てしまう。即ち、軒樋の後側壁と建物の被取付面との間
に広く隙間ができ、その隙間によって軒樋と建物との一
体感が損なわれるし、隙間から取付具が露出して軒先の
外観が悪くなるという問題があった。
そこで、軒天井な軒樋の後側壁まで延ばしたり、軒樋の
底部にカバーを設ける等して、軒樋と建物との隙間を覆
い隠した例も知られているが、このような従来構造にあ
っては、付属部材が必要となり、コスト的に不利になる
という問題があった。
底部にカバーを設ける等して、軒樋と建物との隙間を覆
い隠した例も知られているが、このような従来構造にあ
っては、付属部材が必要となり、コスト的に不利になる
という問題があった。
本発明は、付属部材を必要とせずに建物の被取付面が垂
直な場合でも、傾斜している場合でも、被取付面との一
体感を得た取り付けが可能である軒樋を提供することを
目的としている。
直な場合でも、傾斜している場合でも、被取付面との一
体感を得た取り付けが可能である軒樋を提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成するために、本発明の軒樋は、合成樹
脂を素材として溝形状に形成され、方の側壁が、底壁に
対してほぼ直角な垂直側壁に形成され、他方の側壁が底
壁に対して内向きに傾斜する傾斜側壁に形成され、前記
垂直側壁及び傾斜側壁の外面が、建物の被取付面へ取り
付け可能な形状に形成されているものである。
脂を素材として溝形状に形成され、方の側壁が、底壁に
対してほぼ直角な垂直側壁に形成され、他方の側壁が底
壁に対して内向きに傾斜する傾斜側壁に形成され、前記
垂直側壁及び傾斜側壁の外面が、建物の被取付面へ取り
付け可能な形状に形成されているものである。
(作 用)
本発明の軒樋を建物の被取付面に取り付ける際、まず、
被取付面が垂直な場合には、垂直側壁を後向きにして被
取付面に沿わせて取り付け、また、鼻隠し板が傾斜して
いる場合には、傾斜側壁を後向きにして鼻隠し板に沿わ
せて取り付ける。
被取付面が垂直な場合には、垂直側壁を後向きにして被
取付面に沿わせて取り付け、また、鼻隠し板が傾斜して
いる場合には、傾斜側壁を後向きにして鼻隠し板に沿わ
せて取り付ける。
このように、被取付面の角度に応じて、軒樋の前後の向
きを設定することができるので、被取付面が垂直な場合
であっても、傾斜している場合であっても、軒樋を被取
付面に対して近づけて取り付けることができる。
きを設定することができるので、被取付面が垂直な場合
であっても、傾斜している場合であっても、軒樋を被取
付面に対して近づけて取り付けることができる。
また、前記垂直側壁及び傾斜側壁の外面が、建物の被取
付面へ取り付け可能な形状に形成されているので、軒樋
を被固定面に対して当接させて取り付けることもできる
。
付面へ取り付け可能な形状に形成されているので、軒樋
を被固定面に対して当接させて取り付けることもできる
。
(実施例)
以下、本発明の実施例を詳述する。
まず、第1図〜第15図に基づいて第1実施例を説明す
る。
る。
第1図は、第1実施例の軒樋を示す斜視図で、この軒樋
lは、発泡塩化ビニル樹脂等の発泡合成樹脂を材質とし
て全体的に厚肉に押出成形されている。また、この軒樋
1は、はぼフラットな底壁10と、該底壁10の一側縁
から底壁10に対してほぼ直角に立設された垂直側壁1
1と、底壁10の他側縁から底壁10に対して内向きに
傾斜して立設された傾斜側壁12とで溝形状に形成され
ている。
lは、発泡塩化ビニル樹脂等の発泡合成樹脂を材質とし
て全体的に厚肉に押出成形されている。また、この軒樋
1は、はぼフラットな底壁10と、該底壁10の一側縁
から底壁10に対してほぼ直角に立設された垂直側壁1
1と、底壁10の他側縁から底壁10に対して内向きに
傾斜して立設された傾斜側壁12とで溝形状に形成され
ている。
前記垂直側壁11と傾斜側壁12とはほぼ同じ高さに形
成されており、前記垂直側壁11及び傾斜側壁12の外
面と、底壁10の外面は、それぞれ建物の被取付面に取
り付け可能なフラット面に形成されている。また、前記
底壁lOと垂直側壁11との角部13及び底壁10と傾
斜側壁12との角部14は、内面131.141がアー
ルで処理され、外面132.142が面取りされている
。このように、角部13.14の内面131゜141を
アールで処理することによって、雨水の流れがスムーズ
になり、ゴミも溜り難くなる。また、角部13.14の
外面132.142が面取りされていることにより、軒
樋lの外観が直線性を重視した意匠となり、建物と調和
し易くなっている。
成されており、前記垂直側壁11及び傾斜側壁12の外
面と、底壁10の外面は、それぞれ建物の被取付面に取
り付け可能なフラット面に形成されている。また、前記
底壁lOと垂直側壁11との角部13及び底壁10と傾
斜側壁12との角部14は、内面131.141がアー
ルで処理され、外面132.142が面取りされている
。このように、角部13.14の内面131゜141を
アールで処理することによって、雨水の流れがスムーズ
になり、ゴミも溜り難くなる。また、角部13.14の
外面132.142が面取りされていることにより、軒
樋lの外観が直線性を重視した意匠となり、建物と調和
し易くなっている。
また、前記垂直側壁11及び傾斜側壁12の上端部には
、内側に若干張り出した厚肉部111゜121が形成さ
れており、該厚肉部111.121の内面には、上向き
に係止溝112,122が形成されている。
、内側に若干張り出した厚肉部111゜121が形成さ
れており、該厚肉部111.121の内面には、上向き
に係止溝112,122が形成されている。
次に、上記軒樋1を建物に取り付ける際の施工について
説明する。
説明する。
第2図及び第4図は、軒樋lが建物の鼻隠し板3a、3
bに取り付けられた取付構造を示し、第3図及び第5図
は、該取付構造に用いられた吊金具2a、2bを示して
いる。
bに取り付けられた取付構造を示し、第3図及び第5図
は、該取付構造に用いられた吊金具2a、2bを示して
いる。
まず、第2図は、鼻隠し板3aが垂直に設けられている
場合の取付構造を示している。この場合には、軒樋1は
、傾斜側壁12が前向きとなり。
場合の取付構造を示している。この場合には、軒樋1は
、傾斜側壁12が前向きとなり。
垂直側壁11が後向きになるように前後の向きが設定さ
れ、吊金具2aを介して鼻隠し板3aに取り付けられて
いる。
れ、吊金具2aを介して鼻隠し板3aに取り付けられて
いる。
前記吊金具2aは、第3図に示すように、基板20の後
端部と固定片21aの中程部とが逆り字形の連結片22
を介して連結され、前記基板20の前端には前係止片2
3が上向きに形成され、基板20の後端には後係止片2
4が後向きに形成されたものである。尚、固定片21a
は、基板20に対して直角に形成され、連結片22は、
軒樋lの厚肉部111,121の内面及び上面に沿うよ
うに形成されている。また、固定片21aには、釘穴2
5が形成されている。
端部と固定片21aの中程部とが逆り字形の連結片22
を介して連結され、前記基板20の前端には前係止片2
3が上向きに形成され、基板20の後端には後係止片2
4が後向きに形成されたものである。尚、固定片21a
は、基板20に対して直角に形成され、連結片22は、
軒樋lの厚肉部111,121の内面及び上面に沿うよ
うに形成されている。また、固定片21aには、釘穴2
5が形成されている。
即ち、この吊金具2aで軒樋1を鼻隠し板3aに取り付
ける際には、まず、吊金具2aの固定片21aを、鼻隠
し板3aに対して釘の打ち込みにより固定し、次・に、
軒樋1の傾斜側壁12の係止溝122を吊金具2aの前
係止片23に係合させると共に、垂直側壁11の係止溝
112を後係止片22に係合させる。
ける際には、まず、吊金具2aの固定片21aを、鼻隠
し板3aに対して釘の打ち込みにより固定し、次・に、
軒樋1の傾斜側壁12の係止溝122を吊金具2aの前
係止片23に係合させると共に、垂直側壁11の係止溝
112を後係止片22に係合させる。
第4図は、鼻隠し板3bが、屋根板4とほぼ直角に設け
られ、地面に対しては、屋根勾配に等しい角度だけ斜め
に設けられている場合の取付構造を示している。この場
合には、軒樋1は、垂直側壁11が前向きとなり、傾斜
側壁12が後向きになるよう前後の向きが設定され、吊
金具2bを介して鼻隠し板3bに取り付けられている。
られ、地面に対しては、屋根勾配に等しい角度だけ斜め
に設けられている場合の取付構造を示している。この場
合には、軒樋1は、垂直側壁11が前向きとなり、傾斜
側壁12が後向きになるよう前後の向きが設定され、吊
金具2bを介して鼻隠し板3bに取り付けられている。
前記吊金具2bは、第5図に示すように、前記吊金具2
bの固定片21aを基板20に対して前傾させたもので
ある。
bの固定片21aを基板20に対して前傾させたもので
ある。
即ち、この吊金具2bで軒樋、1を鼻隠し板3bに取り
付ける際には、まず、吊金具2bの固定片21bを、鼻
隠し板3bに対して釘の打ち込みにより固定し、次に1
軒樋1の垂直側壁11の係止溝112を吊金具2bの前
係止片23に係合させると共に、傾斜側壁12の係止溝
122を後係止片24に係合させる。
付ける際には、まず、吊金具2bの固定片21bを、鼻
隠し板3bに対して釘の打ち込みにより固定し、次に1
軒樋1の垂直側壁11の係止溝112を吊金具2bの前
係止片23に係合させると共に、傾斜側壁12の係止溝
122を後係止片24に係合させる。
従って、鼻隠し板3aが垂直な場合に、前記吊金具2a
を用いて軒樋lを鼻隠し板3aに取り付けると、第2図
に示すように、軒樋lの垂直側壁11と鼻隠し板3aと
の隙間を、吊金具2aの固定片21aの肉厚のみとする
ことができる。
を用いて軒樋lを鼻隠し板3aに取り付けると、第2図
に示すように、軒樋lの垂直側壁11と鼻隠し板3aと
の隙間を、吊金具2aの固定片21aの肉厚のみとする
ことができる。
また、鼻隠し板3bが傾斜している場合に、前記吊金具
2bを用いて軒樋1を鼻隠し板3bに取り付けると、第
4図に示すように、軒樋lの傾斜側壁12と鼻隠し板3
bとの隙間を、吊金具2bの固定片21bの肉厚のみと
することができる。
2bを用いて軒樋1を鼻隠し板3bに取り付けると、第
4図に示すように、軒樋lの傾斜側壁12と鼻隠し板3
bとの隙間を、吊金具2bの固定片21bの肉厚のみと
することができる。
次に、第6図〜第13図に基づいて軒樋lの取付構造の
他側について説明する。
他側について説明する。
第6図及び第8図は、軒樋1の取付構造を示し、第7図
及び第9図は、該取付構造に用いられた吊金具を示して
いる。
及び第9図は、該取付構造に用いられた吊金具を示して
いる。
第7図に示す吊金具2cは、第3図に示した吊金具2a
の固定片21aのうち、連結片22より下側の部分を取
り除き、後係止片24cを上向きに形成したものである
。
の固定片21aのうち、連結片22より下側の部分を取
り除き、後係止片24cを上向きに形成したものである
。
第9図に示す吊金具2dは、前記吊金具2cの固定片2
1cを前傾させたものである。
1cを前傾させたものである。
従って、鼻隠し板3aが垂直な場合に、前記吊金具2c
を用いて軒樋lを鼻隠し板3aに取り付けると、第6図
に示すように、軒樋lの垂直側壁11を鼻隠し板3aに
対して当接させて取り付けることができる。
を用いて軒樋lを鼻隠し板3aに取り付けると、第6図
に示すように、軒樋lの垂直側壁11を鼻隠し板3aに
対して当接させて取り付けることができる。
また、鼻隠し板3bが傾斜している場合に、前記吊金具
2dを用いて軒樋lを鼻隠し板3bに取り付けると、第
8図に示すように、軒樋1の傾斜側壁12を鼻隠し板3
bに対して当接させて取り付けることができる。
2dを用いて軒樋lを鼻隠し板3bに取り付けると、第
8図に示すように、軒樋1の傾斜側壁12を鼻隠し板3
bに対して当接させて取り付けることができる。
第10図及び第12図は、軒樋1の取付構造を示し、第
11図及び第13図は、該取付構造に用いられた吊金具
を示している。
11図及び第13図は、該取付構造に用いられた吊金具
を示している。
第11図に示す吊金具2eは、第7図に示した吊金具3
cの基板20及び前係止片23を取り除いたものである
。
cの基板20及び前係止片23を取り除いたものである
。
第13図に示す吊り金具2fは、前記吊金具eの固定片
21eを前傾させたものである。
21eを前傾させたものである。
従って、鼻隠し板3aが垂直な場合に、前記吊金具2e
を用いて軒樋1を鼻隠し板3aに取り付けると、第10
図に示すように、軒樋lの垂直側壁11を鼻隠し板3a
に対して当接させて取り付けることができる。
を用いて軒樋1を鼻隠し板3aに取り付けると、第10
図に示すように、軒樋lの垂直側壁11を鼻隠し板3a
に対して当接させて取り付けることができる。
また、鼻隠し板3bが傾斜している場合に、前記吊金具
2fを用いて軒樋lを鼻隠し板3bに取り付けると、第
8図に示すように、軒樋1の傾斜側壁12を鼻隠し板3
bに対して当接させて取り付けることができる。
2fを用いて軒樋lを鼻隠し板3bに取り付けると、第
8図に示すように、軒樋1の傾斜側壁12を鼻隠し板3
bに対して当接させて取り付けることができる。
次に、第14図及び第15図は、軒樋Iの取付構造の他
側を示している。
側を示している。
この例は、取付具を用いることなく、軒樋1を釘9の打
ち付けにより直接鼻隠し板3a、3bに取り付けた例で
ある。
ち付けにより直接鼻隠し板3a、3bに取り付けた例で
ある。
第14図は、鼻隠し板3aが垂直な場合の取付構造を示
しており、この場合には、垂直側壁11の係止溝112
内で釘9が打ち付けられている。
しており、この場合には、垂直側壁11の係止溝112
内で釘9が打ち付けられている。
また、第15図は、鼻隠し板3bが傾斜している場合の
取付構造を示しており、この場合には、傾斜側壁12の
係止溝122内で釘9が打ち付けられている。
取付構造を示しており、この場合には、傾斜側壁12の
係止溝122内で釘9が打ち付けられている。
尚、これらの取付構造を行う場合には、釘頭が係止溝3
12,122内に納まるよう、軒樋】の係止溝112,
122の溝開口部を広幅に形成することが望ましい。
12,122内に納まるよう、軒樋】の係止溝112,
122の溝開口部を広幅に形成することが望ましい。
以上説明したように、本実施例の軒樋1は、垂直側壁1
1と傾斜側壁12とを有し、前記垂直側壁11及び傾斜
側壁12の外面が、それぞれ鼻隠し板3に取り付け可能
なフラット面に形成されているので、鼻隠し板3が垂直
な場合であっても、傾斜している場合であっても、第2
.4図に示すように、鼻隠し板3に対して僅かな隙間し
か設けずに固定することができるし、また、第6.8゜
10.12図に示すように、鼻隠し板3に対して隙間を
全く設けずに固定することもできる。従って、軒樋1を
建物に対して一体感をもって固定することができる。
1と傾斜側壁12とを有し、前記垂直側壁11及び傾斜
側壁12の外面が、それぞれ鼻隠し板3に取り付け可能
なフラット面に形成されているので、鼻隠し板3が垂直
な場合であっても、傾斜している場合であっても、第2
.4図に示すように、鼻隠し板3に対して僅かな隙間し
か設けずに固定することができるし、また、第6.8゜
10.12図に示すように、鼻隠し板3に対して隙間を
全く設けずに固定することもできる。従って、軒樋1を
建物に対して一体感をもって固定することができる。
更に、軒樋1の材質が発泡合成樹脂であり、予め穴を開
けておかなくても、釘の打ち込みゃビスのねじ込みが可
能な硬度であるので、第14,15図に示すように、吊
金具2を用いずに、軒樋lを釘)の打ち付けにより直接
鼻隠し板3に固定することもできる。従って1軒樋1を
建物に対して一体感をもって固定することができるだけ
でなく、吊金具2を必要としない分だけ施工時間の短縮
化及びコストの削減を図ることができる。
けておかなくても、釘の打ち込みゃビスのねじ込みが可
能な硬度であるので、第14,15図に示すように、吊
金具2を用いずに、軒樋lを釘)の打ち付けにより直接
鼻隠し板3に固定することもできる。従って1軒樋1を
建物に対して一体感をもって固定することができるだけ
でなく、吊金具2を必要としない分だけ施工時間の短縮
化及びコストの削減を図ることができる。
また、本実施例の軒樋lは、発泡合成樹脂を材質として
いることにより、従来の非発泡合成樹脂に比べると、以
下のような利点がある。
いることにより、従来の非発泡合成樹脂に比べると、以
下のような利点がある。
第一に、気温変化に伴う熱伸縮が小さい(例えば、2.
5倍発泡の発泡塩化ビニル樹脂は、線膨張係数4X10
−’)ので、熱伸縮に伴う変形や破損を防止できる。
5倍発泡の発泡塩化ビニル樹脂は、線膨張係数4X10
−’)ので、熱伸縮に伴う変形や破損を防止できる。
第二に、成形時における樹脂の流動性が良好なため、軒
樋1の内面形状は雨水の流れを考慮した曲線的な形状に
し、軒樋の外面形状は建物との調和を考慮して直線的な
形状にする等、内面形状と外面形状とを異ならせたり、
肉厚を厚くしたりすることができる。
樋1の内面形状は雨水の流れを考慮した曲線的な形状に
し、軒樋の外面形状は建物との調和を考慮して直線的な
形状にする等、内面形状と外面形状とを異ならせたり、
肉厚を厚くしたりすることができる。
第三に、切断が比較的簡単である。
第四に、外面に採石をまぶす等の後加工がし易い。
次に、第16図に基づいて第2実施例の軒樋について説
明する。
明する。
第2実施例の軒樋1aは、垂直側壁11a及び傾斜側壁
12aの内面が、係止溝112a、122aの開口面の
上側と下側とで面一になるだけの肉厚をもたせて形成さ
れているものであみ。また、底壁]Oaも前記両側壁1
1a、]2aの肉厚とほぼ等しくなるよう厚肉に形成さ
れている。
12aの内面が、係止溝112a、122aの開口面の
上側と下側とで面一になるだけの肉厚をもたせて形成さ
れているものであみ。また、底壁]Oaも前記両側壁1
1a、]2aの肉厚とほぼ等しくなるよう厚肉に形成さ
れている。
次に、第17図に基づいて第3実施例の軒樋について説
明する。
明する。
第3実施例の軒樋1bは、第2実施例の軒樋laと同様
、全体的に肉厚に形成され、かつ、底壁10bと垂直側
壁11bとの角部13b及び底壁10bと傾斜側壁1’
2bとの角部14bにおいて、内面131b、141b
をアールで処理し、外面132b、142bを角張った
ままにすることで、角部13b、14bを厚肉に形成し
たものである。
、全体的に肉厚に形成され、かつ、底壁10bと垂直側
壁11bとの角部13b及び底壁10bと傾斜側壁1’
2bとの角部14bにおいて、内面131b、141b
をアールで処理し、外面132b、142bを角張った
ままにすることで、角部13b、14bを厚肉に形成し
たものである。
従って、中空リブを設けずに、角部13b、14bを補
強することができるので、中空リブを有する従来の軒樋
の問題(中空リプ内に浸入した水が凍結して体積膨張す
ることにより中空リブが破損していた)を解決すること
ができる。
強することができるので、中空リブを有する従来の軒樋
の問題(中空リプ内に浸入した水が凍結して体積膨張す
ることにより中空リブが破損していた)を解決すること
ができる。
次に、第18図に基づいて第4実施例の軒樋について説
明する。
明する。
第4実施例の軒樋1cは、垂直側壁11c及び傾斜側壁
12cの上端に形成されている厚肉部111c、121
cに、吊金具2に係止するための金属製の係止部材15
.15がインサートされているものである。
12cの上端に形成されている厚肉部111c、121
cに、吊金具2に係止するための金属製の係止部材15
.15がインサートされているものである。
従って、吊金具2への取付強度を強化することができる
。
。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
例えば、実施例では、軒樋の取付構造を説明するに際し
て、軒樋を鼻隠し板に取り付ける場合で説明したが、垂
木の先端に取り付ける場合も同様の効果が得られる。ま
た、釘の代わりにビスを用いるようにしてもよい。
て、軒樋を鼻隠し板に取り付ける場合で説明したが、垂
木の先端に取り付ける場合も同様の効果が得られる。ま
た、釘の代わりにビスを用いるようにしてもよい。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明の軒樋にあっては、被
取付面の角度に応じて、軒樋の前後の向きを変更するこ
とができるので、鼻隠し板が垂直な場合でも、傾斜して
いる場合でも、軒樋を鼻隠し板に対して近づけて取り付
けることができ、建物との一体感が得られ、美観が向上
する。
取付面の角度に応じて、軒樋の前後の向きを変更するこ
とができるので、鼻隠し板が垂直な場合でも、傾斜して
いる場合でも、軒樋を鼻隠し板に対して近づけて取り付
けることができ、建物との一体感が得られ、美観が向上
する。
第1図は本発明実施例の軒樋を示す仰視図、第2図及び
第4図は軒樋の取付構造を示す断面図、第3図及び第5
図は前記取付構造に用いられた吊金具を示す斜視図、第
6図〜第15図は軒樋の他の取付構造及び吊金具を示す
図、第16図は第2実施例の軒樋を示す断面図、第17
図は第3実施例の軒樋を示す断面図、第18図は第4実
施例の軒樋を示す断面図である。 1・・・軒樋 io・・・底壁 11・・・垂直側壁 12・・・傾斜側壁 2・・・吊金具 3・・・鼻隠し板(被取付面) 特 許 出 願 人 積水化学工業株式会社 代表者 廣1)馨 1・・−軒樋 10・・−底壁 11−・・垂直側壁 12・・・傾斜側壁 2・・−吊金具 3・・・鼻隠し板(被取付面) 圀 = 〜 マ
第4図は軒樋の取付構造を示す断面図、第3図及び第5
図は前記取付構造に用いられた吊金具を示す斜視図、第
6図〜第15図は軒樋の他の取付構造及び吊金具を示す
図、第16図は第2実施例の軒樋を示す断面図、第17
図は第3実施例の軒樋を示す断面図、第18図は第4実
施例の軒樋を示す断面図である。 1・・・軒樋 io・・・底壁 11・・・垂直側壁 12・・・傾斜側壁 2・・・吊金具 3・・・鼻隠し板(被取付面) 特 許 出 願 人 積水化学工業株式会社 代表者 廣1)馨 1・・−軒樋 10・・−底壁 11−・・垂直側壁 12・・・傾斜側壁 2・・−吊金具 3・・・鼻隠し板(被取付面) 圀 = 〜 マ
Claims (1)
- 1)合成樹脂を素材として溝形状に形成され、一方の側
壁が、底壁に対してほぼ直角な垂直側壁に形成され、他
方の側壁が底壁に対して内向きに傾斜する傾斜側壁に形
成され、前記垂直側壁及び傾斜側壁の外面が、建物の被
取付面へ取り付け可能な形状に形成されていることを特
徴とする軒樋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31599488A JPH02161057A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 軒樋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31599488A JPH02161057A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 軒樋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02161057A true JPH02161057A (ja) | 1990-06-20 |
Family
ID=18072055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31599488A Pending JPH02161057A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 軒樋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02161057A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7494095B2 (en) * | 2005-01-17 | 2009-02-24 | Peak Innovations Inc. | Gutter hanger |
JP2017089365A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 株式会社長谷川工業所 | 軒樋 |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP31599488A patent/JPH02161057A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7494095B2 (en) * | 2005-01-17 | 2009-02-24 | Peak Innovations Inc. | Gutter hanger |
JP2017089365A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 株式会社長谷川工業所 | 軒樋 |
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