JPH0539133Y2 - - Google Patents
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- JPH0539133Y2 JPH0539133Y2 JP6655988U JP6655988U JPH0539133Y2 JP H0539133 Y2 JPH0539133 Y2 JP H0539133Y2 JP 6655988 U JP6655988 U JP 6655988U JP 6655988 U JP6655988 U JP 6655988U JP H0539133 Y2 JPH0539133 Y2 JP H0539133Y2
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- Japan
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- gable
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
本考案は建築、構築物等における破風板に関す
るものである。
るものである。
従来の建築、構築物等における破風板は、大体
が第３図示のように所要厚、所要巾の帯状木製板
材２０で形成されており、施工に際しては大工が
現場作業にて第４図示のように板材２０の裏面側
の母屋取付用凹欠部２１に母屋２２の先端部２３
を嵌合して隠し釘等にて取付けていたものであ
る。
が第３図示のように所要厚、所要巾の帯状木製板
材２０で形成されており、施工に際しては大工が
現場作業にて第４図示のように板材２０の裏面側
の母屋取付用凹欠部２１に母屋２２の先端部２３
を嵌合して隠し釘等にて取付けていたものであ
る。
ところが、上記従来の破風板は単なる木製平板
であるため剛性に乏しく、強風、振動等により容
易に破損され易く、強度的に弱いという問題点が
あつたとともに材質的にも雨水により腐蝕され易
く、特に釘打部が早期に腐蝕して該部から脱落す
るという問題点があつた他、破風板に対する軒天
板の取付けを容易に、しかも破風板と壁面の間隔
に応じた寸法調整をして取付けることができない
という問題点があつた。 本考案は上記問題点を解決し、剛性が大で、強
度的に強く、強風、振動等により容易に破損する
ことがなく、大工が現場作業にて簡単に取付ける
ことができるとともに破風板に対する軒天板の取
付けを容易に、しかも破風板と壁面の間隔に応じ
た寸法調整をして取付けることができる破風板を
提供することを目的とするものである。
であるため剛性に乏しく、強風、振動等により容
易に破損され易く、強度的に弱いという問題点が
あつたとともに材質的にも雨水により腐蝕され易
く、特に釘打部が早期に腐蝕して該部から脱落す
るという問題点があつた他、破風板に対する軒天
板の取付けを容易に、しかも破風板と壁面の間隔
に応じた寸法調整をして取付けることができない
という問題点があつた。 本考案は上記問題点を解決し、剛性が大で、強
度的に強く、強風、振動等により容易に破損する
ことがなく、大工が現場作業にて簡単に取付ける
ことができるとともに破風板に対する軒天板の取
付けを容易に、しかも破風板と壁面の間隔に応じ
た寸法調整をして取付けることができる破風板を
提供することを目的とするものである。
本考案は上記目的を達成するため、帯板状金属
板の長辺側下端縁を断面略Ｕ字状の折曲端となす
とともに前記折曲端の立上り終端部を略水平状に
折曲して先端を鈎状部とした断面略横倒Ｌ字状係
止部に形成してなる破風板本体と、先端部側に前
記横倒Ｌ字状係止部に係止可能兼母屋下面に止着
可能の断面略逆Ｌ字状鈎部を所要数、所要間隔に
設けた軒天板とからなることを特徴とするもので
ある。
板の長辺側下端縁を断面略Ｕ字状の折曲端となす
とともに前記折曲端の立上り終端部を略水平状に
折曲して先端を鈎状部とした断面略横倒Ｌ字状係
止部に形成してなる破風板本体と、先端部側に前
記横倒Ｌ字状係止部に係止可能兼母屋下面に止着
可能の断面略逆Ｌ字状鈎部を所要数、所要間隔に
設けた軒天板とからなることを特徴とするもので
ある。
第１図乃至第２図は本考案の一実施例を示し、
１は帯板状金属板製破風板本体であつて、カラー
鉄板、カラーアルミ等所要の金属材（押出し型
材、エンボス加工も含む）で成形されたものであ
る。２は前記破風板本体１の長辺側下端縁に形成
された内方折曲状段部３付の断面略Ｕ字状折曲
端、なお前記内方折曲状段部３は省いてもよい。
４は前記破風板本体１の長辺側上端縁に形成され
たタルキ隠し兼取付用段部であつて、第２図示の
ようにタルキ当接部４ａを化粧ワツシヤー５付き
の釘６でタルキ７に止着するか、あるいは上端折
曲部４ｂを同図点線示のように隠し釘８等によつ
てハナヌキ７′に止着する等、適宜の手段にるも
のであり、上記の手段に限定されるものでない。
９は前記破風板本体１の断面略Ｕ字状折曲端２の
立上り終端部に形成された断面略横倒Ｌ字状係止
部であつて、その先端は鈎状部１０に形成されて
いる。１１は軒天板であつて、その先端部側、即
ち破風板本体取付側には前記横倒Ｌ字状係止部９
に係止可能兼母屋下面に止着可能の断面略逆Ｌ字
状鈎部１１ａが所要数、所要間隔毎に設けられ、
しかも所要個所からカツト可能にカラー鉄板、カ
ラーアルミ等所要の金属材（押出し型材、エンボ
ス加工も含む）で成形されている。１１ｂは前記
軒天板１１の後端側に設けられた止着用折曲部で
あつて、その形状は必ずしも図示のものに限定さ
れるものでない。１１ｃは工具挿通孔であつて、
軒天板取付時に、ドライバー等の工具（図示せ
ず）を挿入してネジ、釘等の止着具１２により前
記軒天板１１を止着するものである。１３は母
屋、１４は壁である。 次に作用について説明する。施工に際しては、
第２図示のように破風板本体１のタルキ隠し兼取
付用段部４のタルキ当接部４ａを化粧ワツシヤー
５付きの釘６でタルキ７に止着するか、あるいは
上端折曲部４ｂを隠し釘８等によつてハナヌキ
７′に止着して破風板本体１を母屋１３の前面側
に取付け、さらに前記破風板本体１の背面側の横
倒Ｌ字状係止部９に、軒天板１１の先端部側の逆
Ｌ字状鈎部１１ａを係止した後、残りの逆Ｌ字状
鈎部１１ａの一個ないし数個および前記軒天板１
１の後端部側の止着用折曲部１１ｂをネジ、釘等
の止着具１２により母屋１３の下面に止着して施
工を終了するものである。なおこの場合、前記破
風板本体１と壁１４との間隔が狭い場合には、そ
れに合せて前記軒天板１１の先端部側を現場でカ
ツトしてその取付位置を容易に調整して破風板本
体１と軒天板１１を一体に取付け、施工を容易に
行うことができるものである。 （効果） 以上説明したように本考案によれば、帯板状金
属板の長辺側下端縁を断面略Ｕ字状の折曲端とな
すとともに前記折曲端の立上り終端部を略水平状
に折曲して先端を鈎状部とした断面略横倒Ｌ字状
係止部に形成してなる破風板本体と、先端部側に
前記横倒Ｌ字状係止部に係止可能兼母屋下面に止
着可能の断面略逆Ｌ字状鈎部を所要数、所要間隔
に設けた軒天板とからなるものであるから、施工
（破風板の取付け）に際しては大工が現場作業に
より簡単に取付けることができるものであるとと
もに、破風板全体が金属製で、かつ略函状である
ため、全体構造的にも剛性が非常に大となり、従
来の単なる木製の平板状破風板には全く期待でき
ない風圧、振動に対してかなり強固な耐久力を有
するとともに、材質的にも雨水による腐蝕が少
く、釘打部からの脱落を防止することができるも
のであり、また変質、劣化も少く、さらに破風板
板本体に対する軒天板の取付けを、前記破風板本
体と軒天板の鈎状部を係止することにより簡単に
行うことができるとともに破風板本体と壁面との
間隔に合せて軒天板の先端部側を現場でカツトし
て最先端部の逆Ｌ字状鈎部を破風板本体の横倒Ｌ
字状係止部に係止することにより容易に寸法調整
を行い軒天板を簡単かつ確実に取付けることがで
きるものであり、その上外観、体裁がよく意匠的
効果も大で、かつ長期の使用に供し得るものであ
る等、種々の優れた効果を有するものである。
１は帯板状金属板製破風板本体であつて、カラー
鉄板、カラーアルミ等所要の金属材（押出し型
材、エンボス加工も含む）で成形されたものであ
る。２は前記破風板本体１の長辺側下端縁に形成
された内方折曲状段部３付の断面略Ｕ字状折曲
端、なお前記内方折曲状段部３は省いてもよい。
４は前記破風板本体１の長辺側上端縁に形成され
たタルキ隠し兼取付用段部であつて、第２図示の
ようにタルキ当接部４ａを化粧ワツシヤー５付き
の釘６でタルキ７に止着するか、あるいは上端折
曲部４ｂを同図点線示のように隠し釘８等によつ
てハナヌキ７′に止着する等、適宜の手段にるも
のであり、上記の手段に限定されるものでない。
９は前記破風板本体１の断面略Ｕ字状折曲端２の
立上り終端部に形成された断面略横倒Ｌ字状係止
部であつて、その先端は鈎状部１０に形成されて
いる。１１は軒天板であつて、その先端部側、即
ち破風板本体取付側には前記横倒Ｌ字状係止部９
に係止可能兼母屋下面に止着可能の断面略逆Ｌ字
状鈎部１１ａが所要数、所要間隔毎に設けられ、
しかも所要個所からカツト可能にカラー鉄板、カ
ラーアルミ等所要の金属材（押出し型材、エンボ
ス加工も含む）で成形されている。１１ｂは前記
軒天板１１の後端側に設けられた止着用折曲部で
あつて、その形状は必ずしも図示のものに限定さ
れるものでない。１１ｃは工具挿通孔であつて、
軒天板取付時に、ドライバー等の工具（図示せ
ず）を挿入してネジ、釘等の止着具１２により前
記軒天板１１を止着するものである。１３は母
屋、１４は壁である。 次に作用について説明する。施工に際しては、
第２図示のように破風板本体１のタルキ隠し兼取
付用段部４のタルキ当接部４ａを化粧ワツシヤー
５付きの釘６でタルキ７に止着するか、あるいは
上端折曲部４ｂを隠し釘８等によつてハナヌキ
７′に止着して破風板本体１を母屋１３の前面側
に取付け、さらに前記破風板本体１の背面側の横
倒Ｌ字状係止部９に、軒天板１１の先端部側の逆
Ｌ字状鈎部１１ａを係止した後、残りの逆Ｌ字状
鈎部１１ａの一個ないし数個および前記軒天板１
１の後端部側の止着用折曲部１１ｂをネジ、釘等
の止着具１２により母屋１３の下面に止着して施
工を終了するものである。なおこの場合、前記破
風板本体１と壁１４との間隔が狭い場合には、そ
れに合せて前記軒天板１１の先端部側を現場でカ
ツトしてその取付位置を容易に調整して破風板本
体１と軒天板１１を一体に取付け、施工を容易に
行うことができるものである。 （効果） 以上説明したように本考案によれば、帯板状金
属板の長辺側下端縁を断面略Ｕ字状の折曲端とな
すとともに前記折曲端の立上り終端部を略水平状
に折曲して先端を鈎状部とした断面略横倒Ｌ字状
係止部に形成してなる破風板本体と、先端部側に
前記横倒Ｌ字状係止部に係止可能兼母屋下面に止
着可能の断面略逆Ｌ字状鈎部を所要数、所要間隔
に設けた軒天板とからなるものであるから、施工
（破風板の取付け）に際しては大工が現場作業に
より簡単に取付けることができるものであるとと
もに、破風板全体が金属製で、かつ略函状である
ため、全体構造的にも剛性が非常に大となり、従
来の単なる木製の平板状破風板には全く期待でき
ない風圧、振動に対してかなり強固な耐久力を有
するとともに、材質的にも雨水による腐蝕が少
く、釘打部からの脱落を防止することができるも
のであり、また変質、劣化も少く、さらに破風板
板本体に対する軒天板の取付けを、前記破風板本
体と軒天板の鈎状部を係止することにより簡単に
行うことができるとともに破風板本体と壁面との
間隔に合せて軒天板の先端部側を現場でカツトし
て最先端部の逆Ｌ字状鈎部を破風板本体の横倒Ｌ
字状係止部に係止することにより容易に寸法調整
を行い軒天板を簡単かつ確実に取付けることがで
きるものであり、その上外観、体裁がよく意匠的
効果も大で、かつ長期の使用に供し得るものであ
る等、種々の優れた効果を有するものである。
第１図乃至第２図は本考案の一実施例を示すも
のであつて、第１図ａは裏側よりみた本考案品の
一部切欠斜視図、同図ｂは軒天板の一部切欠斜視
図、第２図は施工状態の要部の一部拡大断面図、
第３図は従来の破風板の一部切欠斜視図、第４図
は同施工状態の要部の一部拡大斜視図である。 １……破風板本体、２……断面略Ｕ字状の折曲
端、３……内方折曲状段部、４……タルキ隠し兼
取付用段部、４ａ……タルキ当接部、４ｂ……上
端折曲部、５……化粧ワツシヤー、６……釘、７
……タルキ、７′……ハナヌキ、９……断面略横
倒Ｌ字状係止部、１０……鈎状部、１１……軒天
板、１１ａ……断面略逆Ｌ字状鈎部、１１ｂ……
止着用折曲部、１１ｃ……工具挿通孔、１２……
止着具、１３……母屋、１４……壁。
のであつて、第１図ａは裏側よりみた本考案品の
一部切欠斜視図、同図ｂは軒天板の一部切欠斜視
図、第２図は施工状態の要部の一部拡大断面図、
第３図は従来の破風板の一部切欠斜視図、第４図
は同施工状態の要部の一部拡大斜視図である。 １……破風板本体、２……断面略Ｕ字状の折曲
端、３……内方折曲状段部、４……タルキ隠し兼
取付用段部、４ａ……タルキ当接部、４ｂ……上
端折曲部、５……化粧ワツシヤー、６……釘、７
……タルキ、７′……ハナヌキ、９……断面略横
倒Ｌ字状係止部、１０……鈎状部、１１……軒天
板、１１ａ……断面略逆Ｌ字状鈎部、１１ｂ……
止着用折曲部、１１ｃ……工具挿通孔、１２……
止着具、１３……母屋、１４……壁。
Claims (1)
- 帯板状金属板の長辺側下端縁を断面略Ｕ字状の
折曲端となすとともに前記折曲端の立上り終端部
を略水平状に折曲して先端を鈎状部とした断面略
横倒Ｌ字状係止部に形成してなる破風板本体と、
先端部側に前記横倒Ｌ字状係止部に係止可能兼母
屋下面に止着可能の断面略逆Ｌ字状鈎部を所要
数、所要間隔に設けた軒天板とからなることを特
徴とする建築用破風板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6655988U JPH0539133Y2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6655988U JPH0539133Y2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01168729U JPH01168729U (ja) | 1989-11-28 |
| JPH0539133Y2 true JPH0539133Y2 (ja) | 1993-10-04 |
Family
ID=31291960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6655988U Expired - Lifetime JPH0539133Y2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539133Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP6655988U patent/JPH0539133Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01168729U (ja) | 1989-11-28 |
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