JPH11229546A - 庇支持構造 - Google Patents
庇支持構造Info
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- JPH11229546A JPH11229546A JP4876798A JP4876798A JPH11229546A JP H11229546 A JPH11229546 A JP H11229546A JP 4876798 A JP4876798 A JP 4876798A JP 4876798 A JP4876798 A JP 4876798A JP H11229546 A JPH11229546 A JP H11229546A
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- Japan
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- eaves
- brackets
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- rafter
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- 239000003351 stiffener Substances 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 210000001331 Nose Anatomy 0.000 claims description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 12
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 12
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 abstract 3
- 210000000614 Ribs Anatomy 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 240000004006 Gomphocarpus physocarpus Species 0.000 description 1
- 210000000282 Nails Anatomy 0.000 description 1
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- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 庇の取り付け位置を自由に設定することがで
きる。 【解決手段】 上下階の外壁1,1間に位置する水平架
構体2より一定の間隔で突設する複数のブラケット3で
庇4を支持して成る庇支持構造において、少なくとも庇
4の一側端部を外壁1に取り付けられて突設する垂木5
で支持して構成される。
きる。 【解決手段】 上下階の外壁1,1間に位置する水平架
構体2より一定の間隔で突設する複数のブラケット3で
庇4を支持して成る庇支持構造において、少なくとも庇
4の一側端部を外壁1に取り付けられて突設する垂木5
で支持して構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の上下階間の
外壁面から一定の間隔をおいて突設する複数のブラケッ
ト等で庇を支持して成る庇支持構造に関するものであ
る。
外壁面から一定の間隔をおいて突設する複数のブラケッ
ト等で庇を支持して成る庇支持構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工業化住宅等の建物の外壁面に庇
を取り付ける場合は、図7に示すように、上下階の外壁
1,1間に位置する梁、胴縁等の水平架構体2より複数
のブラケット3を突設させ、それら複数のブラケット3
で庇4を支持することにより行われていた。
を取り付ける場合は、図7に示すように、上下階の外壁
1,1間に位置する梁、胴縁等の水平架構体2より複数
のブラケット3を突設させ、それら複数のブラケット3
で庇4を支持することにより行われていた。
【0003】水平架構体2は、上下のフランジ9,9を
屋外側に突設する縦断面コ字形の本体10と、その上下
のフランジ9,9を連結して、一定の間隔で設けられた
複数のスチフナー11より構成されている。ブラケット
3は、その壁際側端部をスチフナー11に固定すること
により取り付けられており、庇4はそれら複数のブラケ
ット3で支持されることにより取り付けられていた。
屋外側に突設する縦断面コ字形の本体10と、その上下
のフランジ9,9を連結して、一定の間隔で設けられた
複数のスチフナー11より構成されている。ブラケット
3は、その壁際側端部をスチフナー11に固定すること
により取り付けられており、庇4はそれら複数のブラケ
ット3で支持されることにより取り付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の構成で
は、庇の両端部には必ずブラケットがなければ庇を支持
できないものであり、ブラケットの取り付け位置、即ち
ブラケットが固定される水平架構体のスチフナーの位置
を、両端部としなければ庇を設けることができず、ブラ
ケットの取り付け位置に規制され、庇の取り付け位置を
自由に決めることは、実質上不可能であった。
は、庇の両端部には必ずブラケットがなければ庇を支持
できないものであり、ブラケットの取り付け位置、即ち
ブラケットが固定される水平架構体のスチフナーの位置
を、両端部としなければ庇を設けることができず、ブラ
ケットの取り付け位置に規制され、庇の取り付け位置を
自由に決めることは、実質上不可能であった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解消せんとし
て発明したものであって、庇の取り付け位置を自由に設
定することができる庇支持構造を提供することを目的と
している。
て発明したものであって、庇の取り付け位置を自由に設
定することができる庇支持構造を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
するため本発明の庇支持構造は、上下階の外壁間に位置
する水平架構体より一定の間隔で突設する複数のブラケ
ットで庇を支持して成る庇支持構造において、少なくと
も庇の一側端部を外壁に取り付けられて突設する垂木で
支持して成ることを特徴としている。このような構成と
することで、庇の取り付け位置を、ブラケットの取り付
け位置に規制されず自由に設定することができるもので
ある。
するため本発明の庇支持構造は、上下階の外壁間に位置
する水平架構体より一定の間隔で突設する複数のブラケ
ットで庇を支持して成る庇支持構造において、少なくと
も庇の一側端部を外壁に取り付けられて突設する垂木で
支持して成ることを特徴としている。このような構成と
することで、庇の取り付け位置を、ブラケットの取り付
け位置に規制されず自由に設定することができるもので
ある。
【0007】又、垂木は、下階の外壁の枠材にその下部
を接合し立ち上がる垂木受け金物の上部で、壁際側端部
を支持されて取り付けられていることが、垂木の壁際側
端部の取り付けを、簡単且つ確実に行うことができる点
で望ましい。
を接合し立ち上がる垂木受け金物の上部で、壁際側端部
を支持されて取り付けられていることが、垂木の壁際側
端部の取り付けを、簡単且つ確実に行うことができる点
で望ましい。
【0008】又、複数のブラケットと垂木の先端部は長
尺の鼻板下地材で連結されていることが、垂木を外壁面
から真っ直ぐに、且つ強度上の問題なく確実に突設でき
る点で望ましい。
尺の鼻板下地材で連結されていることが、垂木を外壁面
から真っ直ぐに、且つ強度上の問題なく確実に突設でき
る点で望ましい。
【0009】更には、上下階の外壁間に位置する水平架
構体は、屋外側に上下のフランジを突設する本体と、そ
の上下のフランジを連結し一定の間隔で設けられたスチ
フナーより構成されており、複数のブラケットはそのス
チフナーに壁際側端部が固定されて突設されていること
が、ブラケットを確実に取り付けることができ、庇を安
定性良く支持できる点で望ましい。
構体は、屋外側に上下のフランジを突設する本体と、そ
の上下のフランジを連結し一定の間隔で設けられたスチ
フナーより構成されており、複数のブラケットはそのス
チフナーに壁際側端部が固定されて突設されていること
が、ブラケットを確実に取り付けることができ、庇を安
定性良く支持できる点で望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図1乃至図3において、本発明
の庇支持構造構造は、上下階の外壁1,1間に位置する
梁、胴縁等の水平架構体2より一定の間隔で突設する複
数のブラケット3で庇4を支持して成る庇支持構造にお
いて、少なくとも庇4の一側端部を外壁1に取り付けら
れて突設する垂木5で支持して構成されている。
図面に基づき説明する。図1乃至図3において、本発明
の庇支持構造構造は、上下階の外壁1,1間に位置する
梁、胴縁等の水平架構体2より一定の間隔で突設する複
数のブラケット3で庇4を支持して成る庇支持構造にお
いて、少なくとも庇4の一側端部を外壁1に取り付けら
れて突設する垂木5で支持して構成されている。
【0011】上下階の外壁1,1は、枠材6を組んでそ
の両面に外装板12と内装板13を貼って構成された所
謂外壁パネルによって構成されている。上下階の外壁パ
ネルの間には、梁、胴縁等の水平架構体2が位置してい
る。この実施の形態の水平架構体2は金属製胴縁をであ
り、上下のフランジ9,9を屋外側に突設する縦断面コ
字形の本体10と、その上下のフランジ9,9を連結し
て、一定の間隔で設けられた複数のスチフナー11より
構成されている。この一定の間隔とは、建物のモジュー
ルを示す1Pの半分である0.5Pであり、この実施の
形態においては、450mm毎にスチフナー11が、一
枚或いは取り付けられる部材の左右勝手を考慮して二枚
一組になり設けられている。尚、水平架構体2の本体1
0は必ずしも縦断面コ字形でなくても良く、上下のフラ
ンジ9,9を屋外側に突設さえしておれば、縦断面I字
形等であっても良い。
の両面に外装板12と内装板13を貼って構成された所
謂外壁パネルによって構成されている。上下階の外壁パ
ネルの間には、梁、胴縁等の水平架構体2が位置してい
る。この実施の形態の水平架構体2は金属製胴縁をであ
り、上下のフランジ9,9を屋外側に突設する縦断面コ
字形の本体10と、その上下のフランジ9,9を連結し
て、一定の間隔で設けられた複数のスチフナー11より
構成されている。この一定の間隔とは、建物のモジュー
ルを示す1Pの半分である0.5Pであり、この実施の
形態においては、450mm毎にスチフナー11が、一
枚或いは取り付けられる部材の左右勝手を考慮して二枚
一組になり設けられている。尚、水平架構体2の本体1
0は必ずしも縦断面コ字形でなくても良く、上下のフラ
ンジ9,9を屋外側に突設さえしておれば、縦断面I字
形等であっても良い。
【0012】水平架構体2のスチフナー11には、取り
付けられる庇4の幅に合わせ、その取り付け幅内に位置
するスチフナー11から1P又は0.5P置きに、複数
の金属製のブラケット3がその壁際側端部を固定して突
設されている。尚、ブラケット3はスチフナー11が存
在する0.5P置きに総て突設していても良いが、この
実施の形態では、1Pの間隔を開けて突設したブラケッ
ト3,3間には、その上面に野地板14を取り付けるた
め釘打ちでき施工性の良い木製の垂木5が突設されてい
る。この垂木5は、以下に記載する庇4の両端部に位置
する垂木5と同様に取り付けられるので、この欄ではそ
の詳細説明を省く。
付けられる庇4の幅に合わせ、その取り付け幅内に位置
するスチフナー11から1P又は0.5P置きに、複数
の金属製のブラケット3がその壁際側端部を固定して突
設されている。尚、ブラケット3はスチフナー11が存
在する0.5P置きに総て突設していても良いが、この
実施の形態では、1Pの間隔を開けて突設したブラケッ
ト3,3間には、その上面に野地板14を取り付けるた
め釘打ちでき施工性の良い木製の垂木5が突設されてい
る。この垂木5は、以下に記載する庇4の両端部に位置
する垂木5と同様に取り付けられるので、この欄ではそ
の詳細説明を省く。
【0013】以下、便宜上図4をも参考にして説明を行
うが、この図4は、本発明の実施の形態と同様にブラケ
ット3,3間に垂木5を突設しているが、従来と同様に
ブラケットが庇4の両端部にくる場合の図面である。そ
の他の構成は全て本発明と同様であるが、本発明の場合
は庇4の端部は図5に示す通りであるのでここに記載す
る。ブラケット3は、庇4の取り付け強度を確保するた
め金属板を折り曲げ形成されている。そのブラケット3
の本体部分は前後両端縁が直立する略台形であり、前端
縁、上端縁、下端縁で夫々同方向に90度同方向に折り
曲げられ、前端リブ15、上端リブ16、下端リブ17
が形成されている。又、後端縁の上部には取付片18が
突出しており、その取付片18には、上下三個の固定孔
が穿けられている。この固定孔と、前記ブラケット3に
穿けられた上下五個の固定孔のうち下三個の固定孔を適
宜ボルト止めすることによりブラケット3は取り付けら
れている。
うが、この図4は、本発明の実施の形態と同様にブラケ
ット3,3間に垂木5を突設しているが、従来と同様に
ブラケットが庇4の両端部にくる場合の図面である。そ
の他の構成は全て本発明と同様であるが、本発明の場合
は庇4の端部は図5に示す通りであるのでここに記載す
る。ブラケット3は、庇4の取り付け強度を確保するた
め金属板を折り曲げ形成されている。そのブラケット3
の本体部分は前後両端縁が直立する略台形であり、前端
縁、上端縁、下端縁で夫々同方向に90度同方向に折り
曲げられ、前端リブ15、上端リブ16、下端リブ17
が形成されている。又、後端縁の上部には取付片18が
突出しており、その取付片18には、上下三個の固定孔
が穿けられている。この固定孔と、前記ブラケット3に
穿けられた上下五個の固定孔のうち下三個の固定孔を適
宜ボルト止めすることによりブラケット3は取り付けら
れている。
【0014】取り付けられる庇4の位置に合わせ、その
一側端部或いは両端部には木製の垂木5が設けられてい
る。垂木5はその壁際端部で垂木受け金物7の上部で支
持されて取り付けられている。垂木受け金物7は金属板
を折り曲げ形成されたものであって、図6に示すよう
に、L字形に折り曲げられた本体部19と、本体部19
の外壁面と平行な一片から上方に延び外壁面と反対方向
に向け斜め下方に傾斜した垂木支持片20より構成され
ている。垂木受け金物7は下階の外壁1の枠材6に本体
部19より外装板12を介してビスを打ち込むことによ
り取り付けられている。又、垂木5はその壁際側端部を
垂木受け金物7の垂木支持片20に載せ、その垂木支持
片20の下面側からビスを打ち込むことにより取り付け
られており、垂木5は前記ブラケット3の上端縁と同勾
配で傾斜した状態で支持される。
一側端部或いは両端部には木製の垂木5が設けられてい
る。垂木5はその壁際端部で垂木受け金物7の上部で支
持されて取り付けられている。垂木受け金物7は金属板
を折り曲げ形成されたものであって、図6に示すよう
に、L字形に折り曲げられた本体部19と、本体部19
の外壁面と平行な一片から上方に延び外壁面と反対方向
に向け斜め下方に傾斜した垂木支持片20より構成され
ている。垂木受け金物7は下階の外壁1の枠材6に本体
部19より外装板12を介してビスを打ち込むことによ
り取り付けられている。又、垂木5はその壁際側端部を
垂木受け金物7の垂木支持片20に載せ、その垂木支持
片20の下面側からビスを打ち込むことにより取り付け
られており、垂木5は前記ブラケット3の上端縁と同勾
配で傾斜した状態で支持される。
【0015】垂木5の先端部側面には、L形金物21が
取り付けられており、そのL形金物2の前面と、前記ブ
ラケット3の前端リブ15の前面には長尺の鼻板下地材
7が水平方向に連続して外壁面と平行に取り付けられ、
各ブラケット3と各垂木5の先端部は鼻板下地材7で連
結され強固に組まれた状態となっている。その各ブラケ
ット3各と垂木5と鼻板下地材7で組まれた骨組みで庇
4の外殻部は支持されている。庇4の外殻部は、野地板
14と鼻板22と天井板23と二枚のケラバ板24より
構成されている。
取り付けられており、そのL形金物2の前面と、前記ブ
ラケット3の前端リブ15の前面には長尺の鼻板下地材
7が水平方向に連続して外壁面と平行に取り付けられ、
各ブラケット3と各垂木5の先端部は鼻板下地材7で連
結され強固に組まれた状態となっている。その各ブラケ
ット3各と垂木5と鼻板下地材7で組まれた骨組みで庇
4の外殻部は支持されている。庇4の外殻部は、野地板
14と鼻板22と天井板23と二枚のケラバ板24より
構成されている。
【0016】野地板14は、各ブラケット3と各垂木5
の上面に架け渡す形で載せられ、前記したように木製の
垂木5に釘打ちによって固定されて取り付けられてい
る。尚、垂木5への釘打ちだけでは固定が不十分と思わ
れる場合等には、ブラケット3の上端リブ16にビス固
定しても良い。この野地板14の上面には屋根瓦25が
葺かれている。
の上面に架け渡す形で載せられ、前記したように木製の
垂木5に釘打ちによって固定されて取り付けられてい
る。尚、垂木5への釘打ちだけでは固定が不十分と思わ
れる場合等には、ブラケット3の上端リブ16にビス固
定しても良い。この野地板14の上面には屋根瓦25が
葺かれている。
【0017】鼻板22は、前記した鼻板下地材7の前面
を被覆して取り付けられる長尺の板であって、前面から
鼻板下地材7に向かい釘打ちすることにより取り付けら
れている。また、その裏面には角材で成る軒先下地桟2
6が取り付けられており、その軒先下地桟26は、鼻板
下地材7の下面に沿って位置し、所謂鼻板22の位置決
めにもなる。尚、鼻板下地材7と軒先下地桟26は釘等
で連結されていても良い。
を被覆して取り付けられる長尺の板であって、前面から
鼻板下地材7に向かい釘打ちすることにより取り付けら
れている。また、その裏面には角材で成る軒先下地桟2
6が取り付けられており、その軒先下地桟26は、鼻板
下地材7の下面に沿って位置し、所謂鼻板22の位置決
めにもなる。尚、鼻板下地材7と軒先下地桟26は釘等
で連結されていても良い。
【0018】天井板23は、各ブラケット3の下端リブ
17に沿って組まれた天井下地の下面に沿って取り付け
られている。天井下地は、外壁面に沿って下階の外壁1
の枠材6にビス固定された壁際下地桟27と、前記した
鼻板22の裏面に取り付けられた軒先下地桟26と、そ
の壁際下地桟27と軒先下地桟26の間に並列して設け
られた中間下地桟28とより構成される野縁受けの下面
に、交差方向に複数本の野縁29を釘固定して構成され
ている。天井板23はその下面に釘止め、接着等で固定
されているが、その四周には釘頭等を隠して化粧仕上げ
するため化粧カバー30が取り付けられている。尚、壁
際の化粧カバー30は壁際見切りとしても機能する。
17に沿って組まれた天井下地の下面に沿って取り付け
られている。天井下地は、外壁面に沿って下階の外壁1
の枠材6にビス固定された壁際下地桟27と、前記した
鼻板22の裏面に取り付けられた軒先下地桟26と、そ
の壁際下地桟27と軒先下地桟26の間に並列して設け
られた中間下地桟28とより構成される野縁受けの下面
に、交差方向に複数本の野縁29を釘固定して構成され
ている。天井板23はその下面に釘止め、接着等で固定
されているが、その四周には釘頭等を隠して化粧仕上げ
するため化粧カバー30が取り付けられている。尚、壁
際の化粧カバー30は壁際見切りとしても機能する。
【0019】又、ケラバ板24は、ブラケット3の本体
部分と同様前後両端縁が直立する略台形であり、垂木5
の側面、及び軒先下地桟26と中間下地桟28と壁際下
地桟27の端面に釘打ちする等で取り付けられている。
部分と同様前後両端縁が直立する略台形であり、垂木5
の側面、及び軒先下地桟26と中間下地桟28と壁際下
地桟27の端面に釘打ちする等で取り付けられている。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明は、上下階
の外壁間に位置する水平架構体より一定の間隔で突設す
る複数のブラケットで庇を支持して成る庇支持構造にお
いて、少なくとも庇の一側端部を外壁に取り付けられて
突設する垂木で支持して成ることを特徴とするので、庇
の取り付け位置を、ブラケットの取り付け位置に規制さ
れず自由に設定することができる。
の外壁間に位置する水平架構体より一定の間隔で突設す
る複数のブラケットで庇を支持して成る庇支持構造にお
いて、少なくとも庇の一側端部を外壁に取り付けられて
突設する垂木で支持して成ることを特徴とするので、庇
の取り付け位置を、ブラケットの取り付け位置に規制さ
れず自由に設定することができる。
【0021】又、請求項2記載の発明にあっては、垂木
は、下階の外壁の枠材にその下部を接合し立ち上がる垂
木受け金物の上部で、壁際側端部を支持されて取り付け
られていることを特徴とするので、垂木の壁際側端部の
取り付けを、簡単且つ確実に行うことができる。
は、下階の外壁の枠材にその下部を接合し立ち上がる垂
木受け金物の上部で、壁際側端部を支持されて取り付け
られていることを特徴とするので、垂木の壁際側端部の
取り付けを、簡単且つ確実に行うことができる。
【0022】又、請求項3記載の発明にあっては、複数
のブラケットと垂木の先端部は長尺の鼻板下地材で連結
されていることを特徴とするので、垂木を外壁面から真
っ直ぐに、且つ強度上の問題なく確実に突設でき、強固
な庇の骨組みを形成することができる。
のブラケットと垂木の先端部は長尺の鼻板下地材で連結
されていることを特徴とするので、垂木を外壁面から真
っ直ぐに、且つ強度上の問題なく確実に突設でき、強固
な庇の骨組みを形成することができる。
【0023】又、請求項4記載の発明にあっては、上下
階の外壁間に位置する水平架構体は、屋外側に上下のフ
ランジを突設する本体と、その上下のフランジを連結し
一定の間隔で設けられたスチフナーより構成されてお
り、複数のブラケットはそのスチフナーに壁際側端部が
固定されて突設されていることを特徴とするので、ブラ
ケットを簡単且つ確実に取り付けることができ、庇を安
定性良く支持することができる。
階の外壁間に位置する水平架構体は、屋外側に上下のフ
ランジを突設する本体と、その上下のフランジを連結し
一定の間隔で設けられたスチフナーより構成されてお
り、複数のブラケットはそのスチフナーに壁際側端部が
固定されて突設されていることを特徴とするので、ブラ
ケットを簡単且つ確実に取り付けることができ、庇を安
定性良く支持することができる。
【図1】本発明の実施の形態の一例の概要を示す横断面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明の実施の形態を説明するための庇の両端
部にブラケットが位置する場合の分解斜視図である。
部にブラケットが位置する場合の分解斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例を示す要部分解斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例を示す垂木受け金物
で垂木を支持した状態を示す斜視図である。
で垂木を支持した状態を示す斜視図である。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
1 外壁 2 水平架構体 3 ブラケット 4 庇 5 垂木 6 枠材 7 垂木受け金物 8 鼻板下地材 9 フランジ 10 本体 11 スチフナー
Claims (4)
- 【請求項1】 上下階の外壁板に位置する水平架構体よ
り一定の間隔で突設する複数のブラケットで庇を支持し
て成る庇支持構造において、少なくとも庇の一側端部を
外壁に取り付けられて突設する垂木で支持して成ること
を特徴とする庇支持構造。 - 【請求項2】 垂木は、下階の外壁の枠材にその下部を
接合し立ち上がる垂木受け金物の上部で、壁際側端部を
支持されて取り付けられていることを特徴とする請求項
1記載の庇支持構造。 - 【請求項3】 複数のブラケットと垂木の先端部は長尺
の鼻板下地材で連結されていることを特徴とする請求項
2記載の外壁面の水切り仕上げ構造。 - 【請求項4】 上下階の外壁間に位置する水平架構体
は、屋外側に上下のフランジを突設する本体と、その上
下のフランジを連結し一定の間隔で設けられたスチフナ
ーより構成されており、複数のブラケットはそのスチフ
ナーに壁際側端部が固定されて突設されていることを特
徴とする請求項1、2又は3記載の庇支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4876798A JPH11229546A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 庇支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4876798A JPH11229546A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 庇支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11229546A true JPH11229546A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12812441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4876798A Withdrawn JPH11229546A (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 庇支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11229546A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270455A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Kyowa:Kk | 庇 |
JP2017218871A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 積水ハウス株式会社 | 金属製腕木 |
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1998
- 1998-02-13 JP JP4876798A patent/JPH11229546A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010270455A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Kyowa:Kk | 庇 |
JP2017218871A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 積水ハウス株式会社 | 金属製腕木 |
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