JP2577263B2 - 出窓等の屋根装置 - Google Patents

出窓等の屋根装置

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JP2577263B2 JP6875890A JP6875890A JP2577263B2 JP 2577263 B2 JP2577263 B2 JP 2577263B2 JP 6875890 A JP6875890 A JP 6875890A JP 6875890 A JP6875890 A JP 6875890A JP 2577263 B2 JP2577263 B2 JP 2577263B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は屋根装置に関し、特に出窓等に好適とされる
出窓等の屋根装置に関する。
〔従来の技術〕
この種屋根装置は、出窓において典型的であるよう
に、一般に木質系又は金属系とされたフレームの外側面
にカラー鋼板等の表面材を囲繞被覆せしめる一方、内側
には天板を配して、これらによる中空箱体を形成し、更
にこの中空箱体内にウレタン樹脂を注入発泡させたもの
とされている。
また、アルミニウム合金型材を所定長さに切断した屋
根本体の端部に硬質樹脂等の端部材を配設したものも一
部に用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前者の屋根装置にあっては、屋根表面材が立
体的になることに伴うプレス金型が必要であり、また、
ウレタンの注入発泡用に大型の治具が必要となり、その
生産コストが嵩む傾向があり、また鋼板を用いることに
より必ずしも外観において充分な質感を備えたものとな
し難い。
また、後者の屋根装置にあっては、異質の端部材が露
出することにより、同様に外観が損われるに至り、この
種出窓等の高級化の傾向に応え、これに対処し難い問題
点がある。
本発明はこのような従来の屋根装置の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とする処は、生産が容易で外
観の良好な出窓等の屋根装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は屋根本体、端部材及びこれらの外側面を被覆
した一体の屋根化粧カバーとを備えてなる出窓等の屋根
装置に係り、即ち本発明は、アルミニウム合金型材を所
定長さに切断してなる屋根本体と、該屋根本体を切断端
部において閉塞する端部材と、屋根本体及び端部材の外
側面に添って配設された支承受部と、隅部において内側
面側で切欠き接合を施して折曲するとともに上記支承受
部に嵌合支承せしめて屋根本体及び端部材の外側面を連
続的に被覆した一体の折曲アルミニウム合金型材製屋根
化粧カバーとを備えてなることを特徴とする出窓等の屋
根装置を要旨としてなる。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面に従って本発明を更に説明すれ
ば、1は出窓であり、この出窓1は、屋根2、台輪3及
び左右の縦材7,7よりなる室外側突出フレームの正面側
開口端に、引違い戸16…及び網戸17…とを備えたサッシ
窓枠を装着してなる。
このときサッシ窓枠は上枠9、下枠14及び左右の縦枠
15,15を矩形状に枠組みしてなり、上枠9は屋根2、下
枠14は台輪3、縦枠15は縦材7の内周側に夫々固定せし
めてある。
なお、図中4,5,6は夫々台輪3を構成するアルミニウ
ム合金型材製の水切り材、下枠支持補強材、台輪化粧カ
バーであり、また、8は台輪3及び窓台上に載設された
テーブルを示す。
この出窓1における屋根2は、第1図、第3図及び第
4図に示されるように屋根本体18、端部材33及び屋根化
粧カバー38とを備えた屋根装置によって構成されてな
る。
屋根本体18は、長尺のアルミニウム合金型材を出窓1
の横幅寸法に合わせて切断したものをそのまま用いてあ
り、この屋根本体18は、屋根面と天板面とを有する中空
基部20の室内端上方に立上り固定片19を、室外端下方に
幅広垂下片23を備えたものとしてあり、中空基部20の天
板面前後中央位置にはフック状の垂下条21を、中空基部
20の室外外側面及び幅広垂下片23の下方には上向きにや
や拡開した水平突出L字状の支承受部22及び本例におい
て追加的に設けた下位支承受部24を夫々長手方向一連平
行に突設せしめてあり、更に下位支承受部24の下部には
室内側に向う水平固定条25を、そのやや室外側の斜め下
方には、後述の端部材固定用のタッピングホールを兼ね
た傾斜ガイド付の水平保持溝26を、この水平保持溝26の
下方には更に垂直のネジ受片27を夫々設けてある。
このように構成された屋根本体18に対する上記サッシ
窓枠における上枠9の装着は固定ピース28を介してなさ
れている。
即ち、固定ピース28は中空三角形状の断面を有するア
ルミニウム合金型材を適宜長さに切断してなり、その頂
部に設けた半円状溝29内に上記フック状の垂下条21を抱
持状に嵌合せしめるとともにその端部に設けた室外側に
向かう水平折返し条30を垂下条21の縁部に対して引掛け
状としてこれを支承せしめ、更にこの固定ピース28の下
端室外側に突設した水平突片31を屋根本体18の上記水平
固定条25に対してその下面側において重合せしめてネジ
止めせしめたものとしてある。そして、上枠9は、室内
側の立上りフイン10を固定ピース28の室内側壁にネジ止
めするとともに、室外側にコ字状となるように上下に突
設した2条の係止フイン11,12のうち上方係止フイン11
を屋根本体18の上記水平保持溝26内に挿入係止すること
により、その固定を行っている。
一方、図中33は屋根本体18をその切断端部において閉
塞する端部材であり、この端部材33もアルミニウム合金
型材製とされ、第6図、第7図に示すように、屋根本体
18の中空基部20及びその下面側の中央部分、前方部分に
亘るように平板状に形成され、屋根本体18の切断面との
間にコーキングシーラー37を介して固定せしめてある。
この端部材33の各室外側側面には、前記屋根本体18に
設けられた支承受部22と同高さ位置において同様に水平
突出L字状上向きの支承受部34を部分的に突設せしめて
あり、またこの支承受部の下方には同じく前記屋根本体
18におけると同高さの下位支承受部35をこれと平行に突
設せしめてある。なお、図中36…は屋根本体18の各タッ
ピングホールに対する端部材固定用のネジ透孔を示す。
また屋根化粧カバー38は、出窓1における横幅寸法
と、奥行寸法における大半部分に亘る寸法との合計長さ
を有するアルミニウム合金型材を平面コ字状に折曲して
形成せしめてある。
この屋根化粧カバー38は、平板状の垂直基板39及びこ
の基板39と室外側に段差状となるように設けられた段差
基板42とを有してなる。そして垂直基板39の上端には室
内側において下方に向けた嵌合突条41を備えた水平片40
が設けられてあり、また、段差基板42の裏面には、同じ
く下方に向けた下位嵌合突条44を備えた傾斜片43、室内
側に向うネジ受溝45及び同じく室内側に向う水平の重合
片46を設けてなる。
そして、これら垂直基板39より裏面側に突出すること
になる水平片40及び段差基板42は、屋根本体18に装着さ
れた端部材33との対応位置を基準にして90°の角度をも
って切欠き47してある一方、残存した垂直基板39におい
て上記各切欠き端面を接合せしめた折曲加工を施してあ
り、これによって、一体の折曲アルミニウム合金型材製
にして平面コ字状を呈する屋根化粧カバー38を構成して
ある。
上記の屋根本体18及びその端面に設けた端部材33に対
してこの屋根化粧カバー38はその外側面を連続的に被覆
せしめてある。
即ち、平面コ字状の屋根化粧カバー38を屋根2の正面
から側面に掛るように配設するとともに、屋根化粧カバ
ー38の嵌合突条41を屋根本体18及び端部材33の各支承受
部22,34に、同様に下位嵌合突条44を各下位支承受部24,
35に夫々嵌合支承せしめ、またネジ受溝45を屋根本体18
のネジ受片27及び端部材33外側面下端に夫々対接し、ネ
ジ受片27側からの図示を省略したネジによって固定せし
めてあり、更にこのとき屋根化粧カバー38の重合片46
を、サッシ窓枠の上枠9に設けた前記2条のうち下方の
係止フイン12に下面側から重合するようにして、上記屋
根本体18に固定せしめた上枠9の支承を分担せしめてあ
る。
図中48はネジ49によって端部材33と屋根本体18及び屋
根化粧カバー38に固定した、建物外壁を区画する塞ぎ部
材である。
本例における出窓1の組立ては、前記室外側突出フレ
ームを構成した後に、枠組みしたサッシ窓枠を室内側か
ら嵌め込み固定する手順で行われ、これを屋根2につい
て説明すれば、屋根本体18に固定ピース28、端部材33及
び屋根化粧カバー38を夫々固定し、然る後に上枠9を室
内側から室外側に向けて挿入状にして、室内側の立上り
フイン10を固定ピース28に当接する一方、2条の係止フ
イン11,12を屋根本体18の水平保持溝26及び屋根化粧カ
バー38の重合片46に夫々係止せしめて所定のネジ固定を
行うようにすればよい。
図示した実施例は以上のとおりに構成したが、本発明
の実施に当って、例えば支承受部を蟻溝、倒L字状溝の
ように屋根本体、端部材の外側面に突出しないように設
けたり、また突出する場合にも倒T字状突条、下向き倒
L字状突条のように適宜な形状とする一方、屋根化粧カ
バーの嵌合支承手段をこれに合わせた形状とすればよ
く、また、屋根本体、端部材において支承受部はその形
状を変更すること、或いは高さ位置を変更することも可
能であり、このとき、屋根化粧カバーの嵌合支承手段は
これらに夫々対応する複数条のものとし得る。
また支承受部とこれによる嵌合支承は長手方向連続的
或いは断続的に単数によりまたは上下に複数とし得る
上、屋根化粧カバーの表面にネジ、リベット等が露出し
ないことを条件に他の固定手段を併用することも可能で
ある。
また、屋根化粧カバーの切欠き接合における角度は45
°等所望の屋根に合わせたものとすることができ、かよ
うに室内側が拡開状となる場合には屋根本体の切断角度
の調整や、端部材を鋳造品とすることによる奥行方向の
幅調整を施して本発明を実施できる。
なお、本発明は前記出窓に限らず、例えばサンルーム
の屋根や建物窓上の庇等にもこれを適用可能であり、ま
た、屋根本体を前記のとおり中空のものとするとき、こ
れにウレタンの注入発泡を行って断熱性を高めることも
できる。
このように本発明は実施に当っては屋根本体、端部
材、屋根化粧カバー等の各具体的構成、形状、寸法、こ
れらの相互の関係は前記発明の要旨に反しない限り様々
に変更でき、もとより上記図示し説明したものに限らな
い。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明は、アルミニウム合金型材を所定
長さに切断してなる屋根本体と、該屋根本体を切断端部
において閉塞する端部材と、屋根本体及び端部材の外側
面に添って配設された支承受部と、隅部において内側面
側で切欠き接合を施して折曲するとともに上記支承受部
に嵌合支承せしめて屋根本体及び端部材の外側面を連続
的に被覆した一体の折曲アルミニウム合金型材製屋根化
粧カバーとを備えてなることを特徴とする出窓等の屋根
装置を要旨としてなるから、従来必要であったプレス金
型、注入発泡用の大型の治具を用いることなく、アルミ
ニウム合金型材を主体とした屋根装置を提供することが
できるとともに同一のアルミニウム型材を用いた多種の
横幅寸法に対応することが可能となる。
また、屋根本体及び端部材の外側面を一体の折曲屋根
化粧カバーが連続的に被覆し、その固定は支承受部に対
する嵌合支承によってなされるから、表面にネジ、リベ
ット等が露出したりすることなく、アルミニウム合金型
材による或いはその塗装色による外観の優れた屋根装置
を提供できる。
更に、本発明の屋根装置は、比較的少い部材、部品で
構成される上、アルミニウム合金型材で屋根本体及び屋
根化粧カバーを構成したので、加工や組立てが容易で生
産に好適である。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は出窓の縦断面図、
第2図はその横断面図、第3図は出窓の屋根部分の切欠
き斜視図、第4図は同じく屋根部分の分解斜視図、第5
図は屋根本体の端面図、第6図及び第7図は夫々端部材
の端面図、正面図、第8図、第9図、第10図は屋根化粧
カバーの夫々端面図、背面図、底面図である。 1……出窓、24,35……下位支承受部 2……屋根、33……端部材 3……台輪、38……屋根化粧カバー 7……縦材、41……嵌合突条 9……上枠、44……下位嵌合突条 18……屋根本体、47……切欠き 22,34……支承受部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウム合金型材を所定長さに切断し
    てなる屋根本体と、該屋根本体を切断端部において閉塞
    する端部材と、屋根本体及び端部材の外側面に添って配
    設された支承受部と、隅部において内側面側で切欠き接
    合を施して折曲するとともに上記支承受部に嵌合支承せ
    しめて屋根本体及び端部材の外側面を連続的に被覆した
    一体の折曲アルミニウム合金型材製屋根化粧カバーとを
    備えてなることを特徴とする出窓等の屋根装置。
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