JPH0124242Y2 - - Google Patents

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JPH0124242Y2
JPH0124242Y2 JP1982194341U JP19434182U JPH0124242Y2 JP H0124242 Y2 JPH0124242 Y2 JP H0124242Y2 JP 1982194341 U JP1982194341 U JP 1982194341U JP 19434182 U JP19434182 U JP 19434182U JP H0124242 Y2 JPH0124242 Y2 JP H0124242Y2
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JP1982194341U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば建屋壁部から外床部に亘り半
ドーム形の天窓部及び平面形の前面窓部が縦断面
略逆L字状に張出されて形成されたサンルーム等
においてその半ドーム形天窓部の窓枠を構成して
いるアーチ状縦枠と、同窓枠を構成している下横
枠あるいは双方の窓部の境界部に配される無目と
しての横枠とを連結する連結装置に関するもので
ある。
従来、上記サンルーム等の製作にあたつてアー
チ状縦枠と横枠とを連結するには、第4図に示す
ように各アーチ状縦枠イの下端部内に上向きコ字
形の取付片ハを嵌合してビスニで固定し、こうし
て取付片ハを嵌合固定した各アーチ状縦枠イを横
枠ロ上面に載置し、そしてこの横枠ロの下方よ
り、該横枠ロの水平壁部ホに穿設したボルト孔
(図示省略)及び縦枠イ内の取付片ハに設けてあ
るビス孔ヘにボルト(又はビス)トをワツシヤー
チを介して通し入れて、取付片ハ内側のナツトリ
に螺合し、このボルトトを締付固定することによ
りアーチ状縦枠イの下端部を横枠ロに対し連結し
ていたが、部品点数が多くて連結作業に非常に手
間がかかり、また横枠ロ上面には何ら位置決め手
段が設けられていないため、ボルトトの締め付け
の際に、アーチ状縦枠イ下端部にはアーチ形に特
有の回転が生じてその締付け作業が非常に困難で
あると共に、その縦枠イ下端部を定位置に正確に
固定することができないといつた難点があつた。
本考案は上記の難点を解消した連結装置を提供
することを目的としたもので、以下にその一実施
例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る連結装置を適用したサン
ルームであつて、半ドーム型の天窓部1と前面窓
部2とが建家外壁部Wから外床部Fに亘り縦断面
略逆L字状に張出されて形成されたサンルームを
示している。天窓部1は、互いに平行な上横枠3
と下横枠4との相互間に、複数の半アーチ状縦枠
5を平行に配設し、これらの縦枠5の中間部相互
間に中桟6を配設してなり、この天窓部1におけ
る中桟6、上枠3、下枠4および縦枠5にて囲ま
れる部分にそれぞれ平板状ガラス7あるいは曲面
状ガラス8が配設される。一方、前面窓部2は、
上横枠9と下横枠10との間に、複数の直線状縦
枠11を相互に平行に配設してなり、この前面窓
部2の縦枠11相互間に引違いガラス障子12が
建込まれる。天窓部1の下横枠4と前面窓部2の
上横枠9とは、これらの間に介設された中間枠1
3を介して一体的に結合されて、無目14を形成
している。
次に、本考案に係る半アーチ状縦枠5と天窓側
下横枠4との連結構造、ならびに無目14の構造
を第2図及び第3図により詳細に説明する。
無目14における天窓部側下横枠4と前面窓部
側上横枠9と中間枠13とはそれぞれアルミ押出
し型材にて構成されたものであり、天窓部側下横
枠4は、水平壁部15と内外の側壁部16,17
とで断面略下向きコ字状に形成され、その水平壁
部15の外側端部にガラス嵌装用凹陥部15aが
該下横枠4全長に亘り凹設され、そしてこの水平
壁部15の外側端部における凹陥部15aの内側
縁部、及び該水平壁部15の内側端部には、外側
突条壁18及び内側突条壁19が、下横枠4の全
長に亘り相対向して平行に且つ後述する縦枠本体
22の下端部が嵌合可能な対向間隙をもつてそれ
ぞれ上向きに一体に突設されていて、これら両突
条壁18,19は水平壁部15上面とで断面上向
きコ字状状の溝を形成している。また上記内外両
側壁部16,17の下端部内面にフランジ片2
0,21が対向突設してある。一方、半アーチ状
縦枠5はそれぞれアルミ押出し型材よりなる縦枠
本体22と中枠23とガラス押え枠24と化粧枠
25とで構成され、縦枠本体22は内側壁部22
aと前後側壁部22b,22bとで断面外向きコ
字状に形成されていて前後側壁部22b,22b
の外端部に対向するフランジ片22c,22cを
備えており、このフランジ片22c,22cに中
枠23の内側面に突設した嵌合片23a,23a
が嵌合されると共に中枠23と各フランジ片22
cとがビス26で連結され、またこの中枠23の
外側面に突設した突条片23b,23b間にガラ
ス押え枠24の嵌合片24a,24aが嵌合され
てビス27によりこのガラス押え枠24が中枠2
3に固定され、更にガラス押え枠24外面の凹陥
部24bに化粧枠25が掛嵌合されている。こう
して一体的に構成されている半アーチ状縦枠5
と、天窓部1の下横枠4との連結にあたつては、
第2図で示すように、縦枠5の下端部を下横枠4
上の所定位置に配して、該縦枠5の縦枠本体22
下端部を、下横枠4の水平壁部15上に突設され
ている内外両側の突条壁18,19間に内嵌合
し、縦枠本体22の内側壁部22a及びフランジ
片22c,22cをそれぞれ突条壁18,19の
壁面に接当させた状態とする。この場合において
縦枠5を構成している中枠23の下端部分が外側
突条壁18に突き当たつて邪魔になるためその下
端部分を予め切除して切欠き28となしておき、
またガラス8の下端部は下横枠4のガラス嵌装用
凹陥部15a内に突入嵌装させ、ガラス押え枠2
4は水平壁部15の外側端縁上に位置させる。そ
れから内側の突条壁19側より縦枠本体22の内
側塾部22aに対し一個又は複数個のビス29を
ねじ込んで締付け、縦枠本体22と上横枠4との
連結をはかる。
また、前面窓部2の上横枠9は、水平壁部30
と内外両側壁部31,32とで断面略H字状に形
成されていて、水平壁部30からはレール33,
34が下向きに突設され、両側壁部31,32の
上端には互いに対向突出するフランジ片35,3
6が設けられている。つぎに、中枠枠13は、そ
の内側壁部37と外側壁部38とが水平壁部39
により断面略H字状に連結され、また、これら内
外両側壁部37,38の各上端部に、段付部4
0,41を介して立上壁部42,43が一体に設
けられている。これらの立上壁部42,43は、
上記下横枠4における内外の両側壁16,17の
下端部間に嵌入され、該立上壁部42,43の上
端部に段付部44,45を介して立上片46,4
7が突設され、そして、この立上片46,47
が、上記下横枠4におけるフランジ片20,21
の対向端部間に嵌入される。内側の立上片46に
はその上端にフランジ片48が突設されており、
このフランジ片48が、上記下横枠4における水
平壁部15の下面に当て付けられて、その長手方
向適所がボルト49によつて結合される。また、
外側の立上片47には、ボルト締付片50が一体
に形成されており、このボルト締付片50が上記
下横枠4における凹陥部底壁15bに当て付けら
れて、これら両者が長手方向適所でボルト51に
よつて結合される。一方、上記内側立上壁部42
の上端と外側立上壁部43の下端との間に亘つ
て、外側が下位となるように傾斜した傾斜壁部5
2が形成され、また外側壁部38の下端部には樋
部53が連設されている。また、中間枠13は、
その内外両側壁部37,38における下部相互間
に、上記上横枠9における内側壁部16および外
側壁部17が内嵌されており、これらのフランジ
片35,36が、水平壁部39の裏面に当て付け
られた状態で、この水平壁部39と上記上枠9の
水平壁部30とがボルト54によつて結合され
る。
尚、天窓部1の上枠3は、上下一対のフランジ
片55,55を備え、これらのフランジ片55,
55が、外壁部Wに埋込状に固定された連結金具
56の上下一対の切起片57,57に横方向から
嵌合されて係止される。また、前面窓部2の下枠
10にはレール58,59が一体形成されてお
り、このレール58,59と、上枠3のレール3
3,34との間に引違いガラス障子12が建込ま
れる。
以上本考案をサンルームに実施した例につき説
明したが、本考案はこのようなサンルームの他、
テラス、温室、ガレージ等におけるアーチ状縦枠
と横枠との連結部にも適用できるものである。ま
た、実施例では縦枠が略逆L字状を成す半アーチ
状縦枠についてのみ説明したが、縦枠が略門型状
を成すアーチ状縦枠にも適用可能である。
以上説明したように本考案の連結装置は、横枠
上面のほぼ両側端部に、該横枠のほぼ全長に亘り
相対向して平行に延び且つアーチ状縦枠の下端部
が嵌合可能な対向間隔を有する二条の突条壁を当
該横枠と一体に突設し、これら二条の突条壁間に
アーチ状縦枠の下端部を嵌合し、いずれか一方の
突条壁側より上記アーチ状縦枠下端部にビス又は
ボルトを螺着してなるものでああるから、連結作
業にあたつてはアーチ状縦枠の下端部を横枠上の
所定位置において二条の突条壁間に嵌合するだけ
でこの縦枠下端部の横枠と直交する方向の移動が
規制されて必然的に位置決めができると共に、こ
の縦枠下端部にアーチ形に特有の回転が作用して
もその回転力を両突条壁により受け止めることが
できるためビス又はボルトの取付け、締め付け作
業がきわめて簡単且つ容易となり、したがつて連
結作業能率を大幅に向上させることができる。ま
た突条壁が横枠の全長に亘つて設けてあるため横
枠に対するアーチ状縦枠の連結位置の調整、変更
が容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る連結装置の一実施例を示
すサンルームの斜視図、第2図は第1図のサンル
ームにおけるアーチ状縦枠と横枠との連結部の拡
大縦断面図で、第3図の−線に沿つた断面図
に相当するものであり、第3図は第2図の−
線断面図、第4図は従来の連結装置を示す一部破
断斜視図である。 4……下横枠、5……半アーチ状の縦枠、1
8,19……突条壁、29……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サンルーム等におけるアーチ状縦枠の下端部と
    該縦枠より下方に配される横枠との連結装置であ
    つて、横枠上面のほぼ両側端部に、該横枠上面と
    で断面上向きコ字形溝を形成するように横枠のほ
    ぼ全長に亘り相対向して平行に延び且つアーチ状
    縦枠の下端部が嵌合可能な対向間隔を有する二条
    の突条壁を、横枠上面から一体に突設し、これら
    二条の突条壁間にアーチ状縦枠の下端部を嵌合す
    ると共に、いずれか一方の突条壁側より上記アー
    チ状縦枠下端部にビス又はボルトを螺着してなる
    サンルーム等におけるアーチ状縦枠と横枠との連
    結装置。
JP19434182U 1982-12-21 1982-12-21 サンル−ム等におけるア−チ状縦枠と横枠との連結装置 Granted JPS5998005U (ja)

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JP19434182U JPS5998005U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 サンル−ム等におけるア−チ状縦枠と横枠との連結装置

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JP19434182U JPS5998005U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 サンル−ム等におけるア−チ状縦枠と横枠との連結装置

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Publication Number Publication Date
JPS5998005U JPS5998005U (ja) 1984-07-03
JPH0124242Y2 true JPH0124242Y2 (ja) 1989-07-24

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JP19434182U Granted JPS5998005U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 サンル−ム等におけるア−チ状縦枠と横枠との連結装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59117722U (ja) * 1983-01-28 1984-08-08 昭和アルミニウム株式会社 組立屋根用骨組
JPH0322432Y2 (ja) * 1986-03-17 1991-05-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849329Y2 (ja) * 1977-12-26 1983-11-10 日本金属株式会社 面格子の組立構造
JPS54107150U (ja) * 1978-01-14 1979-07-27

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JPS5998005U (ja) 1984-07-03

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