JP2921513B2 - 間仕切りパネル - Google Patents

間仕切りパネル

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JP2921513B2
JP2921513B2 JP9104619A JP10461997A JP2921513B2 JP 2921513 B2 JP2921513 B2 JP 2921513B2 JP 9104619 A JP9104619 A JP 9104619A JP 10461997 A JP10461997 A JP 10461997A JP 2921513 B2 JP2921513 B2 JP 2921513B2
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Japan
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wooden
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wood
panel
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康晴 大坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、学校校
舎等広い床面積を持つ建物空間を、目的に合わせて間仕
切りする際に用いられる間仕切りパネル、特に単位間仕
切りパネルを連結して用いる間仕切りパネルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の間仕切りパネルには、工場でのプ
レハブ化によるコスト低減や、現場作業の効率化、更に
は、耐久性の向上のために、金属製のパネルが採用され
ているが、外観上、金属独特の冷たい質感を与え、ま
た、熱伝導性が良いので、冬は冷たく、夏は熱くなるな
どの生活環境上の問題が残されていた。
【0003】そこで、金属の持つ強度、耐久性を生か
し、しかも、外観上は、木製枠としての質感や感触を保
つように、間仕切りパネルとして、例えば、実公平6−
34488号公報に所載のような、金属枠と木製枠との
複合構造が提唱されている。ここでは、単位間仕切りパ
ネルの結合のために、木製方立枠(縦枠)の外側面に溝
条を形成し、ここにチャンネル形断面の方立枠連結金具
を嵌合して、隣接パネルを接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、工場に
おいて、木製方立枠に方立枠連結金具を嵌合するための
溝条を形成する加工工程が必要になるだけでなく、木材
の特性として、経時的に微妙な伸縮、反りの発生があ
り、寸法精度の維持が難しく、現場作業の際に、方立枠
連結金具と溝条の嵌合が不完全になり、あるいは、不可
能になり、現場修正を余儀なくされ、その結果、間仕切
りパネルとして、予期した組立精度や強度を確保できな
くなるなどの問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、木製方立枠と方立枠連結金具との結合構造を単純
化し、工場での加工行程を削減して、コスト低減を図る
と共に、現場での誤差調整が容易で、単位間仕切りパネ
ル相互の連結を、高精度で容易に行えるようにした間仕
切りパネルを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の間仕
切りパネルでは、例示の実施例でも明らかにしたよう
に、少なくとも一部が木製からなる縦枠、横枠を有する
間仕切りパネルにおいて、互いに隣接する単位間仕切り
パネル100の方立枠3,3の平坦外側面3Aに背面を
合わせた状態で、ほぼコ字形断面の方立枠連結金具8を
木製方立枠3の平坦外側面3Aの前後方向の中間部に縦
方向に略全通して木螺子或いはボルト等の固定具10に
より固定し、隣接した木製単位間仕切りパネル100の
略固形の方立枠連結金具8とボルト、螺子等の連結具1
1により結合すると共に、上記方立枠連結金具8の前後
面における木製方立枠3の平坦外側面3Aに上下方向に
略全通して前後凹溝3A,3Bを形成し、該前後凹溝3
A,3Bに、外表面に木目化粧処理をした目地カバー9
の側縁部9Bを弾性的に係合して取り付けていることを
特徴としている。
【0007】このような構成では、木製方立枠の溝条に
方立枠連結金具を嵌合する従来の構造と異なり、工場で
の溝条形成のための加工工程を省略でき、コスト低減に
有利で、しかも、木材の特性である経時的な微妙な伸
縮、反りの影響を受けることなく、木製方立枠に対して
方立枠連結金具を結合することができ、現場での誤差調
整が容易で、単位間仕切りパネル相互の連結を、高精度
で容易に行えることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の間仕切りパネルは、図面
に示すように、基本的には、少なくとも一部が木製から
なる縦枠、横枠を有するもので、その単位間仕切りパネ
ル100として、木製の上枠1、ステンレススチールな
どの金属製の下枠2、および、左右縦枠としての木製の
方立枠3,3から構成され、更に、その木製方立枠3,
3の間に、所定高さで、木製の横桟4を架設している。
なお、上述の木製枠や横桟には、集成材や天然木か、あ
るいは、表面に化粧用の天然木板を貼着した木材が使用
されるとよい。
【0009】また、この実施の形態では、間仕切りパネ
ルは、その木製上枠1の下側および木製横桟4の上側
に、アルミなどの金属製の障子上レール1Aおよび障子
下レール4Aをそれぞれ埋設しており、これらの間にガ
ラス障子5を嵌め込んでいる。また、上記間仕切りパネ
ルは、単位間仕切りパネル100の1つの構造として、
図1〜図5に示すように、木製横桟4の下側に引戸上レ
ール4Bを埋設し、金属製下枠2の上側に形成した溝条
2Aに引戸下レール2Bを設けて、これらの間に引戸6
を嵌め込むか、図5に示すように、木製横桟4の下側
で、左右の方立枠3,3および金属製下枠2により囲ま
れる領域に、仕切壁パネル部材7を装着している。
【0010】上記障子上レール1A及び引戸上レール4
Bは、開放部を下向きとしたヨ形であり、ガラス障子5
及び引戸8の上端部が挿入されて案内される。また、上
記障子下レール4A及び引戸下レール2Bは、上面に略
V形の案内溝を有する略M形の棒状であり、横桟4及び
金属製下枠2の上側に夫々形成した2列の溝条4C,2
Aに嵌合して固定され、ガラス障子5及び引戸6の下溝
の戸車5A,6Aが案内される。
【0011】特に、本発明の間仕切りパネルでは、図5
に示すように、その単位間仕切りパネル100の木製方
立枠3の平坦外側面3Aに背辺8Aを合わせた状態で、
ほぼコ字形断面の方立枠連結金具8を木製方立枠3に装
着している。方立枠連結金具8は、背辺8Aと前後辺8
B,8Cによりほぼコ形断面形状をなし、前又は後辺8
B又は8Cの側縁に突き当たり寸法を設定する折り曲げ
部8Dが形成されている。そして、隣接した単位間仕切
りパネル100の同形の方立枠連結金具8と結合すると
共に、方立枠連結金具8の前後辺8B,8Cの前後の目
地に、外表面に木目化粧処理9Aを施した目地カバー9
を取り付けている。
【0012】また、この実施の形態では、方立枠連結金
具8は、その背辺8Aで、木製方立枠3にボルト等のネ
ジ具よりなる固定具10により固定され、また、互いに
隣接する単位間仕切りパネル100の木製方立枠3は、
その平坦側面3Aに固定した方立枠連結金具8の前後辺
部を、互いに重ね合わせた状態で、ネジ具等よりなる連
結具11により連結するこにより、結合されている。
【0013】また、木製方立枠3は、その平坦外側面3
Aに、そこに装着された方立枠連結金具8の前後に位置
して、前後凹溝3B,3Cを形成しており、前後凹溝3
B,3Cには、目地カバー9の側縁部9Bが弾性的に係
合している。なお、この実施の形態では、目地カバー9
は、合成ゴムなどの弾性、可撓性を有する材料で構成さ
れ、その断面形状も、連結具11の頭部を避ける溝部9
Cを背部に備える略コ字形で、その側縁部9Bにも、鋭
角に延びる可撓部を構成している。なお、図中、符号1
2は、建物躯体19に間仕切りパネルを装着する際の額
縁材、符号14は、間仕切りパネルを固定するための差
し筋である。15は、間仕切りパネルを建物躯体13の
開口部に固定するための支え杆である。
【0014】このような構成では、木製方立枠の溝条に
方立枠連結金具を嵌合する従来の構造と異なり、工場で
の溝条形成(これはパネルの組立精度に影響するので、
高い精度で形成しなければならない)のための加工行程
を省略することができ、コスト低減に有利である。しか
も、木材の特性である経時的な微妙な伸縮、反りの影響
を受けることなく、木製方立枠8の平坦外側面3Aに対
して、方立枠連結金具8の背面8Aを合わせて装着する
だけなので、木製方立枠3に対して方立枠連結金具8を
容易に、かつ、精度良く結合することができ、また、方
立枠連結金具相互の接続で、現場施工ができるので、現
場での誤差調整、特に、単位間仕切りパネル100,1
00相互の間隔調整が容易で、単位間仕切りパネル相互
の連結を、高精度で容易に行える。
【0015】また、目地カバー9を用いることで、方立
枠連結金具8が外部に露出する恐れもなく、また、この
実施の形態では、目地カバー9の両側縁を、その弾性、
可撓性を利用して、木製方立枠3の凹溝3B,3Cに差
し込み、弾性係合させるので、その装着を確実にでき、
外観上も、木製方立枠3と目地カバー9との間に、隙間
が生じることがなく、又、結合具11の目かくしとなる
利点が得られる。また、目地カバー9は、方立連結金具
8相互の接続の具合によって、単位間仕切りパネル相互
の間隔調整がなされる際に、凹溝3B,3C内への差し
込み量の変化で、これに対応することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、金
属枠と木製枠との結合よりなる間仕切りパネルにおい
て、単位間仕切りパネルの木製方立枠の平坦外側面に背
面を合わせた状態で、ほぼコ字形断面の方立枠連結金具
を上記木製方立枠に固定具により固定し、隣接した木製
単位間仕切りパネルの同形の方立枠連結金具と連結具に
より連結すると共に、上記方立枠連結金具の前後面の凹
溝に、外表面に木目化粧処理をした目地カバーを係合し
て取り付けている。
【0017】従って、木製方立枠に若干の反り曲がり等
が生じた場合でも、方立枠連結金具の固定と隣接する方
立枠連結金具同志の連結により正確且つ容易に単位間仕
切りパネル相互の連結ができる。また、隣接する方位枠
連結金具同志を連結するに際し、その目地間隔を調整す
ることが出来、目地間隔に多少の長短バラツキが生じた
場合でも目地カバー両側の凹溝内での位置の自動調整に
より対応できる。このように、木製方立枠と方立枠連結
金具との結合構造を単純化し、工場での加工工数を削減
して、コスト低減を図ると共に、木製方立枠に若干の反
り曲がり等が生じた場合でも、現場での誤差調整が容易
で、単位間仕切りパネル相互の連結を、高精度で容易に
行えるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての単位間仕切りパネ
ルの正面図である。
【図2】同じく、縦断側面図である。
【図3】同じく、ガラス障子の箇所での横断面図であ
る。
【図4】同じく、引戸の箇所での横断面図である。
【図5】片側が引戸を嵌めた単位間仕切りパネルであ
り、他側が仕切壁パネル部材をはめた単位間仕切りパネ
ルである両パネルの結合状態を示す拡大横断平面図であ
る。
【符号の説明】
1 上枠 1A 障子上レール 2 下枠 2A 溝条 2B 引戸下レール 3 方立枠 3A 外側面 3B,3C 前後凹溝 4 横桟 4A 障子下レール 4B 引戸上レール 4C 溝条 5 ガラス障子 5A 戸車 6 引戸 6A 戸車 7 仕切壁パネル部材 8 方立枠連結金具 8A 背辺 8B,8C 前後辺 8D 折り曲げ部 9 目地カバー 9A 木目化粧処理 9B 側縁部 9C 溝部 10 固定具 11 連結具 12 額縁材 13 建物躯体 14 差し筋 15 支え杆 100 単位間仕切りパネル

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部が木製からなる縦枠、横
    枠を有する間仕切りパネルにおいて、互いに隣接する単
    位間仕切りパネルの木製方立枠の平坦外側面に背面を合
    わせた状態で、ほぼコ字形断面の方立枠連結金具を上記
    木製方立枠の平坦外側面の前後方向の中間部に縦方向に
    略全通して固定具により固定し、隣接した木製単位間仕
    切りパネルの略同形の方立枠連結金具と連結具により結
    合する共に、上記方立枠連結金具の前後面における木製
    方立枠の平坦外側面に上下方向に略全通して前後凹溝を
    形成し、該前後凹溝に、外表面に木目化粧処理をした目
    地カバーの側縁部を弾性的に係合して取り付けているこ
    とを特徴とする間仕切りパネル。
  2. 【請求項2】 上記間仕切りパネルに、木製の上枠、金
    属製の下枠、木製の左右縦枠としての左右方立枠からな
    る矩形のパネル枠に木製の或いは木材を主体とするパネ
    ル部材を嵌めて形成したことを特徴とする請求項1に記
    載の間仕切りパネル。
  3. 【請求項3】 上記間仕切りパネルは、上枠、下枠、横
    桟、左右方立枠からなる矩形のパネル枠に、引戸、ガラ
    ス障子、塞ぎ板などを嵌めて形成され、少なくとも上
    枠、横桟、左右方立枠の前後の表面は木質材により形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り
    パネル。
  4. 【請求項4】 上記間仕切りパネルの木質材部分は、天
    然木、プラスチック含浸木、集成材、合板等の木質材に
    より形成されていることを特徴とする請求項1,2又は
    3に記載の間仕切りパネル。
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