JPH0433306Y2 - - Google Patents

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JPH0433306Y2
JPH0433306Y2 JP1986126224U JP12622486U JPH0433306Y2 JP H0433306 Y2 JPH0433306 Y2 JP H0433306Y2 JP 1986126224 U JP1986126224 U JP 1986126224U JP 12622486 U JP12622486 U JP 12622486U JP H0433306 Y2 JPH0433306 Y2 JP H0433306Y2
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eaves
foam
eave
rectangular frame
wall
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JP1986126224U
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建築物の窓、えん、出入口等に用いら
れる雨除けのために取付け得るひさしに関するも
のである。
(従来の技術) 従来建築物の一部として固定化されたひさしは
別として、窓の壁面等に取付けされるひさしとし
ては例えば実開昭61−52023号公報の庇即ち 「外壁面に固定された棟材と、上記棟材に一端
を連結すると共に他端を室外側へ突出させた複数
本の垂木材と、上記各垂木材の突出端に連結され
た軒先材と、上記各垂木材に支持された庇板とか
ら成る庇本体について、上記軒先材に対応する外
壁面に支持材を固定し、該支持材と上記軒先材の
間に、複数本の軒天骨を少くとも上記軒先材の外
壁面がわへの変位を突支う状態に架設すると共
に、各軒天骨に軒天板を支間させた庇。」 或は又実開昭61−71726号公報の玄関庇即ち、 「玄関上縁に沿う建物外壁に所定間隔で複数設
けた取付座に直角三角形状のトラス梁をそれぞれ
の垂直部にて固定し、上記トラス梁の傾斜部上面
にはこれらを覆うように屋根パネルを配してこれ
を上記各傾斜部に固定するとともに、上記トラス
梁の水平部下面にはこれらを覆うように軒天パネ
ルを配してこれを上記各水平部に固定し、上記屋
根パネルおよび軒天パネルと外壁とで形成される
両側開口はこれを妻壁パネルで覆つてその周縁を
上記両パネルの側端縁に固定し、上記妻壁パネル
には所定厚さに塗覆装材を塗布した玄関庇。」 が最近のものとして公知に属している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来技術では構造が複雑であり多くの
鉄骨材を使用しており従つてその重量も大きくな
り取付け工事においてもその強固性が必要となつ
ていた。更に従来は雨音が劇しい欠点がありその
防音のためには防音シートを添着した考案も又公
知(実開昭61−47330号)であるが建物に対して
重厚性がなく小形のもの以外は好ましいものでは
なかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は軽量にするために発泡スチロール或い
はまたウレタンフオームの如き発泡体をもつて屋
根材を構成したことを特徴とし、ひさしとしての
形状の枠体に、その上面或は必要あれば前面、側
面を前記発泡体で被覆し更にこの表面を金属薄板
にて覆つて成るものである。
(作用) 発泡体を用いることにより軽量となり、その取
付けも外壁に取付座を形成し、これに挟み込んで
ねじ止めする簡単な作業ですみ金属板に当る雨滴
の音も発泡体の吸音作用で消音され且つ雨滴の流
れも良好で雨後の水切れも良好なものである。
(実施例) 図面に示した実施例において、図示の例は、本
考案ひさしが両端間のひさしA,Aと、中間用の
ひさしBとより成り中間用のひさしBを増減する
ことによつて長短何れのひさしにも適応し得るも
のが示されている。
壁面Cに沿うけた材1a,1bと、これに平行
なけた材1c,11dと、これらけた材1a,1
bの両端部で結合されるつか材2a,2b並びに
けた材1c,1dの両端部で結合されるつか材2
c,2d(他端のつか材2b,2dはこの両つか
材2a,2cと全く重なり合うので示されていな
い。以下同じ)並びにこれらの上記結合部よりそ
れぞれ壁面方向に延びる野だる材3a,3b化粧
だる材3c,3d(他側のだる材3b,3dは前
記つか材と同じく示されていない。以下同じ)で
結合され且つ上記けた材1aとけた材1c間の野
だる材3aとより成る上面は壁面Cより下向する
片面傾斜状をなす立体状の傾斜壁四角枠4を軽量
材例えば断面中空、角形の型材などで構成する。
けた材1aより1cに到る野だる材3a,3bに
沿う傾斜面、更にけた材1cより1dに到るつか
材2c,2dに沿う前面に沿つてウレタンフオー
ム或は発泡スチロールの如き発泡体6をもつて覆
い且つその表面の少くとも雨滴の当たる前記傾斜
面と前面とにはアルミニウム或はステンレスの如
き薄い金属板7を貼着する、例えば第2図に詳記
する如く、スチロール6の表面に接着剤8を塗布
し、これに紙、布等の中間層9を介して更に接着
剤10を塗布して金属板7を貼着する。
このようにして、両側面にけた材1a,1b,
1cおよび1dの側面が露出した中間用ひさしB
が形成され、このひさしBの一方の側面が、発泡
体6や前記金属板7の貼着された上記構成で覆わ
れた両端用ひさしA,Aが形成される。なお一枚
のひさしのみの場合は両側面とも発泡体6と金属
板7の貼着されたものでもよい。しかして上記ひ
さしAおよびBの壁面Cへの取付手段としては第
3図において、壁面Cに対し壁面Cの凹凸に対処
してスペーサDを介し或は介することなく取付座
Eを固定する。取付座Eには前記けた材1a,1
bの嵌り合う上下の受座Eaがそれぞれ形成され、
これにけた材1a,1bがそれぞれ嵌合され、更
に止金Fにて外れ止めを行ないボルトGをもつて
止金F、受座Ea並びにけた材1a,1bを貫通
固定する。
両端用ひさしAと、中間ひさしB或はひさしB
どうしの連結手段は、第2図に例示した如く、野
だる材3a,3b及び化粧だる材3c,3dを側
面より貫通するボルトHをもつて連結するか、必
要に応じては両端面を露出するけた材1a,1
b,1c,1dのそれぞれを突き合わしてこれら
の中空部内に連結中子Kを挿通してもよい。又l
は目地材で、各連結合わせ目に形成した目地溝1
1に充填して雨もりを防止する。
第5図に示す実施例は、前記実施例の傾斜面の
ない平型のひさしであつて、前記実施例のけた材
1aに相当する壁面に沿うけた材1eと、これと
平行な同じくけた材1cに相当するけた材1fと
の両端部で連結するだる材3e,3dをもつて成
る平面状の四角枠4aの上下並びに前面に沿つて
前記発泡体6をもつて覆い、雨滴のかかる上面よ
り前面にわたり必要部分に前記実施例同様に接着
剤8,10と中間層9等を介して金属板7を被覆
したものであり、壁面への取付手段、両端用ひさ
しと中間ひさしとの連結手段等は前記実施例と同
一であるので説明を省略する。前記傾斜型四角枠
4の実施例において、第1図に示す如く化粧だる
材3c,3dの内面或は外面に例えば半透明プラ
スチツクカバーmを設け枠4内に照明灯nを設け
ると更に足許の照明が得られ、玄関等の出入口や
商店の入口等には好適なひさしとなり得る。又金
属板のない発泡体表面部分には塗装Pを施すのが
好ましい。
(考案の効果) 本考案は中空の軽量型材をもつて四角枠を構成
し、且つこれに発泡スチロールやウレタンフオー
ム等の発泡体をもつて覆うことにより頗る軽量と
なり、従つて取付け手段も手軽であり、雨風に対
する騒音もなく、体裁のよい厚みのあるひさしが
得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案建築物用ひさしの実施例を示した
もので、第1図は切断側面図、第2図は連結部分
の切断正面図、第3図は取付け部分の切断側面
図、第4図は傾斜型ひさしの斜視図、第5図は平
型ひさしの一部切欠斜視図である。 A……両端用ひさし、B……中間用ひさし、C
……壁面、1a〜1f……けた材、2a〜2d…
…つか材、3a,3b……野だる材、3c,3d
……化粧だる材、4……傾斜型四角枠、4a……
平面状四角枠、6……発泡体、7……金属板、
8,10……接着剤、9……中間層、11……目
地溝、l……目地材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡板状体をもつて覆いひさし状に構成したも
    のにおいて、けた材、つか材、だる材をもつて構
    成した立体状四角枠の上面、前面を、金属板をも
    つて被覆した発泡体をもつて取付け、前記四角枠
    の内部空間に照明灯をまた下面には例えば半透明
    板を設けた建築物のひさし。
JP1986126224U 1986-08-19 1986-08-19 Expired JPH0433306Y2 (ja)

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JP1986126224U JPH0433306Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19

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JP1986126224U JPH0433306Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19

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JPS6334227U JPS6334227U (ja) 1988-03-05
JPH0433306Y2 true JPH0433306Y2 (ja) 1992-08-10

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ID=31019826

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501530U (ja) * 1973-05-08 1975-01-09
JPS5017616U (ja) * 1973-06-12 1975-02-26
JPS5133641U (ja) * 1974-09-03 1976-03-12
JPS536269U (ja) * 1976-07-01 1978-01-20

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