JP2902458B2 - 不燃パネルの取付構造 - Google Patents

不燃パネルの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不燃パネル、例えば焼成したセラミックパネ
ル、窯業系のパネル等の取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
この種不燃パネルの取付構造には、雄型部を釘で直
接に固定するか、実公昭58−18515号公報のように特殊
金具で抑え込む法、不燃板の化粧面から釘等を脳天打
ちする法、等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種取付構造には下記するような諸
点において欠点があった。すなわち、の場合は不燃パ
ネルは耐衝撃性に弱く、ハンマ等で打設する際に破壊す
ることが多々あった。また、では以上に打設による
破壊が多く、しかも打設には慎重となるため非能率的と
なり、その上、打痕により美観を損ねる、等の不利があ
った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、不燃パネル
を取付ける際、下地に釘等で直接に固定することを一切
除去し、不燃パネルの雄、雌型連結部を特殊断面とし、
かつフリー端と弾力で挟持する取付金具と不燃パネルの
ガイドと支持を図る係止兼受け金具とその爪付フック状
端に係合する係合金具と雄、雌連結部の防水と緩衝をも
兼ねる防水パッキング材とを用い、施工時に不燃パネル
を一回も打設する必要なく、ただ係合するだけで、ガタ
なく、しかも熟練を要せずに、その上、防水性、耐衝撃
性、耐振性も確実に得られる不燃パネルの取付構造を提
案するものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る不燃パネルの取付
構造の一実施例について詳細に説明する。第1図は本発
明の代表的な一例を示す説明図であり、1は不燃パネ
ル、14は取付金具、19は係止兼受け金具、24は係合金
具、29は防水パッキング材、30は下地、31は固定具であ
る。すなわち、不燃パネル1は第2図(a)、(b)に
示すように焼成セラミック系、または窯業系のいずれか
1種からなり、これら原材料をプレス、もしくは押出成
形によって所定形状に成形する。さらに詳しく説明する
と、不燃パネル1は化粧面2とその一側端に形成した雄
型連結部3と他側端に形成した雌型連結部8とからな
り、雄型連結部3は側壁4の下端を外側方へ延ばした固
定部5と側壁4の途中に形成した突条6と固定部5の一
側面とから形成した係合溝7とから形成し、雌型連結部
8は係合溝7に遊合する突起9と突条6を装着すると共
に外側方に隙間を有する大きさとした凹条10とから構成
したものである。なお、中空部11、格子12等の厚さ、ピ
ッチは目的に応じて任意に選択するものである。また、
(b)図においては補助脚13を設け、より製造しやすい
形状とした場合である。取付金具14は第3図(a)、
(b)に示すように断面が状で垂直状の固定片15と水
平なストッパ16とフリー端で、不燃パネル1の突条6に
弾性を付加する湾曲突条17を設けて、「ガタ」を除去す
ると共に挟持も兼ねる支持片18とからなり、主に金属板
のプレス、ロール成形品で、短尺、もしくは長尺に形成
する。係止兼受け金具19は第4図に示すように上端に不
燃パネル1のガイドも兼ねるL字状断面の受け片20と下
端に爪付フック状端21とからなり、不燃パネル1の固定
部内側面5aを受けて施工時のガイドも兼ねるものであ
る。なお、垂直部22は下地30に係止兼受け金具19を装着
するためと、受け片20と爪付フック状端21のピッチを確
保し、不燃パネル1の施工を容易にするためのものであ
る。勿論、係止兼受け金具19は長尺、短尺のいずれでも
よく、施工性、強度からして長尺体が好ましい。また、
爪23は第5図に示すように両方、もしくは図示しないが
片方、あるいは複数段に形成することもできる。係合金
具24は第6図(a)〜(c)に示すように不燃パネル1
の裏面1aで、かつ前記爪付フック状端21と係合する寸法
位置にリベットαを介して固定するものである。すなわ
ち、垂直な固定片部25と爪26を形成した係合部27と連結
面28とから形成したものである。防水パッキング材29は
プラスチックフォーム、ゴム、ホットメルトタイプ、パ
ッキング材等からなり、係合溝7の最奥部に植設したも
のであり、防水機能のほかに、緩衝機構も弾力性で発揮
するものである。下地30は木造、鉄骨等の胴縁、柱、間
柱等からなり、固定具31は釘、ビス、スクリューネジ、
ボルト、リベット等の1種からなるものである。
次に第1図に示す外壁を形成すると仮定し施工例につ
き説明すると、まず下地30に対し、図示しないスタート
材、次にこれをベースとして所定ピッチで係止兼受け金
具19を固定具31を介して軒に向かって固定する。次に第
n段目の防水パッキング材29と係合金具24を有する不燃
パネル1の固定部5を取付金具14を介して挟持し、固定
具31で取付金具14を下地30に固設することによって不燃
パネル1を装着する。次にn+1段の不燃パネル1の突起
9を下段の不燃パネル1の係合溝7に、係合金具24を爪
付フック状端21に、受け片20を固定部5の内側面5aに同
時に装着し、次に取付金具14を下地30に施工する。この
際、取付金具14の湾曲突条17の頂点と突起6の内側面間
の寸法は突起9の幅と同等か、幾分小さい寸法とし、上
記湾曲突条17の弾力が両不燃パネル1に作用する構造と
するものである。従って、壁を形成するにはこのような
工程を順次くり返して行えばよい。
以上説明したのは本発明に係る不燃パネルの一実施例
にすぎず、第7図、第8図に示すように形成することも
できる。すなわち、第7図は係合金具24の変形で、固定
片部25を広幅とし、係合部27をダブル折りとした強化構
造で、必要により爪を設ける。また、第8図は係止兼受
け金具19の爪付フック状端21のみを別体で形成した際
で、アルミの押出により製造した場合である。なお、取
付片21a、貫通孔21bを設ける。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る不燃パネルの取付構造に
よれば、不燃パネルの直接の支持に釘等の打設部材を
一切使用していないので施工時の破損が大幅に低減でき
る。不燃パネルの雄、雌型連結部が弾力下での嵌合
で、かつガイドも兼ねるため施工が容易である。重い
不燃パネルでも支持が5ケ所と確実である。目地部の
防水性は防水パッキング材と雄、雌型連結構造の相乗効
果によりすぐれている。地震等の振動に対し遊合構造
のため強い。等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る不燃パネルの取付構造の一実施例
を示す説明図、第2図(a)、(b)は不燃パネルの一
例を示す斜視図、第3図(a)、(b)は取付金具の一
例を示す斜視図、第4図、第5図は係止兼受け金具の一
例を示す斜視図と部分説明図、第6図(a)〜(c)は
係合金具の一例を示す斜視図、第7図、第8図はその他
の実施例を示す説明図である。1 ……不燃パネル、3……雄型連結部、5……固定部、
7……係合部、8……雌型連結部、9……突起、10……
凹状、14……取付金具、19……係止兼受け金具、24……
係合金具、29……防水パッキング、31……固定具。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下地に対し、雄、雌型連結部を有する中空
    体の不燃パネルを取付金具と係止兼受け金具と係合金具
    と上記雄型連結部の防水パッキング材を植設した係合溝
    とから固定し、上記不燃パネルの雄型連結部は一側壁の
    下端を外側方へ延長した固定部と側壁と平行な係合溝と
    該係合溝の外側面を用いた突条とから形成し、雌型連結
    部は前記係合溝に遊合する突起と前記突条を装着すると
    共に外側方に隙間を形成する大きさとした凹条とから形
    成してなり、また取付金具は状で前記固定部を挟持す
    る先端部に弾力付加用の湾曲突条をフリー端状で設け、
    係止兼受け金具はガイドとなる一端をL字断面とし係合
    用の他端を爪付フック状端とし、さらに係合金具は不燃
    パネル裏面に固定して上記係止兼受け金具の爪付フック
    状端と係合するように構成したことを特徴とする不燃パ
    ネルの取付構造。
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