JPH0610008Y2 - 天井野縁構造 - Google Patents

天井野縁構造

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JPH0610008Y2
JPH0610008Y2 JP5327987U JP5327987U JPH0610008Y2 JP H0610008 Y2 JPH0610008 Y2 JP H0610008Y2 JP 5327987 U JP5327987 U JP 5327987U JP 5327987 U JP5327987 U JP 5327987U JP H0610008 Y2 JPH0610008 Y2 JP H0610008Y2
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二郎 岡田
克寿 杉山
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は天井野縁構造に関する。
従来技術とその問題点 従来、天井野縁構造としては、断面略T字形状を有する
一対の野縁材を天井下地から架橋部材を介して適宜間隔
で平行に吊り下げ、その外側フランジ部に天井板,照明
器具などをそれぞれ載置する一方、野縁材間の隙間を空
調の吸い込み口等に使用するものがある。そして、この
ものでは、野縁材間の隙間から天井裏を見えないように
するために、例えば、第8図および第9図に示すよう
に、野縁材2,2間に、あらかじめ架橋部材3に溶接や
ボルト等で一体化した目隠し部材4を吊り下げてある。
すなわち、天井野縁構造1は、適宜間隔で天井スラブに
固定したC型チヤンネル材10に、断面T字形状を有す
る一対の野縁材2,2を吊持し、前記野縁材2,2の対向
する側面に設けた受け溝2b,2bに、目隠し部材4と一体
化した架橋部材3の脚部3a,3aをそれぞれ天井裏から係
合し、野縁材2,2を平行に保持することにより、野縁
材2,2間の隙間を隠すものである。
なお、2aは外側フランジ部、11は吊り下げ金具、12
は天井板、13は照明器具である。
しかしながら、従来例にかかる天井野縁構造1は、天井
裏で長尺な目隠し部材4に取り付けた架橋部材3の脚部
3a,3aを、野縁材2,2の受け溝2b,2bに同時に係合しな
ければならないので、人手と熟練を要した。このため、
あらかじめ床上で一対の野縁材に吊持部を有する架橋部
材を目隠し部材とともに組み付けた後、天井のC型チヤ
ンネル材に前記架橋部材の吊持部を吊り下げて取り付け
る施工方法も提案されている。
しかし、これでは、現場の状況、例えば、吊持されるC
型チヤンネル材のピッチに応じて架橋部材3の設置間隔
を調整したり、その設置数量を増加させることができな
いため、適応性が悪かった。
しかも、目隠し部材4を縦継ぎする場合、組み立て精度
のバラツキや部材の変形により、目隠し部材4の端部間
に不陸や隙間を生じやすいという問題点があった。
問題点を解決するための手段 本考案は、前記問題点を解決するため、前述の従来例に
かかる天井野縁構造において、架橋部材の下面に設けた
係合突部に、長尺な目隠し部材の係合部を係合した構成
としてある。
作用とその効果 したがって、本考案によれば、架橋部材の下面に設けた
係合突部に、長尺な目隠し部材の係合部を係合すること
により、目隠し部材が一対の野縁材間に吊り下げられる
ことになる。
このため、長尺な目隠し部材の所望の位置に架橋部材を
集めておき、前記架橋部材の脚部を野縁材の受け溝に係
合して載置したのち、架橋部材をスライドさせれば、架
橋部材を適宜間隔に配することができるので、天井裏に
おける作業が簡単になり、作業性が向上する。
また、床上で一対の野縁材間に架橋部材と目隠し部材と
を組み付けた後、C型チヤンネル材に吊り下げる場合で
も、現場の状況に応じて架橋部材の設置間隔を調整でき
るとともに、架橋部材の設置数量を適宜変化させること
ができるので、便利である。
さらに、目隠し部材を縦継ぎする場合に、組み立て精度
のバラツキや部材の変形により、目隠し部材の端部間に
不陸や隙間を生じても、突き合わせた目隠し部材の端部
のそれぞれに係合するように一個の架橋部材を位置決め
すれば、架橋部材が目隠し部材の端部を位置規制するの
で、不陸が解消するとともに、隙間が目立たなくなると
いう効果がある。
実施例 以下、本考案にかかる実施例を第1図ないし第7図の添
付図面に従って説明する。
第1実施例は第1図および第2図に示すように、天井野
縁構造1は、適宜間隔で平行に配した断面略T字形状を
有する一対の野縁材2,2と、断面略コ字形状を有し、
前記野縁材2,2の対向する側面に設けた受け溝2b,2bに
脚部3a,3aをそれぞれ係合し、適宜間隔で架け渡した複
数の架橋部材3と、断面方形の筒形状を有し、前記架橋
部材3に吊り下げられた目隠し部材4とからなるもので
ある。
野縁材2,2は、その上端部に設けた突部2cに係合する
吊り下げ金具11を介し、天井下地(図示せず)から吊
り下げられたC型チヤンネル材10にそれぞれ吊り下げ
られている。
さらに、野縁材2,2は、そのフランジ部2a,2aに天井板
12、照明金具13をそれぞれ載置しているとともに、
前記架橋部材3の下面に設けた断面略L字形状を有する
一対の係合突部3b,3bに、目隠し部材4の上面を長さ方
向に開口を設けて形成した係合部4aを、スライド係合す
ることにより、目隠し部材4を吊り下げている。
本実施例にかかる天井野縁構造1を組み立てるには、C
型チャンネル材10に、吊り下げ金具11,11を介
し、野縁材2,2を平行に吊り下げる。一方、目隠し部
材4の係合部4aに架橋部材3の係合突部3b,3bをスライ
ド係合させ、適宜数の架橋部材3を目隠し部材4に取り
付ける。そして、前記架橋部材3の脚部3a,3aを、前記
野縁材2,2の受け溝2b,2bにそれぞれ係合し、架橋部材
3を適宜移動して適宜間隔で位置決めする。
同様の操作を繰り返して目隠し部材4を野縁材2,2間
に縦継ぎし、天井野縁構造1の施工を完了する。
そして、野縁材2,2の他方のフランジ部2a,2aに天井板
12、照明金具13をそれぞれ載置、位置決めすれば、
天井の施工が完了する。
なお、突き合わせた目隠し部材4,4の端部のそれぞれ
に係合するように1個の架橋部材3を位置決めすれば、
架橋部材3が目隠し部材4の端部を位置規制するので、
その端部の不陸を解消できるとともに、その端部間の隙
間を目立たなくできるという利点がある。
第2実施例は、第3図および第4図に示すように、前述
の第1実施例が一対の野縁材2,2を、C型チヤンネル
材10に吊り下げた後、架橋部材3および目隠し部材4
を天井裏から係合する場合であるのに対し、あらかじめ
床上で野縁材2,2に架橋部材3および目隠し部材4を
組み付けた後、C型チヤンネル材10に吊り下げる場合
である。
すなわち、本実施例は、床上で組み立てた後、移動する
際における分解を防止するとともに、吊持を容易にする
ために、断面略コ字形状の架橋部材3に、締め付けボル
ト6を介し、係止金具5を断面略H字形状となるように
一体化したもので、架橋部材3の脚部3a,3aおよび前記
係止金具5の脚部5a,5aを、野縁材2,2の内側面に形成
した受け溝2b,2bおよび2d,2dにそれぞれスライド挿入
し、野縁材2,2を平行に固定する。
そして、目隠し部材4の係合部4aを架橋部材3の係合突
部3b,3bにスライド係合し、床上での組み立てを完了す
る。ついで、係止金具5の上端部5bを、吊り下げ金具1
1を介し、C型チヤンネル材10に吊り下げれば、天井
野縁構造1の施工が完了する。
なお、天井野縁構造1をC型チヤンネル材10に吊り下
げるには、第1実施例のように、野縁材2,2を各々吊
り下げてもよいが、第2実施例のように、野縁材2,2
の間に位置する係止金具5を、吊り下げ金具11を介
し、天井から吊り下げれば、第1実施例のように一対の
野縁材2,2を各々吊り下げる場合に比べ、バランス良
く取り付けられるとともに、部品点数が減少するという
利点がある。
したがって、第2実施例における係止金具5は、床上で
野縁材2,2に取り付けた架橋部材3が移動の際に脱落
しないように押え付けるものであればよく、吊持片はな
くてもよい。
第3実施例は、第5図に示すように、第2実施例が別体
からなる架橋部材3と係止金具5とを組み合わせて目隠
し部材4を吊り下げる場合であるのに対し、脚部3c,3c
を一体化した断面H字形状を有する架橋部材3で、目隠
し部材4を吊り下げる場合である。
他は前述の第2実施例と同様であるので説明を省略す
る。
本実施例によれば、部品点数が減少し、作業工数が減少
するという利点がある。
尚、第1実施例、第2実施例、第3実施例の目隠し部材
4に塩ビ樹脂等の弾性変形容易な材料を用いれば、架橋
部材3の下側正面から係合突部3b,3bに目隠し部材4を
嵌着できる。
第4実施例は、第6図および第7図に示すように、架橋
部材3の係合突部3b,3bに、目隠し部材4の係合突部4a
を圧入係合させて取り付ける場合である。
すなわち、本実施例は、C型チヤンネル材(図示せず)
から吊り下げた野縁材2,2間に架橋部材3および係止
金具5を配し、架橋部材3の脚部3a,3aおよび係止金具
5の脚部5a,5aを、野縁材2,2の内側面に設けた受け溝
2b,2bおよび2d,2dにそれぞれ係合した後、架橋部材3に
設けたネジ孔(図示せず)にネジ7を螺合し、このネジ
7の先端部で係止金具5を押圧して押し広げることによ
り、野縁材2,2に架橋部材3および係止金具5を所望
の位置に適宜数固定する。
そして、架橋部材3に目隠し部材4を下方から押圧し、
架橋部材3の係合突部3b,3bおよび目隠し部材4の係合
部4a,4aをそれぞれ弾性変形させて係合することによ
り、目隠し部材4を長さ方向にスライド自在に吊り下げ
る。
他は前述の実施例とほぼ同様であるので、説明を省略す
る。
本実施例によれば、架橋部材3に目隠し部材4を押圧し
て取り付けられるので、取り付け作業が簡単になり、施
工性が向上するという利点がある。
なお、前述の実施例では、断面方形の筒形状を有する目
隠し部材を使用する場合について説明したが、必ずしも
これに限らず、例えば、断面円形の筒形状や外向きの係
合顎部を有する断面ハット型の目隠し部材を使用する場
合であってもよい。
さらに、係合突部は断面略L字形状を背向してなるもの
に限らず、前記目隠し部材の係合顎部に併せて対向する
もの、あるいは、一条の断面略T字形状を有するもので
あってもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案にかかる第1実施例の断面
図および要部分解斜視図、第3図および第4図は本考案
にかかる第2実施例の断面図および要部分解斜視図、第
5図は本考案にかかる第3実施例の要部分解斜視図、第
6図および第7図は本考案にかかる第4実施例の斜視図
および正面図、第8図および第9図は従来例にかかる一
実施例の断面図および要部斜視図である。 1……天井野縁構造、2……野縁材、3……架橋部材、
3b……係合突部、4……目隠し部材、4a……係合部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜間隔で平行に配した断面略T字形状を
    有する一対の野縁材と、この野縁材間に適宜間隔で架け
    渡される下向きの脚部を両端に有するとともに、下面に
    係合突部を設けた複数の架橋部材と、この架橋部材の係
    合突部に係合する係合部を有する長尺な目隠し部材とか
    らなることを特徴とする天井野縁構造。
  2. 【請求項2】前記目隠し部材が、上端部に係合部を有す
    る樋状長尺材であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の天井野縁構造。
  3. 【請求項3】前記目隠し部材が、筒状体でその上面に長
    さ方向に沿って開口を設けることにより係合部を形成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の天井野縁構造。
JP5327987U 1986-07-18 1987-04-07 天井野縁構造 Expired - Lifetime JPH0610008Y2 (ja)

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JP11037786 1986-07-18
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JPH0747539Y2 (ja) * 1989-02-03 1995-11-01 大建工業株式会社 野縁吊下げ金具

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