JPH04102661A - 不燃パネルの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不燃パネル、例えば焼成したセラミ。

クバぶル、窯業系のパヱル等の取付構造に関するもので
ある。

（従来の技術〕 この種不燃パネルの取付構造には、■雄型部を釘で直接
に固定するか、実公昭５８−１８５１５号公報のように
特殊金具で抑え込む法、■不燃板の化粧面から釘等を脳
天打ちする法、等がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、この種取付構造には下記するような諸点
において欠点があった。すなわち、■の場合は不燃バふ
ルは耐衝撃性に弱く、ハンマ等で打設する際に破壊する
ことが多々あった。また、■では０以上に打設による破
壊が多く、しかも打設には慎重となるため非能率的とな
り、その上、打痕により美観を損ねる、等の不利があっ
た。

［課題を解決するための手段］ 本発明はこのような欠点を除去するため、不燃パネルを
取付ける際、下地に釘等で直接に固定することを一切除
去し、不燃バ皐ルの雄、雌型連結部を特殊断面とし、か
つフリー端と弾力で挟持する取付金具と不燃パネルのガ
イドと支持を図る係止兼受け金具とその爪付フック状端
に係合する係合金具と雄、雌型連結部の防水と緩衝をも
兼ねる防水パッキング材とを用い、施工時に不燃パネル
を一回も打設する必要なく、ただ係合するだけで、ガタ
な（、しかも熟練を要せずに、その上、防水性、耐衝撃
性、耐振性も確実に得られる不燃パネルの取付構造を提
案するものである。

［実施例］ 以下に、図面を用いて本発明に係る不燃パネルの取付構
造の一実施例について詳細に説明する。

第１図は本発明の代表的な一例を示す説明図であり、１
は不燃パネル、１４は取付金具、１９は係止兼受け金具
、２４は係合金具、２９は防水パッキング材、３０は下
地、３１は固定具である。すなわち、不燃パネル上は第
２図（ａ）、（ｂ）に示すように焼成セラミック系、ま
たは窯業系のいずれか１種からなり、これら原材料をプ
レス、もしくは押出成形によって所定形状に成形する。

さらに詳しく説明すると、不燃パネル上は化粧面２とそ
の一例端に形成した雄型連結部３と他側端に形成した雌
型連結部８とからなり、雄型連結部３は側壁４の下端を
外側方へ延ばした固定部５と側壁４の途中に形成した突
条６と固定部５の一側面とから形成した係合溝７とから
形成し、雌型連結部８は係合溝７に遊合する突起９と突
条６を装着すると共に外側方に隙間を有する大きさとし
た凹条１０とから構成したものである。なお、中空部１
１、格子１２等の厚さ、ピンチは目的に応じて任意に選
択するものである。また、（ｂ）図においては補助脚１
３を設け、より製造しやすい形状とした場合である。取
付金具１４は第３図（ａ）、（ｂ）に示すように断面が
ｔ状で垂直状の固定片１５と水平なストンパ１６とフリ
ー端で、不燃パネル士の突条６に弾性を付加する湾曲突
条１７を設けて、「カタ」を除去すると共に挟持も兼ね
る支持片１８とからなり、主に金属板のプレス、ロール
成形品で、短尺、もしくは長尺に形成する。係止兼受け
金具１９は第４図↓こ示すように上端に不燃バ♀ルよの
ガイドも兼ねるＬ字状断面の受は片２０と下端に爪付フ
ック状端２１とからなり、不燃パネル士の固定部内側面
５ａを受けて施工時のガイドも兼ねるものである。なお
、垂直部２２（ま下地３０に係止兼受け金具１９を装着
するためと、受は片２０と爪付フック状端２１のビ、チ
を確保し、不燃パネル土の施工を容易にするためのもの
である。勿論、係止兼受け金具１９は長尺、短尺のいず
れでもよく、施工性、強度からして長尺体が好ましい。

また、爪２３は第５図に示ずように両方、もしくは図示
しないが片方、あるいは複数段に形成することもできる
。

係合金具２４１よ第６図（ａ）〜（Ｃ）に示すように不
燃パネル上の裏面１ａで、かつ前記爪付フック状端２１
と係合する寸法位置にリヘノトαを介して固定するもの
である。すなわち、垂直な固定片部２５と爪２６を形成
し１こ係合部２７と連結面２８と力＼ら形成したもので
ある。防水パッキング材２９はプラス千ツクフオーム、
ゴム、ホットメルトタイプ、パッキング材等からなり、
係合溝７の最奥部に植設したものであり、防水機能のほ
かに、緩衝機能も弾力性で発揮するものである。下地３
０は木造、鉄骨等の胴縁、柱、間柱等からなり、固定具
３１は釘、ビス、スクリューネジ、ボルト、リヘノＩ−
等の１種からなるものである。

次に第１図に示す外壁を形成すると仮定し施工例につき
説明すると、まず下地３０に対し、図示しないスタート
材、次にこれをヘースとして所定ピッチで係止兼受け金
具１９を固定具３１を介して軒に向かって固定する。次
に第ｎ段目の防水パッキング材２９と係合金具２４を有
する不燃パネル上の固定部５を取付金具１４を介して挟
持し、固定具３１で取付金具１４を下地３０に固設する
ことによって不燃パネル士を装着する。次にｎ＋１段の
不燃パネル１の突起９を下段の不燃バフル１の係合溝７
に、係合金具２４を爪付フ、り状端２１に、受は片２０
を固定部５の内側面５飢こ同時に装着し、次に取付金具
１４を下地３０に施工する。この際、取付金具１４の湾
曲突条１７の頂点と突起６の内側面間の寸法は突起９の
幅と同等か、幾分小さい寸法とし、上記湾曲突条１７の
弾力が両不燃パネル上に作用する構造とするものである
。従って、壁を形成するにはこのような工程を順次くり
返して行えばよい。

以上説明したのは本発明に係る不燃パネルの一実施例に
すぎず、第７図、第８図に示すように形成することもで
きる。すなわち、第７図は係合金具２４の変形で、固定
片部２５を広幅とし、保合部２７をダブル折りとした強
化構造で、必要により爪を設ける。また、第８図は係止
兼受け金具１９の爪付フック状端２１のみを別体で形成
した際で、アルミの押出により製造した場合である。な
お、取付片２１ａ、貫通孔２１ｂを設ける。

（発明の効果〕 上述したように本発明に係る不燃パ名ルの取付構造によ
れば、■不燃パネルの直接の支持に釘等の打設部材を一
切使用していないので施工時の破損が大幅に低減できる
。■不燃パネルの誰、雌型連結部が弾力下での嵌合で、
かつガイドも兼ねるため施工が容易である。■重い不燃
パネルでも支持が５ケ所と確実である。■目地部の防水
性は防水パッキング材と雄、雌型連結構造の相乗効果に
よりすぐれている。■地震等の振動に対し遊合構造のた
め強い。等の特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る不燃パネルの取付構造の一実施例
を示す説明図、第２図（ａ）、（ｂ）は不燃パネルの一
例を示す斜視図、第３図（ａ）、（ｂ）は取付金具の一
例を示す斜視図、第４図、第５図は係止兼受け金具の一
例を示す斜視図と部分説明図、第６図（ａ）〜（Ｃ）は
係合金具の一例を示す斜視図、第７図、第８図はその他
の実施例を示す説明図である。 １・・・不燃パネル、３・・・雄型連結部、５・・・固
定部、７・・・係合溝、８・・・雌型連結部、９・・・
突起、１０・・・凹条、１４・・・取付金具、１９・・
・係止兼受け金具、２４・　・保合金具、２９・・・防
水バンキング、３１・・・固定具。 特許出廓人　　株式会社アイジー技術研究所゛第 図 （（ＬＪ う− 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）下地に対し、雄、雌型連結部を有する中空体の不
   燃パネルを取付金具と係止兼受け金具と係合金具と上記
   雄型連結部の防水パッキング材を植設した係合溝とから
   固定し、上記不燃パネルの雄型連結部は一側壁の下端を
   外側方へ延長した固定部と側壁と平行な係合溝と該係合
   溝の外側面を用いた突条とから形成し、雌型連結部は前
   記係合溝に遊合する突起と前記突条を装着すると共に外
   側方に隙間を形成する大きさとした凹条とから形成して
   なり、また取付金具は■状で前記固定部を挟持する先端
   部に弾力付加用の湾曲突条をフリー端状で設け、係止兼
   受け金具はガイドとなる一端をＬ字断面とし係合用の他
   端を爪付フック状端とし、さらに係合金具は不燃パネル
   裏面に固定して上記係止兼受け金具の爪付フック状端と
   係合するように構成したことを特徴とする不燃パネルの
   取付構造。