JP2003020772A - 取付方法、取付構造およびパネル状材の取付金具 - Google Patents

取付方法、取付構造およびパネル状材の取付金具

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JP2003020772A
JP2003020772A JP2001207275A JP2001207275A JP2003020772A JP 2003020772 A JP2003020772 A JP 2003020772A JP 2001207275 A JP2001207275 A JP 2001207275A JP 2001207275 A JP2001207275 A JP 2001207275A JP 2003020772 A JP2003020772 A JP 2003020772A
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retaining
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Kazuo Kitaura
和雄 北浦
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YUUSU KITAURA KK
Yuusu Kitaura KK
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YUUSU KITAURA KK
Yuusu Kitaura KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被取付体1を支持材14に取り付ける際、釘
やビスを用いることなく、支持材14の板厚のバラツキ
や支持材14の変形があっても、支持材14に被取付体
1を常に容易に、ガタが生じないように強固に取り付け
できるようにする。 【解決手段】 先端側に抜け止め部6cを有する止めね
じ6を被取付体1に螺合する。支持材14には、抜け止
め部侵入可能部15aと狭隘部15bとを有する取付穴
15を設ける。抜け止め部6cを抜け止め部侵入可能部
15aに通すことにより止めねじ6の軸部6aを取付穴
15に挿通し、続いて軸部6aを狭隘部15bに移動し
た後、止めねじ6を抜け止め部6cと反対側の端部側か
らの操作により締め付け方向に回転し、抜け止め部6c
と被取付体1との間に支持材14を締め付けて被取付体
1を支持材14に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被取付体を支持材
に取り付ける取付方法および取付構造、並びに建物の外
装材(外壁材)、内壁材、フェンスの網状パネル等のパ
ネル状材を取付金具を介してパネル支持材に取り付ける
パネル状材の取付構造および取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建物の外装材の取付構造において
は、建物の外壁に取り付けられた胴縁、間柱等の木材か
らなる下地材(パネル支持材)に取付金具を釘またはビ
スにより取り付けていた。
【0003】このため、従来の外装材の取付構造におい
ては、次のような種々の問題があった。
【0004】(イ)外装材に取付金具を取り付ける作業
に手間が掛かる、(ロ)釘を打つ際に、取付金具が変形
してしまい、取付金具の所定部分に外装材を係合するこ
とができなくなることがある、(ハ)釘を打ち込む際
に、取付中の取付金具を介して下地材および外装材に大
きな衝撃が作用し、既に取り付け済みの取付金具をも変
形させてしまうことがある、(ニ)釘が所定の方向から
曲がって打たれてしまい易い、(ホ)木材資源の枯渇化
が問題になっており、下地材(パネル支持材)として木
材を使用することが困難になってきている。
【0005】そこで、本出願人は、前に特開平10−3
17634号において、取付金具に引掛け部を設ける一
方、パネル支持材に前記引掛け部を引掛けることができ
る穴を設けたパネル状材の取付構造を提案した。前記引
掛け部は前記取付金具から突出された軸部と、この軸部
の先端部に設けられた頭部とを有する一方、前記穴は前
記頭部を挿入可能な大きさを有する頭部侵入可能部と、
前記軸部は挿入可能であるが、前記頭部は抜け出ること
ができない幅を有する狭隘部とを有しており、前記引掛
け部は、前記頭部が前記頭部侵入可能部において前記穴
に通されることにより前記軸部が前記穴に挿通された
後、前記軸部が前記狭隘部に移動されることにより前記
パネル支持材に引掛けられるようになっている。
【0006】この取付構造によれば、前記引掛け部を前
記穴に引掛けることにより、釘やビスを用いることな
く、取付金具をパネル支持材に簡単迅速に取り付けるこ
とができる。また、パネル支持材を金属とすることがで
き、パネル支持材(下地材)として木材を使用しないで
よいようになるので、木材資源の保護、ひいては地球環
境の保全に寄与することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平10−317634号において本出願人が開示した
パネル状材の取付構造の実施例においては、前記引掛け
部が前記取付金具にかしめて固定されていたので、パネ
ル支持材の板厚や、引掛け部の頭部と取付金具との間の
間隙の大きさにばらつきがあったり、パネル支持材に穴
の周縁にバリがあったり、建物の外壁の不陸等に伴って
パネル支持材が変形していたりすると、引掛け部の頭部
と取付金具との間の間隙にパネル支持材の穴の周縁部が
入りにくくなることにより、引掛け部をパネル支持材の
穴に引掛けるのが困難になったり、逆に引掛け部の頭部
と取付金具との間の間隙がパネル支持材の板厚より大き
くなり過ぎ、パネル支持材に対し取付金具がガタつき易
いという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の事情に鑑みて
なされたもので、本発明の1つの目的は、釘やビスを用
いることなく、被取付体を支持材に簡単迅速に取り付け
ることができる取付方法および取付構造を提供すること
にある。
【0009】本発明の他の目的は、支持材の裏側(支持
材に関し被取付体と反対側)から作業を行う必要のない
取付方法および取付構造を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、支持材として木材を
使用しないでよいようになり、木材資源の保護、ひいて
は地球環境の保全に寄与することができる取付方法およ
び取付構造を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、支持材に常に容易に
取り付けることができ、なおかつ常に支持材に対し被取
付体を強固に固定し、ガタが生じないようにすることが
できる取付方法および取付構造を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、釘やビスを用いるこ
となく、取付金具をパネル支持材に簡単迅速に取り付け
ることができる外装材等のパネル状材の取付構造および
取付金具を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、パネル支持材(下地
材)として木材を使用しないでよいようになり、木材資
源の保護、ひいては地球環境の保全に寄与することがで
きるパネル状材の取付構造および取付金具を提供するこ
とにある。
【0014】本発明の他の目的は、パネル支持材に常に
容易に取り付けることができ、なおかつ常にパネル支持
材に対し取付金具を強固に固定し、ガタが生じないよう
にすることができるパネル状材の取付構造および取付金
具を提供することにある。
【0015】本発明のさらに他の目的は、以下の説明か
ら明らかになろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による取付方法
は、被取付体を支持材に取り付ける取付方法において、
前記被取付体は、雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺合され
た止めねじとを有し、前記止めねじは、前記雌ねじ部に
螺合される雄ねじ部を外周に設けられた軸部と、この軸
部の先端側に設けられた抜け止め部とを有するように
し、前記支持材は取付穴を明けられており、この取付穴
は前記抜け止め部を挿入可能な大きさを有する抜け止め
部侵入可能部と、前記軸部は挿入可能であるが、前記抜
け止め部は抜け出ることができない幅を有する狭隘部と
を互いに連続するように有するようにし、前記抜け止め
部を前記抜け止め部侵入可能部において前記取付穴に通
すことにより前記軸部を前記取付穴に挿通し、続いて前
記軸部を前記狭隘部に移動した後、前記止めねじを前記
抜け止め部と反対側の端部側からの操作によって締め付
け方向に回転することにより、前記抜け止め部と前記被
取付体のうちの前記止めねじ以外の部分との間に前記支
持材を締め付けて前記被取付体を前記支持材に取り付け
るものである。
【0017】本発明による取付構造は、被取付体を支持
材に取り付ける取付構造において、前記被取付体は、雌
ねじ部と、この雌ねじ部に螺合された止めねじとを有
し、前記止めねじは、前記雌ねじ部に螺合される雄ねじ
部を外周に設けられた軸部と、この軸部の先端側に設け
られた抜け止め部とを有し、前記支持材は取付穴を明け
られており、この取付穴は前記抜け止め部を挿入可能な
大きさを有する抜け止め部侵入可能部と、前記軸部は挿
入可能であるが、前記抜け止め部は抜け出ることができ
ない幅を有する狭隘部とを互いに連続するように有し、
前記抜け止め部が前記抜け止め部侵入可能部において前
記取付穴に通されることにより前記軸部が前記取付穴に
挿通され、続いて前記軸部が前記狭隘部に移動された
後、前記止めねじが前記抜け止め部と反対側の端部側か
らの操作によって締め付け方向に回転されることによ
り、前記抜け止め部と前記被取付体のうちの前記止めね
じ以外の部分との間に前記支持材が締め付けられるよう
になっているものである。
【0018】本発明の取付方法および取付構造によれ
ば、まず、抜け止め部を抜け止め部侵入可能部において
取付穴に通すことにより止めねじの軸部を取付穴に挿通
する。次に、軸部を抜け止め部侵入可能部から狭隘部に
移動した後、止めねじを締め付け方向に回転することに
より、抜け止め部と被取付体との間に支持材が締め付け
られるようにする。これにより、釘やビスを用いること
なく、被取付体を支持材に簡単迅速に取り付けることが
できる。
【0019】また、止めねじは抜け止め部と反対側の端
部側からの操作によって締め付け方向に回転するので、
支持材の裏側(支持材に関し被取付体と反対側)からの
作業は不要である。
【0020】また、支持材として、木材を使用しない
で、金属等を使用できるので、木材資源の保護、ひいて
は地球環境の保全に寄与することができる。
【0021】また、抜け止め部と被取付体との間の間隔
は止めねじを回転することにより調整できるので、被取
付体側の製作精度の問題により、支持材に対する被取付
体の取り付けが困難になることはない。さらに、支持材
の板厚にバラツキがあったり、支持材の取付穴の周縁に
バリがあったり、支持材が変形したりしていても、止め
ねじを回転させることによりこれを吸収できるので、支
持材に常に容易に取り付けることができ、なおかつ止め
ねじを締め付けることにより支持材に対し被取付体を常
に強固に固定し、ガタが生じないようにすることができ
る。
【0022】本発明によるパネル状材の取付構造は、前
記取付構造をパネル状材の取付構造に適用し、前記取付
構造における被取付体をパネル状材の取付金具、支持材
をパネル支持材としたものである。
【0023】すなわち、本発明によるパネル状材の取付
構造は、パネル状材を取付金具を介してパネル支持材に
取り付けるパネル状材の取付構造において、前記取付金
具は、前記パネル状材を支持する部分と、雌ねじ部と、
この雌ねじ部に螺合された止めねじとを有し、前記止め
ねじは、前記雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を外周に設
けられた軸部と、この軸部の先端側に設けられた抜け止
め部とを有し、前記パネル支持材は取付穴を明けられて
おり、この取付穴は前記抜け止め部を挿入可能な大きさ
を有する抜け止め部侵入可能部と、前記軸部は挿入可能
であるが、前記抜け止め部は抜け出ることができない幅
を有する狭隘部とを互いに連続するように有し、前記抜
け止め部が前記抜け止め部侵入可能部において前記取付
穴に通されることにより前記軸部が前記取付穴に挿通さ
れ、続いて前記軸部が前記狭隘部に移動された後、前記
止めねじが締め付け方向に回転されることにより、前記
抜け止め部と前記取付金具のうちの前記止めねじ以外の
部分との間に前記パネル支持材が締め付けられるように
なっているものである。
【0024】本発明によるパネル状材の取付金具は、パ
ネル状材をパネル支持材に取り付けるパネル状材の取付
金具において、前記パネル状材を支持する部分と、雌ね
じ部と、この雌ねじ部に螺合された止めねじとを有し、
前記止めねじは、前記雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を
外周に設けられた軸部と、この軸部の先端側に設けられ
た抜け止め部とを有し、前記抜け止め部は前記パネル支
持材に設けられた取付穴のうちの抜け止め部侵入可能部
において該取付穴に通されるようになっている一方、前
記軸部は前記取付穴のうちの前記抜け止め部侵入可能部
に連続して設けられていて前記抜け止め部は抜け出るこ
とができない幅を有する狭隘部を貫通可能とされている
ものである。
【0025】本発明のパネル状材の取付構造および取付
金具によれば、まず、抜け止め部を抜け止め部侵入可能
部において取付穴に通すことにより止めねじの軸部を取
付穴に挿通する。次に、軸部を抜け止め部侵入可能部か
ら狭隘部に移動した後、止めねじを締め付け方向に回転
することにより、抜け止め部と取付金具との間にパネル
支持材が締め付けられるようにする。これにより、釘や
ビスを用いることなく、取付金具をパネル支持材に簡単
迅速に取り付けることができる。
【0026】また、パネル支持材(下地材)として、木
材を使用しないで、金属等を使用できるので、木材資源
の保護、ひいては地球環境の保全に寄与することができ
る。
【0027】また、抜け止め部と取付金具との間の間隔
は止めねじを回転することにより調整できるので、取付
金具側の製作精度の問題により、パネル支持材に対する
取付金具の取り付けが困難になることはない。さらに、
パネル支持材の板厚にバラツキがあったり、パネル支持
材の取付穴の周縁にバリがあったり、建物の外壁等のパ
ネル支持材を支持する下地基盤側の不陸等に伴ってパネ
ル支持材が変形したりしていても、止めねじを回転させ
ることによりこれを吸収できるので、パネル支持材に常
に容易に取り付けることができ、なおかつ止めねじを締
め付けることによりパネル支持材に対し取付金具を常に
強固に固定し、ガタが生じないようにすることができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、建物の外装材と
なるパネル状材を、相じゃくり方式により、パネル状材
同士を互いに突き合わせた状態で取り付けるパネル状材
の取り付けに適用した実施例に基づいて説明する。
【0029】
【実施例】図1〜17は本発明の一実施例を示してお
り、このうち図1〜7は、この実施例における取付金具
1(被取付体)を示している。この取付金具1は、鋼
鉄、アルミニウム合金、ステンレス鋼等からなる金属板
をプレス加工により成形してなり、その周縁部2はフラ
ンジ状とされ、四角形状をなしている。この取付金具1
の一端部(図上上端部)の幅方向中央部には、図7によ
く示されるように穴3が明けられており、この穴3の周
縁はバーリング加工されることによりバーリング部4を
形成している。このバーリング部4は、該取付金具1か
ら手前側(建物の外壁と反対側)に向かって突出してい
る。このバーリング部4の内周には雌ねじ部5が形成さ
れており、この雌ねじ部5には止めねじ6の軸部6aの
外周に形成された左ねじからなる雄ねじ部6bが螺合さ
れている。ここにおいて、止めねじ6は取付金具1に対
し垂直方向(建物の外壁に対し垂直となる方向)に延び
ている。この止めねじ6の軸部6aの先端部には、軸部
6aより大きな横断面を有する円盤状の抜け止め部6c
が一体的に設けられている。前記軸部6aの後端部に
は、図1および7によく示されるように、ドライバビッ
ト(図示せず)を嵌合するための回動部6dとして十字
穴が設けられている。なお、この十字穴の代わりに、す
り割りや他の形状のリセス(recess)等の回動部を設け
てもよいし、ドライバビット以外の止めねじ6を回転さ
せるための工具(図示せず)を嵌合するための部分、例
えば六角形の頭部や六角穴等を設けてもよい。
【0030】前記取付金具1には、その周縁部2より手
前側において周縁部2と平行に広がる平面状の隆起面7
が設けられている。この隆起面7には、該隆起面7の一
部を切り起こすことにより、第一の折り曲げ片8、第二
の折り曲げ片9、第三の折り曲げ片10および第四の折
り曲げ片11が形成されている。前記第一の折り曲げ片
8は隆起面7から手前側に直角方向に折り曲げられてい
る。前記第二の折り曲げ片9は第一の折り曲げ片8の先
端中央部から雌ねじ部5設置部と反対側に折り曲げられ
ている。前記第三および四の折り曲げ片10,11は第
一の折り曲げ片8の先端両端部付近から雌ねじ部5設置
部側に折り曲げられている。前記隆起面7、第一の折り
曲げ片8および第二の折り曲げ片9は前段側パネル状材
係合部12を構成する一方、隆起面7、第一の折り曲げ
片8、第三の折り曲げ片10および第四の折り曲げ片1
1は後段側パネル状材係合部13を構成している。
【0031】図8〜10は、本実施例におけるパネル支
持材(支持材)14を示している。このパネル支持材1
4はステンレス鋼、鋼鉄等の金属からなり、長尺で横断
面溝形をなしており、取付穴15を該パネル支持材14
の長さ方向に沿って適当な間隔で複数明けられている
(図では1個のみ示している)。前記取付穴15は、抜
け止め部6cを挿入可能な大きさを有する円形状の抜け
止め部侵入可能部15aと、この抜け止め部侵入可能部
15aからパネル支持材14の長さ方向に延び、軸部6
aは挿入可能であるが、抜け止め部6cは抜け出ること
ができない幅を有する直線状の狭隘部15bとを互いに
連続するようにして有している。
【0032】図11は、本実施例において外装材である
ところのパネル状材16を建物の外壁17(図14参
照)に取り付ける大まかな手順を示している。この場
合、パネル状材16は横長とされ、パネル支持材14は
建物の外壁17に対し鉛直方向に延びるように取り付
け、パネル支持材14に対し順次下段側から上段側へと
取り付けて行く(すなわち、所謂横貼りを行う)。図1
7等に示されるように、パネル状材16の上端部には、
その外面側を切り欠くことにより上側実部16aが形成
されている一方、該パネル状材16の下端部には、その
内面側を切り欠くことにより下側実部16bが形成され
ている。また、パネル状材16の下端部には、下側実部
16bの内面に接するようにして係合溝16cが形成さ
れている。
【0033】次に、図13〜17を用いて、本実施例に
おけるパネル状材16を建物の外壁17に取り付ける方
法をさらに詳しく説明する。止めねじ6は予め緩めた状
態としておき、図13の一点鎖線および図14に示され
るように、止めねじ6の抜け止め部6cを抜け止め部侵
入可能部15aにおいて取付穴15に通すことにより、
図15のように軸部6aを取付穴15に挿通する。次
に、取付金具1を下方に移動させて、図13の二点鎖線
および図16に示されるように軸部6aを狭隘部15b
に移動させると、止めねじ6が取付穴15から抜け出る
ことができなくなり、止めねじ6がパネル支持材14に
引掛けられた状態となる。またこのとき、パネル状材1
6の上側実部16aが取付金具1の前段側パネル状材係
合部12に係合されるようにする。
【0034】次に、回動部6dにドライバビット(図示
せず)を嵌合して、止めねじ6を締め付け方向(時計方
向)に回転し、図17のように抜け止め部6cと取付金
具1の周縁部2との間にパネル支持材14が締め付けら
れるようにする。これにより、釘やビスを用いることな
く、取付金具1をパネル支持材14に簡単迅速に取り付
けることができる。
【0035】なお、本実施例では、雄ねじ部6bが左ね
じとされているので、一般的なねじ締め作業時と同じ
く、止めねじ6を時計方向に回転することにより止めね
じ6を締め付けることができる。ただし、本発明におい
ては、止めねじ6を右ねじとしてもよい(この場合は、
一般的なねじ締め作業では緩め方向になる反時計方向が
締め付け方向になる)。
【0036】次に、図17に示されるように、上側のパ
ネル状材16の下端部の係合溝16c内に取付金具1の
第三および四の折り曲げ片10,11が侵入し、上側の
パネル状材16の下端部が取付金具1の次段側パネル状
材係合部11に係合されるようにして、上側のパネル状
材16の下端部を下側のパネル状材16の上端部に突き
合わせる。
【0037】以後、同様にして順次下から上方へとパネ
ル状材16を取り付けて行くことにより、パネル状材1
6を相じゃくり方式で互いに上下に突き合わせた状態で
パネル支持材14ひいては建物外壁17に取り付けて行
くことができる。
【0038】この取付構造によれば、釘やビスを用いる
ことなく、取付金具(被取付体)1をパネル支持材(支
持材)14に簡単迅速に取り付けることができる。
【0039】また、パネル支持材(支持材)14とし
て、木材を使用しないで、金属等を使用できるので、木
材資源の保護、ひいては地球環境の保全に寄与すること
ができる。
【0040】また、抜け止め部6cと取付金具1との間
の間隔は止めねじ6を回転することにより調整できるの
で、取付金具(被取付体)1側の製作精度の問題によ
り、パネル支持材(支持材)14に対する取付金具1の
取り付けが困難になることはない。さらに、パネル支持
材14の板厚にバラツキがあったり、パネル支持材14
の取付穴15の周縁にバリがあったり、建物の外壁17
の不陸等に伴ってパネル支持材14が変形したりしてい
ても、止めねじ6を回転させることによりこれを吸収で
きるので、パネル支持材14に常に容易に取り付けるこ
とができ、なおかつ止めねじ6を締め付けることにより
パネル支持材14に対し取付金具1を常に強固に固定
し、ガタが生じないようにすることができる。
【0041】なお、前記実施例では、所謂横貼りを行っ
ているが、本発明は所謂縦貼りを行う場合にも勿論適用
可能である。すなわち、図12のようにパネル状材16
を縦長のパネル状とし、各パネル状材16の側端部同士
を突き合わせて、パネル状材16を順次左側から右側
(または右側から左側)に取り付けて行く場合にも、本
発明を適用することができる。なお、この場合は、パネ
ル支持材14を水平方向に延びるように設置し、取付金
具1は前記実施例の場合に比し90度回転した状態で使
用すればよい。
【0042】また、本発明においては、基本的には前述
のように釘やビスを用いる必要がなくなるが、取付強度
を増大するために、取付金具(被取付体)1の取り付け
に、さらに補助的に釘やビスを用いてもよい。
【0043】また、前記実施例はパネル状材16として
建物の外装材を用いた例であるが、本発明は建物の外装
材以外の、例えば内壁材、フェンスの網状パネル等のパ
ネル状材の取り付けに対しても適用できるものである。
【0044】また、前記実施例は、本発明をパネル状材
の取付構造に適用し、被取付体をパネル状材の取付金
具、支持材をパネル支持材とした例であるが、本発明は
パネル状材の取付構造以外の取付構造にも適用できるも
のである。すなわち、パネル状材の取付金具以外のもの
を被取付体とし、この被取付体をパネル支持材以外の支
持材に取り付ける場合にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明による取付方法およ
び取付構造は、(A)釘やビスを用いることなく、被取
付体を支持材に簡単迅速に取り付けることができる、
(B)止めねじを抜け止め部と反対側の端部側から操作
によって回転するので、支持材の裏側(支持材に関し被
取付体と反対側)からの作業は不要である、(C)支持
材として木材を使用しないでよいようになり、木材資源
の保護、ひいては地球環境の保全に寄与することができ
る、(D)支持材の板厚にバラツキがあったり、支持材
の取付穴の周縁にバリがあったり、パネル支持材が変形
したりしていても、支持材に被取付体を常に容易に取り
付け、強固に固定し、ガタが生じないようにすることが
できる、等の優れた効果を得られるものである。
【0046】また、本発明によるパネル状材の取付構造
および取付金具は、(a)釘やビスを用いることなく、
取付金具をパネル支持材に簡単迅速に取り付けることが
できる、(b)パネル支持材(下地材)として木材を使
用しないでよいようになり、木材資源の保護、ひいては
地球環境の保全に寄与することができる、(c)パネル
支持材の板厚にバラツキがあったり、パネル支持材の取
付穴の周縁にバリがあったり、建物の外壁等のパネル支
持材を支持する下地基盤側の不陸等に伴ってパネル支持
材が変形したりしていても、パネル支持材に取付金具を
常に容易に取り付け、強固に固定し、ガタが生じないよ
うにすることができる、等の優れた効果を得られるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるパネル取付金具を示
す正面図である。
【図2】前記取付金具を示す側面図である。
【図3】前記取付金具を示す平面図である。
【図4】前記取付金具を示す底面図である。
【図5】図1のV−V線における断面図である。
【図6】図1のVI−VI線における断面図である。
【図7】前記取付金具における止めねじ付近を示す拡大
断面図である。
【図8】前記実施例におけるパネル支持材を示す正面図
である。
【図9】図8のIX−IX線における断面図である。
【図10】図8のX−X線における断面図である。
【図11】前記実施例において複数の横長のパネル状材
を下から上へ取り付けて行く様子を示す正面図である。
【図12】前記実施例とは異なり、複数の縦長のパネル
状材を左から右へ取り付けて行く場合の様子を示す正面
図である。
【図13】前記第実施例においてパネル支持材に取付金
具を取り付ける過程を示す正面図である。
【図14】前記実施例において止めねじをパネル支持材
の取付穴の抜け止め部侵入可能部に挿入する直前の状態
を示す断面図である。
【図15】前記実施例において止めねじの軸部をパネル
支持材の取付穴の抜け止め部侵入可能部に挿入した直後
の状態を示す断面図である。
【図16】前記実施例において止めねじをパネル支持材
の取付穴の狭隘部に移動させるとともに、下側のパネル
状材の上端部に取付金具の前段側パネル状材係合部を係
合させた状態を示す断面図である。
【図17】前記実施例において止めねじを締め付けた
後、上側のパネル状材の下端部を取付金具の次段側パネ
ル状材係合部に係合させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 取付金具(被取付体) 3 穴 4 バーリング部 5 雌ねじ部 6 止めねじ 6a 軸部 6b 雄ねじ部 6c 抜け止め部 6d 回動部 7 隆起面 8 第一の折り曲げ片 9 第二の折り曲げ片 10 第三の折り曲げ片 11 第四の折り曲げ片 12 前段側パネル状材係合部 13 後段側パネル状材係合部 14 パネル支持材(支持材) 15 取付穴 15a 抜け止め部侵入可能部 15b 狭隘部 16 パネル状材 17 建物の外壁

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体を支持材に取り付ける取付方法
    において、 前記被取付体は、雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺合され
    た止めねじとを有し、前記止めねじは、前記雌ねじ部に
    螺合される雄ねじ部を外周に設けられた軸部と、この軸
    部の先端側に設けられた抜け止め部とを有するように
    し、 前記支持材は取付穴を明けられており、この取付穴は前
    記抜け止め部を挿入可能な大きさを有する抜け止め部侵
    入可能部と、前記軸部は挿入可能であるが、前記抜け止
    め部は抜け出ることができない幅を有する狭隘部とを互
    いに連続するように有するようにし、 前記抜け止め部を前記抜け止め部侵入可能部において前
    記取付穴に通すことにより前記軸部を前記取付穴に挿通
    し、続いて前記軸部を前記狭隘部に移動した後、前記止
    めねじを前記抜け止め部と反対側の端部側からの操作に
    よって締め付け方向に回転することにより、前記抜け止
    め部と前記被取付体のうちの前記止めねじ以外の部分と
    の間に前記支持材を締め付けて前記被取付体を前記支持
    材に取り付ける取付方法。
  2. 【請求項2】 被取付体を支持材に取り付ける取付構造
    において、 前記被取付体は、雌ねじ部と、この雌ねじ部に螺合され
    た止めねじとを有し、前記止めねじは、前記雌ねじ部に
    螺合される雄ねじ部を外周に設けられた軸部と、この軸
    部の先端側に設けられた抜け止め部とを有し、 前記支持材は取付穴を明けられており、この取付穴は前
    記抜け止め部を挿入可能な大きさを有する抜け止め部侵
    入可能部と、前記軸部は挿入可能であるが、前記抜け止
    め部は抜け出ることができない幅を有する狭隘部とを互
    いに連続するように有し、 前記抜け止め部が前記抜け止め部侵入可能部において前
    記取付穴に通されることにより前記軸部が前記取付穴に
    挿通され、続いて前記軸部が前記狭隘部に移動された
    後、前記止めねじが前記抜け止め部と反対側の端部側か
    らの操作によって締め付け方向に回転されることによ
    り、前記抜け止め部と前記被取付体のうちの前記止めね
    じ以外の部分との間に前記支持材が締め付けられるよう
    になっている取付構造。
  3. 【請求項3】 前記止めねじは後端部に、該止めねじを
    回転させるための工具を嵌合される部分を設けられてい
    る請求項2記載の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記工具を嵌合される部分は、ドライバ
    ビットを嵌合される回動部である請求項3記載の取付構
    造。
  5. 【請求項5】 前記被取付体は周縁をバーリングされた
    穴を設けられており、前記バーリング部に前記雌ねじ部
    が形成されている請求項2,3または4記載の取付構
    造。
  6. 【請求項6】 パネル状材を取付金具を介してパネル支
    持材に取り付けるパネル状材の取付構造において、 前記取付金具は、前記パネル状材を支持する部分と、雌
    ねじ部と、この雌ねじ部に螺合された止めねじとを有
    し、 前記止めねじは、前記雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を
    外周に設けられた軸部と、この軸部の先端側に設けられ
    た抜け止め部とを有し、 前記パネル支持材は取付穴を明けられており、この取付
    穴は前記抜け止め部を挿入可能な大きさを有する抜け止
    め部侵入可能部と、前記軸部は挿入可能であるが、前記
    抜け止め部は抜け出ることができない幅を有する狭隘部
    とを互いに連続するように有し、 前記抜け止め部が前記抜け止め部侵入可能部において前
    記取付穴に通されることにより前記軸部が前記取付穴に
    挿通され、続いて前記軸部が前記狭隘部に移動された
    後、前記止めねじが前記抜け止め部と反対側の端部側か
    らの操作によって締め付け方向に回転されることによ
    り、前記抜け止め部と前記取付金具のうちの前記止めね
    じ以外の部分との間に前記パネル支持材が締め付けられ
    るようになっているパネル状材の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記止めねじは後端部に、該止めねじを
    回転させるための工具を嵌合される部分を設けられてい
    る請求項6記載のパネル状材の取付構造。
  8. 【請求項8】 前記工具を嵌合される部分は、ドライバ
    ビットを嵌合される回動部である請求項7記載のパネル
    状材の取付構造。
  9. 【請求項9】 前記取付金具は周縁をバーリングされた
    穴を設けられており、前記バーリング部に前記雌ねじ部
    が形成されている請求項6,7または8記載のパネル状
    材の取付構造。
  10. 【請求項10】 前記取付金具は、2枚の前記パネル状
    材の突き合わせ部に介装されるようになっていて、前記
    パネル状材を支持する部分は前記2枚のパネル状材がそ
    れぞれ係合されるパネル状材係合部を有する請求項6,
    7,8または9記載のパネル状材の取付構造。
  11. 【請求項11】 パネル状材をパネル支持材に取り付け
    るパネル状材の取付金具において、 前記パネル状材を支持する部分と、雌ねじ部と、この雌
    ねじ部に螺合された止めねじとを有し、 前記止めねじは、前記雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を
    外周に設けられた軸部と、この軸部の先端側に設けられ
    た抜け止め部とを有し、前記抜け止め部と反対側の端部
    側からの操作によって回転できるようになっており、 前記抜け止め部は前記パネル支持材に設けられた取付穴
    のうちの抜け止め部侵入可能部において該取付穴に通さ
    れるようになっている一方、前記軸部は前記取付穴のう
    ちの前記抜け止め部侵入可能部に連続して設けられてい
    て前記抜け止め部は抜け出ることができない幅を有する
    狭隘部を貫通可能とされているパネル状材の取付金具。
  12. 【請求項12】 前記止めねじは後端部に、該止めねじ
    を回転させるための工具を嵌合される部分を設けられて
    いる請求項11記載のパネル状材の取付金具。
  13. 【請求項13】 前記工具を嵌合される部分は、ドライ
    バビットを嵌合される回動部である請求項12記載のパ
    ネル状材の取付金具。
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