JP3068024B2 - 点検口構造 - Google Patents

点検口構造

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JP3068024B2
JP3068024B2 JP9049923A JP4992397A JP3068024B2 JP 3068024 B2 JP3068024 B2 JP 3068024B2 JP 9049923 A JP9049923 A JP 9049923A JP 4992397 A JP4992397 A JP 4992397A JP 3068024 B2 JP3068024 B2 JP 3068024B2
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JP9049923A
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誠二郎 田井
昌樹 高橋
清士 上阪
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Daiken Co Ltd
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Daiken Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、一般家屋
やビルディングなどに敷設する天井点検口や床下点検口
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図10および図11に示すよう
に、家屋などの天井壁45には点検口46が形成されて
おり、この点検口46には蓋47が開閉自在に取付けら
れている。このような点検口46における点検口構造
は、点検口端面に組み込まれる外枠48と、蓋47の端
面に組み込まれるとともに閉時に外枠内面に嵌まる内枠
50と、蓋47を点検口端面に対して開閉するための開
閉機構(図示せず)とを備えている。
【0003】ところで、天井壁45に点検口46を形成
するときは、作業者が上向き姿勢で行っており作業がし
ずらいため、点検口端面の加工を円滑に行うことができ
ず加工むらが生ずることがある。
【0004】このため、点検口46の壁面に沿って外側
に折曲げる折曲部51は、加工むらを隠すことができる
よう比較的大きな幅d1に形成されている。また、内枠
50の折曲部52は蓋47の表面に沿って内側(外枠4
8の折曲部51と反対側)に幅d2で折曲げて形成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の点検口構造
において、外枠48の折曲部51は加工むらを隠すこと
ができるよう比較的大きな幅d1に形成され、内枠50
の折曲部52は蓋47の表面に沿って内側に折曲げられ
ているので、蓋47を閉じると両方の折曲部51,52
の幅(d1+d2)が観察されることになり、美観上好
ましくなかった。
【0006】そこで本発明は、上記課題を解決し得る点
検口構造の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、壁に形成した点検口の内周端面に
組み込まれる外枠と、点検口を開閉する蓋の外周端面に
組み込まれた内枠と、蓋を点検口に対して開閉するため
の開閉機構とを備え、外枠の端部に、点検口の表壁面に
沿って点検口に対して外側に折曲げた折曲部が形成さ
れ、この折曲部は、点検口を形成する際に生じる加工む
らを隠すに必要なだけの狭幅に形成されている。
【0008】上記構成によれば、点検口の表壁面に沿っ
て外側に折曲げた折曲部が、点検口を形成する際に生じ
る加工むらを隠すに必要なだけの狭幅に形成されている
ので、点検口の縁部が目地状に観察されて、美観が向上
する。
【0009】また、外枠と内枠の嵌合面間に、所定の幅
の隙間が設けられ、内枠の端部に、隙間を覆うよう外枠
の折曲部側に向かう別の折曲部が形成されている。この
構成によれば、外枠の別の折曲部で隙間を覆い隠すこと
ができるために美観が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
点検口構造を、天井点検口を例に、図面に基づいて説明
する。
【0011】図1に示すように、本発明の実施の形態に
係る点検口構造は、天井壁1が、天井下地材2と、この
天井下地材2に接着あるいはビス止めされた天井仕上げ
材3とから構成され、点検口4は天井下地材2および天
井仕上げ材3の一部を矩形に切除することにより形成さ
れ、天井下地材2の上面で点検口4の縁に沿って複数の
野縁材5が固定され、これら野縁材5の上面間に亘して
複数の野縁受け6が固定されている。
【0012】そして、野縁受け6と、天井壁1に形成し
た点検口4の内周端面に組み込まれる外枠7とを着脱自
在に固定する固定手段8が設けられ、この固定手段8
は、野縁受け6に直角な方向に亘された複数の取付け部
材10と、これら取付け部材10と外枠7の上部折曲板
11の間に取付けてL字形に折曲した棒状のハンガー1
2とから構成され、図1および図9に示すように、この
ハンガー12は、外枠7の上部折曲板11に形成された
一対の挿入用長孔13に挿入係止される係止部14を一
側に備えている。
【0013】また、ハンガー12のほぼ全長に亘ってね
じが形成され、ハンガー12の途中には取付け部材10
の上面15および下面16に重ね合って嵌合する一対の
コ字形固定板17が挿通されるとともに、三個の蝶ねじ
20,21,22が螺合され、このうち二個の蝶ねじ2
0,21は、各コ字形固定板17を取付け部材10に対
して圧着させるために用いられ、残りの一個の蝶ねじ2
2は、ハンガー12を外枠7の上部折曲板11に固着す
るために用いられるものである。
【0014】図2に示すように、外枠7の端部に、表壁
面23に沿って点検口4に対して外側に折曲げた折曲部
24が形成され、この折曲部24は、点検口4を切除形
成する際に生じる加工むらを隠すに必要なだけの狭幅δ
1に形成されている。
【0015】また蓋25は、外枠7に内嵌するように重
なる内枠27と、この内枠27に組込まれるとともに天
井下地材2および天井仕上材3を固定した本体26とか
ら構成され、天井下地材2が、天井下地材2および内枠
27にねじ19a止めされるL形アングル19を介して
内枠27に固定されている。
【0016】外枠7と内枠27の嵌合面間に、所定の幅
(蓋25の開閉に必要な幅)の隙間28が設けられ、内
枠27の端部に、隙間28を覆うよう外枠7の折曲部2
4側に向かう狭幅δ2の別の折曲部30が形成されてい
る。
【0017】また、図1および図5に示すように、蓋2
5を外枠7の上部折曲板11にロックするためのロック
機構31が設けられ、このロック機構31は、本体26
の側部に挿通するロック用シャフト32と、このロック
用シャフト32の先端部に取付けられたロック用カム3
3とから構成され、このロック用シャフト32の基端部
には、回転用工具が挿入される溝34が形成されてい
る。
【0018】蓋25を点検口4に対して開閉するための
開閉機構35が設けられ、この開閉機構35は、図2〜
図4,図6〜図8に示すように、外枠7の内面に取付け
た吊り具36に、外枠側ピン部材37を介して回動自在
に取付けられた外枠側リンク部材38と、内枠27に内
枠側ピン部材40を介して回動自在に取付けられた内枠
側リンク部材41と、外枠側リンク部材38の途中に形
成した連結用孔42に回転自在に挿通するとともに外枠
側リンク部材38および内枠側リンク部材41を連結す
るための連結用ピン部材43とから構成されている。
【0019】上記構成において、所定の工具を用いて点
検口4を矩形に形成し、外枠7を点検口4の内周端面に
取付ける。この場合、外枠7を点検口4の内周端面に組
み込むとともに、一個の蝶ねじ22をハンガー12から
外しておき、図9の仮想線で示すように、ハンガー12
の係止部14を、外枠7の上部折曲板11に形成した一
方の挿入用長孔13から他方の挿入用長孔13に向けて
挿入し、各コ字形固定板17を取付け部材10の上面1
5および下面16に重ね合わせ、蝶ねじ20,21を締
め付けて、各コ字形固定板17を取付け部材10に固定
する。
【0020】これにより、外枠7がハンガー12によっ
てほぼ支持された状態となり、蝶ねじ22を、係止部1
4の挿入用長孔13から突出した部分に螺合して締め付
けて、ハンガー12を外枠7の上部折曲板11に固定す
る。
【0021】上記の作業を複数カ所で行うことにより、
折曲部24が点検口4の表壁面23の近傍を下方で支持
することになる。また、蓋25を閉めた状態から開ける
場合、ロック用シャフト32の溝34に回転用工具を挿
入して回転させることにより、ロック用カム33を回転
させてロック用カム33と外枠7の上部折曲板11との
係合を脱する。
【0022】このようにすることにより蓋25の自重が
開閉機構35に働き、外枠側リンク部材38および内枠
側リンク部材41は連結用ピン部材43によって連結さ
れているので、外枠側リンク部材38が外枠側ピン部材
37回りに回動し、内枠側リンク部材41が内枠側ピン
部材40回りに回動するとともに外枠側リンク部材38
と内枠側リンク部材41の交差角度が変化しながら蓋2
5が開く。
【0023】蓋25を開けた状態から閉める場合は、上
記と全く逆の動作によって行うものであるが、外枠7の
端部に折曲げた折曲部24は、点検口4を切除形成する
際に生じる加工むらを隠すに必要なだけの狭幅δ1に形
成されており、また、内枠27の端部に、外枠7と内枠
27の嵌合面間の隙間28を覆うよう外枠7の折曲部2
4側に向かう別の折曲部30も狭幅δ2であるので、蓋
25を閉めて折曲部24同士が同一面に位置したとして
も、これが目地のように観察され、美観が向上する。
【0024】なお、上記実施の形態の点検口構造は、天
井壁に設けるものを例にあげたが、これに限定されるも
のではなく、家屋やビルディングの各所(例えば側壁、
床壁)に設ける点検口においても同様の構成のものが適
用でき、この場合も、折曲部24同士が同一面に位置し
たとしても、これが目地のように観察されるため、美観
を向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、壁に形成した点検口の内周端面に組み込まれる外枠
の端部で点検口の表壁面に沿って点検口に対して外側に
折曲げた折曲部が、点検口を形成する際に生じる加工む
らを隠すに必要なだけの狭幅に形成されているので、折
曲部が目地状に観察されて、美観を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す点検口構造の全体構
成を示す断面図である。
【図2】同じく蓋を点検口に対して開閉するための開閉
機構の側面図である。
【図3】同じく開閉機構の正面図である。
【図4】同じく開閉機構の平面図である。
【図5】同じくロック機構の正面図である。
【図6】同じく蓋を点検口に対して閉じた状態の正面図
である。
【図7】同じく蓋を開く途中の状態の正面図である。
【図8】同じく蓋を完全に開いた状態の正面図である。
【図9】同じくハンガーの使用状態および構成を示す側
面図である。
【図10】従来の点検口構造の概略構成を示す断面図で
ある。
【図11】同じく蓋を閉じた状態の下方からの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 天井壁 4 点検口 6 野縁受け 7 外枠 8 固定手段 10 取付け部材 11 上部折曲板 12 ハンガー 13 挿入用長孔 14 係止部 17 コ字形固定板 20 蝶ねじ 24 折曲部 25 蓋 27 内枠 28 隙間 30 折曲部 35 開閉機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−230990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 19/08 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に形成した点検口の内周端面に組み込
    まれる外枠と、点検口を開閉する蓋の外周端面に組み込
    まれた内枠と、蓋を点検口に対して開口するための開閉
    機構と、前記外枠の端部に、点検口の表壁面に沿って点
    検口に対して外側に折曲げた折曲部が形成され、外枠と
    内枠の嵌合面間に、所定の幅の隙間が設けられ、前記内
    枠の端部に、前記隙間を覆うよう外枠の折曲部側に向か
    う別の折曲部が形成され、前記点検口の表壁面に沿って
    点検口に対して外側に折曲げた折曲部は、点検口を形成
    する際に生じる加工むらを隠すのに必要なだけの狭幅に
    形成されたことを特徴とする点検口構造。
JP9049923A 1997-03-05 1997-03-05 点検口構造 Expired - Lifetime JP3068024B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7326118B2 (en) 2003-01-28 2008-02-05 Aruze Corporation Gaming machine, trading card and game system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7326118B2 (en) 2003-01-28 2008-02-05 Aruze Corporation Gaming machine, trading card and game system

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JPH10245974A (ja) 1998-09-14

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