JP7397706B2 - ドア構造 - Google Patents
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Description
かかる従来のドアパネルの取付構造では、ドアパネルと間仕切りパネルとの間にどうしても隙間ができてしまうため、トイレその他の個室設置においてはプライバシーが保護し切れないという問題があった。
このようなドア構造の課題に対して、近年、端面の形状が従来と異なるドア構造が開発されている。すなわち、ドアパネルの回転軸側の側端面を上面視で凸状の円弧形状とし、隣接する間仕切りパネルの側端面の略縦半分を凸状の周面に沿う凹状の湾曲面とし他の縦半分を平坦面としている。このドア構造において、ドアパネルは、その中心軸側の上下端面に回転軸を設けるとともに、間仕切りパネルの対向する端面に軸受部材を延出させ、軸受部材間に回転軸を嵌めることで回転自在に固定されている。
上記近年の新しいドア構造は、ドアパネルの回転軸側の端面のうち、開扉方向の反対側の半部を、隣接するパネル部材の端面の湾曲面によって覆うことで、ドアパネルと隣接するパネル部材との端面間に個室内が見えてしまう隙間を隠し、プライバシーを保護している(例えば下記特許文献1)。
そこで、本発明は、ドアパネルと間仕切りパネルとの間に物が挟まり難く、プライバシー保護に関し安心感を与えられるドア構造を提供する。
この構成によれば、吊り元側パネルの側端面がドアパネルの側端面に平行な円弧形状に形成されており、ドアパネルに向かって突出するエッジを有しているが、ドアパネルの開扉時に吊り元側パネルのエッジにドアパネルが干渉することを抑えることが出来る。
この構成によれば、ドアパネルの側端面とこれに対向する戸先側パネルの側端面とを互いに平行に形成して側端面間の隙間を小さくすることが出来る。
この構成によれば、エッジの一部を溝に収容させることが出来る。
この構成によれば、凹所を目立たなくすることが出来る。
この構成によれば、ドアパネルと吊り元側パネルの干渉を抑えることが出来る。
間仕切りパネル2は、空間を形成している壁Wを利用しつつ又は間仕切りパネル2のみで形成することができる。
間仕切りパネル2は、ビス等の固定部材8を用いて壁W又は他の間仕切りパネル2に固定されている。
吊り元側パネル10のドアパネル3側の側端部10aの枠部材12は、ドアパネル3に対向する側端面13が横断面視(ないし上面視)で円弧形に凹むように形成されている。側端面13の円弧形状は、パネルの厚さ方向の中央を中心として略対称形状となっている。これにより、吊り元側パネル10の側端面13が凹状の周面を成している。吊り元側パネル10の側端面13の幅方向(言い換えるとパネルの厚さ方向)の両端は、ドアパネル3の板面に略平行に突出するエッジ14,14を構成している。
吊り元側パネル10のドアパネル3側の枠部材12の下方には軸部材16がビス等の固定部材8によって固定されている。
戸先側パネル11のドアパネル3側の側端部の枠部材17は、ドアパネル3に対向する端面18の縦半分18aが横断面視で円弧形状となるように、他の縦半分18bが略平坦に形成されている。この戸先側パネル11の端面18は、ドアパネル3を回動させる側が平坦に形成され、回動させないようにする側が円弧形状で端面の幅方向外側がドアパネル3側に突出するように形成されている。
なお、間仕切りパネル2等で形成する空間(部屋)Rに対してドアパネル3が外開きの場合は、戸先側パネル11の端面18は、その室外側の縦半分18aを平坦に、他の縦半分18bを平坦面から連続して、室内R側に近づくに従って隣接するドアパネル3側に滑らかに湾曲するように設けられている。
ドアパネル3の水平方向の両端部に設けられた枠部材19は、横断面視で対向する吊り元側パネル10及び戸先側パネル11の側端面13,18に向かって突出する(すなわち凸状の)円弧形状に形成されている。
取付軸部21は、中空に形成されており、係合軸部22をその突出方向に付勢する不図示のバネを備えているとともに、係合軸部22を収容可能に形成されている。これにより、係合軸部22は取付軸部21から進退自在に設けられている。
ドアパネル3の木芯5の上端面3cから形成する穴Pは、掘込加工により設けられている。
ドアパネル3の木芯5の下端面には、軸受部26を嵌入させる穴Pが掘込加工により設けられている。
まず、2つの側壁パネル9を互いに平行に壁Wに固定し、両側壁パネル9,9の手前側(すなわち壁Wに接する方と反対側)の側端部に吊り元側パネル10及び戸先側パネル11を固定する。
図2に示すように、吊り元側パネル10の側端面13の上方には軸受部材15を、下方には軸部材16をそれぞれビス等で固定しておく。
その上で、まずドアパネル3の軸受部材25に吊り元側パネル10の軸部材16を嵌合させる。
なお、ドアパネル3及び戸先側パネル11の互いに隣接する端部には、閉扉状態を維持するためのロック又は施錠部材が適宜取り付けられる。
したがって、ドア構造1は、吊り元側パネル10の端部の形状に関わらず、ドアパネル3をしっかりと回避させることができるという効果を奏する。
2 間仕切りパネル
3 ドアパネル
10 吊り元側パネル
11 戸先側パネル
13 側端面
14 エッジ
18 側端面
19a 側端面
30 凹所
Claims (5)
- 上下端面及び左右側端面を有するパネル材の一方の側端部を中心に回動し、前記一方の側端部側の側端面が横断面視で凸状の円弧形状に形成されたドアパネルと、
前記ドアパネルの前記円弧形状の側端面に対向し、前記円弧形状の側端面に沿う凹状の周面に形成された側端面を有し、この凹状の側端面の幅方向両端が前記ドアパネル側に突出するエッジを形成している吊り元側パネルと、
前記ドアパネルの回動方向側の板面に、前記円弧形状の側端面との間に平板面を介在させて、前記エッジとの干渉を避ける凹所が形成されているドア構造。 - 上下端面及び左右側端面を有するパネル材の一方の側端部を中心に回動し、前記一方の側端部の反対側となる先端側の端部を形成する側端面の幅方向かつ回動側の縦半部が略平坦に形成され、前記縦半部の他の半部が前記回動の中心軸周りの周面状に沿う円弧形状に形成されたドアパネルと、
略平坦に形成された前記先端側の側端面の縦半部に対向する側端面の幅方向の一端側半部が、略平坦に形成され、
前記先端側の側端面に円弧形状に形成された他の縦半部に対向する側端面の他端側半部が、前記先端側の側端面に円弧形状に沿う凹状の周面に形成されている戸先側パネルと、
前記ドアパネルの一方の側端部側に隣接する吊り元側パネルとを備えている請求項1に記載のドア構造。 - 前記凹所は、前記エッジの少なくとも一部を収容できる溝である請求項1又は2に記載のドア構造。
- 前記凹所は、前記エッジの少なくとも一部を収容できる滑らかな凹みである請求項1又は2に記載のドア構造。
- 前記エッジ又は凹所を形成する壁部は、弾性変形及び弾性復帰が可能な材質の部材により形成されている請求項3又は4のいずれか一項に記載のドア構造。
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