JP7057078B2 - 室内空間の採光構造 - Google Patents

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Description

本発明は、室内空間の採光構造に関する。
従来、室内空間の採光構造として、室内空間を区画する壁に、固定窓(窓)及び開閉窓(窓)を上下に複数段配置した窓ユニットを設置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の室内空間の採光構造においては、区画した室内空間に、複数の窓を介して、光を採り入れることができる。
実用新案登録第3208117号公報
ところで、室内空間を仕切る壁に、開閉可能なドア(戸体)を設けることがある。室内空間を仕切る壁に開閉可能なドア(戸体)を設ける場所においても、光を採り入れることが求められている。
本発明は、開閉可能な戸体を設ける場所において採光可能な室内空間の採光構造を提供することを目的とする。
本発明は、室内空間を仕切ると共に前記室内空間への採光が可能な室内空間の採光構造(例えば、後述する室内空間の採光構造1)であって、上下方向又は横方向の少なくとも一方に並んで配置される複数の窓(例えば、後述する開閉窓40、FIX窓50)を有する窓ユニット(例えば、後述する室内窓ユニット20)と、前記窓ユニットに隣接して並んで配置される開閉可能な戸体(例えば、後述する戸体72)と、を備える室内空間の採光構造に関する。
また、前記窓ユニットと前記戸体との間に配置され、上下方向に延びる柱状構造体(例えば、後述する柱状構造体113)を更に備え、前記窓ユニットと前記戸体とは、前記柱状構造体を介して接続されることが好ましい。
また、前記窓ユニットは、前記戸体に対して前記戸体を回転可能に支持する蝶番(例えば、後述する蝶番73)側において、前記戸体が開位置に位置する場合に前記戸体に対向する壁面(例えば、後述する対向壁面11a)よりも奥側の位置に配置されることが好ましい。
また、前記窓ユニットは、上下方向に並んで配置される複数の窓を有し、複数の種類の窓が配置されることが好ましい。
また、前記窓ユニットは、横方向に連続して配置された連窓を構成し、前記連窓における隣接する窓の縦枠(例えば、後述する連結縦枠33)同士は、前記縦枠の長手方向に直交する方向に連結されることが好ましい。
本発明によれば、開閉可能な戸体を設ける場所において採光可能な室内空間の採光構造を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る室内空間の採光構造を示す斜視図である。 本発明の室内空間の採光構造において、戸体と室内窓ユニットとが並ぶ部分を拡大した斜視図である。 戸体及び室内窓ユニットの横断面であって、図2のA-A線断面図である。 戸体の上部の縦断面であって、図2のB-B線断面図である。 室内窓ユニットの開閉窓を構成する部分の縦断面図であって、図2のC-C線断面図である。 図5の部分拡大図である。 室内窓ユニットの開閉窓を構成する部分の横断面図であって、図2のD-D線断面図である。 室内窓ユニットのFIX窓を構成する部分の縦断面図であって、図2のE-E線断面図である。 図8の部分拡大図である。 室内窓ユニットのFIX窓を構成する部分の横断面図であって、図2のF-F線断面図である。 第1実施形態の図3に対応する第2実施形態の室内空間の採光構造を示す図であって、戸体及び室内窓ユニットの横断面である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態の室内空間の採光構造1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る室内空間の採光構造1を示す斜視図である。図2は、本発明の室内空間の採光構造1において、戸体72と室内窓ユニット20とが並ぶ部分を拡大した斜視図である。図3は、戸体72及び室内窓ユニット20の横断面であって、図2のA-A線断面図である。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、開口101,102に納められた室内窓ユニット20及び戸体72の面方向を意味し、「見込方向」は室内窓ユニット20及び戸体72の厚さ方向である奥行方向であり、室内窓ユニット20及び戸体72の厚さ方向を意味する。また、戸体72の奥行方向において、戸体72が開く側を手前側といい、その反対側を奥側という。本実施形態においては、ドアノブ75が配置される側に戸体72を開くため、図2において、紙面の手前側が戸体72の手前側であり、紙面の奥側が戸体72の奥側である。また、図3において、紙面の下方側が戸体72の手前側であり、紙面の上方側が戸体72の奥側である。
図1に示すように、本実施形態の室内空間の採光構造1は、室内窓ユニット20と、開閉可能な戸体72を有する枠付ドア70と、を備える。室内空間の採光構造1は、室内窓ユニット20を備えることで、室内空間への採光が可能な構造を有している。
枠付ドア70は、室内空間を仕切る仕切壁11のドア側開口101に配置される。
室内窓ユニット20は、室内空間を仕切る仕切壁11の窓側開口102に配置される。
戸体72を有する枠付ドア70と、室内窓ユニット20とは、隣接して並んで配置される。ここで、「枠付ドア70と室内窓ユニット20とが隣接して並んで配置される」とは、室内空間に光を採り入れることにより、戸体72が配置された室内空間を明るくオープンにさせる距離で、枠付ドア70と室内窓ユニット20とが隣り合って並んで配置されていることを意味する。
本実施形態では、室内窓ユニット20及び枠付ドア70によって、室内空間が仕切られている。本実施形態においては、図1においては、図示されていないが、室内窓ユニット20及び枠付ドア70の奥側には、枠付ドア70及び室内窓ユニット20により仕切られた室内空間が存在する。なお、本実施形態において、室内空間において、枠付ドア70及び室内窓ユニット20の手前側の空間を手前側空間、枠付ドア70及び室内窓ユニット20の奥側の空間を奥側空間という場合もある。
また、本実施形態においては、仕切壁11により室内空間の広い範囲において、室内空間を仕切っているが、これに限定されず、仕切壁11は存在しなくてもよい。仕切壁11が存在しなくても、室内窓ユニット20及び枠付ドア70が隣接して並んで配置されていて、室内空間を仕切っていればよい。この場合に、室内窓ユニット20及び枠付ドア70は、例えば、後述する木枠13に固定されていてもよい。
仕切壁11は、図2及び図3に示すように、木枠13と、木枠13の表面に配置された壁面ボード18と、を有し、所定の厚さの壁状に形成され、室内空間を仕切っている。仕切壁11には、2つの開口101,102が形成されている。
2つの開口101,102は、仕切壁11の面方向に沿って左右方向に隣接して並んで配置される。2つの開口101,102は、室内空間を仕切る仕切壁11が延びる方向に沿って配置される。本実施形態においては、2つの開口101,102は、ドア側開口101と、窓側開口102とである。ドア側開口101には、枠付ドア70が納められている。窓側開口102には、室内窓ユニット20が納められている。
仕切壁11に形成される2つの開口101,102は、図2及び図3に示すように、木枠13により枠組みされることで形成される。木枠13は、上下方向に延びる複数の縦木枠14と、複数の縦木枠14の上端において左右方向に延びて形成され複数の縦木枠14を接続する上端横木枠15と、を有する。本実施形態においては、複数の縦木枠14は、2つの開口101,102の間に配置される中央縦木枠141と、左右の端部縦木枠142,143と、により構成される。左右の端部縦木枠142,143は、ドア側端部縦木枠142と、窓側端部縦木枠143と、から構成される。
ドア側開口101は、仕切壁11において、枠付ドア70と室内窓ユニット20とが並んで配置される一方側(例えば、図2における左側)に配置される。ドア側開口101は、木枠13のうち、ドア側端部縦木枠142と、上端横木枠15における枠付ドア70側の部分と、中央縦木枠141と、床12とで囲まれて開口する部分である。ドア側開口101には、ドア枠体71を介して、戸体72が納められる。
窓側開口102には、仕切壁11において、枠付ドア70と室内窓ユニット20とが並んで配置される他方側(例えば、図2における右側)に配置される。窓側開口102は、木枠13のうち、窓側端部縦木枠143と、上端横木枠15における室内窓ユニット20側の部分と、中央縦木枠141と、床12とで囲まれて開口する部分である。窓側開口102には、上下方向及び左右方向(横方向)に複数の窓(開閉窓40、FIX窓50)が並んで配置された室内窓ユニット20が納められる。
次に、枠付ドア70及び室内窓ユニット20の詳細について説明する。
まず、枠付ドア70について説明する。図4は、戸体72の上部の縦断面であって、図2のB-B線断面図である。
枠付ドア70は、図2に示すように、ドア側開口101に配置される。枠付ドア70は、ドア側開口101に固定されるドア枠体71と、ドア枠体71に取り付けられる戸体72と、を主要な構成として備える建具であり、室内空間を仕切るドアである。枠付ドア70の戸体72は、開閉可能に構成される。
ドア枠体71は、図2に示すように、戸体上枠711と、吊元側縦枠712と、戸先側縦枠713とが、下方側が開放したU字状に枠組みされて構成される。戸体上枠711、吊元側縦枠712及び戸先側縦枠713は、図3に示すように、奥行方向において、仕切壁11の厚さよりも長い奥行長さを有して構成される。戸体上枠711、吊元側縦枠712及び戸先側縦枠713は、仕切壁11に固定されている。戸体72の下方と床12と間には、隙間が形成されている。
戸体72は、図2及び図3に示すように、戸体上枠711、吊元側縦枠712及び戸先側縦枠713に囲まれた空間において、ドア枠体71の奥行方向の手前側(本実施形態においては、図2の紙面における手間側、図3の紙面における下方側)に配置される。
戸体72は、2つの蝶番73を介して、ドア枠体71の吊元側縦枠712に開閉可能に取り付けられる。2つの蝶番73は、上下に離間して配置され、戸体72における室内窓ユニット20側の端部において、ドア枠体71の奥行方向の手前側に配置される。戸体72は、蝶番73を中心に回転して、図2における手前側に開かれる。本実施形態においては、戸体72が閉位置に位置する場合に、戸体72が開く手前側の面を前面72aといい、前面72aの裏側の面を裏面72bという。
戸体72は、戸体72が閉位置に位置する場合には、前面72aが、仕切壁11で仕切られた手前側空間側を向くように配置され、裏面72bが、仕切壁11で仕切られた奥側空間を向くように配置される(図3における実線部分の戸体72参照)。
戸体72は、戸体72が開位置に位置する場合には、前面72aが、仕切壁11の柱状構造体113(後述)の手前側空間側の対向壁面11aに対向するように配置され、裏面72bが、仕切壁11で仕切られた手前側空間側を向くように配置される(図3における二点鎖線の戸体72参照)。
吊元側縦枠712には、戸先側を向く見込面に吊元側戸当たり741が配置される。戸先側縦枠713には、吊元側を向く見込面に戸先側戸当たり742が配置される。
戸体72は、開位置に位置する場合に、仕切壁11の対向壁面11aに対向するように配置される。対向壁面11aは、仕切壁11の柱状構造体113(後述)における手前側空間側の面である。戸体72は、室内窓ユニット20に隣接して並んで配置されるため、戸体72の前面72aの戸先側の部分は、室内窓ユニット20に対向して配置される。戸体72が開位置に位置する場合には、戸体72の戸先側の部分と室内窓ユニット20とは、奥行方向において重なって配置される。
戸体72の前面72aには、戸先側において、ドアノブ75(取っ手)が取り付けられている。ドアノブ75は、戸体72が閉位置に位置する場合には、室内空間における手前側空間側に突出するように配置され、戸体72が開位置に位置する場合には、室内窓ユニット20に対向するように配置される。
ここで、図3に示すように、室内窓ユニット20は、戸体72に対して蝶番73側において、仕切壁11の対向壁面11aよりも奥側の位置に配置される。そのため、戸体72が蝶番73を中心に回転して開位置に位置しても、戸体72が対向壁面11aに先に衝突して(図3における二点鎖線の戸体72参照)、戸体72のドアノブ75が室内窓ユニット20に衝突することを低減できる。
本実施形態においては、ドア枠体71は、図2に示すように、吊元側縦枠712及び戸先側縦枠713の下部において、床12の上に固定され、ドア側開口101の上部において、上部構造体111に固定され、室内窓ユニット20と反対側の側部において、ドア側端部構造体112に固定され、室内窓ユニット20側の側部において、柱状構造体113に固定される。
上部構造体111は、図4に示すように、前述した木枠13の一部を構成する上端横木枠15と、上端横木枠15の下方側に配置されるかい木111bと、上端横木枠15及びかい木111bの前後の表面を覆う壁面ボード111cと、を備えて構成される。
上端横木枠15は、図2に示すように、ドア枠体71と室内窓ユニット20の上部において、ドア枠体71と室内窓ユニット20とに亘って、ドア枠体71と室内窓ユニット20が並ぶ方向に延びる。上端横木枠15は、見込方向に幅を有して構成される。壁面ボード111cは、図4に示すように、かい木111bの下方には配置されておらず、かい木111bの下部には、ドア枠体71の戸体上枠711が固定される。
以上のように構成される上部構造体111は、図2に示すように、ドア枠体71と室内窓ユニット20の上部において、ドア枠体71と室内窓ユニット20とに亘って、ドア枠体71と室内窓ユニット20が並ぶ方向に延びて構成されており、仕切壁11の左右方向の一方側(本実施形態においては、図2における左側)において、枠付ドア70を固定し、仕切壁11の左右方向の他方側(本実施形態においては、図2における右側)において、室内窓ユニット20を固定する。
ドア側端部構造体112は、図3に示すように、前述した木枠13の一部を構成するドア側端部縦木枠142と、ドア側端部縦木枠142の側方側に配置されるかい木112bと、ドア側端部縦木枠142及びかい木112bの前後の表面を覆う壁面ボード112cと、を備えて構成される。壁面ボード112cは、かい木112bの側方には配置されておらず、かい木112bの側方には、ドア枠体71の戸先側縦枠713が固定される。
柱状構造体113は、図2に示すように、上下方向に延びて構成され、図3に示すように、前述した木枠13の一部を構成する中央縦木枠141と、中央縦木枠141の側方に側に配置されるかい木113bと、中央縦木枠141及びかい木113bの前後の表面と室内窓ユニット20側の面とを覆う壁面ボード113cと、を備えて構成される。壁面ボード113cは、かい木113bにおける枠付ドア70側の側方には配置されておらず、かい木113bにおける枠付ドア70側の側方には、ドア枠体71の吊元側縦枠712が固定される。
以上のように構成される柱状構造体113は、左右方向の一方側(図3における左側)において、枠付ドア70の戸先側縦枠713が固定されると共に、左右方向の他方側(図3における右側)において、室内窓ユニット20が固定される。柱状構造体113は、室内窓ユニット20と枠付ドア70との間に配置され、室内窓ユニット20と枠付ドア70とを接続する。柱状構造体113は、枠付ドア70及び室内窓ユニット20を側方の一方側及び他方側において固定することで、枠付ドア70及び室内窓ユニット20の両方を固定する共通の構造体を構成する。
次に、室内窓ユニット20について説明する。図5は、室内窓ユニット20の開閉窓40を構成する部分の縦断面図であって、図2のC-C線断面図である。図6は、図5の部分拡大図である。図7は、室内窓ユニット20の開閉窓40を構成する部分の横断面図であって、図2のD-D線断面図である。図8は、室内窓ユニット20のFIX窓50を構成する部分の縦断面図であって、図2のE-E線断面図である。図9は、図8の部分拡大図である。図10は、室内窓ユニット20のFIX窓50を構成する部分の横断面図であって、図2のF-F線断面図である。
室内窓ユニット20は、図2に示すように、仕切壁11の面方向において、枠付ドア70との間に柱状構造体113を挟んで、枠付ドア70に隣接して並んで配置される。柱状構造体113は、室内窓ユニット20と枠付ドア70との間に配置される。
本実施形態における室内窓ユニット20は、室内空間を仕切るように配置されるものであり、室内空間を仕切る仕切壁の開口に取り付けられたり、仕切りがない室内空間において床と天井との間に取り付けられる。
本実施形態においては、図2に示すように、室内窓ユニット20は、室内空間を仕切る仕切壁11の窓側開口102に取り付けられている。室内窓ユニット20は、窓ユニット21が左右方向に2ユニット連続して並んで配設される。窓ユニット21は、最上段に開閉窓40が配置され、最上段よりも下段の3段に、複数(3つ)のFIX窓50が上下方向に並んで配置される。本実施形態においては、窓ユニット21は、上下方向に並ぶ複数の窓(開閉窓40及びFIX窓50)を備えている。
室内窓ユニット20において、枠体30内に、開閉窓40の障子を構成する開閉障子42と、FIX窓50の障子を構成するFIX障子52と、が納められる。枠体30は、全体として矩形に枠組みされている。開閉窓40及びFIX窓50は、室内空間に配置される室内窓を構成する。
枠体30は、図2に示すように、複数の縦枠31と、複数の横枠34と、を備える。
複数の縦枠31は、室内窓ユニット20における左右方向の両端に配置される端部縦枠32(縦枠)と、両端の端部縦枠32の間に配置される複数の連結縦枠33(縦枠)と、を有する。縦枠31は、仕切壁11の窓側開口102において縦通しで配置される。なお、本実施形態においては、端部縦枠32及び連結縦枠33について特に区別する必要がない場合には、単に「縦枠31」と記載する。
複数の横枠34は、上枠35と、複数の中枠36と、下枠37と、を有する。上枠35、複数の中枠36及び下枠37は、2つの縦枠31の間において左右方向に延びて配置される。
縦枠31及び横枠34は、例えば、アルミ材料の形材で形成される。
以上のように構成される枠体30においては、2つの縦枠31の間において、上枠35、複数の中枠36及び下枠37により上下4段に区画され、中枠36を介して、最上段には開閉障子42が納められ、最上段よりも下段の3段にはFIX障子52が納められることで、1つの窓ユニット21が構成される。開閉障子42とFIX障子52との間に配置される中枠36は、開閉窓40及びFIX窓50に共通の横枠である。
そして、本実施形態においては、室内窓ユニット20は、窓ユニット21が、左右方向に2ユニット連続して並んで配設されることで構成される。これにより、室内窓ユニット20は、複数の窓が左右方向(横方向)に連続して配置された連窓を構成する。隣接する窓ユニット21は、隣接する窓ユニット21の連結縦枠33(縦枠31)同士が、長手方向に直交する方向に連結される。
次に、開閉窓40及びFIX窓50の構成について説明する。
開閉窓40は、図2に示すように、窓ユニット21の最上段に配置される。開閉窓40は、図2、図5~7に示すように、開閉枠体41(枠体)と、開閉枠体41内に配置された開閉障子42(障子)と、フリクションステー44と、を備える。開閉窓40は、開閉障子42が開閉する開閉式である。
開閉枠体41は、窓ユニット21の枠体30の一部により構成され、左右に離間して配置される縦枠31(端部縦枠32、連結縦枠33)の上側の部分と、上枠35と、中枠36と、により矩形に構成される。
フリクションステー44は、開閉障子42の開口角度を任意な角度で保持可能である。フリクションステー44は、図5に示すように、第1バー部材441と、第2バー部材442と、第1バー部材441及び第2バー部材442を連結する軸部材443とを有して構成され、一端部が開閉障子42の下方側の部分に連結され、他端部が縦枠31に連結される。
開閉式の開閉障子42は、開閉枠体41(枠体)内に配置される。開閉障子42は、図2に示すように、開閉框体421と、開閉ガラス425と、開閉把持部427と、開閉枠体41と開閉障子42の上端部とを連結すると共に開閉障子42の回転軸を構成する回転連結部43と、を備える。開閉框体421は、図2、図5~7に示すように、開閉ガラス425の上端を保持する開閉上框422と、開閉ガラス425の下端を保持する開閉下框423と、開閉ガラス425の左右の端部を保持する左右の開閉縦框424と、を備える。回転連結部43は、図5~図7に示すように、開閉障子42を開閉枠体41に対して回転可能に、開閉枠体41の縦枠31と開閉障子42の上端部とを接続する。開閉把持部427は、開閉障子42を開放・閉鎖する際に使用者に把持される。
FIX窓50は、図2に示すように、窓ユニット21の最上段よりも下段に複数配置される。FIX窓50は、図2、図8~図10に示すように、開閉窓40の下段に上下方向に3段並んで配置され、FIX枠体51(枠体)と、FIX枠体51内に配置されたFIX障子52(障子)と、を備えて構成される。FIX枠体51は、室内窓ユニット20の枠体30の一部により構成され、左右に離間して配置される縦枠31(端部縦枠32、連結縦枠33)の下側の部分と、中枠36と、下枠37と、により矩形に構成される。
FIX障子52は、図2に示すように、FIX框体521と、FIXガラス525と、を備える。FIX框体521は、図2、図8~図10に示すように、FIXガラス525の上端を保持するFIX上框522と、FIXガラス525の下端を保持するFIX下框523と、FIXガラス525の左右の端部を保持する左右のFIX縦框524と、を備える。
開閉ガラス425及びFIXガラス525としては、光の透過度などを考慮して、例えば、透明ガラスや、エッチングガラスなどを使用することができる。透明ガラスは、光を透過し、顔などの識別ができるガラスである。エッチングガラスは、光を透過するが、顔や詳しい動作などの識別ができず、ぼやけて視認されるガラスである。エッチングガラスは、主に、目隠しとなる。
開閉ガラス425及びFIXガラス525のガラスの種類を使い分けることで、異なる効果を得ることができる。例えば、下の段だけにエッチングガラスを使用することで、床置きしている荷物など(例えば、洗濯物カゴ)をぼやかせて視認させることができる。また、全部の段にエッチングガラスを使用することで、室内における照明などの点灯を確認できる一方、動作などの識別ができないため、家族内でのプライバシーを守ることができる。
次に、枠体30の詳細について説明する。枠体30内には、開閉窓40の開閉障子42及びFIX窓50のFIX障子52が配置される。
複数の縦枠31は、図2に示すように、室内窓ユニット20の左右方向の両端部に配置される端部縦枠32と、端部縦枠32の間に配置される複数の連結縦枠33と、を有する。室内窓ユニット20の左右方向の両端部に配置される端部縦枠32は、左右対称の形状を有する。窓ユニット21が左右方向に隣接して配置される場合に、隣接する窓ユニット21の連結縦枠33同士は、連結される。
端部縦枠32は、図2に示すように、室内空間を仕切る仕切壁11の窓側開口102において上下方向に通しで配置される。端部縦枠32は、図7及び図10に示すように、凸形状ホロー部321と、延出部322と、突片324と、を有する。
凸形状ホロー部321は、図7及び図10に示すように、上下方向に見た場合に、略長方形状の長方形部分321aと、長方形部分321aの見付方向の外側(障子(開閉障子42、FIX障子52)が配置されない側)の見込面から矩形状に外方に突出する凸形状の凸部321bと、を有する中空状に形成される。凸形状ホロー部321は、障子(開閉障子42、FIX障子52)が配置される側(一方側、縦枠31における内側)において、見込方向に延びる平面のみで構成される見込面である見込平面部321cを有する。見込平面部321c及び凸部321bは、端部縦枠32の上下方向の全域に形成される。
延出部322は、凸形状ホロー部321の見込平面部321cにおける見込方向の一方側(開閉障子42が開く側と反対側)の端部において、凸形状ホロー部321の見込平面部321cから見付方向の内側に延出する。延出部322は、凸形状ホロー部321の一方側の端部において見込平面部321cから見付方向の内側に延出することで、開閉障子42と端部縦枠32とを連結する際に用いられる開閉側カバー部材45(後述)や、FIX障子52と縦枠31とを連結する際に用いられるFIX側先付けカバー部材53(後述)を、外部から見えないように隠す。
突片324は、凸形状ホロー部321の見込平面部321cにおける見込方向の他方側(開閉障子42が開く側)の端部において、延出部322よりも短い長さで、凸形状ホロー部321の見込平面部321cから見付方向の内側に延出する。突片324は、凸形状ホロー部321の他方側の端部において見込平面部321cから見付方向の内側に延出することで、開閉障子42と端部縦枠32との連結部分や、FIX障子52と端部縦枠32との連結部分を、外部から見えないように隠す。
連結縦枠33は、図2に示すように、室内空間を仕切る仕切壁11の窓側開口102において上下方向に通しで配置される。連結縦枠33は、図7及び図10に示すように、ホロー部331と、延出部332と、突片334と、を有する。
ホロー部331は、図7及び図10に示すように、上下方向に見た場合に、略長方形状の長方形部分331aを有する中空状に形成される。ホロー部331は、障子(開閉障子42、FIX障子52)が配置される側(一方側、縦枠31における内側)において、見込方向の延びる平面のみで構成される見込面である見込平面部331cを有する。また、ホロー部331は、障子(開閉障子42、FIX障子52)が配置されない側(他方側、縦枠31における外側)において、隣接する連結縦枠33に対向して形成される平面状の見込面である連結平面部331dを有する。見込平面部331c及び連結平面部331dは、連結縦枠33の上下方向の全域に形成される。
延出部332は、ホロー部331の見込平面部331cにおける見込方向の一方側(開閉障子42が開く側と反対側)の端部において、ホロー部331の見込平面部331cから見付方向の内側に延出する。延出部332は、ホロー部331の一方側の端部において見込平面部331cから見付方向の内側に延出することで、開閉障子42と連結縦枠33とを連結する際に用いられる開閉側カバー部材45(後述)や、FIX障子52と連結縦枠33とを連結する際に用いられるFIX側先付けカバー部材53(後述)を、外部から見えないように隠す。
突片334は、ホロー部331の見込平面部331cにおける見込方向の他方側(開閉障子42が開く側)の端部において、延出部332よりも短い長さで、ホロー部331の見込平面部331cから見付方向の内側に延出する。突片334は、ホロー部331の他方側の端部において見込平面部331cから見付方向の内側に延出することで、開閉障子42と連結縦枠33との連結部分や、FIX障子52と連結縦枠33との連結部分を、外部から見えないように隠す。
開閉障子42は、図7に示すように、L字状の開閉側カバー部材45が縦枠31の見込平面部321c,331cに取り付けられた後に、開閉側カバー部材45に取り付けられることで、開閉側カバー部材45を介して、縦枠31の見込平面部321c,331cに固定される。これにより、開閉障子42は、縦枠31のみに固定される。なお、開閉障子42は、横枠34(上枠35、中枠36、下枠37)には固定されていない。
開閉側カバー部材45は、図7に示すように、断面視L字状の板材で形成され、上下方向に延びており、見込平面部321c,331cに沿って配置される開閉側見込板451と、縦枠31の延出部322,332の開閉障子42側の面に沿って配置される開閉側見付板452と、を有する。
開閉障子42は、開閉側カバー部材45が縦枠31に取り付けられた状態において、開閉側カバー部材45及び縦枠31に、開閉障子42の回転連結部43を取り付けることで、窓ユニット21の上段に取り付けられる。
FIX障子52は、図10に示すように、FIX障子52の見付方向の端部がL字状のFIX側先付けカバー部材53(カバー部材、第1カバー部材)及びL字状のFIX側後付けカバー部材54(カバー部材、第2カバー部材)に挟まれた状態で、縦枠31の見込平面部321c,331cに固定される。これにより、FIX障子52は、縦枠31のみに固定される。なお、FIX障子52は、横枠34(上枠35、中枠36、下枠37)には固定されていない。
FIX側先付けカバー部材53は、図10に示すように、断面視L字状の板材で形成され、上下方向に延びており、見込平面部321c,331cに沿って配置される先付け側見込板531と、縦枠31の延出部322,332のFIX障子52側の面に沿って配置される先付け側見付板532と、を有する。
FIX側後付けカバー部材54は、図10に示すように、断面視L字状の板材で形成され、上下方向に延びており、見込平面部321c,331cに沿って配置される後付け側見込板541と、縦枠31の延出部322,332のFIX障子52側の面に沿って配置される後付け側見付板542と、を有する。
FIX障子52は、FIX側先付けカバー部材53が縦枠31に取り付けられた状態において、FIX側先付けカバー部材53にFIX障子52を配置して、FIX側先付けカバー部材53とFIX側後付けカバー部材54との間にFIX障子52の見付方向の端部を挟んだ状態で、FIX側後付けカバー部材54を縦枠31に固定することで、窓ユニット21の最上段よりも下段に複数取り付けられる。
以上のように構成される縦枠31は、図7及び図10に示すように、窓ユニット21における上段及び下段のいずれにおいても、平面のみで構成される見込平面部321c,331cを有する。そのため、開閉障子42及びFIX障子52のいずれも、取り付けることができる。本実施形態においては、開閉側カバー部材45を用いて、上段に開閉障子42を配置し、FIX側先付けカバー部材53及びFIX側後付けカバー部材54を用いて、最上段よりも下段の3段に、3つのFIX障子52を並べて配置している。
なお、縦枠31は、平面のみで構成される見込平面部321c,331cを有するため、上下方向のいずれの段に配置される窓の種類は、本実施形態に限定されない。例えば、最下段に開閉窓40を設置し、最下段よりも上段にFIX窓50を設置してもよいし、全部の段に開閉窓40を設置してもよいし、全部の段にFIX窓50を設置してもよい。窓ユニット21が複数段で構成されている場合においても、窓ユニット21が左右方向に連窓されていても、見込平面部321c,331cを有するため、窓ユニット21におけるいずれの段にも、任意の種類の窓を設置することができる。
枠付ドア70側に配置される端部縦枠32は、図7及び図10に示すように、見付方向における障子(開閉障子42、FIX障子52)と反対側に突出する凸部321bにおいて、端部縦枠32の側方に配置される所定厚さの仕切壁11に取り付けられる。仕切壁11は、図7及び図10に示すように、窓側開口102における枠付ドア70側の側部において、柱状構造体113を備える。柱状構造体113は、前述の通り、枠付ドア70及び室内窓ユニット20を側方の一方側及び他方側において固定することで、枠付ドア70及び室内窓ユニット20の両方を固定する共通の構造体を構成する。
柱状構造体113は、図2及び図3に示すように、前述した木枠13の一部を構成する中央縦木枠141と、中央縦木枠141の室内窓ユニット20側に配置されるかい木113bと、中央縦木枠141とかい木113bの表面を覆う壁面ボード113cと、を備えて構成される。中央縦木枠141は、見込方向に幅を有して構成される。
端部縦枠32は、図7及び図10に示すように、壁面ボード113cが取り付けられる前に、凸部321bの見込方向の先端が、仕切壁11のかい木113bの見込方向に延びる面における見込方向の中央近傍に当接された状態で、かい木113b及び中央縦木枠141にネジ固定されることで、仕切壁11に取り付けられる。端部縦枠32の凸部321bをかい木113b及び中央縦木枠141に固定した後に、壁面ボード113cは、凸部321bの見付面に壁面ボード113cの端部113dが当接又は近接した状態で、長方形部分321aとかい木113bとの間に取り付けられると共に、中央縦木枠141及びかい木113bの表面を覆うように取り付けられる。これにより、壁面ボード113cは、仕切壁11に固定される凸部321bを隠すことができると共に、中央縦木枠141とかい木113bの表面を覆うことができる。端部縦枠32は、凸部321bが壁面ボード113cで隠された状態で仕切壁11に固定されているため、見付方向の幅を小さくでき、細い見付幅の枠となる。また、端部縦枠32は、凸部321bが壁面ボード113cで隠されており、凹凸が外部に露出されないため、意匠性を向上できる。
枠付ドア70側とは反対側に配置される端部縦枠32は、枠付ドア70側に配置される端部縦枠32と左右対称の構造を有し、枠付ドア70側に配置される端部縦枠32と同様に、仕切壁11に取り付けられる。仕切壁11は、図2及び図3に示すように、窓側開口102における枠付ドア70と反対側の側部において、窓側端部構造体114を備える。
窓側端部構造体114は、図2及び図3に示すように、窓側端部縦木枠143と、窓側端部縦木枠143の室内窓ユニット20側に配置されるかい木114bと、窓側端部縦木枠143とかい木114bの表面を覆う壁面ボード114cと、を備えて構成される。窓側端部縦木枠143は、見込方向に幅を有して構成される。窓側端部構造体114に固定される端部縦枠32は、柱状構造体113に固定される端部縦枠32と左右対称であるため、室内窓ユニット20の左右のいずれかの端部で固定されるのみが異なるのみで、柱状構造体113に固定される端部縦枠32と同様の構成である。そのため、窓側端部構造体114に固定される端部縦枠32の説明は、柱状構造体113に固定される端部縦枠32の固定構造の説明を援用して、その説明を省略する。
また、隣接する窓ユニット21の連結縦枠33同士は、図7及び図10に示すように、連結平面部331d同士が対向した状態で当接して配置され、互いが連結される。連結縦枠33同士は、連結平面部331dが対向して当接した状態で、連結縦枠33のホロー部331の当接する板材同士が、ネジ部材33aにより連結される。
従来、窓ユニット同士を連結して連窓とする場合に、連窓のために接続される隣接する窓ユニットの縦枠同士を直接接続するのではなく、方立を介して接続していた。方立の見込方向の寸法は、窓ユニット21を構成する縦枠の見込方向の寸法よりも大きくなることがあり、方立の見込方向の寸法に合わせて、連窓した室内窓ユニットの見込方向の寸法も大きくなっていた。これに対して、本発明においては、連結縦枠33同士を直接連結できるため、連窓の場合に必要な方立を必要しない。よって、連窓とした室内窓ユニット20の見込方向の寸法を小さくすることができる。
連結縦枠33同士は、当接して配置された場合に、連結部分において、見込方向の両端部に形成されて見付方向に対向する角部同士により、連結縦枠33の長手方向に直交する断面形状がV字状のV溝33bが形成される。V溝33bは、外方側に向かうに従って開放するV字状に形成される。V溝33bは、連結縦枠33のホロー部331の見込方向の両端部において角部を傾斜させて面取りし、見付方向に対向することで形成される。これにより、連結縦枠33同士の見込方向の位置がずれた場合でも、連結縦枠33同士の連結部分を視認しても、一方の連結縦枠33に対する他方の連結縦枠33の位置ずれを分かり難くすることができる。これにより、意匠性を向上できる。
複数の横枠34は、図2に示すように、上枠35と、複数の中枠36と、下枠37と、を有する。
上枠35は、2つの縦枠31の間において、縦枠31の上端部に配置され、左右方向に延びて形成される。
上枠35は、窓側開口102の上部に配置される仕切壁11に固定されている。
上枠35は、図6に示すように、凸形状ホロー部351と、下方延出部352と、を有する。
凸形状ホロー部351は、図6に示すように、左右方向に見た場合に、略長方形状の長方形部分351aと、長方形部分351aの見付方向の外側(開閉障子42が配置されない側)の見込面から矩形状に外方に突出する凸形状の凸部351bと、を有する中空状に形成される。凸形状ホロー部351は、開閉障子42が配置される側(上枠35における下方側)において、見込方向に延びる下面部351cを有する。下面部351c及び凸部351bは、上枠35の左右方向の全域に形成される。
下方延出部352は、凸形状ホロー部351の下面部351cにおける見込方向の一方側(開閉障子42が開く側と反対側)の端部において、凸形状ホロー部351の下面部351cから下方側に延出する。下方延出部352は、凸形状ホロー部351の一方側の端部において下面部351cから下方側に延出するため、凸形状ホロー部351の下面部351cと障子(開閉障子42)との境界部分を外部から見えなくする目隠し効果を有する。
上枠35は、見付方向における開閉障子42と反対側の上方に突出する凸部351bにおいて、上枠35の上方に配置される所定厚さの仕切壁11に取り付けられる。仕切壁11は、図6に示すように、窓側開口103の上部において、上部構造体111を備える。
上部構造体111は、前述の通り、図2に示すように、仕切壁11の左右方向の一方側(図2における左側)において、枠付ドア70を固定し、仕切壁11の左右方向の他方側(図2における右側)において、室内窓ユニット20を固定する。
上部構造体111は、図6に示すように、前述した木枠13の一部を構成する上端横木枠15と、上端横木枠15の下方側に配置されるかい木111bと、上端横木枠15とかい木111bの前後の表面を覆う壁面ボード111cと、を備えて構成される。上端横木枠15は、見込方向に幅を有して構成される。
上枠35は、図6に示すように、壁面ボード111cが取り付けられる前に、凸部351bの上端が、仕切壁11のかい木111bの見込方向に延びる面における見込方向の中央近傍に当接された状態で、かい木111b及び上端横木枠15にネジ固定されることで、仕切壁11に取り付けられる。上枠35の凸部351bをかい木111b及び上端横木枠15に固定した後に、壁面ボード111cは、凸部351bの見付面に壁面ボード111cの端部111dが当接又は近接した状態で、長方形部分351aとかい木111bとの間に取り付けられると共に、上端横木枠15及びかい木111bの表面を覆うように取り付けられる。これにより、壁面ボード111cは、仕切壁11に固定される凸部351bを隠すことができると共に、上端横木枠15とかい木111bの表面を覆うことができる。上枠35は、凸部351bが壁面ボード111cで隠された状態で仕切壁11に固定されているため、見付方向の幅を小さくでき、細い見付幅の枠となる。また、上枠35は、凸部351bが壁面ボード111cで隠されており、凹凸が外部に露出されないため、意匠性を向上できる。
下枠37は、図2に示すように、2つの縦枠31の間において、縦枠31の下端部に配置され、左右方向に延びて形成される。
下枠37は、窓側開口102の下部に配置される床12に固定されている。
下枠37は、図9に示すように、ホロー部371と、上方延出部372と、を有する。
ホロー部371は、図9に示すように、左右方向に見た場合に、略長方形状の長方形部分371aを有する。ホロー部371は、FIX障子52が配置される側(下枠37における上方側)において、見込方向に延びる上面部371cを有する。また、ホロー部371は、床12側において、見込方向に延びる下面部371eを有する。上面部371c及び下面部371eは、下枠37の左右方向の全域に形成される。
上方延出部372は、ホロー部371の上面部371cにおける見込方向の一方側(開閉障子42が開く側と反対側)の端部において、ホロー部371の上面部371cから上方側に延出する。上方延出部372は、ホロー部371の一方側の端部において上面部371cから上方側に延出するため、ホロー部371の上面部371cと障子(FIX障子52)との境界部分を外部から見えなくする目隠し効果を有する。
下枠37は、見付方向におけるFIX障子52と反対側の下面部371eにおいて、床12に取り付けられる。床12は、床板構造体121により構成され、下枠37は、床板構造体121の上面に載置して固定されることで、床12に取り付けられる。
複数の中枠36は、図2に示すように、2つの縦枠31の間において、縦枠31の上下方向の途中に配置され、上下方向に並んで配置される開閉障子42及びFIX障子52の間において、左右方向に延びて形成される。中枠36は、上下方向において枠体30を複数段に仕切る。中枠36は、見付方向の両端部が縦枠31に固定される。中枠36は、中枠36を上下方向に挟んで配置される開閉障子42及びFIX障子52において、共通の横枠(上段に配置される開閉窓40の下側の下枠、下段に配置されるFIX窓50の上側の上枠)として構成される。
中枠36は、図6に示すように、ホロー部361と、上側延出部362と、下側延出部363と、を有する。
ホロー部361は、図6に示すように、左右方向に見た場合に、略長方形状の長方形部分361aを有する中空状に形成される。ホロー部361は、障子(開閉障子42、FIX障子52)が配置される上方側及び下方側おいて、上面及び下面に、見込方向に延びる上面部361c及び下面部361dを有する。上面部361c及び下面部361dは、中枠36の左右方向の全域に形成される。
上側延出部362及び下側延出部363は、ホロー部361の上面部361c及び下面部361dにおける見込方向の一方側(開閉障子42が開く側と反対側)の端部において、ホロー部361の上面部361c及び下面部361dから、上方側及び下方側に延出する。これにより、上側延出部362は、ホロー部361の一方側の端部において上面部361cから上方側に延出するため、ホロー部361の上面部361cと障子(開閉障子42)との境界部分を外部から見えなくする目隠し効果を有する。また、下側延出部363は、ホロー部361の一方側の端部において下面部361dから下方側に延出するため、ホロー部361の下面部361dと障子(FIX障子52)との境界部分を外部から見えなくする目隠し効果を有する。
以上のように構成される室内空間の採光構造1においては、戸体72及び室内窓ユニット02により室内空間を仕切ることができると共に、人が出入りできる開閉可能な戸体72を設けた室内空間において、光を採り入れることで、明るいオープンな空間を創造できる。
また。室内窓ユニット20と枠付ドア70とは、上部において、共通の上部構造体111に固定されており、室内窓ユニット20及び枠付ドア70における互いに近い側の側部において、共通の柱状構造体113に固定されている。そのため、室内窓ユニット20及び枠付ドア70は、上部及び側部において、固定強度を高くすることができ、室内窓ユニット20及び枠付ドア70の全体を、強度の高い構造体とすることができる。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態の室内空間の採光構造1においては、室内空間を仕切ると共に室内空間への採光が可能な室内空間の採光構造1であって、複数の開閉窓40及びFIX窓50を有する室内窓ユニット20と、室内窓ユニット20に隣接して並んで配置される開閉可能な戸体72と、を備える。そのため、戸体72及び室内窓ユニット02により室内空間を仕切ることができると共に、開閉可能な戸体72を設けた室内空間において、光を採り入れることで、明るいオープンな空間を創造できる。
また、本実施形態においては、室内窓ユニット20と戸体72との間に配置され、上下方向に延びる柱状構造体113を更に備え、室内窓ユニット20と戸体72とは、柱状構造体113を介して接続される。これにより、室内窓ユニット20及び戸体72は、柱状構造体113に固定されるため、室内窓ユニット20及び戸体72により室内空間を仕切る場合に、固定強度を高くすることができ、強度の高い構造体とすることができる。
また、本実施形態においては、室内窓ユニット20は、戸体72に対して蝶番73側において、戸体72が開位置に位置する場合に戸体72に対向する対向壁面11aよりも奥側の位置に配置される。そのため、例えば、戸体72の前面72aにドアノブ75などの取っ手が取り付けられていた場合に、戸体72が蝶番73を中心に回転して開位置に位置しても、戸体72が対向壁面11aに先に衝突して、戸体72のドアノブ75などの取っ手が室内窓ユニット20に衝突することを低減できる。
また、本実施形態においては、室内窓ユニット20は、上下方向に並んで配置される複数の窓を有し、複数の種類の窓(開閉窓40、FIX窓50)が配置される。本実施形態では、室内窓ユニット20において、縦枠31の障子(開閉障子42、FIX障子52)側の見込平面部321c,331cが平面のみで構成される。そのため、縦枠31の見込平面部321c,331cにおいては、縦枠31には、障子(開閉障子42、FIX障子52)の種類に応じた加工が施されていないため、異なる種類の障子を容易に設置できる。
また、本実施形態においては、室内窓ユニット20は、左右方向(横方向)に連続して配置された連窓を構成し、連窓における隣接する窓の連結縦枠33同士は、連結縦枠33の長手方向に直交する方向に連結される。これにより、連結縦枠33同士を直接連結できるため、連窓の場合に必要な方立を必要しない。よって、連窓とした室内窓ユニット20の見込方向の寸法を小さくすることができる。これにより、厚さが薄い壁に室内窓ユニット20を設置できる。
また、室内窓ユニット20の見込方向の寸法を小さくできるため、室内窓ユニット20を対向壁面11aよりも奥側の位置に配置しやすくなる。これにより、例えば、戸体72の前面72aにドアノブ75などの取っ手が取り付けられていた場合に、室内窓ユニット20を対向壁面11aよりも奥側の位置に配置させることができるため、戸体72が蝶番73を中心に回転して開位置に位置しても、戸体72のドアノブ75が室内窓ユニット20に衝突することを一層低減できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を付し、対応する構成については同一の規則性に従って符号を付し、適宜その説明を省略する。
第2実施形態は、第1実施形態の室内空間の採光構造1と比べて、枠付きドア70Aの構成が異なる。図11は、第1実施形態の図3に対応する第2実施形態の室内空間の採光構造を示す図であって、戸体72及び室内窓ユニット20の横断面である。
図11に示すように、枠付きドア70Aのドア枠体71Aは、戸体上枠(図示せず)と、吊元側縦枠714と、戸先側縦枠715と、を備える。
吊元側縦枠714は、ドア側端部構造体112に取り付けられる。戸先側縦枠715は、柱状構造体113に取り付けられる。吊元側縦枠714及び戸先側縦枠715は、上下方向に延びる形材により形成される。吊元側縦枠714及び戸先側縦枠715は、例えば、アルミ材料の形材で形成される。
吊元側縦枠714及び戸先側縦枠715は、左右対称の形状を有し、それぞれ、縦枠本体714a,715aと、前側延出板714e,715eと、後側延出板714f,715fと、を有する。
吊元側縦枠714の及び戸先側縦枠715の縦枠本体714a,715aは、奥行方向において、仕切壁11の厚さよりも短い奥行き長さを有して構成される。縦枠本体714a,715aは、ドア側端部構造体112及び柱状構造体113のドア側開口101側の側面に配置され、奥行方向において、ドア側端部構造体112及び柱状構造体113の壁面ボード112c,113cの間に配置される。これにより、吊元側縦枠714の及び戸先側縦枠715の縦枠本体714a,715aは、仕切壁11の前側及び後側から視認されないように構成される。
縦枠本体714a,715aは、第1ホロー部714b,715bと、第2ホロー部714c,715cと、第1ホロー部714b,715b及び第2ホロー部714c,715cを接続する接続板部714d,715dと、を有する。
第1ホロー部714b,715b、第2ホロー部714c,715c及び接続板部714d,715dは、奥行方向の前側から後側にこの順で配置され、奥行方向において、仕切壁11の厚さよりも短い奥行き長さで、ドア側端部構造体112及び柱状構造体113の壁面ボード112c,113cの間に配置されている。
縦枠本体714a,715aにおいて、第1ホロー部714b,715bと第2ホロー部714c,715cとの間であって、奥行方向の途中には、ドア側開口101の内部側に向けて開放する取付凹部714g,715gが形成される。取付凹部714gの開放側の端部には、戸先側戸当たり742が取り付けられる。取付凹部715gの開放側の端部には、吊元側戸当たり741が取り付けられる。
前側延出板714e,715eは、板状に形成され、縦枠本体714a,715aの前側の端部から、前側の壁面ボード112c,113cの端面に沿って、前側に延び、前側の壁面ボード112c,113cの前面から僅かに突出する。前側延出板714e,715eは、板状に形成されるため、前側からは視認されにくい。
後側延出板714f,715fは、板状に形成され、縦枠本体714a,715aの後側の端部から、側面側の壁面ボード112cの側面に沿って、仕切壁11の奥行方向の後側の途中まで延びる。
以上のように構成される第2実施形態においては、ドア枠体71Aの吊元側縦枠714及び戸先側縦枠715の縦枠本体714a,715aは、奥行方向において、仕切壁11の厚さよりも短い奥行き長さで、ドア側端部構造体112及び柱状構造体113の壁面ボード112c,113cの間に配置されているため、室内空間から視認されない。また、室内窓ユニット20の端部縦枠32は、見付方向の幅を小さくできると共に、凸部321bが壁面ボード113c,114cで隠されており、凹凸が外部に露出されない。
これにより、第2実施形態においては、枠付きドア70Aにも、室内窓ユニット20にも、室内から目立つように視認される枠体がないため、デザイン上のノイズとなるものがなく、すっきりとしたデザインの室内空間とすることができる。
以上、本発明の室内空間の採光構造1の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態においては、室内窓ユニット20において、窓(開閉窓40及びFIX窓50)を上下方向及び左右方向(横方向)に複数並んで配置するように構成したが、これに限定されない。窓(開閉窓40及びFIX窓50)は、上下方向にのみ並んで配置されていてもよく、左右方向のみに並んで配置されていてもよい。
前記実施形態では、戸体72を、室内窓ユニット20側に回転して開閉可能な構成としたが、これに限定されない。戸体には、例えば、スライド式の引き戸により構成される戸体、クローゼットの入口に配置される戸体などが含まれる。また、室内窓ユニット20とは反対側に回転して開閉可能な戸体であってもよい。
前記実施形態における柱状構造体は、戸体72と室内窓ユニット20との間において、上下方向に延びる構造体であれば特に限定されず、前記実施形態のように、例えば、木枠の一部で構成してもよいし、通常の柱で構成してもよい。
前記実施形態では、枠付ドア70及び室内窓ユニット20を、仕切壁11の開口101,102に配置したが、これに限定されない。仕切壁が存在しない構成において、枠付ドア70及び室内窓ユニット20を、仕切がない床と天井との間に取り付けてもよい。また、室内窓ユニット20を仕切壁11の窓側開口102に配置する場合に、窓側開口102の下方に窓台を設けてもよい。
1…室内空間の採光構造
11a…対向壁面(戸体に対向する壁面)
20…室内窓ユニット(窓ユニット)
40…開閉窓(窓)
50…FIX窓(窓)
33…連結縦枠(縦枠)
72…戸体
73…蝶番
113…柱状構造体

Claims (4)

  1. 室内空間への採光が可能な室内空間の採光構造であって、
    前記室内空間は、仕切構造物により仕切られており、
    前記仕切構造物は、上下方向に並んで配置される複数の窓を有する窓ユニットと、前記窓ユニットに隣接して並んで配置される開閉可能な戸体と、を備え、
    前記窓ユニット及び前記戸体は、木枠の開口に納められ、
    前記木枠は、左右の端部縦木枠と、前記左右の端部縦木枠の間の中央に配置される中央縦木枠と、を有し、
    前記窓ユニットは、枠体と、前記枠体内に上下方向に並んで配置される複数の障子と、を有し、
    前記枠体の下枠は、床に直接固定され、
    前記窓ユニットと前記戸体との間に配置され、上下方向に延びる柱状構造体を更に備え、
    前記窓ユニットと前記戸体とは、前記柱状構造体を介して接続され、
    前記柱状構造体は、前記中央縦木枠から構成され、
    前記中央縦木枠の前記窓ユニット側の面には、前記窓ユニットの端部縦枠が固定され、前記中央縦木枠の前記戸体側の面には、前記戸体が取り付けられる戸体取付用の縦枠が固定される室内空間の採光構造。
  2. 前記窓ユニットは、前記戸体を回転可能に支持する蝶番側において、前記戸体が開位置に位置する場合に前記戸体に対向する壁面よりも奥側の位置に配置される請求項1に記載の室内空間の採光構造。
  3. 前記窓ユニットは、上下方向に並んで配置される複数の窓を有し、複数の種類の窓が配置される請求項1又は2に記載の室内空間の採光構造。
  4. 前記窓ユニットは、横方向に並んで配置される複数の窓を有し、横方向に連続して配置された連窓を構成し、
    前記連窓における隣接する窓の縦枠同士は、前記縦枠の長手方向に直交する方向に連結される請求項1から3のいずれかに記載の室内空間の採光構造。
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