JP3064235B2 - 埋め込みボックスへの蓋体の取付け構造 - Google Patents

埋め込みボックスへの蓋体の取付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御盤等の埋め込
みボックスに蓋体を取付けるための技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から制御盤等の埋め込みボックスに
蓋体を取付けるには、壁に埋め込んだ埋め込みボックス
の壁前面から前方に突出した部分の開口部の縁に蓋体の
一端部をヒンジにより回動自在に取付け、該蓋体の他端
部側をキー操作で開閉する錠装置により埋め込みボック
スに取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例に
あっては、壁前面にクロスなどの表面化粧材を貼り付け
る前工程で、壁に埋め込んだ埋め込みボックス体にあら
かじめ蓋体がヒンジにより取付けてあるので、クロスを
貼る場合に、クロスの埋め込みボックス側の端部の切断
部分が直接外部に露出してしまって納まりが悪いという
問題がある。しかも、従来にあっては、蓋体を開いて埋
め込みボックス内の制御盤等の保守、点検を行う場合、
蓋体がヒンジで枢支してあるので、開いた状態の蓋が自
重などにより閉じようとするために、保守、点検の際の
邪魔になり、このため、ステーなどの仮保持部材を特別
に設けて、該ステーなどにより開いた状態の蓋体を保持
する必要があった。また、ステーなどにより開いた状態
の蓋体を保持しても、依然として、蓋体が埋め込みボッ
クスの前方開口部付近に位置することにかわりはなく、
このため、依然として蓋体が保守、点検の際の邪魔にな
っていた。
【0004】また、従来にあっては、埋め込みボックス
の内部から側面片にビス打ちをして埋め込みボックスの
側面片を壁の開口部の内面部に固着していたので、埋め
込みボックスの壁への固着する際に、固着操作がしにく
いだけでなく、ビス打ちなどの際に埋め込みボックス内
に内装した制御盤等を破損するおそれがあった。本発明
は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであっ
て、壁前面にクロスを貼った場合などクロスの端部が直
接外部に露出しないようにでき、また、保守、点検の際
に蓋体が邪魔にならないようにでき、しかも、蓋体の着
脱構造が簡単で、ロック機構及びロック解除機構が簡略
化でき、また、埋め込みボックスの取付けが容易で埋め
込みボックス内部に内装した制御盤等を破損することが
なく、更に、蓋体の取付けに当たっても位置決めして簡
単且つ正確に取付けることができ、更に、壁に形成した
開口部の両側に間柱や桟や縦胴縁等が存在しなくても、
石膏ボードのような壁材に確実に取付けることができる
埋め込みボックスへの蓋体の取付け構造を提供すること
を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を解決
するために、本発明の埋め込みボックスへの蓋体の取付
け構造は、壁に埋め込んだ前面が開口した埋め込みボッ
クス1の壁前面2より前方に突出した部分に蓋体3を着
脱自在に外嵌するものであって、埋め込みボックス1の
上端部に蓋体3の上端部を着脱自在に引っ掛け係止し、
埋め込みボックス1の内部の下部に蓋体3の背面下部に
設けたロック棒4をはめ込むための前方が開口した嵌め
込み溝部5を有する受け金具6を設け、該受け金具6に
回動自在に枢支された回動体7にストッパ部8と操作部
9とを設け、ストッパ部8を回動体7の自重により嵌め
込み溝部5の前方側の開口部と交差するように配置し、
操作部9を上方に押し上げる際及び蓋体3の背面部下部
に設けたロック棒4を前方からはめ込む際に回動体7を
自重に抗して回動してストッパ部8が嵌め込み溝部5の
前方側の開口部から離れるように設定し、埋め込みボッ
クス1の壁面2より突出する部分の突出基部に埋め込み
ボックス1内の操作部9を操作するための治具10を
め込みボックス1内に挿入する治具挿入孔11を設けて
成ることを特徴とするものである。このような構成とす
ることで、蓋体3の上端部を埋め込みボックス1の上端
部に引っ掛けた状態で蓋体3を回動して蓋体3のロック
棒4を嵌め込み溝部5の前方開口部から挿入すること
で、ロック棒4がストッパ部8を押して回動体7を回動
することで嵌め込み溝部5にはめ込み、ロック棒4がス
トッパ部8を通過した後は、回動体7が自重で回動して
ストッパ部8が嵌め込み溝部5の前方側の開口部と交差
してロック棒4が抜けるのが防止される。一方、壁前面
2に沿って治具10を移動させて治具挿入孔11から
め込みボックス1内に挿入して埋め込みボックス1内の
操作部9を操作することで、回動体7を自重に抗して回
動してストッパ部8を嵌め込み溝部5の前方側の開口部
から離れさせ、この状態で蓋体3の下部を前方に引き、
ロック棒4を嵌め込み溝部5から引出し、更に蓋体3の
上端部の埋め込みボックス1の上端部に引っ掛け係止し
た部分を外すことで、蓋体3を埋め込みボックス1から
完全に取り外すことができるものである。
【0006】また、埋め込みボックス1両側の壁前面2
より突出する部分の突出基部から壁前面2に当接して固
定するための固定片12を突出すると共に、該固定片1
2の先端から前方に突出する蓋位置決め片13を突出
し、蓋体3の背面側の両側に設けた側縁部14を蓋位置
決め片13の外側に重ねることも好ましい。このような
構成とすることで、固定片12を壁前面2に当てて前方
から固着具21を挿入して固着することができるもので
あり、また、蓋体3を取付ける際に、蓋体3の背面側の
両側に設けた側縁部14を蓋位置決め片13の外側に重
ねるようにしてはめ込むことで、固定片12を設けたに
もかかわらず、固定片12を隠すように確実に蓋体3を
取付けることができるものである。
【0007】また、埋め込みボックス1の両側面片18
の壁前面2よりも後方に後退した位置に挟持金具挿入孔
15を設け、挟持金具挿入孔15から挿入したL字状の
挟持金具16の一片17を埋め込みボックス1の側面片
18の内面に当接すると共にL字状の挟持金具16の他
片19を壁材20の背面側に当接し、壁材20の前面に
当接した固定片12と壁材20の背面側に当接した挟持
金具16の他片19とを壁材20を介して固着具21に
て固着することも好ましい。このような構成とすること
で、壁に形成した開口部の両側に間柱や桟や縦胴縁等が
存在しなくても、石膏ボードのような壁材20を固定片
12と挟持金具16の他片19とで挟持して埋め込みボ
ックス1を取付けることができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を以下添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。図5に示す実施形態におい
て、埋め込みボックス1として、エレベータの制御盤等
を内装した埋め込みボックス1の例が示してある。この
エレベータの制御盤等を内装した埋め込みボックス1は
図示例ではエレベータ乗り場の乗り場用扉40付近の壁
に埋設して取付けてある。
【0009】図1に示すように、埋め込みボックス1は
前面が開口しており、この埋め込みボックス1の両側面
片18の外面側の前部に外側方に向けて固定片12が突
設してある。この固定片12には固着具挿入孔12aが
複数個設けてあり、更に、固定片12の突出先端から前
方に向けて蓋位置決め片13が突設してある。ここで、
埋め込みボックス18の固定片12より後方側が壁Aに
埋め込まれる部分であり、固定片12よりも前方側が壁
Aから前方に突出する部分となっている。
【0010】埋め込みボックス1の上面片22の上記壁
Aから突出する部分には上方に向けて係止片23が突設
してある。また、埋め込みボックス1の両側面片18の
下部の上記壁Aから突出する部分には切り込み溝部24
が設けてある。また、埋め込みボックス1の内部の下部
には受け金具6が取付けてある。この受け金具6は図6
に示すように両側片25にそれぞれ前方及び両側に開口
するコ字状をした嵌め込み溝部5が設けてある。
【0011】この受け金具6の両側片25の上片部25
aの先端部には回動体7が回動自在に枢支してある。回
動体7は図6に示すようなもので、枢支部分よりも後方
の下部にストッパ部8と、ストッパ部8よりも後方位置
において斜め下方に向けて傾斜した板状の操作部9が設
けてある。そして通常状態では、図2、図6(b)のよ
うに回動体7が自重により矢印イ方向に回動体7を回動
する力が作用し、操作部9の先端が受け金具6の底片2
6に当たって停止しており、この状態で、ストッパ部8
が嵌め込み溝部5の前方側の開口部と交差するように設
定してある。受け金具6の底片26は埋め込みボックス
1内において埋め込みボックス1の下面片27に固着し
てあり、埋め込みボックス1の下面片27の下部の壁A
から突出する部分の突出基部にスリット状の治具挿入孔
11が設けてあり、この治具挿入孔11と連通するよう
に受け金具6の底片26にも孔28が設けてある。そし
て、この孔28を介して治具挿入孔11が斜め下方に向
けて傾斜した板状の操作部9に対向している。
【0012】蓋体3の背面部の外周部には背方に向けて
背方突出片29を突設してあり、該背方突出片29の先
端部には内方に向けて内向き片30が突出してある。そ
して、上記内向き片30のうち上の上向き片30が係止
片23に係止自在となった被係止片31となっている。
また、蓋体3の背面側において両側方の背方突出片29
の下部間にロック棒4が架設してある。
【0013】埋め込みボックス1は壁Aに形成した開口
部Bにはめ込んで、固定片12を壁前面2に当てた状態
で、固定片12の固着具挿入孔12Aからビスのような
固着具21を挿入して固着具21を壁Aに形成した開口
部の内面部に位置する間柱、縦桟、縦胴縁等の壁下地部
材33に固着する。このように埋め込みボックス1を壁
Aに形成した開口部Bにはめ込んで固着した後に、壁前
面2にクロスのような表面仕上げ材34を貼り付けて表
面仕上げを行う。
【0014】その後、蓋体3の上端部の被係止片31を
埋め込みボックス1の上端部の係止片23に係止し、こ
の被係止片31を係止片23に係止した部分を回動点と
して蓋体3を回動して蓋体3を埋め込みボックス1の壁
前面2から前方に突出した部分に被嵌するものである。
この場合、蓋体3の回動により蓋体3の裏面の下部に設
けたロック棒4がストッパ部8を押して回動体7を回動
することで嵌め込み溝部5にはめ込まれるものであり、
ロック棒4がストッパ部8を通過した後は、回動体7が
自重で回動してストッパ部8が嵌め込み溝部5の前方側
の開口部と交差して図2に示すように、ロック棒4が抜
けるのが防止されるようになっている。この状態では蓋
体3を前方に引っ張っても蓋体3は埋め込みボックス1
から外れることがないものである。つまり、図2の状態
で、蓋体3を前方に引っ張ってロック棒4がストッパ部
8に当たって回動体7を回動しようとしても、操作部9
が底片26に当たって回動せず、したがってロック棒4
が前方に抜けないものである。
【0015】上記蓋体3を取付けた際に、ロック棒4の
両端部は埋め込みボックス1の両側面片18に設けた切
り込み溝部24にはめ込まれる。ところで、上記蓋体3
を回動しながら埋め込みボックス1の壁前面2から前方
に突出した部分に被嵌する際、図3に示すように、蓋位
置決め片13の外側に蓋体3の背面側の両側に設けた内
向き片30の先端部の側縁部14が重なるようにしては
め込まれるものであり、該嵌め込み時に蓋位置決め片1
3をガイドとして正確にはめ込むことができるものであ
る。そして、上記のように蓋体3を埋め込みボックス1
に外嵌することで、壁前面2に貼ったクロスのような表
面仕上げ材34の埋め込みボックス1側の端部を蓋体3
で覆い隠すことができるものである。したがって、クロ
スのような表面仕上げ材34の端部の納まりが良くなる
ものである。
【0016】一方、取り外しに当たっては、図4に示す
ように、壁前面2に沿って薄帯状をした治具10を上方
に移動させ、該治具10を治具挿入孔11から埋め込み
ボックス1内に挿入して、治具10により操作部9を押
して回動体7を回動させることで、ストッパ部8を嵌め
込み溝部5の前方側の開口部から離れさせ、この状態で
蓋体3の下部を前方に引き、ロック棒4を嵌め込み溝部
5から引出し、更に蓋体3の上端部の埋め込みボックス
1の上端部に引っ掛け係止した部分を外すことで、蓋体
3を埋め込みボックス1から完全に取り外すのである。
このように蓋体3を完全に取り外した状態で埋め込みボ
ックス1内の制御盤等の保守、点検を行うものであり、
蓋体3を完全に取り外すので、制御盤等の保守、点検が
蓋体3に邪魔されることなく行えるものである。
【0017】ここで、図1に示すように、埋め込みボッ
クス1の両側面片18の壁前面2よりも後方に後退した
位置に挟持金具挿入孔15を設けてもよいものである。
そして、図7乃至図9に示すように、壁Aに形成した開
口部の両側に間柱、縦桟、縦胴縁等の壁下地部材33が
存在しない場合、L字状をした挟持金具16の一片17
を埋め込みボックス1の側片18の内面に当接すると共
にL字状の挟持金具16の他片19を壁材20の背面側
に当接し、この状態で、壁前面2に当接した固定片12
から固着具21を挿入して、石膏ボードのような壁材2
0を貫通して該固着具21を挟持具16の他片19に固
着することで、壁材20の前面である壁前面2に当接し
た固定片12と壁材20の背面に当接した挟持金具16
の他片19とで壁材20を挟着して取付けるものであ
る。
【0018】このようにすることで、壁Aに形成した開
口部の両側に間柱、縦桟、縦胴縁等の壁下地部材33が
存在しない場合でも、埋め込みボックス1を取付けるこ
とができるものである。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、埋め込みボックスの上端部に蓋体の
上端部を着脱自在に引っ掛け係止し、埋め込みボックス
の内部の下部に蓋体の背面下部に設けたロック棒をはめ
込むための前方が開口した嵌め込み溝部を有する受け金
具を設け、該受け金具に回動自在に枢支された回動体に
ストッパ部と操作部とを設け、ストッパ部を回動体の自
重により嵌め込み溝部の前方側の開口部と交差するよう
に配置し、操作部を上方に押し上げる際及び蓋体の背面
部下部に設けたロック棒を前方からはめ込む際に回動体
を自重に抗して回動してストッパ部が嵌め込み溝部の前
方側の開口部から離れるように設定し、埋め込みボック
スの壁面より突出する部分の突出基部に埋め込みボック
ス内の操作部を操作するための治具を埋め込みボックス
内に挿入する治具挿入孔を設けるので、蓋体の上端部を
埋め込みボックスの上端部に係止した状態で蓋体を回動
するのみで、ロック棒を嵌め込み溝部にはめ込んでスト
ッパ部によりロック棒が前方に抜けないようにロックで
きるものであり、簡単に蓋体を埋め込みボックスに外嵌
して取付けてロックできるものである。しかも、蓋体の
取り外しに当たっては治具挿入孔から埋め込みボックス
内に治具を挿入して埋め込みボックス内の操作部を操作
して回動体を回動するだけで、ロックを解除できるの
で、簡単に蓋体を取り外すことができるものである。し
かも、蓋体は埋め込みボックスに対して着脱自在に外嵌
されるので、取り外し状態では完全に蓋体を外すことが
できて、埋め込みボックス内の保守、点検が容易に行
え、更に、蓋体を取り外した状態で壁前面にクロスなど
の表面仕上げ材を貼り付ける作業ができて、蓋体に邪魔
されることなくクロスなどの表面仕上げ材の貼り付け作
業ができ、また、該表面仕上げ材の埋め込みボックス側
の端部を蓋体により隠すことができるので、表面仕上げ
材の端部の納まりが良くなるものである。
【0020】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、埋め込みボック
ス両側の壁前面より突出する部分の突出基部から壁前面
に当接して固定するための固定片を突出すると共に、該
固定片の先端から前方に突出する蓋位置決め片を突出
し、蓋体の背面側の両側に設けた側縁部を蓋位置決め片
の外側に重ねてあるので、固定片を壁前面に当てて前方
より固着具により固着することができて、固着具による
固着作業が容易であり、また、埋め込みボックスの内部
から固着作業をする従来例のように埋め込みボックスの
内部の制御盤等を破損するおそれがないものであり、ま
た、蓋位置決め片を設けてあるので、固定片を設けたと
言えども蓋位置決め片をガイドとして簡単に蓋体を埋め
込みボックスの前部に正確に外嵌できるものである。
【0021】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項2記載の発明の効果に加えて、埋め込みボック
スの両側面片の壁前面よりも後方に後退した位置に挟持
金具挿入孔を設け、挟持金具挿入孔から挿入したL字状
の挟持金具の一片を埋め込みボックスの側面片の内面に
当接すると共にL字状の挟持金具の他片を壁材の背面側
に当接し、壁材の前面に当接した固定片と壁材の背面側
に当接した挟持金具の他片とを壁材を介して固着具にて
固着してあるので、壁に形成した開口部の両側に間柱や
桟や縦胴縁等が存在しなくても、石膏ボードのような壁
材を固定片と挟持金具の他片とで挟持して埋め込みボッ
クスを簡単に取付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】同上の蓋体を取付けた状態の縦断面図である。
【図3】同上の横断面図である。
【図4】同上の蓋体を取り外すためにロックを解除して
いる状態の断面図である。
【図5】同上の取付け状態の一実施形態の正面図であ
る。
【図6】(a)は同上の受け金具と回動体との斜視図を
示し、(b)は組合せ状態の側面図を示している。
【図7】同上の埋め込みボックスの取付け状態の他の実
施形態の横断面図である。
【図8】同上の部分正面図である。
【図9】同上の縦断面図である。
【符号の説明】
1 埋め込みボックス 2 壁前面 3 蓋体 4 ロック棒 5 嵌め込み溝部 6 受け金具 7 回動体 8 ストッパ部 9 操作部 10 治具 11 治具挿入孔 12 固定片 13 蓋位置決め片 14 側縁部 15 挟持金具挿入孔 16 挟持金具 17 一片 18 側面片 19 他片 20 壁材 21 固着具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東田 正 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 新立 巖 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 伊藤 博之 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 淺井 宏之 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 小池 裕人 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株 式会社内 (72)発明者 黒木 和清 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株 式会社内 (72)発明者 青木 勝夫 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株 式会社内 (72)発明者 倉科 恭子 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 平6−342615(JP,A) 実開 平7−10988(JP,U) 実開 昭50−118299(JP,U) 実開 平2−86181(JP,U) 実公 昭41−6878(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 3/00 H02B 1/38 H02B 1/44 H05K 5/02 - 5/03

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁に埋め込んだ前面が開口した埋め込みボ
    ックスの壁前面より前方に突出した部分に蓋体を着脱自
    在に外嵌するものであって、埋め込みボックスの上端部
    に蓋体の上端部を着脱自在に引っ掛け係止し、埋め込み
    ボックスの内部の下部に蓋体の背面下部に設けたロック
    棒をはめ込むための前方が開口した嵌め込み溝部を有す
    る受け金具を設け、該受け金具に回動自在に枢支された
    回動体にストッパ部と操作部とを設け、ストッパ部を回
    動体の自重により嵌め込み溝部の前方側の開口部と交差
    するように配置し、操作部を上方に押し上げる際及び蓋
    体の背面部下部に設けたロック棒を前方からはめ込む際
    に回動体を自重に抗して回動してストッパ部が嵌め込み
    溝部の前方側の開口部から離れるように設定し、埋め込
    みボックスの壁面より突出する部分の突出基部に埋め込
    みボックス内の操作部を操作するための治具を埋め込み
    ボックス内に挿入する治具挿入孔を設けて成ることを特
    徴とする埋め込みボックスへの蓋体の取付け構造。
  2. 【請求項2】 埋め込みボックス両側の壁前面より突出
    する部分の突出基部から壁前面に当接して固定するため
    の固定片を突出すると共に、該固定片の先端から前方に
    突出する蓋位置決め片を突出し、蓋体の背面側の両側に
    設けた側縁部を蓋位置決め片の外側に重ねて成ることを
    特徴とする請求項1記載の埋め込みボックスへの蓋体の
    取付け構造。
  3. 【請求項3】 埋め込みボックスの両側面片の壁前面よ
    りも後方に後退した位置に挟持金具挿入孔を設け、挟持
    金具挿入孔から挿入したL字状の挟持金具の一片を埋め
    込みボックスの側面片の内面に当接すると共にL字状の
    挟持金具の他片を壁材の背面側に当接し、壁材の前面に
    当接した固定片と壁材の背面側に当接した挟持金具の他
    片とを壁材を介して固着具にて固着して成ることを特徴
    とする請求項2記載の埋め込みボックスへの蓋体の取付
    け構造。
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