JPS623513Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS623513Y2
JPS623513Y2 JP17549179U JP17549179U JPS623513Y2 JP S623513 Y2 JPS623513 Y2 JP S623513Y2 JP 17549179 U JP17549179 U JP 17549179U JP 17549179 U JP17549179 U JP 17549179U JP S623513 Y2 JPS623513 Y2 JP S623513Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
groove
inner frame
airtight material
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP17549179U
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English (en)
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JPS5693487U (ja
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Publication date
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Publication of JPS623513Y2 publication Critical patent/JPS623513Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、化粧縁(エツジ)を用いない所謂ノ
ーエツジ扉の構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種ノーエツジ扉は、エツジ付扉に
比し、意匠的に優れ、しかもエツジに指を引掛け
る等の危険を防止できると共に、エツジ材を必要
としないので安価に出来ることから需要が高い。
しかしながら、ノーエツジ扉は第4図に示す如く
扉見込面において表面材の突合せ部に加工精度上
の問題により隙間を生じ、内フレームが見えてし
まい、これに対する対策が必要である。そこで従
来、見込面に凹溝を設け、該凹溝にカバー部材を
嵌入したものが知られている。しかるにこのもの
にあつては、凹溝が見込面の略全幅に亘つて形成
されていたので、扉がドア枠に納まる際に、見込
面がドア枠に差し掛かつた当初から擦れて大きな
摺動抵抗が生じ、特にこれを上下の見込面にも設
けた場合にはその干渉する範囲が著しく大きくな
り、ノーエツジ扉の円滑な開閉作動が大いに損わ
れてしまい、ひどいときには扉の開閉が出来なく
なるという欠点を生じ問題となる。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができるノーエツジ扉の構造を提
供することを目的として創案されたものであり、
表裏一対の表面材の端部を、開き戸用扉の四周の
枠組みをする内フレームを包むよう互いに対向す
る表面材側に向けて折曲し、扉の見込面を形成す
るようにしたノーエツジ扉であつて、上記見込面
を形成する両端部を、さらに内フレーム側に向け
て折曲し、その先端縁部をさらに互いに重ね合う
よう係止片を折曲形成して、見込面に気密材等の
部材嵌入用の凹溝を形成すると共に、該凹溝は、
見込面において扉の開き側方向に偏寄させてある
ことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、見込面に
凹溝を形成し、ここに気密材等の部材を嵌入する
ようにしたものでありながら、該気密材等の部材
とドア枠との干渉範囲を可及的に小さくして、円
滑な扉の開閉を行うことができる様にしたもので
ある。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1はノーエツジタイプの開
き戸様の扉であつて、該扉1は、その開き側にお
いてドア枠6に蝶板7で開閉自在に枢支されてい
る。ドア枠6は、左右の竪枠6a,6a、上枠6
b、下枠6cで構成されている。ドア枠6と扉1
との間には後述するように気密材3が装着されて
いる。一方、扉1は両表面材1a,1bで芯材5
を挟んで構成され、四周は、内側が拡開した断面
コ字形の内フレーム2によつて枠組形成されてい
る。扉1の見込面において表面材1a,1bは、
内フレーム2を包み込むよう互いに対向する表面
材1a,1b側に向けて折曲され、さらにその端
部側は内フレーム2側に向けて折曲されると共
に、その最終縁には内フレーム2に沿うL型係止
片8a,8bが形成されており、この係止片8
a,8bを互いに重合せることで凹溝8が形成さ
れる。そしてこの凹溝8は、見込面において、扉
1の蝶板7側、即ち扉の開き側方向に偏寄するよ
うにして形成されている。凹溝8の底面、つまり
係止片8a,8bの重合部は所定間隔おきに螺子
またはリベツト等の固着具4を用いて内フレーム
2に対し一体的に固定される。そして凹溝8に
は、例えばモヘヤ等の気密材3が四方または三方
に接着剤東部で嵌入取付される。気密材3は長尺
物を取付けるか、或いは断続的に取付けられる。
この場合に、扉のコーナー部にはコーナー気密材
3aを取付けることが気密性の向上のために好ま
しい。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、扉1の見込面においては、係止片8a,8b
が互いに重合した構造の凹溝8が形成され、しか
もこの凹溝8に気密材3が内装されているので、
固着具4、および内フレーム2の見込面からの露
出がなく、かつ固着具4を目隠ししたものとする
ことができる。
この様に本考案においては、扉1の見込面に凹
溝8を形成し、該凹溝8に気密材3を内装するよ
うにしたものでありながら、凹溝8は、扉1の開
き側方向に偏寄した位置に形成されている。この
ため扉1は、見込面において、気密材3から閉じ
側表面材1aまでの距離Xが開き側表面材1bま
での距離Yよりも大きく(X>Y)設定されるこ
とになる。この結果、扉1が閉戸する際に、ドア
枠6には、気密材3のない長い距離X側の面から
納まることとなつて、扉1は、見込面の略全幅に
亘つて気密材を装着した従来のものの様に、扉が
ドワ枠に差し掛かつた当初から気密材がドア枠と
擦れてしまうような不具合がなく、扉1が可成り
閉じた状態から漸く気密材3とドア枠6との擦れ
が始まることになる。このため凹溝8に気密材3
を内装したものであるにもかかわらず、気密材3
とドア枠6との干渉範囲を可及的に少なくし得
て、円滑な扉1の開閉作動を行わしめることが可
能となる。しかも扉1の全閉時には、気密材3と
ドア枠6との接触によつて優れた気密性を確保で
きることになる。
またこのもののように、凹溝底部において、係
止片8a,8bが互いに重合されており、かつこ
の重合部を固定具4によつて内フレーム2に一体
的に固定するようになつているので、扉1は、内
フレーム2で枠組みされた強固なものとなり、火
災等の際の熱変形によつて係止片8a,8bが内
フレーム2から分離してしまうような不具合を効
果的に防止できることとなり都合がよい。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、扉の見込面に凹溝を形成し、こ
こに気密材等の部材を嵌装して内フレーム等が露
出しないよう目隠し出来るものでありながら、凹
溝は、扉見込面の開き側方向に偏寄して形成され
ているため、気密材等の部材とドア枠との干渉範
囲が小さくなつて、扉を可成り閉じた状態から始
まることとなる。従つて、扉を開閉する際に、上
記干渉により摺動抵抗を受ける範囲を可及的に小
さく出来て、円滑かつ確実でしかも軽快な扉の開
閉操作を行うことができることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るノーエツジ扉の構造の実
施例を示したものであつて、第1図は扉の正面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図は扉
の要部斜視図、第4図は従来扉の部分断面図であ
る。 図中、1は扉、1a,1bは表面材、2は内フ
レーム、3は気密材、4は固定具、5は芯材、6
はドア枠、7は蝶板、8は凹溝、9は従来の凹
溝、10は従来の間隙である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表裏一対の表面材の端部を、開き戸用扉の四周
    の枠組みをする内フレームを包むよう互いに対向
    する表面材側に向けて折曲し、扉の見込面を形成
    するようにしたノーエツジ扉であつて、上記見込
    面を形成する両端部を、さらに内フレーム側に向
    けて折曲し、その先端縁部をさらに互いに重ね合
    うよう係止片を折曲形成して、見込面に気密材等
    の部材嵌入用の凹溝を形成すると共に、該凹溝
    は、見込面において扉の開き側方向に偏寄させて
    あることを特徴とするノーエツジ扉の構造。
JP17549179U 1979-12-20 1979-12-20 Expired JPS623513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17549179U JPS623513Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17549179U JPS623513Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5693487U JPS5693487U (ja) 1981-07-24
JPS623513Y2 true JPS623513Y2 (ja) 1987-01-27

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ID=29686158

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JP17549179U Expired JPS623513Y2 (ja) 1979-12-20 1979-12-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2692840B2 (ja) * 1988-03-11 1997-12-17 松下電工株式会社 防音ドア

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JPS5693487U (ja) 1981-07-24

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