JPH0714640Y2 - 扉 - Google Patents

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JPH0714640Y2
JPH0714640Y2 JP5733489U JP5733489U JPH0714640Y2 JP H0714640 Y2 JPH0714640 Y2 JP H0714640Y2 JP 5733489 U JP5733489 U JP 5733489U JP 5733489 U JP5733489 U JP 5733489U JP H0714640 Y2 JPH0714640 Y2 JP H0714640Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
door
vertical frame
groove
base plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5733489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02149098U (ja
Inventor
真一 八幡
Original Assignee
三協アルミニウム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三協アルミニウム工業株式会社 filed Critical 三協アルミニウム工業株式会社
Priority to JP5733489U priority Critical patent/JPH0714640Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【考案の目的】
(産業上の利用分野) 本考案は、例えば門扉,玄関ドア等に利用される扉に係
り、さらに詳しくは、扉竪框に吊元目板を装着し、蝶番
の固着部を隠蔽して外観形状を向上させた扉に関するも
のである。 (従来の技術) 例えば、第4図に示す門扉100において、蝶番101は、左
右の門柱102,102の埋め込み寸法誤差などに対応して左
右の扉103,103の高さを一致させるため、扉103への取付
け位置を上下に移動調整できるような構造となってい
る。 また、このような扉103には、前記蝶番101を扉103に取
付けるねじやそのための内部構造が露出して見苦しくな
らないように、前記扉103の竪框103aの吊元側見込み面
のほぼ全長にわたって目板をはめ込み、外観を向上させ
たものがある、 すなわち、第5図(a)は、その構造を示すもので、蝶
番101は、4本のねじ104を締め付けることによって蝶番
裏板105を引き寄せ、当該裏板105と前記蝶番101との間
で扉103の竪框103aに設けた係止部103b,103bを挟み込
み、前記竪框103aの任意の位置で固定できるようになっ
ている。 このような蝶番101の固着部106を隠蔽するための吊元目
板107は、目板本体107aに係合突片107b,107bを設けた形
状のものであり、前記係合突片107b,107bを竪框103aの
前記係止部103b,103bに係合することによって前記竪框1
03aの見込み面に装着するようになっている。そして、
前記吊元目板107の目板本体107aおよび係合突片107bに
は、前記蝶番101の移動調整しろを見込んで当該蝶番101
より長寸の切欠107cおよび107dがそれぞれ設けてあり、
当該蝶番101を挿通して蝶番101の軸受け部101aを外部に
突出させるようになっている。 (考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記構造の扉103においては、第5図
(b)に示すように扉を開放した状態で、吊元目板107
に設けた切欠107cの切欠小口が外部から見えやすく、美
観を損ねるという問題点があり、当該扉103の外観上の
課題となっていた。 (考案の目的) 本考案は、蝶番固着部を隠蔽する吊元目板を備えた従来
の扉における上記課題を解決するためになされたもので
あって、その目的とするところは、蝶番金具を挿通し、
蝶番の軸受け部又は軸部を突出させるために目板に設け
た切欠の小口が見えにくく、外観形状の優れた扉を提供
することにある。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) 本考案に係る扉は、扉竪框の吊元側見込み面に形成した
蝶番取付用溝に蝶番を取付け、該蝶番の固着部を蝶番取
付用溝に装着した吊元目板で隠蔽するとともに、蝶番の
軸受け部又は軸部を前記目板に設けた切欠を介して外部
に突出させた扉において、前記吊元目板には前記蝶番取
付用溝の底壁に向って突出して前記蝶番取付用溝内に設
けた係止部に係合する係合突片を設け、該係合突片と蝶
番取付用溝内壁との間に竪框の上下にわたって前記見込
み面に開口する蝶番挿通用溝を設けるとともに吊元目板
の前記係合突片に前記蝶番挿通用溝側に開口する蝶番挿
通用切欠を設け、前記軸受け部又は軸部を前記蝶番挿通
用溝及び蝶番挿通用切欠から外部に突出させた構成とし
たものであり、このような扉の上記構成を前述の課題を
解決するための手段としたことを特徴としている。 (作用) 本考案に係る扉は、その竪框の吊元側見込み面に形成し
た蝶番取付用溝に吊元目板を装着することによって、前
記蝶番取付用溝の内壁と前記吊元目板の係合突片との間
に、竪框の上下方向にわたって前記竪框の吊元側見込み
面に開口する蝶番挿通用溝が形成されるようになってい
る。そして、前記竪框の蝶番取付用溝に固定された蝶番
は、前記目板の係合突片に設けた前記蝶番挿通用溝側に
開口する蝶番挿通用切欠と前記蝶番挿通用溝とを挿通し
てその軸受け部又は軸部を外部に突出させている。 したがって、目板に設けた前記蝶番挿通用切欠は、竪框
の見込み面に直接開口することなく、前記蝶番挿通用溝
内に開口するため、扉の開放状態においても外部からは
その切欠小口がほとんど見えなくなり、当該扉の外観が
すっきりとしたものとなる。 (実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。 第1図は、本考案に係る扉の一実施例を示す外観図であ
り、図において扉1は、その竪框2に3個の蝶番3を備
えている。 第2図は、前記扉1の第1図A-A線における横断面を示
すものであり、前記竪框2の吊元側見込み面に形成され
た蝶番取付用溝2aには、吊元目板4が装着されており、
前記蝶番3の竪框2への固着部5を隠蔽している。 第3図(a)は、前記竪框2への蝶番3および吊元目板
4の取り付け構造を示すもので、前記蝶番3は、4本の
ねじ6を締め付け、竪框2の前記蝶番取付用溝2a内に設
けた係止部2b,2bを当該蝶番3と蝶番裏板7との間に挟
み込むことによって竪框2に取り付けられる構造となっ
ており、前記係止部2b,2bに沿って上下に移動させるこ
とによって取り付け位置を調整できるようになってい
る。 一方、吊元目板4は、前記蝶番取付用溝2aの底壁2cに向
って突出する係合突片4a,4aを備えていると共に前記竪
框2とほぼ同一の長さを有するものであって、前記係合
突片4a,4aを蝶番取付用溝2a内の前記係止部2b,2bに係合
することによって前記竪框2の蝶番取付用溝2aに装着さ
れ、当該竪框2の見込み面前体をカバーして前記蝶番3
の固着部5を隠蔽するようになっている。 なお、前記吊元目板4の係合突片4aには、蝶番3の取付
け位置調整のための上下動を考慮して、前記蝶番3の寸
法よりも縦方向に長くした蝶番挿通用切欠4bがそれぞれ
形成されており、当該目板4の装着時に蝶番3との干渉
を避けるようになっている。 第3図(b)は、上記のようにして、吊元目板を竪框2
の吊元側見込み面に装着した状態を示すものである。 このとき、前記吊元目板4の幅は竪框2の見込み幅より
若干狭く形成されているため、当該吊元目板4の係合突
片4aと前記竪框2の蝶番取付用溝2aの内壁2dとの間に、
当該竪框2の上下方向のほぼ全長にわたって見込み面側
に開口する蝶番挿通用溝8が形成されるようになってお
り、前記竪框2に取付けられた蝶番3は、前記蝶番挿通
用溝8および前記目板4の係合突片4aに設けた蝶番挿通
用切欠4bを挿通してその軸受け部3aを当該竪框2の見付
け面側外部に突出させている。 前記切欠4bは前述のように係合突片4aに設けてあるため
前記蝶番挿通用溝8内に開口したものとなっている。し
たがって、当該扉1は、開放状態において竪框2の見込
み面の全長にわたって蝶番挿通用溝8が見えるものの、
切欠小口が外部からほとんど見えなくなっており、全体
的にすっきりした良好な外観を備えたものとなってい
る。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る扉は、扉竪框の吊元
側見込み面に形成した蝶番取付用溝に蝶番を取付け、該
蝶番の固着部を蝶番取付用溝に装着した吊元目板で隠蔽
するとともに、蝶番の軸受け部又は軸部を前記目板に設
けた切欠を介して外部に突出させた扉において、前記吊
元目板には前記蝶番取付用溝の底壁に向って突出して前
記蝶番取付用溝内に設けた係止部に係合する係合突片を
設け、該係合突片と蝶番取付用溝内壁との間に竪框の上
下にわたって前記見込み面に開口する蝶番挿通用溝を設
けるとともに吊元目板の前記係合突片に前記蝶番挿通用
溝側に開口する蝶番挿通用切欠を設け、前記軸受け部又
は軸部を前記蝶番挿通用溝及び蝶番挿通用切欠から外部
に突出させた構成としたものであるから、吊元目板に設
けた蝶番挿通用切欠の小口が見えにくく、その外観形状
をすっきりとした良好なものにすることができるという
優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る扉の一実施例を示す外観図、第2
図は第1図のA-A線における断面図、第3図(a)は前
記扉の蝶番および吊元目板の取り付け構造を説明する斜
視図、第3図(b)は前記吊元目板の装着状態を説明す
る斜視図、第4図は従来の扉の構造を説明するための両
開き門扉の全体図、第5図(a)(b)は従来の扉にお
ける吊元目板の形状および取付け構造を説明するそれぞ
れ斜視図である。 1……扉、2……竪框、2a……蝶番取付用溝、2b……係
止部、2c……底壁、2d……内壁、3……蝶番、3a……軸
受け部、4……吊元目板、4a……係合突片、4b……蝶番
挿通用切欠、5……固着部、8……蝶番挿通用溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉竪框の吊元側見込み面に形成した蝶番取
    付用溝に蝶番を取付け、該蝶番の固着部を蝶番取付用溝
    に装着した吊元目板で隠蔽するとともに、蝶番の軸受け
    部又は軸部を前記目板に設けた切欠を介して外部に突出
    させた扉において、前記吊元目板には前記蝶番取付用溝
    の底壁に向って突出して前記蝶番取付用溝内に設けた係
    止部に係合する係合突片を設け、該係合突片と蝶番取付
    用溝内壁との間に竪框の上下にわたって前記見込み面に
    開口する蝶番挿通用溝を設けるとともに吊元目板の前記
    係合突片に前記蝶番挿通用溝側に開口する蝶番挿通用切
    欠を設け、前記軸受け部又は軸部を前記蝶番挿通用溝及
    び蝶番挿通用切欠から外部に突出させたことを特徴とす
    る扉。
JP5733489U 1989-05-18 1989-05-18 Expired - Lifetime JPH0714640Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5733489U JPH0714640Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18

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JP5733489U JPH0714640Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18

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JPH02149098U JPH02149098U (ja) 1990-12-18
JPH0714640Y2 true JPH0714640Y2 (ja) 1995-04-10

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