JPS6133811Y2 - - Google Patents

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JPS6133811Y2
JPS6133811Y2 JP18789480U JP18789480U JPS6133811Y2 JP S6133811 Y2 JPS6133811 Y2 JP S6133811Y2 JP 18789480 U JP18789480 U JP 18789480U JP 18789480 U JP18789480 U JP 18789480U JP S6133811 Y2 JPS6133811 Y2 JP S6133811Y2
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JP
Japan
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door frame
door
attached
floor
rail
Prior art date
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JP18789480U
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JPS57111969U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は組付け収納家具、特に室内の床面か
ら天井面までの空間の略全域に渡して組付け設置
される種類の組付け収納家具に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の収納家具は、一般に箱状に組立
てられた収納本体の前面開口縁に扉枠が組付けら
れ、この扉枠に観音開きないしは折畳式の開き扉
が、扉を閉じた際に扉枠内にすつぽり収まるよう
にすなわち扉枠の内側に嵌め込み状態に装備され
たものとなされている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような従来の組付け収納家具は、
扉が扉枠の内側に嵌め込み状態に装備されている
ために、外観上いかにも扉付きの家具が設置され
ているという印象を与え、収納家具本来の目的の
ひとつである家具と室壁ないしは天井、床とを一
体化せしめて室内を広く感じさせようとする意図
に反するものであつた。また、扉と扉枠との間に
は正面側から外観される隙間を生じ易いものとな
り、そのために外観体裁上好ましくないと共に、
その隙間から埃も入り易かつた。さらに、施工上
の誤差あるいは施工後の材料の反り等によつて生
じる扉枠の僅かな歪変形によつても扉のスムーズ
な開閉機能が阻害され易いというような欠点があ
つた。
この考案は、上記のような問題点を解決するこ
とを目的とし、前面姿において恰も室壁と同様に
外観せしめることができて体裁の極めて優れたも
のとなしうるのはもとより、永時に恒つて扉のス
ムーズな開閉機能を保証しうる組付け収納家具を
提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 而して、この考案は上記目的を達成するために
天井パネル、左右側壁パネル、床パネル及び背板
を備えて前面を開放した箱状に組立てられる収納
部本体と、該収納部本体の前面開口縁に取付けら
れる矩形扉枠と、この扉枠に取付けられる1ない
し複数個の扉とよりなり、前記扉枠が収納部本体
の開口縁の前面に該面を覆う前付け状態にして取
付けられると共に、該扉枠の床面上に位置される
下框に対し、その前側に平行に近接位置において
床面上にレールが配置され、このレールの所定位
置に取付けられた下部ピボツト受と、天井に近接
して位置される上記扉枠の上框の前面の対応位置
に前方突出状に取付けられた上部ピボツト受と
に、扉の上下のピボツトの旋回軸部を枢支せしめ
ることによつて前記扉が前記扉枠の前面側に外付
け状態に取付けられていることを特徴とする組付
け収納家具を要旨とするものである。
実施例 以下、この考案の構成を図示実施例について説
明する。
1は前面を開放した箱状に組立てられた収納部
本体であり、天井パネル2と、左右側壁パネル
3,3と、床パネル4と、背板5とにより構成さ
れる。この収納部本体1は、規定寸法に製作され
た天井パネル2、床パネル4及び背板5の使用枚
数を増減することにより、設置場所のスペースに
応じて各種異なつた大きさに形成されるものであ
る。而してこの収納部本体1の組付け施工は、先
ず屋体壁面に適宜固定用胴縁6を介して背板5を
取付け、次いでこれを基準に天井パネル2、側壁
パネル3,3、床パネル4および要すれば仕切パ
ネル7等を順次連結金具を介して連結し、かつそ
れぞれを適宜壁面や床および天井等に直接または
固定用材10を介して釘打ち固定して組立てるも
のである。収納部本体1の内部は、収納目的に応
じて、棚8を設置したり、ハンガー・パイプ9を
設置したり、あるいは抽斗キヤビネツト等を設置
する等、任意のデイテールに仕上げられる。
11は収納部本体1の前面開口縁に施された扉
枠で、上下框11a,11bと左右側框11c,
11cとにより収納部本体1の大きさに対応した
方形に枠組みされたものである。該扉枠11は、
この考案においては特に第4図および第6図に見
られるように、収納部本体1の開口縁の前面に該
面を覆う状態に取付けられるものであり、このよ
うな取付けのために実施例では、第4図および第
7図に示すように、左右側框11cと収納部本体
1の左右側壁パネル3の前面とに雇いざね用の凹
溝12,13が対向状に形成してあり、これに雇
いざね14を嵌め込んで両者を接合しうるように
なつている。扉枠11は上記のようにして収納部
本体1と接合される一方、それ自体も周りの天
井、壁面及び床面に近接して直接または固定用材
15を介して釘打ち等により固定せられるもので
ある。
16は扉枠11の前面を塞いだ扉であり、かか
る扉は従来一般に扉枠11の内側に納めて取付け
られるのが通例であつたのに対し、この考案にお
いては、それが特に第3図および第4図に示すよ
うに扉枠11の前面側に外付けの状態にして取付
けられたものとなされている。従つて、扉枠11
は、該扉16の戸当りを兼ねるものとなつてい
る。実施例における扉16は、1対の扉パネルの
端部どうしを枢着連結して開閉在に構成された二
つ折り扉の形式に構成されている。
17は扉枠11における下框11bの前方にこ
れと隣接してかつ平行に床面上に固定された扉用
のレールであり、断面略C字状に形成された金属
製又は合成樹脂製のものである。このレール17
の端部には、扉枠11の上框11aの前面に前方
突出状に取付けられた上部ピボツト受18の直下
位置において、下部ピボツト受19が固定用ボル
ト20により位置調節自在に取付けられている。
而して、扉16は、その一端縁の上下に突出状に
取付けられた上下ピボツト21,22の旋回軸部
が前記上下両ピボツト受18,19に嵌合枢支さ
れる一方、他端縁の下面に、レール17に沿つて
摺動自在な走行ランナ23が取付けられることに
より、開閉可能に装備されている。24は扉16
の閉止状態を保持するマグネツト・キヤツチであ
る。
尚、この実施例は二つ折れ式の折畳み扉を装備
したものを示したが、この考案は通常の開き扉を
装備せしめたものとすることも設計的変更の範囲
に包含されるものである。
考案の効果 この考案は上述のような構成を有するものであ
つて、扉16が扉枠11の前面側に外付けの状態
に取付けられたものとなされていることにより、
扉の閉止状態にあつては前面から見た場合、扉パ
ネルのみの並列により恰もこれが壁面の如くに外
観され、据置き家具の場合と異なつた独特の赴き
を呈して体裁が良い。また、扉枠11に扉16が
外付け状態に装備されていることにより、扉枠1
1が戸当りの役目を兼ねて扉と扉枠との間に正面
側から外観される隙間を生じる欠点がなく埃の入
りにくいものとなしうる。さらに、扉枠11が収
納部本体1とは別の独立した枠組で構成されてお
り、しかもそれが収納部本体1の前面側に該面を
覆う前付け状態にして取付けられているから、収
納部本体1の組付け施工時の歪、収納物の重量等
によつて生ずる歪等によつても扉受枠自体にその
影響が諸に及ぶことがなく、その所定の枠組み形
状を正確に保持し得て、顕著に有害な変形を生じ
ることがなく、扉16との取合い関係を正確に保
ちうる。また、床面上に直接または近接して位置
される扉枠11の下框11bに対し、それとは別
部材で該下框11bの前側に近接して床面上に独
立してレール17が配置され、このレール17の
端部に取付けられた下部ピボツト受19と、天井
に近接して位置される扉枠11の上框11aの前
面の対応位置に前方突出状に取付けられた上部ピ
ボツト受18とに、扉の上下のピボツト21,2
1の旋回軸部が枢支されることによつて前記扉1
6が扉枠11の前面側に外付け状態に取付けられ
ているから、扉枠11自体の施工上の誤差あるい
は施工後の扉枠11材料の反り等から生じる歪変
形による悪影響が扉16に及ぶことを愈々確実に
防止することができる。従つて、従来のように扉
枠の内側に嵌め込み状態に扉を装備したために、
扉枠の僅かな歪変形によつても扉のスムーズな開
閉機能が阻害され易い傾向を排して、扉16のス
ムーズな開閉機能を永時にわたつて良好に保持し
うる。しかも、扉16は、下端が床面に近接し、
上端が天井面に近接したものとなつて、かつ前記
のように扉枠11に対し外付けの状態で取付けら
れていることも相俟つて、それ自体が室の壁面を
構成するものであるが如くに外観され、収納家具
が設置されているが如き外観印象を与えず、愈々
室内をすつきりと見せることができる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は組立状態の斜視図、第2図は横断面図、第3図
は縦断面図、第4図は扉取付部分の平面図、第5
図は構成部材を分離した状態で示した斜視図、第
6図は組付け途上の状態の斜視図、第7図は扉枠
の側框に雇いざねをはめた状態の斜視図、第8図
は扉を取除いた状態で示した斜視図である。 1……収納部本体、2……天井パネル、3……
側壁パネル、4……床パネル、5……背板、7…
…仕切パネル、11……扉枠、16……扉、17
……レール、18……上部ピボツト受、19……
下部ピボツト受、21……上部ピボツト、22…
…下部ピボツト、23……走行ランナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井パネル、左右側壁パネル、床パネル及び背
    板を備えて前面を開放した箱状に組立てられる収
    納部本体と、該収納部本体の前面開口縁に取付け
    られる矩形扉枠と、この扉枠に取付けられる1な
    いし複数個の扉とよりなり、前記扉枠が収納部本
    体の開口縁の前面に該面を覆う前付け状態にして
    取付けられると共に、該扉枠の床上面に位置され
    る下框に対し、その前側に平行に近接位置におい
    て床面上にレールが配置され、このレールの所定
    位置に取付けられた下部ピボツト受と、天井に近
    接して位置される上記扉枠の上框の前面の対応位
    置に前方突出状に取付けられた上部ピボツト受と
    に、扉の上下のピボツトの旋回軸部を枢支せしめ
    ることによつて前記扉が前記扉枠の前面側に外付
    け状態に取付けられていることを特徴とする組付
    け収納家具。
JP18789480U 1980-12-27 1980-12-27 Expired JPS6133811Y2 (ja)

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JP18789480U JPS6133811Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

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JP18789480U JPS6133811Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

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JPS57111969U JPS57111969U (ja) 1982-07-10
JPS6133811Y2 true JPS6133811Y2 (ja) 1986-10-02

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ID=29991070

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JPS57111969U (ja) 1982-07-10

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