JPH07111922A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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Publication number
JPH07111922A
JPH07111922A JP5258374A JP25837493A JPH07111922A JP H07111922 A JPH07111922 A JP H07111922A JP 5258374 A JP5258374 A JP 5258374A JP 25837493 A JP25837493 A JP 25837493A JP H07111922 A JPH07111922 A JP H07111922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cabinet
cabinet body
same
drawer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5258374A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Maeda
田 浩 明 前
Minoru Yoshimura
村 稔 吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP5258374A priority Critical patent/JPH07111922A/ja
Publication of JPH07111922A publication Critical patent/JPH07111922A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単に裏板の突出量を調整できる手段
を得る。 【構成】 キャビネット本体1の背面開口部に化粧パネ
ルからなる裏板5を設けた両面化粧のキャビネットにお
いて、裏板5とキャビネット本体1との間に裏板5の突
出量調整用プレート4を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨房等に設置されるキ
ャビネット、特に、複数のキャビネットを組み合わせて
構築するシステム家具のキャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より収納用機器として、フロアキャ
ビネット、ウォールキャビネット、トールキャビネット
等の各種キャビネットが使用されている。このようなキ
ャビネットは、台所等の壁面に接して設置するのが最も
一般的であるが、近年、これらキャビネットに間仕切り
としての機能を持たせ、台所と居間の間等に配置する使
用方法がとられている。
【0003】このようにキャビネットを間仕切り用とし
て使用する場合、従来壁面側に隠れていたキャビネット
の背面部分が露出状態となるため、背面側にも表面側と
同様の化粧パネルを設けることが必要となる。
【0004】例えば、引出し式のキャビネットの場合、
引出しの前板と共通の部材を背面側に取付けることによ
って、特別な部材を新たに製作することなくインテリア
としても使用可能なものとなる。
【0005】図7は従来の両面化粧の引出し式キャビネ
ットの縦断面図で、50はキャビネット本体、51はキ
ャビネット50の開口を閉塞する大きさの前板51aを
備えた引出しを示す。キャビネット本体50の開口側の
端面には、キャビネット本体50内への害虫の侵入を防
ぐため、キャビネット本体50と前板51aを密封する
防虫パッキン52が固着されている。
【0006】したがって、キャビネット本体50の背面
開口部に、前板51aと共通の裏板53を直接取付けた
場合、キャビネット本体50端面から前板51a表面ま
での距離L1 、及び裏板53の表面まで距離L2 が、前
面側において収縮状態の防虫パッキンの厚みt分だけ長
くなり、L1 =L2 +tの関係となる。
【0007】このため、このキャビネットと、これとキ
ャビネット本体及び扉厚みが共通し、表面及び裏面の双
方に開閉扉を有するキャビネットを組み合わせ、システ
ム家具とした場合、隣接するキャビネットの表面間に防
虫パッキンの厚みtだけ段差がつき不揃いとなり、著し
くデザイン性を損なうものとなる。
【0008】このため、従来、裏板用の化粧パネル用と
して、引出しの前板の厚みに防虫パッキンの厚を加えた
厚みのものを別途製作することが必要となり、これが両
面化粧キャビネットのコストアップの要因となってい
る。また、このような問題は、引出し式のキャビネット
に限らず、扉式のキャビネットにも同様に生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明におい
て解決すべき課題は、キャビネット本体の背面開口部に
化粧パネルからなる裏板を設けた両面化粧のキャビネッ
トにおいて、比較的簡単に裏板の突出量を調整できる手
段を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、キャビネット本体の背面開口部に化粧パネ
ルからなる裏板を設けた両面化粧のキャビネットにおい
て、前記裏板とキャビネット本体との間に前記裏板の突
出量調整用プレートを介在させたことを特徴とする。こ
こで、厚み調整プレートとしては化粧合板やプラスチッ
ク板を使用することができ、この厚み調整プレートの表
側をキャビネット本体の内面の意匠に合わせたものとす
ることができる。
【0011】
【作用】本発明のキャビネットにおいては、厚み調整用
プレートの厚みをキャビネットの前板とキャビネット本
体の間に設けられる防虫パッキン等の厚みに合わせるこ
とによって、裏板として前板と共通のものを使用した場
合にも、前板と裏板の突出量を同じものとすることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下本発明の特徴を図面に示す実施例に基づ
いて具体的に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例であるキャビネッ
トの分解斜視図、図2は図1に示すキャビネットの縦断
面図である。
【0014】本実施例のキャビネットAは、前面及び背
面側を開口し内外面とも化粧パネルで形成されたボック
ス状のキャビネット本体1、このキャビネット本体1に
出し入れ自在に設けられた引出し2を備え、引出し2前
面には、キャビネット本体1と同一意匠の前板2aが設
けられている。3はキャビネット本体1の前面側端面に
ステープル(図示せず)によって取付けられた防虫パッ
キンで、通常状態で厚みが5mm、引出し2を収納した
状態で収縮し4mmの厚みとなる。
【0015】キャビネット本体1の背面側には、引出し
2の前板2aと共通の部材で形成された裏板5が、ダボ
6によって取り付けられており、キャビネット本体1と
裏板5の間には吐出量調整プレート4が挟持されてい
る。
【0016】図3のキャビネット本体背面側の部分正面
図に示すように、キャビネット本体1の背面側端面には
ダボ6取付け用のダボ孔1aが設けられ、また、調整プ
レート4は、このダボ孔1aを覆わない大きさの外形形
状としている。
【0017】キャビネット本体1と裏板5の間に設けら
れた調整プレート4は、キャビネット本体1側がキャビ
ネット本体1の内面と同じ意匠の化粧パネルであり、こ
れによって、キャビネット本体1の内面すべてが同じ意
匠の化粧面によって統一されたものとなっている。
【0018】また、調整プレート4は厚みが4mmで、
引出し2を収納したときの防虫パッキン3の厚みと同一
であり、引出し2の前板2aの突出量は防虫パッキン3
の厚みと前板2aの厚み、また裏板5の突出量は調整プ
レート4の厚みと裏板5の厚み分となり、両者ともキャ
ビネット本体1端面からの突出量が全く同一である。
【0019】なお本実施例のキャビネットは上記構造に
限定されず、例えば、図4(a)の正面図、図4(b)
の断面図に示す構造とすることもできる。
【0020】同図に示すキャビネットBは、前面の幅方
向に2連の引出しを、後面に1枚の裏板5を備えたもの
とし、キャビネット本体7の前面に配置された引出しを
構成する前板8は、スライド金具9に引出し可能に連接
されている。なお、本実施例において、先の実施例に対
応するものは同じ符号を付している。
【0021】図5(a)は、上記実施例のキャビネット
Aを組み込んだシステム家具の構成例を示す斜視図、図
5(b)は図5(a)に示すシステム家具の扉を閉じた
状態の左側面図である。
【0022】このシステム家具においては、キャビネッ
トA,C,30,31,32,33の本体奥行寸法、及
び引出しの前板または扉の厚みはすべて同一とし、キャ
ビネット30,31,32,33の表裏両面に設けられ
た開閉扉30a,31a,32a,33a側には、上記
した防虫パッキン(図示せず)がそれぞれ設けられてい
る。なお、図中Cは、上端を回動可能に軸支された開閉
扉11を有する本発明の他の実施例のキャビネットで、
背面側には、上記構造の調整プレート(図示せず)を挟
み、開閉扉11と共通部材からなる裏板12が設けられ
ている。
【0023】このシステム家具は、特に図5(b)に明
瞭に示すように、キャビネットAの裏板5として表板2
aと共通の部材を使用しながら、調整プレート4によっ
て裏板5の突出量が調整され、各キャビネットA,3
1,32の前面及び背面は全て同一面上に位置させるこ
とができ、意匠的にも優れたものである。
【0024】図6(a)〜(c)はさらにシステム家具
の他の構築例を示す斜視図である。
【0025】図6(a)〜(c)に示すDは、上下に2
段及び幅方向にも2連の合計4個の引出しを備えたキャ
ビネットで、左右の引出しはそれぞれ引出し方向を逆に
構成している。また図6(c)に示すEは、幅方向に2
連に設けた引出しをそれぞれ逆方向に配置したキャビネ
ットで、図中ハッチで示すキャビネットD,Eの裏板
は、すべて上記した実施例と共通の調整プレートを挟持
した構造としている。
【0026】このようなシステム構築例においても、図
5の構築例と同様に、調整プレート(図示せず)によっ
て裏板の突出量が調整され、各キャビネットの前面及び
背面は全て同一面上に位置させることができ、意匠的に
も優れたものである。
【0027】以上に述べたように、本実施例のキャビネ
ット構造によれば、裏板として引出しの前板と共通部材
を使用した場合にも、システム家具を構成する各キャビ
ネットの扉側の前面、及び裏板の前面がすべて同一面に
揃うこととなり、裏板として特別な厚みのパーツを揃え
ることなく、意匠的にも極めて優れたものとなる。
【0028】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0029】(1)突出量調整プレートを介在させるこ
とによって、裏板として前板と共通部材を使用した場合
にも、前板と裏板の突出量を同じものとすることがで
き、比較的簡単な構造で、製作コストの安い両面化粧の
キャビネットとなる。
【0030】(2)突出量調整プレートをキャビネット
の背板の代わりに利用することができ、コストが安くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるキャビネットの分解斜
視図である。
【図2】図1に示すキャビネットの縦断面図である。
【図3】図1に示すキャビネット本体背面側の部分正面
図である。
【図4】(a)は本発明の他の実施例のキャビネットB
を示す正面図、(b)は(a)のX−X線矢視図であ
る。
【図5】(a)は、図1に示すキャビネットAを組み込
んだシステム家具の構成例を示す斜視図、(b)は
(a)の左側面図である。
【図6】システム家具の他の構成例を示す斜視図であ
る。
【図7】従来のキャビネットを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,7 キャビネット本体 1a ダボ孔 2 引出し 2a,8 前板 3 防虫パッキン 4 突出量調整プレート 5 裏板 6 ダボ 9 スライド金具 A,B,C,D,E キャビネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体の背面開口部に化粧パ
    ネルからなる裏板を設けた両面化粧のキャビネットにお
    いて、前記裏板とキャビネット本体との間に前記裏板の
    突出量調整用プレートを介在させたことを特徴とするキ
    ャビネット。
  2. 【請求項2】 前記裏板とキャビネット本体はダボ結合
    され、突出量調整プレートは前記ダボ取付け用のダボ孔
    を覆わない大きさとしたことを特徴とする請求項1記載
    のキャビネット。
JP5258374A 1993-10-15 1993-10-15 キャビネット Pending JPH07111922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5258374A JPH07111922A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5258374A JPH07111922A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 キャビネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07111922A true JPH07111922A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17319365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5258374A Pending JPH07111922A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 キャビネット

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JP (1) JPH07111922A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170113020A (ko) 2016-03-28 2017-10-12 엔지케이 인슐레이터 엘티디 전압 비직선 저항 소자 및 그 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170113020A (ko) 2016-03-28 2017-10-12 엔지케이 인슐레이터 엘티디 전압 비직선 저항 소자 및 그 제조 방법

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