JP2733074B2 - 壁の構造 - Google Patents

壁の構造

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JP2733074B2 JP63288178A JP28817888A JP2733074B2 JP 2733074 B2 JP2733074 B2 JP 2733074B2 JP 63288178 A JP63288178 A JP 63288178A JP 28817888 A JP28817888 A JP 28817888A JP 2733074 B2 JP2733074 B2 JP 2733074B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、壁パネルを並べて構成する壁に関する。
[従来の技術] 従来から壁パネルを並べて壁を構成することが行なわ
れている。しかしながら、従来にあっては、単に壁パネ
ルを壁下地に並べて固定していただけであった。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のような従来例にあっては、単に壁パ
ネルを壁下地に並べて固定していただけなので、壁パネ
ルの背方を有効に利用することができなかった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したもので
あって、その目的とするところは、任意の壁パネルの背
方を収納部として有効利用でき、しかも壁パネルがこの
収納部の扉としての機能を兼用し、扉を兼用した壁パネ
ルを閉じた状態では外観上壁パネルを並べたような外観
として現出して背方に収納部があるのがわからないよう
にできる壁の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、複数枚の壁パネ
ル1を並べて配設し、任意の壁パネル1の背方において
壁下地4に開口部12を形成すると共に開口部12に前面が
開口する箱体2aを嵌め込んで収納部2を配設し、箱体2a
の前端縁に外方及び後方へと折曲形成されるフランジ部
2bを設けると共にフランジ部2bを開口部12の縁部に係合
し、背方に収納部2を配設した壁パネル1を収納部2の
扉1aとして兼用して開閉自在に取り付けると共に扉1aと
なる壁パネル1の左右端部の後面を左右のフランジ部2b
の前面に当接自在に形成し、扉1aとなる壁パネル1の上
下に配設される他の壁パネル1の端部後面を上下のフラ
ンジ部2bの前面にそれぞれ当接して成ることを特徴とす
るものである。
[作用] しかし、本発明にあっては、複数枚並べた壁パネル1
のうち背方の収納部2の扉1aを兼用している壁パネル1
を開くことで、収納部2内に収納物の出し入れができ、
また扉1aを兼用している壁パネル1を閉じると外観上壁
パネル1を複数枚並べている状態に見えて収納部2が背
方にあるのがわからないようにできた。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
複数枚の壁パネル1を並べて壁の全部または一部が構
成してある。ここで、複数枚の壁パネル1の内任意の壁
パネル1の背方には収納部2が形成されるものであり、
背方に収納部2を有する壁パネル1がこの収納部2の前
開口部を開閉する扉1aを兼用しているものである。添付
図面の実施例では浴室3の一部の壁を壁パネル1を配設
して構成した実施例が示してある。ここで、壁パネル1
は例えば人造大理石製(もちろんこれにのみ限定される
ものではない)であって、背方に収納部2を設けない壁
パネル1は壁下地4に釘、ねじ具、金具類等により取り
付けられるものであり、第5図乃至第8図の実施例では
金具により壁パネル1が取り付けてある。すなわち、こ
の実施例では、壁下地4の表面側に下地用金具5aを固着
し、この下地用金具5aに壁パネル1の背部に設けた壁パ
ネル側金具5bを係止して取り付けた実施例が示してあ
る。背方に収納部2を設ける壁パネル1は収納部2の前
開口部の一側端部に蝶番6により収納部2に対して開閉
自在に取り付けられて収納部2の扉1aを兼用するもので
ある。ここで、収納部2は壁下地4部分の一部を開口し
てこの開口部12に前面が開口する箱体2aをはめ込んで取
り付けることによって形成してある。また箱体2aの前端
縁には外方及び後方へと折曲形成されるフランジ部2bを
全周に亘って設けてあり、このフランジ部2bは開口部12
の縁部に係合させてある。さらに扉1aとなる壁パネル1
の左右端部の後面は左右のフランジ部2bの前面に当接自
在に形成してあると共に、扉1aとなる壁パネル1の上下
に配設される他の壁パネル1の端部後面は上下のフラン
ジ部2bの前面にそれぞれ当接して配設してあり、このこ
とで上記複数枚の壁パネル1は背方に収納部2を有する
壁パネル1と他の背方に収納部2を有さず壁下地4に取
り付ける壁パネル1とが面一となるようにしてある。複
数枚の壁パネル1のうち任意の壁パネル1には必要に応
じて鏡7、からん8、シャワー支持金具9、照明器具10
等を取り付けてあるが、もちろんこれらの設備を取り付
けないものもある。第7図、第8図に示す実施例では、
壁下地4部分の表面にモルタル11を塗り、その上に壁パ
ネル1を取り付けている実施例が示してある。第1図乃
至第4図において複数枚の壁パネル1を並べて浴室の壁
の一部を構成している実施例が示してあるが、第1図、
第3図、第4図においては鏡7を表面に取り付けた壁パ
ネル1の背方には図面では現れていないが収納部2があ
って、この鏡7を有する壁パネル1が収納部2の扉1aを
兼用しており、扉1aを閉じた状態が図示してあるので背
方の収納部2が外部に露出せず、あたかも壁パネル1が
並んでいるかのように見えるものである。また、第1図
乃至第3図において、収納部2の前方の扉1aとなる壁パ
ネル1を取り外したものも図示してある。つまり、扉1a
となる壁パネル1を取り外しておくと収納部2が外部に
直接露出することになる。例えば、第1図に示す実施例
では2個の収納部2が扉1aとなる壁パネル1を取り付け
ないで露出しており、鏡7を有する壁パネル1の背方に
隠された別の1つの収納部2がある。また、第2図に示
す実施例では2個の収納部2が扉1aとなる壁パネル1を
取り付けないで露出してある。また、第3図に示す実施
例では1個の収納部2が扉1aとなる壁パネル1を取り付
けないで露出しており、鏡7を有する壁パネル1の背方
に隠された別の1つの収納部2がある。また、第4図に
示す実施例では鏡7を有する壁パネル1の背方に隠され
た別の1つの収納部2がある。ところで、扉1aとなる壁
パネル1を取り付けないで収納部2を露出させた場合、
第9図(a)で示すように収納部2の前方の下方に位置
する壁パネル1と収納部2の前端縁との間の当接部分が
露出して、この部分に隙間が生じたり、段差が生じたり
して収納物の出し入れの邪魔になったりするので、第10
図に示すようなカウンター13を収納部2の底面の壁パネ
ル1の上面とにわたって被せて取り付けることで、上記
当接部分を隠して収まりを良くするものである。
ところで、収納2の前方に位置して収納部2の扉1aの
役目を兼用している壁パネル1は収納部2の前開口部に
蝶番6により開閉自在に取り付けられるものであるが、
この扉1aを兼用している壁パネル1を閉じたとき、該扉
1aを兼用している壁パネル1が隣りの壁パネル1と隙間
なく収まるようになっており、このため、蝶番6として
は、扉1aとなる壁パネル1を少し手前に引き出した状態
で回動できるようないわゆるスライド蝶番と称される構
造の公知の蝶番が使用されるものである。
なお、上記実施例では、壁パネル1を複数枚並べて浴
室3の壁の一部を構成した実施例を示したが、浴室3の
壁の全部を壁パネル1で構成してもよく、あるいは、ま
た、他の部屋の壁の一部または全部を壁パネル1を並べ
て構成してもよいものである。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように複数枚の壁パネルを
並べて配設し、任意の壁パネルの背方に収納部を配設
し、この背方に収納部を配設した壁パネルを収納部の扉
として兼用して開閉自在に取り付けてあるので、任意の
壁パネルの背方を収納部として有効利用でき、しかも壁
パネルがこの収納部の扉としての機能を兼用し、扉を兼
用した壁パネルを閉じた状態では外観上壁パネルを並べ
たような外観として現出して背方に収納部があるのがわ
からないようにできるものである。また壁下地に開口部
を形成すると共に開口部に前面が開口する箱体を嵌め込
んで収納部を配設し、箱体の前端縁に外方及び後方へと
折曲形成されるフランジ部を設けると共にフランジ部を
開口部の縁部に係合したので、箱体の前端縁周囲のフラ
ンジ部によって開口部に箱体を位置決めして収納部を確
実に固定することができるものである。さらに扉となる
壁パネルの左右端部の後面を左右のフランジ部の前面に
当接自在に形成し、扉となる壁パネルの上下に配設され
る他の壁パネルの端部後面を上下のフランジ部の前面に
それぞれ当接したので、フランジ部で壁パネルの位置決
めを行うことができ、収納部の上下の壁パネルと扉とな
る壁パネルとを面一に揃えて簡単に設けることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の各実施例の斜視図、第5図
は本発明の施工状態の縦断面図、第6図は同上の横断面
図、第7図は本発明の他の施工状態の縦断面図、第8図
は同上の横断面図、第9図(a)(b)は収納部を露出
させた状態でカウンターを取り付ける前の斜視図及びカ
ウンターを取り付けた状態の斜視図、第10図(a)
(b)(c)は同上に用いるカウンターの正面図、平面
図及び側面図であって、1は壁パネル、1aは扉、2は収
納部、2aは箱体、2bはフランジ部、4は壁下地、12は開
口部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の壁パネルを並べて配設し、任意の
    壁パネルの背方において壁下地に開口部を形成すると共
    に開口部に前面が開口する箱体を嵌め込んで収納部を配
    設し、箱体の前端縁に外方及び後方へと折曲形成される
    フランジ部を設けると共にフランジ部を開口部の縁部に
    係合し、背方に収納部を配設した壁パネルを収納部の扉
    として兼用して開閉自在に取り付けると共に扉となる壁
    パネルの左右端部の後面を左右のフランジ部の前面に当
    接自在に形成し、扉となる壁パネルの上下に配設される
    他の壁パネルの端部後面の上下のフランジ部の前面にそ
    れぞれ当接して成ることを特徴とする壁の構造。
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