JPH0553542U - 家具の固定構造 - Google Patents

家具の固定構造

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JPH0553542U
JPH0553542U JP11260791U JP11260791U JPH0553542U JP H0553542 U JPH0553542 U JP H0553542U JP 11260791 U JP11260791 U JP 11260791U JP 11260791 U JP11260791 U JP 11260791U JP H0553542 U JPH0553542 U JP H0553542U
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JP
Japan
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furniture
top plate
main body
side edge
wall surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP11260791U
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English (en)
Inventor
康士 松下
照美 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定部分を見せることなく壁面に家具を固定
することができる家具の固定構造を提供する。 【構成】 家具本体1上に設置する天板2を天板本体2
0と蓋体30とから構成する。天板本体20は底板21
と正面側縁材22と背面側縁材23とを備えている。蓋
体30は蓋板31と正面側芯材32と背面側芯材33と
を備えている。正面側縁材22と背面側縁材23との間
の開口部分24よりねじ5を螺入させて、壁面200に
背面側縁材23を止着する一方、開口部分24を蓋体3
0で塞ぎ、ガラスキャビネット16の上板部18の下側
から正面側芯材32および背面側芯材33にねじ6を螺
入させて、家具本体1、天板本体20、および蓋体30
を一体化させた状態で壁面200に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は家具本体上に天板が設置されてなる家具を壁面に固定する家具の固定 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、地震等の際に家具が倒れるのを防ぐために、L字型金物を用いて壁面に 家具の天板を固定したり、家具の内側からねじを螺入させて壁面に家具の背板を 固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、建物の吹抜け部分に家具を設置する場合には、上階から天板の上側面 が見えるため、L字型金物を用いることができないという問題点があった。 また、家具の正面がガラス扉になっている場合には、家具の背板の内側面が見 えるため、家具の内側から背板にねじを螺入させることができないという問題点 があった。
【0004】 この考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、固定部分を見せる ことなく壁面に家具を固定することができる家具の固定構造を提供することを目 的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の家具の固定構造においては、家具本体上 に設置する天板を上方に臨んで開口する天板本体と該天板本体の開口部分を塞ぐ 蓋体とから構成し、家具の背面に対向する壁面に前記天板本体の背面側縁材を前 記開口部分の内側から止着部材によって止着するとともに、前記家具本体の上板 部に前記蓋体を同家具本体の内側から止着部材によって止着するようにした。
【0006】
【作用】
壁面に天板本体が該天板本体の開口部分の内側から止着部材により止着されて いるとともに、家具本体の上板部に天板本体および蓋体が家具本体の内側から止 着部材により止着されていることによって、それら止着部材を見せることなく壁 面に家具が固定されている。
【0007】
【実施例】
本考案に係る家具の固定構造の実施例を図1乃至図4に示し、以下に説明する 。 図1は家具の固定構造を説明する側面断面図、図2は建物の吹抜け部分に家具 が設置された状態の全体斜視図、図3は家具の部分分解斜視図、図4は天板の側 面断面図である。
【0008】 この家具の固定構造は、図1に示すように、家具本体1上に天板2が設置され てなる家具100の背面に対向する壁面200に、天板2がねじ5などの止着部 材により止着されているとともに、家具本体1に前記天板2がねじ6などの止着 部材により止着されて構成されている。
【0009】 前記家具本体1は、図2に示すように、例えば両開き扉キャビネット10,1 0と引出しキャビネット12の上にカウンター材14が渡され、その上にガラス キャビネット16,16が設置されていて、これら各キャビネットが相互に緊結 されて構成された組合せ自在の所謂システム家具である。このガラスキャビネッ ト16には、例えば、両開きのガラス扉17,17が取り付けられている(図3 参照)。 なお、家具本体1を構成するキャビネットの数や種類やその配置は特に問わな い。
【0010】 前記天板2は、図1、図3および図4に示すように、天板本体20と蓋体30 とから構成されていて、その上面は面一になっている。 天板本体20は、前記ガラスキャビネット16の上板部18に当接する底板2 1の正面側縁部21aおよび背面側縁部21bに、夫々、正面側縁材22および 背面側縁材23が取り付けられてできている。これら正面側縁材22および背面 側縁材23の間は上方に臨んで開口する開口部分24となっている。この開口部 分24より螺入される前記ねじ5によって、前記壁面200に背面側縁材23が 止着される。なお、符号25は天板本体20の側面を塞ぐ側面側縁材、符号26 は正面側縁材22の外側に貼設された飾り板である。
【0011】 蓋体30は、前記開口部分24を塞ぐもので、天板2の上板部となる蓋板31 に正面側芯材32および背面側芯材33が取り付けられてできている。これら正 面側芯材32および背面側芯材33は、ガラスキャビネット16の上板部18の 下側から螺入される前記ねじ6を受けるためのもので、前記天板本体20の正面 側縁材22および背面側縁材23の内側面に略接するように配設されている。こ こで、正面側芯材32および背面側芯材33の高さ寸法は前記正面側縁材22お よび前記背面側縁材23の高さ寸法と同じである。
【0012】 以上のように構成された家具100は以下のようにして壁面200に固定され る。 先ず、両開き扉キャビネット10、引出しキャビネット12、カウンター材1 4、およびガラスキャビネット16を相互に緊結してできた家具本体1上に天板 本体20を載置する。そして、壁面200に天板本体20の前記背面側縁材23 を当接させた後、天板本体20の前記開口部分24より前記背面側縁材23にね じ5を螺入させて、壁面200に背面側縁材23を止着する。 次に、天板本体20に蓋体30を被せて開口部分24を塞ぐ。そして、ガラス キャビネット16の上板部18の下側からねじ6を螺入させて、上板部18に天 板本体20と一緒に蓋体30を止着する。この際、ねじ6の螺入箇所が丁度蓋体 30の正面側芯材32および背面側芯材33に対応するように注意する。
【0013】 上記実施例によれば、壁面200に天板本体20が該天板本体20の開口部分 24の内側からねじ5により止着されているとともに、ガラスキャビネット16 の上板部18に天板本体20と一緒に蓋体30が上板部18の下側からねじ6に より止着されていることによって、壁面200に家具100を固定することがで きるだけでなく、ねじ5が蓋体30によって隠蔽されるとともに、ねじ6が家具 100の正面側から視認されないので、意匠上も優れている。従って、図2に示 すように、建物の吹抜け部分にガラス扉の家具を設置する場合に特に有効である 。
【0014】 なお、家具本体1は上記実施例のようなシステム家具に限らず、単一または上 下2つのキャビネットからなる通常の家具でもよいのはいうまでもない。この場 合には、キャビネットに上板部として一体に取り付けられる天板を上記実施例の ように天板本体20と蓋体30とで構成し、家具を設置してから蓋体30を止着 するようにしておけばよい。
【0015】 また、上記実施例においては、天板本体20は、底板21に正面側縁材22お よび背面側縁材23が取り付けられてできているとしたが、これに限定されるも のではなく、底板21がなくてもよい。
【0016】 さらに、上記実施例においては、蓋体30は、蓋板31に正面側芯材32およ び背面側芯材33が取り付けられてできているとしたが、これに限定されるもの ではなく、例えば正面側芯材32(背面側芯材33)の高さ寸法と同じ厚さの板 材でできているなど、天板本体20の開口部分24を塞ぐとともに、ねじ6を受 けることができれば、如何様に構成されていてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る家具の固定構造によれば、壁面に天板本体が該天板本体の開口部 分の内側から止着部材により止着されているとともに、家具本体の上板部に天板 本体および蓋体が家具本体の内側から止着部材により止着されていることによっ て、壁面に家具を固定することができるだけでなく、それら固定に供される止着 部材が視認されるのを防ぐこともできる。従って、建物の吹抜け部分にガラス扉 の家具を設置する場合に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における家具の固定構造を説明する側
面断面図である。
【図2】本実施例における家具が建物の吹抜け部分に設
置された状態の全体斜視図である。
【図3】本実施例における家具の部分分解斜視図であ
る。
【図4】本実施例における天板の側面断面図である。
【符号の説明】
1 家具本体 2 天板 5,6 ねじ(止着部材) 18 上板部 20 天板本体 23 背面側縁材 24 開口部分 30 蓋体 100 家具 200 壁面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具本体上に天板が設置されてなる家具
    を該家具の背面に対向する壁面に固定する家具の固定構
    造において、前記天板が上方に臨んで開口する天板本体
    と該天板本体の開口部分を塞ぐ蓋体とから構成され、前
    記壁面に前記天板本体の背面側縁材が前記開口部分の内
    側から止着部材によって止着されているとともに、前記
    家具本体の上板部に前記蓋体が同家具本体の内側から止
    着部材によって止着されていることを特徴とする家具の
    固定構造。
JP11260791U 1991-12-26 1991-12-26 家具の固定構造 Pending JPH0553542U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11260791U JPH0553542U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 家具の固定構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP11260791U JPH0553542U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 家具の固定構造

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Publication Number Publication Date
JPH0553542U true JPH0553542U (ja) 1993-07-20

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ID=14590968

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JP11260791U Pending JPH0553542U (ja) 1991-12-26 1991-12-26 家具の固定構造

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