JP2510265Y2 - 鏡扉の取付け構造 - Google Patents

鏡扉の取付け構造

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JP2510265Y2
JP2510265Y2 JP9336689U JP9336689U JP2510265Y2 JP 2510265 Y2 JP2510265 Y2 JP 2510265Y2 JP 9336689 U JP9336689 U JP 9336689U JP 9336689 U JP9336689 U JP 9336689U JP 2510265 Y2 JP2510265 Y2 JP 2510265Y2
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JP
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opening
mirror
hinge
movable hinge
mirror body
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JP9336689U
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芳男 伊東
芳道 福田
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗面所,浴室用のキャビネットに取付ける
鏡扉の取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、此種取付構造は、第7図に示すように、鏡体
(1)の一側縁に可動ヒンジ(4′),他側縁に把手
(10)を取付け、キャビネット本体(A)の開口部
(A2)の一側縁に前記ヒンジ(4′)を枢着する固定ヒ
ンジ(図示せず)を取付けてなっている。また、可動ヒ
ンジ(4′),把手(10)は夫々鏡体(1)を挾み込む
コ形状に形成され、その裏面側に止め螺子(図示せず)
を設け鏡体(1)を挾持して固定されるようになってい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の取付構造によれば、可動ヒンジ
(4′),把手(10)を、鏡体(1)に取付用の開孔を
開設することなく固定できるものの、その取付強度が弱
く、よって製品の信頼性が低かった。さらに、可動ヒン
ジ(4′)が室内に露出するのでキャビネット本体
(A)の外観を低下させるという不具合を有していた。
本考案は上述したような従来事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とする処は、鏡体に開孔を開設する
ことなく可動ヒンジ,把手を設けることができ、かつそ
の取付強度を向上させると共に、可動ヒンジが室内に露
出しないようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するために、本考案の取付構造は、
鏡体の裏面に貼着される補強板の上下縁を上下に延出せ
しめ、該上下縁の表面には鏡体の前面に係合する上下の
フレームを設け、裏面には前記フレームに螺子止めする
可動ヒンジを設けると共に、キャビネット本体の開口部
の上下縁に前記可動ヒンジを枢着する固定ヒンジを取付
けてなり、上記可動ヒンジには鏡体高さ方向に立上がる
係止ピンを、固定ヒンジには該係止ピンをキャッチする
キャッチ片を夫々設けると共に、上記上下のフレーム前
縁に開口部の上下縁方向に突出するカバー面を設けたこ
とを特徴とする。
(作用) 以上の手段によれば、可動ヒンジを上下のフレームに
螺子止めすることにより、この可動ヒンジと上下のフレ
ームとで補強板,鏡体を挾持して、可動ヒンジ,補強
板,鏡体,フレームが強固に一体化する。同時に、カバ
ー面が可動ヒンジ,固定ヒンジ,係止ピン,キャッチ片
を覆うと共に、下フレームのカバー面が鏡扉を開閉する
際の手掛けになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
図中(A)はキャビネット本体でHIPS,その他所望の
合成樹脂材を用いて一体成形され、浴室,洗面所等に取
付けるようになっている。また、このキャビネット本体
(A)はその内部空間を棚板(A1)により数室に区画し
て複数の開口部を形成し、所望の開口部(A2)には鏡扉
(B)を取付けてある。
鏡扉(B)は、鏡体(1)と、この鏡体(1)裏面に
貼着される補強板(2)と、補強板(2)の上下縁に固
定される上下のフレーム(3),上下の可動ヒンジ(4
a)(4b)とからなり、この可動ヒンジ(4a)(4b)を
開口部(A2)の上下縁(A2′)に固定した上下の固定ヒ
ンジ(5a)(5b)に枢着して、開口部(A2)を開閉する
ようになっている。
鏡体(1)は、開口部(A2)を被蓋可能な正面矩形状
に成形されていて、その裏面全域にわたって飛散防止用
のテープ(1a)を貼着し、このテープ(1a)によって裏
面を保護すると共に水滴等の侵入による腐食を防止して
いる。
補強板(2)は所望の強度を備えた合成樹脂材を用い
て、その上下縁(2a)を鏡体(1)の上下端より突出せ
しめる正面矩形状に一体成形されており、その表面幅方
向に複数貼着した両面テープ(2b)によって鏡体(1)
裏面に貼着されている。
上下のフレーム(3)は、補強板(2)の上下縁(2
a)の表面に沿って設けられ、その前縁には鏡体(1)
の前面に係合する係止片(3a)と、開口部(A2)の上下
縁(A2′)方向に延出するカバー面(3b)を夫々一体に
設けてある。カバー面(3b)は可動ヒンジ(4a)(4
b),固定ヒンジ(5a)(5b),後述する係止ピン
(6)及びキャッチ片(7)を被覆可能な高さを備えて
いる。
可動ヒンジ(4a)(4b)は、補強板(2)の上縁面か
ら裏面にわたる断面L形に形成され、補強板(2)を貫
通してフレーム(3)に螺合する止め螺子(8)によっ
て補強板(2)の上下縁(2a)の裏面側端に固定されて
いる。また、上側の可動ヒンジ(4a)には、その上縁面
に係止ピン(6)を立設してある。
固定ヒンジ(5a)(5b)は、開口部(A2)の上下縁
(A2′)から、可動ヒンジ(4a)(4b)の上縁面又は下
縁面にわたる断面L形に形成され、その側端部分を可動
ヒンジ(4a)(4b)に枢着して、開口部(A2)の上下縁
(A2′)側端に螺子止め(9)されている。また、上側
の固定ヒンジ(5a)には、その上縁面部分に前記係止ピ
ン(6)を係脱可能にキャッチするキャッチ片(7)を
設けてある。
以上の構成によれば、止め螺子(8)によって可動ヒ
ンジ(4a)(4b)が上下のフレーム(3)に取付けられ
ると共に、この可動ヒンジ(4a)(4b)と上下のフレー
ム(3)とで鏡体(1),補強板(2)を挾持して、可
動ヒンジ(4a)(4b),上下のフレーム(3),鏡体
(1),補強板(2)が強固に一体化する。同時に、カ
バー面(3b)が可動ヒンジ(4a)(4b),固定ヒンジ
(5a)(5b),係止ピン(6),キャッチ片(7)を覆
ってこれら部材の露呈を防ぐ。
また、開口部(A2)の使用時には下フレーム(3)の
カバー面(3b)に手を掛けて鏡扉(B)の開閉を行う
が、この時キャッチ片(7)が係止ピン(6)を係脱自
在にキャッチし、開口部(A2)の閉口状態を保持する。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成したので、以下に
記載される効果を有する。
可動ヒンジを上下のフレームに螺子止めすることによ
りこの可動ヒンジを鏡体に強固に取付けることができ、
よって鏡体に取付用の開孔を設けることなく可動ヒンジ
の取付強度を向上し得る。同時に可動ヒンジ,フレー
ム,鏡体,補強板を強固に一体化して鏡扉の信頼性を大
幅に向上できる。
また、フレームに設けたカバー面が可動ヒンジ,固定
ヒンジ,係止ピン,キャッチ片を覆って、これら部材の
露呈を防ぎ、キャビネット本体の外観を向上させる。さ
らに、下フレームに設けたカバー面が鏡扉開閉時の手掛
けとなり、別途把手を設ける必要をなくす。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案鏡扉の取付構造の一実施例を示し、第1図
は正面図で要部を拡大して示す、第2図は第1図の
(2)−(2)線断面図、第3図は第1図の(3)−
(3)線断面図、第4図は鏡扉の拡大断面図、第5図は
鏡扉を開いた状態の要部断面図、第6図は固定ヒンジ,
可動ヒンジの斜視図である。また第7図は従来構造の正
面図である。 尚、図中 (1):鏡体、(2):補強板 (3):上下のフレーム (4a)(4b):可動ヒンジ (A):キャビネット本体 (A2):開口部 (5a)(5b):固定ヒンジ (6):係止ピン (7):キャッチ片 (3b):カバー面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡体の裏面に貼着される補強板の上下縁を
    上下に延出せしめ、該上下縁の表面には鏡体の前面に係
    合する上下のフレームを設け、裏面には前記フレームに
    螺子止めされる可動ヒンジを設けると共に、キャビネッ
    ト本体の開口部の上下縁に前記可動ヒンジを枢着する固
    定ヒンジを取付けてなり、上記可動ヒンジには鏡体高さ
    方向に立上がる係止ピンを、固定ヒンジには該係止ピン
    をキャッチするキャッチ片を夫々設けると共に、上記上
    下のフレーム前縁に開口部の上下縁方向に延出するカバ
    ー面を設けてなる鏡扉の取付構造。
JP9336689U 1989-08-07 1989-08-07 鏡扉の取付け構造 Expired - Lifetime JP2510265Y2 (ja)

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JPH0331675U JPH0331675U (ja) 1991-03-27
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