JPH0724555Y2 - 収納家具用扉 - Google Patents

収納家具用扉

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Publication number
JPH0724555Y2
JPH0724555Y2 JP1986203325U JP20332586U JPH0724555Y2 JP H0724555 Y2 JPH0724555 Y2 JP H0724555Y2 JP 1986203325 U JP1986203325 U JP 1986203325U JP 20332586 U JP20332586 U JP 20332586U JP H0724555 Y2 JPH0724555 Y2 JP H0724555Y2
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JP
Japan
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door
back plate
main body
edge
storage furniture
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Application number
JP1986203325U
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English (en)
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JPS63102881U (ja
Inventor
昭雄 有賀
Original Assignee
エムケ−精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エムケ−精工株式会社 filed Critical エムケ−精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は、台所等で使用される収納家具の扉に関し、
特に金属板を主体として構成されるものに関する。
[従来技術及びその問題点] 従来、この種の扉として例えば実開昭55−24439号公報
に記載の金属製扉が知られている。すなわち、金属板の
周縁を扉の厚み分を有して裏側へ折返し、裏面に額縁状
の折返縁を形成した扉主体に、パッキングで周縁を一体
に挾持させた裏板を前記折返縁において固着したもので
ある。
ところで、こうした扉では、裏板にパッキングを一体成
形すか、裏板にパッキングを取り付けて一体化加工を施
すかする必要があり、成形や加工に相応の設備・手間を
必要とし、結果として高価なものになる欠点があった。
また、こうした扉では、上記のように成形または加工を
施した裏板を扉主体へビス止めすることになるため、扉
主体はビス止めが可能な十分な板厚(通常、鋼板であれ
ば1mm以上)を持った金属板で構成する必要があり、扉
の重量が嵩みしかも高価になる不都合があった。
したがって、従来は扉を軽量で比較的安価に構成する場
合には、例えば実開昭59−82192号公報に見られるよう
に、薄板(厚さ1mm未満)で構成された扉主体と裏板と
を重ね合わせ、その周縁にモールを接着するようにして
いた。しかし、こうした場合には、モールにより扉が外
見上で強調されてデザイン的な制約となり、またモール
が接着面より浮き上がって扉の開閉に支障を来すといっ
た不都合があった。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記問題点に対処して成され、 a.扉の表面を形成する金属板の周縁を扉の厚み分を有し
て裏側へ折返し、裏面に額縁状の折返縁を形成した扉主
体と、 b.該扉主体の折返縁の内側に遊嵌される大きさの裏板
と、 c.該裏板の周縁を挾持する嵌合部と、前記扉主体の折返
縁の端縁にスプリングバックで係止される係止部と、前
記扉の裏面に露出し閉扉時には収納家具本体に密接する
パッキング部とを一体的に形成した固定具とを備え、 c.その周縁を前記固定具で挾持させた裏板を前記扉主体
の折返縁内側へ圧入して、裏板を折返縁と略同一面を成
すよう扉主体に固定して、 軽量かつ安価でデザイン的にも優れ、しかも容易に組立
できるよう改良した収納家具用扉を提供するものであ
る。
[実施例] 以下、その具体例を図面を基に説明する。
第1図は本考案に係る収納家具の斜視図で、本体1上方
にはレンジや炊飯器等を載置する棚2・2′を有し、下
方には扉3・3′を有して米・野菜・調味料等の収納部
4を形成している。
第2〜6図はそれぞれ上記扉3の説明図である。扉3は
第2図に示すように、表面に把手4が装着される扉主体
5と、この扉主体5の裏面に嵌め込まれる裏板6と、裏
板6の周縁に取り付けられ裏板6を扉主体5に対して固
定する固定具7とから成っている。
扉主体5は、鋼板等の金属板から成り、その各周縁は扉
3としての厚みを持たせて裏側へ折り返され、裏面額縁
状に形成されている。8は扉主体5の裏面に固定される
補強用の桟で、扉主体5の折返縁9の面より前記裏板6
の材料の厚み分だけ低くなるような高さを有し、裏板6
の内面に当接する。10は前記把手4を嵌合させる開口。
11は扉3を支持するための支持ピンを挿入する開口で、
上下対称位置に穿設される。
裏板6は、やはり鋼板等の金属板から成り、その各周縁
は扉主体5より小さな厚みを有して折り返され、第4図
(第2図のB−B部断面)に示すような断面形状に形成
されている。この裏板6は、扉主体5の折返縁9の内側
に遊嵌される大きさに形成されている。
固定具7は、その断面形状を第5図に示すように、裏板
6の周縁にモール状に嵌合される嵌合部12と、扉主体5
の端縁13に対し係止される係止部14と、扉3の裏面に露
出されるパッキング部15とを有し、パッキング部15を軟
質樹脂、それ以外を硬質樹脂で形成した棒状の部材から
成っている。嵌合部2には、裏板6の端縁に係合するフ
ック16が形成されており、裏板6の周縁にこの固定具7
を嵌合させた後、容易に脱落しないよう構成されてい
る。係止部14は、図示の通り断面V状の一種のスプリン
グを形成し、固定具7を裏板6に嵌合させた状態で扉主
体5に嵌め込む際、傾斜を有したガイド面17において嵌
込を案内し、嵌込後はそのスプリングバックによって段
部18において扉主体5の端縁と係合するよう構成されて
いる。
従って扉3は、まず裏板6の各辺に固定具7をモール状
に嵌合させた後、その裏板を扉主体5に押し込むように
嵌め込むことによって第6図の如く完成することができ
る。
[考案の効果] この考案は以上のように構成されるもので、従来のもの
に較べ、以下のような顕著な効果がある。
裏板を固定具のスプリングバックで扉主体に固定するた
め、裏板を扉主体にビス止めをする必要がなく、扉主体
を必要最小限の薄板で構成できるから、軽量で安価な扉
が得られる。
また、薄板で構成しながら従来のようなモールを使用す
る必要がなく、デザイン的な制約を浮けたりモールが浮
き上がって扉の開閉に支障を来すといった不都合を解消
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る収納家具の斜視図。 第2図は本考案一実施例の構成説明図。 第3図は第2図A−A部の断面図。 第4図は第2図B−B部の断面図。 第5図は実施例要部の断面図。 第6図は実施例の組上状態の斜視図。 1は収納家具、3・3′は扉、5は扉主体、6は裏板、
7は固定具、15はパッキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉の表面を形成する金属板の周縁を扉の厚
    み分を有して裏側へ折返し、裏面に額縁状の折返縁を形
    成した扉主体と、 該扉主体の折返縁の内側に遊嵌される大きさの裏板と、 該裏板の周縁を挾持する嵌合部と、前記扉主体の折返縁
    の端縁にスプリングバックで係止される係止部と、前記
    扉の裏面に露出し閉扉時には収納家具本体に密接するパ
    ッキング部とを一体的に形成した固定具とを備え、 その周縁を前記固定具で挾持させた裏板を前記扉主体の
    折返縁内側へ圧入して、裏板を折返縁と略同一面を成す
    よう扉主体に固定したことを特徴とする収納家具用扉。
JP1986203325U 1986-12-24 1986-12-24 収納家具用扉 Expired - Lifetime JPH0724555Y2 (ja)

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JPS63102881U JPS63102881U (ja) 1988-07-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016160603A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社岡村製作所 什器開口部の閉塞部材、什器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5760635Y2 (ja) * 1978-08-03 1982-12-24
JPS6143394U (ja) * 1984-08-23 1986-03-20 松下電器産業株式会社 家具用防虫パツキン

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