JPS6310755Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6310755Y2
JPS6310755Y2 JP5419983U JP5419983U JPS6310755Y2 JP S6310755 Y2 JPS6310755 Y2 JP S6310755Y2 JP 5419983 U JP5419983 U JP 5419983U JP 5419983 U JP5419983 U JP 5419983U JP S6310755 Y2 JPS6310755 Y2 JP S6310755Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
doors
cabinet
gasket
furniture
Prior art date
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Expired
Application number
JP5419983U
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JPS59159355U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5419983U priority Critical patent/JPS59159355U/ja
Publication of JPS59159355U publication Critical patent/JPS59159355U/ja
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Publication of JPS6310755Y2 publication Critical patent/JPS6310755Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、流し台や吊戸棚などの隅用家具に関
するものである。
従来例の構成とその問題点 従来のたとえばこの種の家具は、第1図〜第2
図のように構成されたものが多い。すなわち略L
形状のキヤビネツト1の上に平面略L形状のコー
ナートツプ3が設置され、このコーナートツプ3
の中央部にシンク2が取付けられ、キヤビネツト
1には扉5を設けるとともに、キヤビネツト1の
中央部に前記扉5を当てる桟4が設けられ、ま
た、扉5の裏面全周には防虫パツキン6が取付け
られた構成となつている。
ところが前記扉5を当てる桟4が、キヤビネツ
ト1の前面開口の中央部に設けられているため、
桟4が邪魔になり、物の出し入れがしにくく、非
常に使い勝手が悪かつた。
そこで一般的には第3図に示すようにキヤビネ
ツト1の中央部の桟を取去り、両扉5の側端裏面
に側端より突出したパツキン7を取付ける構成に
すればよいのであるが、この場合、扉5の開閉時
にパツキン7が他方の扉5に当たるため、パツキ
ン7が変形したり、あるいはスリ切れるなど、パ
ツキン7の寿命が短かくなり長時間の防虫効果が
なくなる恐れがある。図中の8は扉5の端部周囲
に設けた防虫パツキンである。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点に留意し、キヤビネツ
ト庫内の使い勝手を良くするとともに、扉間の防
虫性能を長期間、確実に行うことを目的とする。
考案の構成 上記目的を達成するため、本考案の家具は観音
開き式の扉をもち、その扉同志の側端間に隙間を
設け、両扉が鈍角の角度を形成配設してなる家具
において、前記一方の扉の側部裏面に他方の扉の
裏面まで延設してパツキンを設け、前記パツキン
を有する扉の側端部は他方の扉の回動軌跡内に突
出させてなる構成としたものであり、上記の構成
により、キヤビネツト中央部の桟を取去ることが
でき、キヤビネツト庫内の使い勝手を良くすると
ともに、扉間の防虫性能を長期間、確実に行うこ
とができるという効果を有するものである。
実施例の説明 以下、本考案の一実例を第4図〜第7図に基づ
いて説明する。
図において、9は略L形状のキヤビネツトであ
り、この上には中央部にシンク10を取付けた平
面略L形状のコーナートツプ11が設置されてい
る。前記キヤビネツト9の前部の上部には幕板1
2が設けられ、各幕板12の端部接合部は、金具
13により互いに固定されている。前記キヤビネ
ツト9の間口、全周には防虫パツキン14が張ら
れている。キヤビネツト9の前面には観音開き式
の扉15a,15bが設けられ、一つの扉15a
の側端には他方の扉15bの側端と平行な面16
aと、さらに裏面と同一平面上となる面16bを
持つている閉成部材16が取付けられている。こ
の閉成部材16の裏面には他方扉15bの側端裏
面まで延設するゴム性のパツキン17がタツカー
等の取付具を介して取付けられている。そして前
記パツキン17を有する扉15aの側端部は他方
扉15bの回転軌跡内に突出している。図中の1
8は扉15a,15bを枢着するヒンジである。
上記構成において、キヤビネツト9の開口中央
部には何ら邪魔部材がないので、キヤビネツト9
の間口は広くキヤビネツト9内の物品出し入れが
容易である。また扉15a,15b間の隙間は、
両扉15a,15bの前面により形成される角度
を二分する仮想線イに対して、パツキン17なし
の扉15b側へ形成しているので、パツキン17
が扉15bで覆設される形となつて目視されにく
くなり外観が向上する。さらに一方扉15aにだ
けパツキン17を設け、パツキン17のない扉1
5bから開成し、扉15aから閉成するというよ
うに、扉15a,15bの開閉に順序を持たした
ことによりパツキン17と扉15a,15bの開
閉時の衝突を防止している。
このように本実施例によれば、キヤビネツト9
の間口を広くしたことにより、キヤビネツト9庫
内への物の出し入れが楽になり、使い勝手がよく
なつた。また、閉成部材16を設け、扉15a,
15b間の隙間をパツキンなしの扉15b側へ形
成したことにより、扉15a,15b間の隙間か
らパツキン17が見えにくくなり外見上、美しく
なつた。そしてパツキン17と扉15a,15b
との開閉時の衝突をなくしたため、パツキン17
が変形あるいはスリ切れることがなくなり、長期
間防虫することができるという効果を有する。な
お上記実施例では扉15aの側端に別部材の閉成
部材16を取付けたが、第8図に示すように扉1
5aと一体形成でもよい。
考案の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本考案
はキヤビネツト中央部の桟を取去り、キヤビネツ
トの間口を広くしたことにより、庫内への物の出
し入れが楽になり、使い勝手が非常によくなる。
また、パツキンを一方扉にだけ設け、かつ前記パ
ツキンを有する扉の側端部を他方扉の回動軌跡内
に突出させているので、必ずパツキンなし扉から
先に開成あるいはパツキンあり扉から閉成すると
いうようになり、この結果、パツキンと扉の開閉
時の衝突がなくなり、パツキンの変形あるいはス
リ切れることをなくすことができ、長期間確実に
防虫することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の家具の外観斜視図、第2図は同
要部断面図、第3図は一般的に考えられる家具の
要部断面図、第4図は本考案の一実施例である家
具の外観斜視図、第5図は同家具の扉開成時の外
観斜視図、第6図は第4図におけるA−A断面
図、第7図は第6図におけるB部拡大図、第8図
は本考案の他の実施例の家具の要部断面である。 9……キヤビネツト、11……コーナートツ
プ、12……幕板、14……防虫パツキン、15
a,15b……扉、16……閉成部材、17……
パツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 観音開き式の扉を有し、前記扉の側端同志間
    に隙間を設け、かつ扉同志が鈍角の角度を形成
    する家具において、一方の扉の側部裏面に他方
    の扉の側端裏面まで延設したパツキンを設け、
    前記パツキンを有する扉の側端部は他方の扉の
    回動軌跡内に突出させてなる家具。 (2) 両扉の側端間の隙間は、両扉の前面により形
    成される角度を二分する仮想線に対して、パツ
    キンなしの扉側へ位置形成してなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の家具。
JP5419983U 1983-04-12 1983-04-12 家具 Granted JPS59159355U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5419983U JPS59159355U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 家具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5419983U JPS59159355U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 家具

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Publication Number Publication Date
JPS59159355U JPS59159355U (ja) 1984-10-25
JPS6310755Y2 true JPS6310755Y2 (ja) 1988-03-30

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JP5419983U Granted JPS59159355U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 家具

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JP5010483B2 (ja) * 2008-01-08 2012-08-29 サンウエーブ工業株式会社 キャビネット

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Publication number Publication date
JPS59159355U (ja) 1984-10-25

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