JPH0316636Y2 - - Google Patents

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JPH0316636Y2
JPH0316636Y2 JP15049285U JP15049285U JPH0316636Y2 JP H0316636 Y2 JPH0316636 Y2 JP H0316636Y2 JP 15049285 U JP15049285 U JP 15049285U JP 15049285 U JP15049285 U JP 15049285U JP H0316636 Y2 JPH0316636 Y2 JP H0316636Y2
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JP
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door
door member
opening
hinge
main
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JP15049285U
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は本体が有する開口部を開閉する機器等
のドアの改良に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来より、機器例えば衣類乾燥機に於いては、
本体が前面部に開口部を有し、該開口部から衣類
を出し入れさせるようにしている。又、上記本体
にはドアを枢支して設け、このドアによつて上記
開口部を開閉するようにしている。
〔背景技術の問題点〕
然しながら、上記本体には防水性の向上や意匠
性の向上を目的として閉鎖状態のドアが接する部
分の周囲に突部や段部を設けたものがあり、又、
そのドアの両側特に枢支部側にパネルなど本体前
面より若干突出する部品を設けたものがある。こ
のようなものに於いては、ドアがその開放状態で
それら突部や段部或いはパネル等に当たつて充分
に開き切らず、精々100〜130度の開放角度に抑え
られて、衣類の出し入れが難く、取扱性に劣ると
いう問題点を有していた。又、これに対処すると
てドアの枢支部側を一部切欠き、以てドアの開放
角度を上述以上にし得るようにしたものが存する
が、然し、このものの場合にはその切欠部のため
に見掛けが悪くなり商品性が低下するという問題
点を有していた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、周囲部に突部や段部或い
はパネル等があつても充分な角度開放させること
ができ、同時に見掛けも良好に確保することがで
きて、更に開口部の開閉特に閉鎖もきつちりと行
なうことのできる実用的に優れた機器等のドアを
提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、本体の開口部の開閉を単独にて行な
う大きさの主ドア部材と、この主ドア部材に添う
補助ドア部材とから成り、それらを第一のヒンジ
により連結して屈曲可能に構成し、且つ補助ドア
部材を第二のヒンジにより前記本体に枢支して成
るものにて、それにより主ドア部材を補助ドア部
材から屈曲させて大きく開放させることができ、
又、閉鎖もその主ドア部材により隙間等を生じさ
せない形態で行なうことのできるようにしたこと
を特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。先ず第1図に於いて、1は機器例えば衣
類乾燥機の本体であり、2はその外箱、3は前
蓋、4はそれらを結合するねじである。而して前
蓋3にはその前面部に矩形状の凹陥部5を形成す
ると共に、この凹陥部5を囲う枠状の形態で突部
6を形成しており、そして凹陥部5の略中央には
衣類の出し入れに供する円形の開口部7を、又、
図中右側の側辺部には電装品の配線に供する角形
の開口部8を夫々形成している。9は突部6の上
下部にあつて夫々図中左側の端部に形成したヒン
ジ孔である。これに対して一方、10はドアであ
り、このドア10は前記開口部7の開閉を単独に
て行ない得る大きさの主ドア部材11と、これに
添う補助ドア部材12とに分けて形成され、その
主ドア部材11には中央部に透明の窓板13を装
着し、図中右側の中間部にハンドル14を装着し
ている。15は上記主ドア部材11の上下面部の
図中左側の端部に夫々突設した第一のヒンジで、
16は更にその側方(図中左側)の主ドア部材1
1側面部に前面より補助ドア部材12の板厚の分
段差を付けて突設した突片である。而して17は
補助ドア部材12の上下面部から夫々図中右側に
延設した取付片で、これの各先端部にヒンジ孔1
8を形成し、このヒンジ孔18に上記主ドア部材
11の第一のヒンジ15を回動可能に嵌合させて
いる。この結果、主ドア部材11と補助ドア部材
12とが連結され、ドア10全体としてはその連
結部分(第一のヒンジ15部分)に於いて主ドア
部材11を補助ドア部材12から屈曲させ得るよ
うに構成している。そして更に19は補助ドア部
材12の上下面部の図中左側寄りの部分に夫々突
設した第二のヒンジで、これを前記前蓋3のヒン
ジ孔9に嵌合させ、以て補助ドア部材12を前蓋
3ひいては本体1に枢支し、同時にドア10全体
としても本体1に開閉可能に枢支している。尚、
20は前蓋3の前記開口部8に合わせて凹陥部5
の図中右側部に固着した操作パネルで、これには
タイマー21が切換スイツチ22等を設ける他
に、ドア10を閉鎖状態に保持する図示しない機
械式或いはマグネツト式のロツク機構を設けてい
る。又、23は前記開口部7の周縁部に設けたパ
ツキンで、これには前記窓板13の裏側突縁部2
4(第2図参照)が対応している。
さて、上述の如く構成したものの場合、ドア1
0を閉鎖したときには、第2図に示すようにドア
10の全体が前蓋3の凹陥部5にすつぼり収納さ
れるもので、この状態で主ドア部材11が窓板1
3の裏側突縁部24をパツキン23に圧接させて
その気密閉鎖をし、そしてドア10全体として図
示しないロツク機構によりその閉鎖状態に保持さ
れる。これに対して、ハンドル14を持ちドア1
0を開放操作したときには、上記ロツク機構によ
る保持が解除されてドア10は第二のヒンジ19
を中心に回動され、又、第一のヒンジ15を中心
にも回動されることによつて、第3図に示す如く
開放される。ここで、斯様に開放されるドア10
は、補助ドア部材12が突部6に当たるものの、
主ドア部材11を該補助ドア部材12から屈曲さ
せてその突部6を越え開放されるものであり、そ
の開放角度は図中βで180度であり、主ドア部材
11を屈曲させないと同形態の従来のドアの開放
角度αより充分大きい。斯くして開口部7を通じ
ての衣類の出し入れも従来より楽にできるもの
で、取扱性を大幅に向上させることができる。
又、この場合、ドア10を切欠いたりする必要も
ないもので、それにより見掛けも良好に確保する
ことができ、商品性を高めることができる。そし
てドア10を元に戻すべく操作すれば、突片16
により主ドア部材11に補助ドア部材12を一体
化して先の第2図に示す閉鎖状態に戻すことがで
き、而してこの閉鎖状態では開口部7を主ドア部
材11単独で閉鎖でき、その閉鎖部分に主ドア部
材11及び補助ドア部材12の接合隙間がかかる
ことのないようにできることから、その閉鎖もき
つちりとでき、衣類乾燥機にあつては温風の洩れ
等の発生を防止することができる。
尚、第一のヒンジ15とヒンジ孔18及び第二
のヒンジ19とヒンジ孔9は夫々前述とは逆の関
係に設けても良い。又、ドア10全体としても前
述の左開き構造には限られず反対の右開き構造で
あつても良い。更に機器全体としては衣類乾燥機
以外それと同様の事情を有する機器のすべてに同
様に適用して実施することができる。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
〔考案の効果〕
以上の記述にて明らかなように本考案の機器等
のドアによれば、周囲部に突部や段部或いはパネ
ル等があつても充分な角度開放させることがで
き、同時に見掛けも良好に確保することができ
て、更に開口部の開閉特に閉鎖もきつちりと行な
うことができるなど、優れた実用的効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は機器全体の分解斜視図、第2図はドア閉鎖状
態での主要部分の横断面図、第3図はドア開放状
態での主要部分の横断面図である。 図中、1は本体、6は突部、7は開口部、9は
ヒンジ孔、10はドア、11は主ドア部材、12
は補助ドア部材、15は第一のヒンジ、18はヒ
ンジ孔、19は第二のヒンジを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を有する機器等の本体にその開口部を開
    閉するように設けられるものであつて、その開口
    部の開閉を単独にて行なう大きさの主ドア部材
    と、この主ドア部材に添う補助ドア部材とから成
    り、それらを第一のヒンジにより連結して屈曲可
    能に構成され、且つ補助ドア部材を第二のヒンジ
    により前記本体に枢支して成ることを特徴とする
    機器等のドア。
JP15049285U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0316636Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15049285U JPH0316636Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP15049285U JPH0316636Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6258597U JPS6258597U (ja) 1987-04-11
JPH0316636Y2 true JPH0316636Y2 (ja) 1991-04-09

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ID=31066683

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JP15049285U Expired JPH0316636Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4711267B2 (ja) * 2008-08-28 2011-06-29 シャープ株式会社 ドラム式洗濯機
KR101145598B1 (ko) 2008-08-28 2012-05-15 샤프 가부시키가이샤 드럼식 세탁기

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JPS6258597U (ja) 1987-04-11

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