JPH0531184Y2 - - Google Patents

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JPH0531184Y2
JPH0531184Y2 JP1987066437U JP6643787U JPH0531184Y2 JP H0531184 Y2 JPH0531184 Y2 JP H0531184Y2 JP 1987066437 U JP1987066437 U JP 1987066437U JP 6643787 U JP6643787 U JP 6643787U JP H0531184 Y2 JPH0531184 Y2 JP H0531184Y2
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JP
Japan
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door
screw holes
opening
cover plate
main body
Prior art date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、片開き式扉の取付部の構造に関する
もので、該扉が取付けられた器具等の設置場所に
応じて、上記扉が左開きにも右開きにも組立てら
れるようにしたものであり、調理用オーブンや飲
食店等に置かれるオシボリ収納庫等に利用でき
る。
[従来技術及びその問題点] 調理用オーブンやオシボリ収納庫等には、第4
図の如く、内容物の出し入れ口として形成された
開口部10に片開き式の扉2が取付けられたもの
がある。
扉2の一側縁には蝶番21,21が溶接されて
おり、該蝶番21,21は、本体ケース1の開口
部10周縁部に穿設したネジ孔31,31にビス
30,30で固定されている。
ところが、上記従来のものでは、器具の配置場
所によつては、扉2の開閉操作が行ないにくくな
ると言う問題があつた。
これは、上記従来のものでは、扉2の開放操作
方向(扉2の揺動方向)が固定化されているから
である。
即ち、上記のものの場合、扉2を取付ける為の
本体ケース1側のネジ孔31,31は、該本体ケ
ース1に於ける開口部10の一方の側辺に沿つて
穿設されていることから、本体ケース1に取付け
た扉2を開ける時は、その開放操作方向(扉2を
揺動させる方向)が一方向に固定化されてしま
う。従つて、例えば、器具を設置しようとする場
所に、扉の開閉操作の障害になる物があつた場合
には、器具設置場所を変更しない限り、操作性が
悪いまま該器具を使用しなければならず、扉2の
開放操作がやりにくくなるのである。
[技術的課題] 本考案は、『本体ケース1の開口部10を開閉
する片開き式扉の取付け部の構造』に於いて、器
具配置場所に関係なく、扉2の開閉操作が円滑に
行なえるようにする為、扉2が、右開き式にも左
開き式にも組立てられるようにすると共に、前記
何れの式に組立てられた場合にも外観的見苦しさ
や不要な突出部が生じないようにすることをその
課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決する為の本考案の技術的手段
は、『本体ケース1の矩形の開口部10を開閉す
る片開き式扉の取付け部の構造に於いて、本体ケ
ース1に形成された開口部10の外周平面部の左
右の一対の縦平面部のそれぞれに、一対のネジ孔
31,31群が相互に上下対称位置に配設された
構成とすると共に、左右の縦平面部の前記ネジ孔
31,31群を相互に対称な位置に配設し、扉2
は、上下対称な構成とするとともにその裏面側の
一側の上下に固定した一対の蝶番21,21の可
動板の夫々が一方の縦平面部の前記ネジ孔31,
31群に各別にネジ止めされる構成とし、他方の
縦平面部の一対のネジ孔31,31群は一つの覆
板13により全体的に被覆されると共に、前記一
対のネジ孔群に取外し可能にネジ止めされるよう
にし、前記各蝶番21はその可動板が扉2の裏面
に対して開放自在に折畳まれる形式とした』こと
である。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
扉2を左開き式(左手前に引いて開ける型式)
に組立てる場合には、本体ケース1に形成された
開口部10の外周の一方の縦平面部(この場合に
は、本体ケース1に向つて左側)に穿設された一
対のネジ孔31,31群に、扉2の蝶番21,2
1の可動板をビス30,30で固定する。又、他
方の縦辺近傍に形成された使用されない一対のネ
ジ孔31,31群の配設部は、一つの覆板13で
被覆され、前記ネジ孔31,31群を用いてネジ
締め固定する。
逆に、扉2を右開き式(右向きに引いて開ける
型式)に組付ける時は、該扉2を、上記左開き式
の姿勢から、表裏に裏返すことなく180度回転さ
せ、上記左開きの場合に蝶番21,21を固定し
たネジ孔31,31部分には覆板13を、逆に、
覆板13を固定したネジ孔31,31部分には扉
2の蝶番21,21を固定する。
即ち、扉2を、左開き式に組立てる場合と右開
き式に組立てる場合とでは、扉2と覆板13の取
付け場所を逆転させるのである。
このように、本考案の技術的手段によれば、扉
2は、本体ケース1の開口部10の左右いずれ側
にでも取付けられ、これにより、扉2は、右開き
式にも左開き式にも構成できることとなる。
[効果] 扉2が右開き式にも左開き式にも組立てられる
から、操作の障害物が無い方向に扉2が開くよう
に該扉2を取付けることができ、器具設置の場所
的条件に殆ど影響されることなく扉2の開閉操作
が円滑に行なえる。
使用されていないネジ孔31,31群を閉塞す
る覆板13は開口部10の外周の縦平面部に添設
されるものであるから、覆板13が器具外部に突
出したりすることもなく安全である。また、扉2
を閉じたときはこれの裏面によつて被覆されるか
ら外観的見苦しさが解消できる。
蝶番21は、その可動板が扉2の裏面に対して
開放自在に折畳まれる形成であるから、特別なヒ
ンジを使用する必要がない。
さらに、使用されていないネジ孔を被覆する覆
板が開口部10の外周平面部の一方の縦平面部の
補強機能を発揮するから、扉の自由端が繰り返し
衝撃的に対接する当該縦平面部の耐久性が向上す
る。
[実施例] 次に上記した本考案の実施例を図面に従つて詳
述する。
第1図、第2図のものは、本考案の扉の取付構
造を調理用オーブンに適用したもので、扉2は、
既述した従来のものと同様に形成されている。
他方、本体ケース1は、その前面部に形成され
た開口部10の一対の縦辺15,15の外側に
は、ネジ孔31,31が穿設されており、一方の
縦辺15に属するネジ孔群33,33の配設間隔
と、他方のそれとは同一に形成されている。又、
ネジ孔群33におけるネジ孔31,31の配設態
様は、蝶番21,21に穿設したビス挿通用の透
孔39,39の配設態様と一致せしめられてい
る。
最後に、上記本体ケース1の開口部10の一方
の縦辺15部分に固定される覆板13は、縦長長
方形の平板で形成されており、その大きさは、上
下に間隔を於いて配列されたネジ孔群33,33
を総て隠蔽できる程度の大きさに設定されてい
る。又、該覆板13には、上下に間隔を置いて穿
設された透孔14,14が形成されており、その
一方の透孔14は、本体ケース1の上方に位置す
るネジ孔群33の一つのネジ孔31に、他方の透
孔14は、本体ケース1の下方に位置するネジ孔
群33の一つのネジ孔31にそれぞれ、各別に対
応するようになつている。
次に、上記した各部品による器具組立ての実際
を説明する。
第1、第2図のものは、扉2を左開き式(左手
前に揺動開放させる型式)としたものを示すが、
扉2と本体ケース1は、既述した従来のものと同
様に結合する。即ち、扉2に配設固定された蝶番
21,21の透孔39,39にビス30,30を
挿通させた後、該ビス30,30を、本体ケース
1の開口部10の一方の縦辺15沿いに形成され
たネジ孔31,31にネジ込むのである。
次に、開口部10の他方の縦辺15沿いに形成
され且つ露出状態にあるネジ孔31,31を、覆
板13で隠蔽する。即ち、覆板13の長手方向に
穿設された透孔14,14がこれに対応する本体
ケース1側のネジ孔31,31に一致するよう
に、該覆板13を本体ケース1側に当接させ、ビ
ス40,40を、覆板13の透孔14,14越し
に本体ケース1側のネジ孔31,31にねじ込む
のである。これにより、ネジ孔群33,33の総
てのネジ孔31,31は、上記覆板13によつて
隠蔽されることとなる(第2図参照)。
次に、器具設置場所の条件によつて、扉2の揺
動方向が上記と逆になるように組立てる必要があ
る場合には、扉2を、表裏に裏返すことなく180
度回転させ、本体ケース1側への覆板13と扉2
の取付位置を、開口部10を挟んで左右逆転させ
る。
これにより、扉2は、第3図に示す如く、上記
とは逆の方向に揺動開閉できる構造の器具が組立
てられることとなる。
尚、上記実施例は、本考案を調理用オーブンに
実施した場合を例示したが、本考案は飲食店等に
置かれているオシボリ収納庫等にも利用できるこ
とは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した調理用オーブンの分
解斜視図、第2図はその組立て斜視図、第3図は
扉2を付け替えた場合の正面図、第4図は従来例
の説明図であり、図中、 1……本体ケース、2……扉、10……開口
部、13……覆板、21……蝶番、30……ビ
ス、31……ネジ孔、40……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース1の矩形の開口部10を開閉する片
    開き式扉の取付け部の構造に於いて、本体ケース
    1に形成された開口部10の外周平面部の左右の
    一対の縦平面部のそれぞれに、一対のネジ孔3
    1,31群が相互に上下対称位置に配設された構
    成とすると共に、左右の縦平面部の前記ネジ孔3
    1,31群を相互に対称な位置に配設し、扉2
    は、上下対称な構成とするとともにその裏面側の
    一側の上下に固定した一対の蝶番21,21の可
    動板の夫々が一方の縦平面部の前記ネジ孔31,
    31群に各別にネジ止めされる構成とし、他方の
    縦平面部の一対のネジ孔31,31群は一つの覆
    板13により全体的に被覆されると共に、前記一
    対のネジ孔群に取外し可能にネジ止めされるよう
    にし、前記各蝶番21はその可動板が扉2の裏面
    に対して開放自在に折畳まれる形式とした片開き
    式扉の取付部の構造。
JP1987066437U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0531184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987066437U JPH0531184Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JP1987066437U JPH0531184Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

Publications (2)

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JPS63173477U JPS63173477U (ja) 1988-11-10
JPH0531184Y2 true JPH0531184Y2 (ja) 1993-08-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261878A (ja) * 1984-06-08 1985-12-25 株式会社日立製作所 冷蔵庫リバ−シブルヒンヂ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5452375U (ja) * 1977-09-20 1979-04-11

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261878A (ja) * 1984-06-08 1985-12-25 株式会社日立製作所 冷蔵庫リバ−シブルヒンヂ

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JPS63173477U (ja) 1988-11-10

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