JP2506187B2 - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JP2506187B2
JP2506187B2 JP10568889A JP10568889A JP2506187B2 JP 2506187 B2 JP2506187 B2 JP 2506187B2 JP 10568889 A JP10568889 A JP 10568889A JP 10568889 A JP10568889 A JP 10568889A JP 2506187 B2 JP2506187 B2 JP 2506187B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、家具や冷蔵庫等の扉に用いるヒンジに関す
るものである。
(従来の技術) 一般に、家具や冷蔵庫等の扉に用いるヒンジは、家具
や冷蔵庫等の本体側に取付けられる固定体と家具や冷蔵
庫等の扉側に取付けられる回動体を軸で直接的に連結し
た軸連結方式と、本体側の固定体と扉側の回動体をリン
クを介して軸着連結したリンク連結方式とがある。
このうち、軸連結方式は、構造が比較的に簡単で、強
度の点でも有利であるが、扉を開けた場合に、扉のヒン
ジ側の一側部が本体の一側方に突出するため、本体のヒ
ンジ側の一側部を壁や他の家具の側部に接近させること
ができないという問題がある。
また、リンク連結方式は、構造が比較的に複雑で、し
かも、リンクの長さだけ荷重のモーメントが増すため、
軸連結方式に比べて、強度の点で不利であるが、2つの
リンクを並行的に用いることによって、扉を開けた場合
に、扉のヒンジ側の一側部を本体の一側方に突出させな
いようにして、本体のヒンジ側の一側部を壁や他の家具
の側部に接近させることも可能である。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、軸連結方式のヒンジは、リンク連結
方式のヒンジに比べて、構造が比較的に簡単で、強度の
点でも有利であるが、扉を開けた場合に、扉のヒンジ側
の一側部が本体の一側方に突出するため、本体のヒンジ
側の一側部を壁や他の家具の側部に接近させることがで
きないという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、軸
連結方式のヒンジにおいて、扉を開けた場合に、扉のヒ
ンジ側の一側部を本体の一側方に突出させないようにす
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のヒンジは、固定部材1の一端部に取付けられ
る固定体6と、この固定体6に支軸9を介して回動自在
に連結され上記固定部材1の前面を開閉する回動部材2
の一端部に取付けられる回動体8とを有し、上記固定部
材1の一端部に上記回動部材2の一端部を開閉自在に支
持するヒンジ3であって、上記固定体6は、上記固定部
材1に取付ける取付板部11及びこの取付板部11に突設さ
れた水平状の連結板部12を有し、この連結板部12に上記
支軸9を移動自在に挿通支持する左右方向のガイド長孔
13を形成し、このガイド長孔13の前縁部に沿ってラック
部14を形成し、上記回動体8は、上記回動部材2に取付
ける取付板部15を有し、この取付板部15に上記ガイド長
孔13内に挿通した上記支軸9を固定し、この支軸9に上
記ガイド長孔13内に回動かつ左右方向に移動自在に係合
する係合体10を固着し、この係合体10に上記ラック部14
に噛合するピニオン部20を形成したものである。
(作用) 本発明のヒンジ3では、固定体6に対して回動体8を
支軸9を中心に開閉回動すると、固定体6の連結板部12
に形成したガイド長孔13のラック部13と回動体8に固定
した支軸9に固着された係合体10のピニオン部20との噛
合回動により、回動体8は支軸9の係合体10が固定体6
のガイド長孔13に沿って左右方向に移動して開閉回動さ
れるものである。
そして、支軸9の係合体10がガイド長孔13の右側の外
端部に当接することにより、回動体8を有する回動部材
2は固定体6を有する固定部材1の前面を閉じるととも
に、上記支軸9の係合体10がガイド長孔13の左側の内端
部に当接することにより、回動体8を有する回動部材2
は固定体6を有する固定部材1の前面を開けるようにな
る。
(実施例) 本発明のヒンジの一実施例を第1図ないし第4図を参
照して説明する。
図において、1は固定部材としての冷蔵庫の本体、2
は回動部材としての冷蔵庫の扉、3は扉2の右側上端面
と本体1の右側端前面との間及び扉2の右側下端面と本
体1の右側端前面との間に対称的に設けられた2つのヒ
ンジのうちの一方の扉2の右側上端面と本体1の右側端
前面の間に設けられたヒンジ、4は冷蔵庫に隣接した他
の家具であり、扉2の本体1に対する内面の周辺部には
図示しないパッキンが無端状に取付けられている。
上記ヒンジ3は、上記本体1の右側端前面に2つのね
じ5で取付けられた固定体6と、上記扉2の右側上端面
に4つのねじ7で取付けられた回動体8とを有し、この
固定体6に回動体8が支軸としての上下方向の角ピン9
により筒状の係合体10を介して左右方向に回動自在に連
結されている。
そして、上記固定体6は、上記冷蔵庫の本体1の前面
部に取付ける取付板部11を有し、この取付板部11の右側
下部から前方に向かって連結板部12が折曲して一体に突
設され、この連結板部12の前側部には上記角ピン9を移
動自在に挿通支持する左右方向のガイド長孔13が形成さ
れ、このガイド長孔13の前縁部にはこの前縁部に沿って
ラック部14が形成されている。
また、上記回動体8は、上記扉2の右側上端面に取付
ける平板状の取付板部15を有し、この取付板部15は上記
固定体6の連結板部12の下面に対向して配設するもの
で、この固定体6のガイド長孔13に対する位置において
取付板部15には上記角ピン9を固定する角孔17が形成さ
れ、この角孔17に上記角ピン9が一体に立設固定されて
いる。
また、上記角ピン9には上記ガイド長孔13内に回動か
つ左右方向に移動自在に係合する上記係合体10が一体的
に嵌合して固着され、この係合体10の外周部の一部には
上記ラック部14に噛合するピニオン部20が形成されてい
る。
なお、角ピン9の頭部23と上記固定体6の連結板部12
との間には角ピン9の外側部に嵌合された上下の金属製
のワッシャ24及びプラスチック製のワッシャ25がそれぞ
れ介在され、固定体6の連結板部12と上記回動体8の取
付板部15との間には上記係合体10の外側部に嵌合された
プラスチック製のワッシャ26が介在されている。
つぎに、この実施例のヒンジ3は、上述した構成によ
り、回動体8を角ピン9を中心に左右方向に回動する
と、固定体6の連結板部12に形成されたガイド長孔13の
ラック部14と回動体8の取付板部15に角ピン9を介して
固着された係合体10のピニオン部20との噛合回動によ
り、回動体8は角ピン9の係合体10が固定体6のガイド
長孔13に沿って左右方向に移動して開閉回動されるもの
である。
そして、第2図に示すように、回動体8を有する冷蔵
庫の扉2を左方向に向かって回動して、角ピン9の係合
体10がガイド長孔13の右側の外端部に当接することによ
り、この回動体8を有する扉2は固定体6を有する冷蔵
庫の本体1の前面を閉じることになる。また、第4図に
示すように、回動体8を有する冷蔵庫の扉2を右方向に
向かって回動して、上記角ピン9の係合体10がガイド長
孔13の左側の内端部に当接することにより、この回動体
8を有する扉2は固定体6を有する冷蔵庫の本体1の前
面を開けるようになる。
したがって、扉2を閉じた第2図の状態から扉2を開
く際には、扉2のヒンジ3側の右側部が左方向に移動す
ることになるので、扉2を開いても、扉2が本体1の右
側方に大きく突出することがなく、右側の隣接した他の
家具4が扉2の開閉の障害になり難く、このため、本体
1のヒンジ3側の右側部を他の家具4の側部に接近させ
ることができる。
また、このヒンジ3は、この実施例の冷蔵庫の扉2以
外に、一般的な家具等にも適用することができるが、と
くに、支軸としての角ピン9による軸連結方式のため、
リンク連結方式のヒンジに比べて、構造が比較的に簡単
で、強度の点で有利であるため、この実施例の冷蔵庫の
扉2のように、内面に物入れ等が設けられて大きい荷重
が加わるものに最適である。
(発明の効果) 上述したように、本発明によれば、ヒンジの回動体を
支軸を中心に回動すると、固定体の連結板部に形成した
ガイド長孔のラック部と回動体の取付板部に固着した係
合体のピニオン部との噛合回動により、係合体がガイド
長孔に沿って回動しつつ左右方向に移動するので、回動
体に取付けた回動部材の開閉に際して、回動部材のヒン
ジ側の側部を、固定体を取付けた固定部材の側部に大き
く突出させないようにすることができ、このため、固定
部材を隣接した壁や他の家具等に接近させることができ
る。また、ガイド長孔のラック部と係合体のピニオン部
との噛合回動により回動部材をスムーズに開閉回動する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のヒンジの一実施例の分解斜視図、第2
図はその平面図、第3図はその正面図、第4図はその異
なる状態の平面図である。 1……固定部材としての冷蔵庫の本体、2……回動部材
としての冷蔵庫の扉、3……ヒンジ、6……固定体、8
……回動体、9……支軸としての角ピン、10……係合
体、11……取付板部、12……連結板部、13……ガイド長
孔、14……ラック部、15……取付板部、20……ピニオン
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部材の一端部に取付けられる固定体
    と、この固定体に支軸を介して回動自在に連結され上記
    固定部材の前面を開閉する回動部材の一端部に取付けら
    れる回動体とを有し、上記固定部材の一端部に上記回動
    部材の一端部を開閉自在に支持するヒンジであって、 上記固定体は、上記固定部材に取付ける取付板部及びこ
    の取付板部に突設された水平状の連結板部を有し、この
    連結板部に上記支軸を移動自在に挿通支持する左右方向
    のガイド長孔を形成し、このガイド長孔の前縁部に沿っ
    てラック部を形成し、 上記回動体は、上記回動部材に取付ける取付板部を有
    し、この取付板部に上記ガイド長孔内に挿通した上記支
    軸を固定し、この支軸に上記ガイド長孔内に回動かつ左
    右方向に移動自在に係合する係合体を固着し、この係合
    体に上記ラック部に噛合するピニオン部を形成した ことを特徴とするヒンジ。
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