JPH05528Y2 - - Google Patents

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JPH05528Y2
JPH05528Y2 JP3760685U JP3760685U JPH05528Y2 JP H05528 Y2 JPH05528 Y2 JP H05528Y2 JP 3760685 U JP3760685 U JP 3760685U JP 3760685 U JP3760685 U JP 3760685U JP H05528 Y2 JPH05528 Y2 JP H05528Y2
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JP
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wall portion
gear
door
rotating
horizontal wall
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JP3760685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は回動扉の開閉に連動して回動軸が移動
する物品収納庫用蝶番に関する。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する実公昭59−33978号公報に記
載された従来の技術では、第6図に示す様に冷蔵
庫本体1の回動扉2を所望とする角度θまで解放
する場合冷蔵庫本体1の側方に間隔WAの広範な
スペースが必要とされる欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は前述の欠点を解消し、回動扉の開放の
ためのスペースを縮減するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、物品収納庫本体に形成された前面開
口を開閉する回動扉と軸受け部材とに取り付けら
れた上下一対の回動軸と、物品収納庫本体の開口
縁に取り付けられた上下一対の支持部材とからな
り、前記回動軸は、前記回動扉と同じ方向に回動
するよう前記回動扉に嵌合された一端部と、前記
支持部材に左右方向に摺動可能に支持された軸受
け部材に軸支された他端部と、これら両端部の間
に位置し両端部より大径の歯車とを備え、前記軸
受け部材は、前記回動軸の他端部を軸支する第1
の水平壁部と、この第1の水平壁部の物品収納庫
本体側に設けた垂直壁部と、前記第1の水平壁部
とともに前記回動軸の歯車を挟持する第2の水平
壁部とを備え、前記支持部材は、前記第1の水平
壁部を支持する支持壁部と、この支持壁部の物品
収納庫本体側に設けられ前記垂直壁部を案内する
第1のガイド部と、前記支持壁部の第1のガイド
部と反対側に設けられ前記歯車を歯車の回転の接
線方向と反対の方向に移動させる歯状体を有する
第2のガイド部とを備えた物品収納庫用蝶番を提
供するものである。
(ホ) 作用 本考案によれば、回動扉を開放すると、回動軸
の歯車も回転し、この歯車が支持部材の歯状体に
沿つて回転移動することにより、この歯車と共に
回動扉の回動軸も物品収納庫本体の内側方向に移
動し、従つて回動扉の回動軸の移動した分だけ扉
開放用スペースを縮減できる。
(ヘ) 実施例 次に本考案の一実施例について説明する。第1
図、第2図に於て、3は冷凍装置及び冷蔵室(い
ずれも図示しない)を内蔵した物品収納庫本体と
しての冷蔵庫本体、4は冷蔵庫本体3の前面側に
設けられた冷蔵室の回動扉で、内面に取付けられ
たガスケツト5により冷蔵室の開口周縁に密接し
ている。
6は回動扉4の下端部に設けられた回動軸で、
回動扉4に埋設したヒンジカラー7に嵌合してい
る。この回動軸6は前記ヒンジカラー7と同様に
一端部が6角柱状に形成され、前記回動扉4に対
して空転することなく一体に回動する様になつて
いる。前記回動軸6は合成樹脂製の歯車8を同軸
的に形成してなり、且つこの歯車8よりも外側端
部(即ち後述する軸受け部材10側になる他端部
9は回転できる様に円柱状に形成されている。1
0は回動軸6の軸受け部材で、回動軸の端部9を
軸支する第1の水平壁部11と、回動軸6を歯車
8より内側の大径箇所12で起立状態に支持する
第2の水平壁部13と、両水平壁部11,13を
接続する垂直壁部14と、から構成されている。
この軸受け部材10は合成樹脂で一体成形されて
いる。15は軸受け部材10を摺動自在に支持す
る支持部材で、冷蔵庫本体3にボルト16で取付
けられている。この支持部材15は、前記第1の
水平壁部11を摺動自在に支持する支持壁部17
と、該支持壁部17の一側に前記冷蔵庫本体3の
前面と平行に立設され、前記垂直壁部14を摺接
させる第1のガイド部18と、支持壁部17の他
側に第1のガイド部18と平行に立設され、その
立設壁に連設した歯状体19により前記歯車8
を、この歯車8の回転の接線方向と反対方向(即
ち歯車8が時計方向に回転すれば右側へ反時計方
向に回転すれば左側)へ移動させる第2のガイド
部20とから構成されている。
第3図、第4図は前記回動扉4の上端部に設け
られた蝶番構造を示し、前述の下端部の蝶番構造
と略同様に構成され、同一部分には同一番号を付
してその説明を省略する。上端部の蝶番構造が前
述の下端部の蝶番構造と異なる点は、支持壁部1
7aと同一平面上で取付け縁部21を延設し、こ
の取付け縁部21にボス部22を形成し、このボ
ス部22にネジ23を挿通し、このネジ23にて
支持部材15aを冷蔵庫本体3に取付けたことで
ある。
前記実施例では、回動扉4を開放すると、この
回動扉4の回動軸6も一体に回動し、この回動軸
は歯車8も回動することになり、この歯車8が冷
蔵庫本体側の歯状体19に沿つて回転移動し、こ
の歯車8及び回動軸6と共に軸受け部材10も支
持部材15上を従動することになり、よつて、第
5図に示す様に、回動扉4はその軸受け部材15
と共に冷蔵庫本体3の内側に距離Xだけ移動し、
従つてこの距離X分だけ扉開放用スペースWBが
小さくなる。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、物品収納庫本体の開口縁に取
り付けた上下一対の支持部材の第2のガイド部
(特に歯状体)が、回動扉に一端部を支持された
回動軸の歯車を、この扉の開閉操作により扉と同
じ方向に回転することとなる歯車の回転の接線方
向とは反対の方向に移動させることから、回動扉
を開放方向に回動させたときには、歯車をこの扉
の非枢支側(即ち内側)へ向けて移動させ、逆に
回動扉を閉塞方向に回動させたときには、歯車を
この扉の枢支側(即ち外側)へ向けて移動させる
ことができる。このため、扉の開放操作により歯
車及び回動軸が支持部材によつて開口縁の内側へ
案内されて開放角度に応じた量だけ移動し、最大
開放時における移動量分だけ扉開放用のスペース
が減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は回動扉の下端部に備えられた本実施例の
断面図、第2図は同実施例の斜視図、第3図は回
動扉の上端部に備えられた本実施例の断面図、第
4図は同実施例の斜視図、第5図は本考案の一実
施例の動作説明図、第6図は従来例の動作説明図
である。 3……物品収納庫本体、4……回動扉、6……
回動軸、8……歯車、10……軸受け部材、11
……第1の水平壁部、13……第2の水平壁部、
14……垂直壁部、15……支持部材、17,1
7a……支持壁部、18……第1のガイド部、2
0……第2のガイド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物品収納庫本体に形成された前面開口を開閉す
    る回動扉と軸受け部材との取り付けられた上下一
    対の回動軸と、物品収納庫本体の開口縁に取り付
    けられた上下一対の支持部材とからなり、前記回
    動軸は、前記回動扉と同じ方向に回動するよう前
    記回動扉に嵌合された一端部と、前記支持部材に
    左右方向に摺動可能に支持された軸受け部材に軸
    支された他端部と、これら両端部の間に位置し両
    端部より大径の歯車とを備え、前記軸受け部材
    は、前記回動軸の他端部を軸支する第1の水平壁
    部と、この第1の水平壁部の物品収納庫本体側に
    設けた垂直壁部と、前記第1の水平壁部とともに
    前記回動軸の歯車を挟持する第2の水平壁部とを
    備え、前記支持部材は、前記第1の水平壁部を支
    持する支持壁部と、この支持壁部の物品収納庫本
    体側に設けられ前記垂直壁部を案内する第1のガ
    イド部と、前記支持壁部の第1のガイド部と反対
    側に設けられ前記歯車を歯車の回転の接線方向と
    反対の方向に移動させる歯状体を有する第2のガ
    イド部とを備えたことを特徴とする物品収納庫用
    蝶番。
JP3760685U 1985-03-15 1985-03-15 Expired - Lifetime JPH05528Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3760685U JPH05528Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP3760685U JPH05528Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JPS61152671U JPS61152671U (ja) 1986-09-20
JPH05528Y2 true JPH05528Y2 (ja) 1993-01-08

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